
- パソコンを買いたいけど、何を見たらいいかさっぱり分からん…
- どのくらいの性能(スペック)を買えばいいか判断できない…
- 何を注意して選んだらいいか分からん…
初めてパソコンを選ぶ方にとっては、どこを見て判断するのは難しいと思います。
パソコンは、5万~30万程度と価格帯も広く、その分、性能にも大きな差があります。
適当に選んでしまうと、やりたいことが動作しなくてできなかった…ということにもなるので、ある程度、店員などにアドバイスを貰いつつ決めるにしても、最低限のパソコンの知識は必要になってきます。
私はPC歴18年で、友人や親にもパソコンの相談に乗ったり、おすすめしたりしたことがあるので、これから始めてパソコンを検討する方が、最低限知っておくべき知識などを解説します。
ケンさん
この記事を読むことで、次のことが分かります。
- パソコンを選ぶ際に、どこを見れば良いか分かるようになる。
- 自分の使用用途に対して、快適に作業できるスペックを把握できるようにする。
- 低性能にも関わらず価格の高いぼったくり製品を避けれるようになる。
では、いきましょう!
目次
パソコン購入時の注意点
パソコンを検討していく上で、次の3つを知っておく必要があります。
- 使用用途に対して、必要なスペックを把握すること
- パソコンの相場観を知っておくこと
- 初心者=安いパソコンは絶対NG!!
これを知っておかないと、スペックに対して割高な製品を選んでしまったり、動かない・動作が遅いパソコンを選んでしまったりします。
使用用途に対して、必要なスペックを把握すること
まず第一に、
使用用途によって、それぞれ必要なスペックが異なるため、パソコンを使って何をしたいのか(=使用用途)をはっきり決めておく
ことが重要です。
使用用途とは、ネットや動画視聴などの普段使い、Word, Excelやメールなどのビジネス用途、ゲーム、動画編集、プログラミングなどですね。
例えば、ネットや動画視聴だけであれば、低スペックで安めのパソコン(5万円以内)で問題なく動作します。
しかし、3Dゲームのような高いスペックが要求される用途の場合は、高いスペックのパソコン(15~30万円程度)が必要となります。
高いスペックで、ネットや動画視聴をする分には、大は小を兼ねるという感じで大丈夫なのですが、低スペックで、3Dゲームはどう頑張っても動作しません。
そのため、3Dゲームや動画編集などのクリエイティブ用途の場合は、特にどの程度のスペックが要るのかを把握しておく必要があります。
もし、使用用途に対して、スペックのミスマッチが起これば、動作しなかったり、例え動作してもカクついてストレスになる可能性が高いです。
そうならないためにも、まずは使用用途を決めて、それに必要なスペックを確認しましょう。
また、複数の使用用途がある場合は、その中で最も高いスペックで考える必要があります。
使用用途毎に必要なスペックはこちらでまとめているので、用途が決まっている方は、こちらも参考にして下さい。
≫ 関連記事:パソコンの使用用途について
パソコンの相場感を知っておくこと
どの程度のスペックのパソコンが、どの程度の価格かという相場観を知っておく必要があります。
これは、スペックに対して相場から大きく外れた価格のパソコンを避けるためです。
要は、低スペックのパソコンをぼったくり価格で買わないためですね。
特に多いのが、
- 家電量販店でたまに、5万円以内が相応の低スペック(Intel Celeron)パソコンが、10万円で売られていたり
- 6,70万円の超ハイスペックパソコンがあったり
1つ目の場合は、ぼったくりですね。
適正価格で売られているのであれば問題ないですが、10万円もあればミドルレンジ(中程度のスペック)のパソコンを購入することができます。
※低スペックパソコンが適正価格で販売されていたら初心者におすすめという意味では無いです。
このような価格設定は家電量販店でたまに見かけます。
保証やその他のサービスなどで付加価値があるのであれば良いですが、価格に釣り合うだけの付加価値が付いているパソコンは見たことが無いです。
一方で、ネットを中心にパソコンを販売しているBTOメーカーなどは、そういったぼったくりはほぼほぼありませんね。
その中でも、そういったパソコンが一切ないおすすめのメーカーを後程紹介するので、参考にして下さい。
2つ目の異常に高いパソコンは、それ相応のスペックなどになっているのですが、初心者が手を出すレベルではありません。
高いパソコンを買うにしても、30万円程度の一般的な範囲の高スペックPCになります。
簡単に性能別に相場を表にすると次のようになります。
性能(スペック) | 相場 |
---|---|
ローエンド (低性能) | 3~5万円 |
ミドルレンジ【初心者におすすめの性能】 (中性能) | 5万~20万円 |
ハイエンド (高性能) | 20万~30万円 |
相場価格の幅が広いのは、
- デスクトップPCかノートPCか
- GPU(※)搭載かどうか(ゲーミング・クリエイティブ向け)
で大きく価格が変わるためです。
※後程詳しく解説しますが、3Dゲームなど、3Dグラフィックを表示する際に必要なパーツです。
使用用途にもよりますが、最低でもミドルレンジ程度の性能があったほうが後悔せずに済みますね。
初心者=安いパソコンは絶対NG!!
