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ゲーミングPCのメモリ容量はどのくらい必要かベンチマーク結果から考察

どうも、パソコンブロガーのケンさん(@pasolog_ken)です。

ゲーミングPCを買おうと思っているけど、メモリってどのくらいが最適なの?

実際に色々なゲームをベンチマークした結果を元に、最近のゲーム・ゲーミングPC事情では、どのくらいのメモリ容量が最適なのか解説していきます。

 

結論から言うと、

最近のゲームであれば、メモリ容量が16GBでOKです。

8GBだと足りないゲームも多いですし、32GBは持て余してしまうでしょう。

 

ゲーミングPCの基本的なこと、よくあるQ&A、おすすめのゲーミングPCを網羅的に紹介しているので、そちらも参考にして下さい。

≫ 関連記事:ゲーミングPCに必要な目安スペックを徹底解説!

 

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年/自作,プログラミング歴10年、文系新卒でSEとしてIT企業に入り、スマホアプリ/Windowsアプリ開発に携わる。 ハード,ソフト面で長年の知識,経験を元に初心者向けにPCを解説 詳細プロフィール

ゲーミングPCにおけるメモリの役割

ゲームにおけるメモリの役割ともしゲーム中にメモリが足りなくなった場合、どうなってしまうのかを解説します。

特に、メモリ不足になると満足にゲームができなくなってしまうので、そうならないように最適なメモリ容量を選ぶ必要があります。

 

直近で使用するマップやキャラクター情報などを一時的に保持

メモリの役割としては、読み込まれたマップ情報やキャラクター、建物などのオブジェクト、武具などのアイテム、看板や人のテキストなどゲームを構成しているデータを保持することです。

見た目で分かるデータだとこんな感じですが、その他にもゲームのイベントや戦闘時のダメージ計算など裏で色々処理している時にもメモリを使ったりします。

 

CPUやGPUも重要な部分ではありますが、ゲームをスムーズに進行する上でメモリも無くてはならない存在です。

 

メモリ容量が不足した場合

ゲームを起動するときに、あるいは、ゲーム中にメモリ容量が不足することになれば、次の2つの現象が発生します。

  • ゲームの動作が重くなり、カクカクになる
  • ゲームを実行できない、または、ゲームが強制終了する

 

PCの仕組みとして何かプログラム(ゲーム)を実行すようとすると、プログラムを実行するのに必要なメモリを確保したり、様々なデータを読み込んだり、処理したりすることでメモリ使用量が増えています。

 

必要なメモリを確保しきれない、メモリ増加で使えるメモリが無くなってしまったとなれば、それ以上プログラムを実行できないわけなので、メモリ不足の旨の警告が出たりして終了します。

また、終了しない場合もありますが、その場合は、メモリに保存されている優先度の低いデータを一時的にストレージ(SSD/HDD)に退避(移動)させる(=スワッピング)ことでゲームに必要なメモリを確保しようとします。

退避させたデータは、また必要になればメモリに戻します。

 

何だ!メモリ不足になっても上手いことやってくれるじゃないか!

と思われるかもしれませんが、これが発生するとゲームの動作が重くなり、カクカクになります。

とてもじゃないですが、快適にゲームができているとは言えない状況になります。

 

なぜ重くなるかと言うと、メモリを一時的にSSDやHDDに退避する際に、データの移動が発生するわけですが、このデータ転送速度がメモリと比べて遅いからです。

速度が速いと言われるSSDですら、メモリと比較すると速度は遅いので、データを退避している間に待ち時間が発生します。

 

この待っている間はプログラム(ゲーム)は止まってしまうので、コンマ数秒~数秒のプチフリーズが頻発することになります。

他の処理が進まず、最終的にゲームの動作が重くなることに繋がるというわけです。

 

そのため、メモリ容量は多くなくても良いので、最低限のボーダーラインを超えるようにしておきましょう。

メモリ容量が不足しないことの重要性を分かって頂けたと思いますので、ゲームのベンチマークのメモリ使用量を元に、どのくらいの容量が最適な見ていきましょう。

 

ゲームのベンチマーク時のメモリ使用量

最適なメモリ容量を考察するために、その検証方法や結果を共有した上で解説していきます。

 

メモリ容量の検証方法

メモリ容量の検証は、ゲームのベンチマーク実行中にMSI Afterburnerでログを記録して、ゲーム毎にメモリ使用量の最大値を参考にします。

 

MSI Afterburnerは、メモリ使用量、CPU, GPU使用率、温度など様々なハードウェア情報を記録できるツールです。

ゲーミングPC メモリ MSI Afterburner

このようなログが取れ、その中の”RAM usage”を参考します。

このメモリ使用量は、PC全体のメモリ使用量です。

 

ゲームのみではないので、できるだけゲーム以外のメモリ使用量が変わらないように、ゲームのベンチマークやMSI Afterburner以外は何も実行していません。

 

ゲーム以外のメモリ使用量のほとんどがOS分だと思いますが、Windows 11だと起動時のメモリ使用量は4.5GBです。

この4.5GBにゲーム分のメモリ使用量が乗っかってくるので、最低でもこの合計容量+α(余裕分)のメモリ容量を搭載しているPCが必要になります。

 