初心者だし、良くわからないから安いパソコンで良いか…
とたまに聞くのですが、これは大きな間違いです。
私からすると、
「初心者だからこそ、ちょっとスペック高め(ミドルレンジ相当)のパソコン買っといた方が良い!」
と考えています。
理由としては次の2つです。
- 低スペックの場合、ちょっと無理をすると、すぐに重くなってカクつき始める。
- パソコンで何か新しいことを始めたい時に、低スペックが原因でできない可能性が高い。
1つ目は、単純にストレスになります。
またカクつき始めた時に、原因は低スペックであるにも関わらず、「パソコンが壊れてるのか?」と分からないなりに設定などを弄りまくって、余計悪化したり、訳が分からなくなるということも考えられます。
それなら始めから、もう少しお金を出して、ミドルレンジのパソコンを購入しておく方が圧倒的に良いですね。
ケンさん
2つ目は、パソコン購入時に考えていた使用用途の他に、新しくやりたいことが出てきた時の場合です。
例えば、元々ネットや動画視聴のみを考えていたが、3Dゲームや画像・動画編集などのクリエイティブな用途で使いたくなった場合です。
特にパソコン初心者の方であれば、パソコンを使って何ができるかなんて隅々まで分からないと思います。
そのため、パソコンを使っていくうちに「そんなこともできるのか!やってみたい!」となる場合が多いのですが、その時にスペックが低くて、新しいことができないというのは非常に勿体ないです。
私の場合は、初めて購入したパソコンにGPUが搭載されていなかったために、3Dゲームや3Dモデリング、3Dゲーム制作などで満足に動作できずに、断念したことがあります。
3Dモデリングやゲーム制作などは、将来仕事としてその道に進んでいくこともできるスキルです。
将来的に進むかどうかは別として、学びたい時に学ぶことができる環境を用意しておくのはとても重要と考えていて、その機会をたかだかスペックが足りないという理由で断念するのは、経験上おすすめできません。
そのため初心者の方は、色々なことが快適にできるミドルレンジぐらいのパソコンにしておくのが無難です。
ミドルレンジのパソコンをベースに、使用用途に応じて、それに合ったスペックに調整していくのが良いかなと思います。
ケンさん
パソコンのスペックを決める重要なパーツ【4つ】
パソコンには、CPU, メモリなど様々なパーツが搭載されており、検討しているパソコンのスペックを知るためには、このパーツの知識が必須になってきます。
パソコンの使用用途が決まっているのであれば、それぞれの使用用途で大体必要なスペックを確認して、検討しているパソコンのスペックで動きそうかどうかを判断することができます。
使用用途毎に必要なスペックはこちらでまとめているので、用途が決まっている方は、こちらも参考にして下さい。
≫ 関連記事:パソコンの使用用途について
パソコン1台に10種類ぐらいのパーツが入っているのですが、ここではパソコンのスペックに大きく関わる次の4つのパーツに絞って解説します。
- CPU
- メモリ
- GPU
- ストレージ(SSD・HDD)
ケンさん
CPU
CPUは、中央演算処理装置と言い、何かしらの『演算(=計算)』するためのパーツとなります。
人間で言うところの『頭脳』です。
ここでいう計算は、一般的にイメージする足し算、掛け算だけでなく、様々なアプリケーションを動作させたり、結果を表示したりとパソコンを動作させるために必要な様々な処理のことを言います。
- ネットで検索してWebページを見たり
- Excelにデータを入力、計算したり
- ゲームや動画編集したり
パソコンを使っている間のありとあらゆる作業に使われます。
このCPUの性能が高ければ高いほど、たくさんの計算を並列に、かつ、高速に行うことができます。
パソコンに使われるCPUには、大きく分けて次の2つのメーカーがあります。
- Intel
- AMD
最近主流になっているのが『Intel Core i』シリーズ、『AMD Ryzen』シリーズというブランドになるのですが、ここを見ることで、CPUの大体のスペックを知ることができます。
ローエンド (低性能) | ミドルレンジ (中性能) | ハイエンド (高性能) | |
---|---|---|---|
Intel | Celeron Pentium | Core i3 Core i5 | Core i7 Core i9 |
AMD | – | Ryzen 3 Ryzen 5 | Ryzen 7 Ryzen 9 |
ローエンド(Celeron, Pentium)は、ネットサーフィンや動画視聴などのちょっとしたことしかできないので、理解した上で割り切って使う分には良いですが、初心者の方にはおすすめできません。
ExcelやWord、その他の作業を考えている場合は、ミドルレンジCPUがおすすめですね。
また、3Dゲームや動画編集などの高い処理性能を必要とする用途を考えている場合は、ミドルレンジ~ハイエンドになってきます。
予算に余裕があるのであれば、ハイエンドにして幅広く対応できるようにしておいた方が無難ですね。
まとめると次のようになります。
【ローエンドCPU】
ネットや動画視聴、メールなどの軽い作業のみ
【ミドルレンジCPU】
Excel, Wordなどの事務作業、3Dゲームや動画編集、プログラミングなどの普通から高い処理性能を必要とする用途向け
【ハイエンドCPU】
3Dゲームや動画編集などの高い処理性能を必要とする用途向け
3Dゲームと動画編集がミドルレンジとハイエンドの両方に入っていますが、
- ミドルレンジCPUは、これから勉強したい、ちょっと楽しみたいというエントリー向け
- ハイエンドCPUは、より幅広いことを快適に作業したい、セミプロ・プロなど生産性を求められる場合などの中~上級者向け
と考えてもらえればOKです。
初心者におすすめなのは、ある程度色々な作業に対応できるミドルレンジCPUです。
とりあえず、ネットやYoutubeを見るのに使うことは決まってるけど、他の用途はあまりイメージしていない。
でも、今後何かしてくかもしれない…
という方も、ミドルレンジCPUにしておいて、今後色々な状況に対応できるようにしておくのがベストです。
Intel Celeronのパソコンの相場は 3~5万円程度ですが、家電量販店などで、たまに10万円ぐらいで販売されているのを見かけます。
スペック以外に付加価値があれば別ですが、ほとんどぼったくりなので注意しましょう。
その他、CPUの型番の見方や使用用途別の性能目安、CPUの比較方法などを解説しています。
≫ 関連記事:CPUの性能の見方と選び方【初心者必見】
メモリ
メモリは、プログラムやデータを一時的に記憶しておくためのパーツとなります。
普段の生活で例えると、机で勉強する際の机の広さです。
机が広いことで、教科書とノートだけでなく、1,2冊の参考書も一度に広げて効率的に勉強することができます。
しかし、机が狭いと教科書を片付けてから参考書を開くように限りあるスペースを整理しつつ使っていく必要があります。
これでは、効率的とは言えませんし、ストレスも溜まります。
メモリも同様で、この容量が多ければ多いほど、たくさんのアプリを同時に使うことができます。
メモリ容量が少ないと、アプリを起動できなかったり、できたとしても動作が遅くストレスになったりします。
メモリ容量は、大体4GB, 8GB, 16GB, 32GBぐらいから選ぶことになりますが、用途別に主流となっている容量は次の通りです。
【8GB】
最近の主流となる容量。
ネットや動画視聴などの一般的な用途、Word, Excel, メールなどのビジネス用途、プログラミングなどあらゆる用途でカバーできる容量。
【16GB】
ハイエンド向けの容量。
3Dゲーム、動画編集などのクリエイティブ用途