今回ベンチマークするゲームは、私が普段PCの実機レビューをする際に使用する12のゲームの内、以下の7つのゲームを対象とします。

  • Rainbow Six Siege
  • DQX
  • FF14:暁月の終焉
  • PSO2:NGS
  • Far Cry 6
  • FF15
  • Watch Dogs: Legion

基本的に、下に行くにつれて重い3Dゲーム(=FPSが低いゲーム)になるので、メモリ使用量は増えるんじゃないかなと予想しています。

 

それぞれのゲームで画質設定を選ぶことができ、設定によってテクスチャや光・影などのクオリティが違います。

メモリに関して言えば、設定が高い方がメモリの使用量が高くなるので、最大値を取れるように、画質設定は”最大”にして検証します。

解像度は、1,920×1,080のFHDで行います。

 

検証は、GALLERIA ZA7C-R37Tでやっていきます。

GALLERIA ZA7C-R37Tのデザイン全体

製品名GALLERIA ZA7C-R37T
CPUIntel Core i7-12700K
(12コア/20スレッド, 2.70GHz-5.00GHz)
メモリ16GB
GPUNVIDIA GeForce RTX 3070 Ti 8GB GDDR6X
ストレージ1TB(NVMe SSD)

 

メモリ容量の検証結果

ゲームのベンチマーク実行後、MSI Afterburnerのログを頼りに、各ゲームでメモリが最大値になったときの容量をまとめると次のようになります。

ゲームタイトル推奨動作環境のメモリ容量実際に使用したメモリ容量
Rainbow Six Siege8GB10.83GB
DQX3GB6.25GB
FF14:暁月の終焉8GB8.41GB
PSO2:NGS8GB8.52GB
Far Cry 616GB11.71GB
FF1516GB10.89GB
Watch Dogs: Legion8GB12.72GB

検証したゲームの中で、Watch Dogs: Legionの12.72GBが一番メモリ使用量が高いので、これをカバーできる16GBが最適なメモリ容量となりますね。

16GBあれば、重めの3Dゲームまで幅広くカバーすることができますし、ゲーム中にブラウザで色々調べたりする余裕もありますね。

 

他のゲームを見ても10GBあたりが多いので、どのゲームもこのくらいのメモリ容量で実行できるように調整されているような感じはありますね。

ゲーム会社側もたくさんのユーザーが遊べるように、それほど高いスペックを要求しないように調整しているはずです。

 

もし、メモリ8GBだとDQXなど軽めの3Dゲームがかろうじてできるぐらいですね。

3Dゲームができるので、2DゲームやブラウザゲームもOKです。

 

中には、推奨動作環境のメモリ使用量を超えているものがいくつかありますが、これは動作環境の情報がリリース当時のもので古いためだと思います。

Windowsの8, 10, 11とバージョンが上がる度、メモリ使用量が高くなる傾向がありますし、ゲーム自体のアップデートによるものも影響してそうなので、それらが影響していそうです。

 

ちなみに、同じゲームで画質設定が変わったら、どのくらいメモリ使用量が変わるにか気になったので、そちらも調べてみました。

一番メモリ使用量が高かったWatch Dogs: Legionでまとめると次のようになります。

画質設定実際に使用したメモリ容量
推奨動作環境8GB
Ultra12.72GB
Very High12.46GB
High12.37GB
Medium12.GB
Low12.32GB

ゲームの画質設定によって、メモリの使用量は変わらないみたいですね。

他のゲームもいくつか見てみましたが、大きな変動はなく誤差程度でした。

 

おそらく画質設定で影響があるのは、GPU使用率やGPU内のメモリ容量だと思うので、PC全体のメモリにはあまり影響ないのだと思います。

 

最近のゲーミングPCのメモリ容量

最近のゲーミングPCであれば、低めのスペックだとしてもメモリ16GBが標準仕様となっています。

なので、特にアップグレードしたりとか、メモリ容量を気にして選ばないといけないとかはしなくてOKですね。

※中古やフリマアプリ等で売買されているものではなく、PCメーカーが販売しているゲーミングPCに限ります。

 

ちなみに、ゲーミングPCでは、メモリ32GBは珍しい方でほとんどが16GBです。

普通にゲームする分には、現状は32GBも要らないですね。

もし、ゲームの生配信やゲーム実況のために録画しつつゲームをするような場合は、32GBあった方が良いかもしれません。

 

まとめ:メモリは16GBが最適

実際にいくつかのゲームをベンチマークして、最適なメモリ使用量を考察しましたが、結論としては次のようになります。

最近のゲームであれば、メモリ容量が16GBでOKです。

8GBだと足りないゲームも多いですし、32GBは持て余してしまうでしょう。

ゲーム会社としても、必要なスペックを高くし過ぎると遊んでくれる人が少なくなるので、そこはユーザーの手の出しやすいスペックで遊べるように調整されているので、メモリ容量も含めて、そこまで高いスペックが必要になることは滅多にないです。

 

また、メモリをいくら搭載したとしても、ゲーム用途自体が、リソースをあるだけ使うような用途ではないので、メモリ容量がありすぎてもあまり意味はありませんね。

 

ゲーミングPCの基本的なこと、よくあるQ&A、おすすめのゲーミングPCを網羅的に紹介しているので、そちらも参考にして下さい。

≫ 関連記事:ゲーミングPCに必要な目安スペックを徹底解説!



どうも、ケンさん(@pasolog_ken)でした。

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