一般的、ビジネス用途の中でも、同時に10~20個ぐらいのアプリを使う方向け。
【32GB以上】
動画編集などのクリエイティブな用途を仕事で使う場合。プロ向け。
4GBは、ローエンドなパソコンによくある容量で、1,2個軽いアプリを使えるだけと考えて下さい。
それ以上は、すぐに容量不足になり動作がカクついてストレスになります。
その他、メモリの型番の見方や使用用途別の性能目安などを解説しています。
≫ 関連記事:メモリの性能の見方と選び方【初心者必見】
GPU(グラフィックボード)
GPU(グラフィックボード)は、画像処理を得意とする処理装置で、映像出力であったり、3Dゲームなどの映像処理に使われるパーツとなります。
このパーツは、必ずしも搭載しなければいけないパーツではありません。
搭載していなくてもCPU側で画像処理(=CPU内蔵GPU)ができるので、最低限、映像出力することができます。
しかし、グラフィック性能としては低いので、高いグラフィック性能が必要な場合は、グラフィックボードを搭載したパソコンにする必要があります。
普段使い、ビジネス向けパソコンの場合は、グラフィックボードはほとんど搭載されていません。
一方で、3Dゲームなどの高いグラフィック性能が必要なゲーミングPCやクリエイティブPCには搭載する必要があります。
例えば、3Dゲームをやりたいのに、グラフィックボードを搭載していないパソコンを選んでしまうと、グラフィック性能が足りないので、プレイできるゲームがかなり限定される上、動作が重くてカクついてしまいます。
そのため、
- グラフィック性能が必要な用途かどうか
- 必要ならどの程度の性能が必要か
を知る必要があります。
パソコンに使われるグラフィックボードには、大きく分けて次の2つのメーカーがあります。
- NVIDIA
- AMD
最近主流になっているのが『NVIDIA GeForce』シリーズですが、ここを見ることで、大体のグラフィック性能を知ることができます。
ローエンド (低性能) | ミドルレンジ (中性能) | ハイエンド (高性能) | |
---|---|---|---|
NVIDIA | GTX 1650 Ti MX250(ノートPC向け) | GTX 1660 RTX 2060 RTX 2070 RTX 3060 | RTX 3070 RTX 3080 RTX 3090 |
ミドルレンジGPUであれば、軽め~重めの3Dゲームまで幅広く楽しむことができます。
重めのゲームで、快適かどうか分かれてくるという感じですね。
重いゲームも色々遊びたい、ゲームのグラフィック設定を高くしたり、4Kでプレイしたいというユーザーは、ハイエンドGPUが必要になってきます。
ミドルレンジでもかなり幅広いゲームができるので、初心者の方にはおすすめですね。
その他、グラフィックボードの型番の見方や使用用途別の性能目安などを解説しています。
≫ 関連記事:グラフィックボードの性能の見方と選び方【初心者必見】
ストレージ(SSD・HDD)
ストレージ(SSD・HDD)は、データを記録するためのパーツです。
メモリも”一時的”ですが、データを記録するパーツと解説しましたが、大きな違いがあります。
メモリ:パソコンが起動している間のみ記録するためのパーツ
ストレージ:パソコンの電源を切ってもデータを保存してくれるパーツ
普段の生活で例えると、勉強する際の本棚の大きさです。
机で勉強する際、途中で違う参考書が必要となった時、本棚に取りに行きますが、本棚が大きければ大きいほど、たくさんの本を置いておくことができます。
本棚が小さいと新しい本が増える度、古い本や不要な本を捨てる必要が出てきます。
ストレージも同様で、容量が少ないとすぐに保存できる容量が無くなってしまい、要らないデータを消したりする必要があります。
特に、ゲームや動画編集の用途であれば、結構容量が必要になってきます。
また、ストレージには、HDDとSSDの2種類があり、SSDの中でもSATA SSD, NVMe SSDに分かれます。
この3つの特徴を簡単にまとめると次のようになります。
容量 | データ転送速度 | |
---|---|---|
SSD(NVMe) | 普通 | かなり高速 |
SSD(SATA) | 普通 | 高速 |
HDD | 大きい | 低速 |
ストレージは容量だけでなく『データ転送速度』も重要になってきます。
データ転送速度が速いとデータの読み込み、書き込みが速くなるのですが、色々メリットがあります。
- OSやアプリの起動速度
- ゲームのロード時間
- ファイルの移動や読み書き
HDDかとSATA SSDに変えると体感的に分かるぐらい速度が速くなります。
しかし、SATA SSDからNVMe SSDに変えても体感的にはあまり分かりません。
そのため、最低でもSATA SSDは欲しいところですね。
現在の主流で言うと、256, 512GBのNVMe SSD, SATA SSDが多いです。
さらに、ハイエンドなデスクトップPCになれば、SSDとHDDの2台が搭載されていることがありますね。
HDDのみのパソコンは現在ほとんどありません。
たまに、ちょっと古めの在庫処分品のような製品で見かけるかなという程度ですが、HDDのみのパソコンは、起動速度などが遅いので、おすすめできないです。
また、SSDとHDDの2台を搭載したパソコンを使う場合は、OSやアプリ、ゲームなど速度を速くしたいデータをSSDに保存する必要があります。
その他、ストレージの型番の見方や使用用途別の性能目安などを解説しています。
≫ 関連記事:ストレージ(SSD/HDD)の性能の見方と選び方【初心者必見】
パソコン初心者におすすめなメーカー
パソコンを購入するには、どこのメーカーで買うかを決める必要があります。
しかし、そのメーカーの数は約20社とかなり多いです。
そこで、ブログを運営する上でほぼ全てのメーカーを調べた私が、初心者におすすめのメーカーを数社紹介します。
選ぶ基準としては、次の2通りです。
- 価格が相場から外れていないこと(ボッタクリが無いこと)
- カスタマイズが簡単であること
パソコンを選ぶ際、基本的なスペックが記載されていますが、必要であればそこから使用用途などに合わせて、各種パーツをカスタマイズすることができます。
※そのままカスタマイズせずに購入もOKです。
【カスタマイズ画面】
カスタマイズできる種類はメーカーによって、少ない場合もあれば多い場合もあります。
初心者の場合、多すぎると難しくなるだけなので、この辺りを簡単に選択できるメーカーを選んでいます。
では、いくつか解説します。
【マウスコンピューター】
普段使い、ビジネス向け、ゲーミングPC『G-Tune』、クリエイティブPCがデスクトップとノートの両方があり、ラインナップが充実。
信頼性・安心感が高いメーカーで、チャットやLINEの相談が可能。
価格.comによる評価で、約99%の人が満足している。
私が知人におすすめする際、大体ここを提案する。
≫ 関連記事:BTOメーカー【マウスコンピューター】を徹底解説!評価が高く初心者向き
【ドスパラ】
ゲーミングPC『GALLERIA』(ノート、デスクトップ)が充実しているので、ゲーム向けPCが欲しい方は選択肢に入る。
性能と価格のコストパフォーマンスが高い。
チャットやLINEの相談が可能。
当ブログで、実機レビューをしているので、スペック毎にどの程度のゲーム性能なのか確認できます。
≫ 関連記事:BTOメーカー【ドスパラ】を徹底解説!
【レノボ】
普段使い、ビジネス、ゲーミングPCをノート、デスクトップで取り扱っている。
ビジネス向けノートPCで価格が安い割に性能が良いので特におすすめ。
また、ビジネス向けとして上品なデザインになっている点も良い。
納期が長いのがたまにキズだが、ここを我慢できるのであればおすすめ!
≫ 関連記事:レノボの実機レビュー
【ストーム】
デスクトップ専門のメーカーで、普段使い、ビジネス、ゲーミングPC、静音PCを取り扱っている。
最大の特徴は、PCケースがおしゃれという点で、デスクトップPCでデザインを重視したい方向け。
≫ 関連記事:BTOメーカー【ストーム】を徹底解説!オシャレなケースが多い
【Q&A】パソコン購入時の良くある質問
パソコンを検討や購入する際に、よく疑問になるものをいくつか取り上げます。
- デスクトップPCにすべきかノートPCにすべきか問題
- WindowsにすべきかMacにすべきか問題
- デスクトップPCに無線LANやBluetoothを付けるにはどうしたらいいの?
- そもそもパソコンとスマホって何が違うの?
デスクトップPCにすべきかノートPCにすべきか問題
デスクトップかノートかはよく迷うところだと思いますが、先に結論を言うと、
3Dゲームや動画編集など高いスペックが必要な使用用途で、かつ、高いパフォーマンスで効率的に作業したい場合
⇒ デスクトップPC
基本的に、デスクトップ以外の用途。
3Dゲームや動画編集をそこそこできれば良い。
普段使いやビジネス用途、大学生でレポートなどの用途などの軽めの処理。
⇒ ノートPC
ほとんどの場合で、ノートPCが優勢かなと思います。
カフェや図書館、大学であったり、自宅の中でもリビングや自室であったりと色々なところで作業をしたい場合は、ノートPCになってきますね。
デスクトップパソコンの利点は、同じ価格で見た時に、ノートPCより性能が高いという点です。
ノートPCの場合は、以下の理由から価格当たりの性能が、デスクトップより低くなります。
- 小型化によるコスト
- バッテリーを長持ちさせるためにCPU, GPUの省電力化
省電力でCPU, GPUを動作させるということは、性能を下げるということ意味します。
そのため、同じ価格で見た時に、デスクトップの方が性能が高いわけです。
しかし、デスクトップの性能を活かせるのは、結構重めの3Dゲームやセミプロ・プロ向けの動画編集などの高いスペックが要求される用途だけです。
最近は、ノートPCも小型化、かつ、高性能化が凄いので、それ以外の場合はノートPCでも十分快適に作業できます。
デスクトップPCとノートPCの比較や特徴(メリット・デメリット)、どちらがおすすめかについて解説しています。
≫ 関連記事:デスクトップPCとノートの違いとどっちを選ぶべきか
WindowsにすべきかMacにすべきか問題
次に多いのが、Windowsにすべきか、Macにすべきかという問題です。
オシャレやデザインという理由以外に、明確な理由がある場合
⇒ Mac
それ以外
⇒ Windows
ほとんどの場合で、Windowsになるかなと思います。
明確な理由というのは、主に次の2つですね。
- やりたいことをするためにソフトウェアが必要な場合に、Macしか動かない場合
- 使用するソフトウェアや学びたいスキルの情報が、Macを前提に書かれている場合(情報が多い方のOS)
例えば、iOS向けのアプリを作りたい場合は、開発、ストアへのアプリ登録でMacが必須になってきます。(開発に関してはWindowsでもいけたかも)
そういう絶対にMacじゃないとできない場合は、Macですね。
また、エンジニア・プログラミングやデザイン系の業界では、Macが使われることがあります。
その場合に、ネット上の情報がMacをベースに書かれていることが多いこともあるので、そういう時は、Macにしておいた方がスムーズです。
とは言え、エンジニア・プログラミングやデザイン系の業界でもWindowsは普通に使います。
ちなみに、オシャレやデザインと言う理由で、Macを選ぶのは個人的におすすめできません。
社会人になったときに、会社で使うパソコンは圧倒的にWindowsが多いので、慣れておくという意味で、Windowsにすべきかなと考えています。
私は基本Windowsですが、仕事で数カ月ほどMacを使ったことがあります。
しかし、操作感が違い過ぎて慣れるのに時間が掛かりますし、結局最後まで慣れずに「使いづらいなー…」という感じで終わりました。
最初に使うOSに慣れると思うので、最初にMacを使っていれば、Windowsになった時に「Windows使いづらいなー」と苦労すると思うので、そういう理由でMacにしようと考えているのであれば、Windowsがおすすめです。
WindowsとMacの違いやどういう基準でどちらを選べば良いか、詳しく知りたい方はこちらを参考にして下さい。
≫ 関連記事:WindowsとMacの違い、どっちが良いか解説
デスクトップPCに無線LAN(Wi-Fi)やBluetoothを付けるにはどうしたらいいの?
マウス、キーボード、イヤホンなどを無線接続するための『Bluetooth』であったり、無線でインターネット接続するための『無線LAN(Wi-Fi)』であったり、パソコンをより快適に便利にしてくれます。
ノートPCでは、BluetoothとWi-Fiは標準機能として搭載されていることが大半ですが、デスクトップPCの場合、BluetoothとWi-Fiは基本的に搭載されていないです。
そのため、インターネット接続は、ルーターからLANケーブルを引いて接続する必要がありますし、マウスやキーボードなどの周辺機器は有線のものを使う必要があります。
※周辺機器の場合は、Bluetoothとは別に、USBアダプタを挿して無線接続するタイプがあるので、そのタイプの製品の場合は無線接続ができます。
これでは、PC設置時のLANケーブルの配線が面倒ですし、周辺機器が有線であればデスク上がコードだらけになり不便と考える方も多いと思います。
しかし、そんなデスクトップPCでもBluetoothやWi-Fiを搭載する方法があります。
- BTOパソコン購入時にカスタマイズで「拡張ボード」を追加する【パソコン購入前】
- USBアダプタを購入して追加【パソコン購入後OK】
パソコン購入前にカスタマイズで追加することもできますし、購入後でもUSBアダプター式のもので追加することもできます。
ちなみに、カスタマイズよりBluetooth, Wi-FiのUSBアダプターを2つ買った方が安上がりで、どちらも2,000~5,000円程度でできます。
どちらも手軽にできるので
- LANケーブルの設置なんて面倒なこと絶対にやりたくない!
- デスク上をスッキリさせたい!
- Bluetoothイヤホンを使いたい!
という方にはおすすめです。
カスタマイズで拡張ボードを選ぶ方法やUSBアダプター式の製品については下記で解説しています。
≫ 関連記事:デスクトップパソコンにBluetoothを追加・増設する方法【3通り】
≫ 関連記事:デスクトップパソコン・自作PCで無線LAN(Wi-Fi)をつける方法【3通り】
そもそもパソコンとスマホって何が違うの?
近年のスマホの高性能化・多機能化、大容量データの高速通信技術が進み、スマートフォンで様々なことができるようになりました。
通話やLINEなどの電話としての基本機能はもちろんのこと、動画視聴やネットサーフィン、ゲームなど幅広いことができます。
スマホがここまで多機能ならパソコンなんて要らないんじゃないの?
と思われる方も少なくないようです。
ですが、自分がスマホやパソコンなどのデバイスで何をしたいのかによって変わってきます。
まず、パソコンとスマホで機能など色々違う部分はありますが、本質的な部分での違いは次の通りです。
スマホ ⇒ コンテンツを”消費”するためのデバイス
パソコン ⇒ コンテンツを”生産”するためのデバイス
誰かが作ったブログ記事や動画など見る(=コンテントの消費)分にはスマホで十分です。
しかし、SNSで有益な情報を伝えたり、資料や動画、プログラムなどを作ったりする(=コンテンツを生産)にはパソコンが必要になってきます。
さらに言うと、パソコンの場合は、コンテンツを生産だけでなく、消費もできます。
この違いから、自分がやりたいことがスマホでもできる(=コンテンツの消費)のか、パソコンじゃないとできないのか(=コンテンツの生産)を切り分けて、考えるのが良いでしょう。
「SNSや動画編集などはスマホでもできるぞ!」という意見もあるかと思いますが、それは正しいです。
ですが、これは重要な点を見落としており、この点をスマホで補うことはできません。
この辺りは本質的な違いを深掘りした上で、ネット上で良く巻き起こる議論を含め解説しているので参考にして下さい。
≫ 関連記事:パソコンとスマホの本質的な違いを解説
パソコンの分割払いについて
パソコンは、最初にも言った通り、3万~30万円と非常に高額な製品です。
初心者の方におすすめしているミドルレンジのパソコンであれば、5万~20万円なので、一括で購入は難しいという方もいると思います。
ただ高くて購入が難しいからといって、安易に価格(=スペック)を下げてしまい、本来やりたかったことができない…となれば意味がありません。
きちんとどこまでスペックを下げて良いか理解していて、まだスペックを下げてもやりたいことができるから大丈夫と判断できる場合は、問題ありません。
しかし、かなり難しいので、個人的には分割払いをおすすめします。
分割払いであれば、パソコンの価格と分割回数で変わってきますが、月々5千円~1万円ぐらいになります。
ケンさん
分割払いについては、メーカー毎に対応の有無、手数料の無料キャンペーンの有無が異なってくるので、詳しくはこちらを参考にしてみて下さい。
≫ 関連記事:BTOパソコンの分割購入について【金利手数料無料キャンペーン紹介】
パソコンの保証について
パソコンの保証は、万が一、故障してしまった場合に無料で修理ができるかどうかです。
基本的に、どのメーカーでも標準保証として、1年間の無料の保証が付いています。
また延長保証として、有料で2,3年に延ばすことができるメーカーが多いです。
メーカーによって、延長保証できる年数や金額が変わってきますが、延長保証自体は大体どこのメーカーでもやってます。
※細かい保証内容については、各メーカーの保証規定を参照してください。
無料の1年保証は付いているので、問題は”保証を延長すべきかどうか“ですが、その辺りはこちらで解説しています。
≫ 関連記事:パソコンの保証や延長保証は必要?何年にすべきなのか解説
パソコンの相談について
色々なパソコンの情報サイトを参考にしつつ、一通りパソコンを検討すると思います。
しかし、色々調べても
このスペックで、やりたいことが快適にできるんだろうか…
と不安になると思います。
ケンさん
そういう場合は、店舗の店員や各メーカーのネット相談(LINE・チャット可)でアドバイスしてもらうのが一番です。
やはり、プロに聞くのが一番手っ取り早いですし、確実です。
ただ相談する場合は、次の2つは最低限使えることができるようにしておきましょう。
- 使用用途
- 予算
この2つを聞けば、大体「このくらいのパソコンが良いですよ!」とアドバイスを貰えます。
どのメーカーがチャットやLINEに対応しているか知りたい方はこちら。
≫ 関連記事:BTOパソコンのスペック・構成の不安や疑問をプロに相談する方法(チャット・LINE)
まとめ:パソコンはピンからキリなので、使用用途に適したスペックを選ぼう!
一通り、パソコン初心者向けに、購入前に知っておくべき知識として解説してきました。
パソコンを検討していく上で、次の3つを知っておく必要があります。
- 使用用途に対して、必要なスペックを把握すること
- パソコンの相場観を知っておくこと
- 初心者=安いパソコンは絶対NG!!
特に、使用用途に対して、必要なスペックを把握しておくことは大切です。
これと同時に、検討しているパソコンのスペック(CPU, メモリ, GPU, ストレージ)を把握できるように知識を付けておくことも重要ですね。
その上で自分がやりたいことが、どの程度のスペックが必要で、検討しているパソコンがそのスペックを満たしているか確認する必要があります。
最近では、LINEやチャットで相談できるメーカーもあるので、使用用途や予算は割いて減決めた上で、気軽に相談してみると良いかもしれません。
1人で悩み続けても正解は出ないので、そういう時は、プロに聞くのが一番です。
どうも、ケンさん(

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