
10万円前後でパソコンを探しているけど、どんな使用用途(動画編集、3Dゲームなど)に使えるの?
この価格帯のスペックの目安ってどのくらいなの?
と疑問に思っている方に向けて、スペックの目安、使用用途などについて解説していきます。
他の価格帯も含めて、スペックやできることをまとめているので、パソコンの相場感を知りたい方は参考にしてみて下さい。
≫ 関連記事: 【初心者必見】パソコンの予算・相場感を知って大損しないようにしよう!
目次
10万円前後パソコンの目安スペック
10万円前後となるとパソコンの中では、低価格帯の部類に入ってきますが、価格の割に意外にスペックが高いです。
意外に高性能なCPU、ミドルレンジのグラフィックボードを搭載することができるので、ある程度の用途で使うことができます。
目安スペック
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i5 / AMD Ryzen 5 |
メモリ | 8GB / 16GB |
GPU | Geforce GTX 1650 / 1660 |
SSD | 256GB |
HDD | - |
10万円前後でも、ミドルレンジクラスのCPU, GPUを搭載できる上、メモリも最低限欲しい8GBは搭載できるので、結構色々な用途で使うことができます。
パソコン初心者の方や、これから動画編集やゲーム、プログラミングなど色々試してみたいという方には良いですね。
3Dゲームや動画編集にこだわりがあって
- よりグラフィックの良いゲームや設定でプレイしたい!
- 4Kなどより高い設定で動画編集したい!
という場合には、厳しい場合が出てくると思います。
また本格的に、
- ガッツリ高グラフィックの3Dゲームをやりたい!
- 仕事として余裕のある性能で使いたい!
という場合には、もう1ランク上のパソコンをおすすめします。
10万円前後パソコンの使用用途
では、上で紹介したスペックで、どんな使用用途としてパソコンを使うことができるのか解説していきます。
使用用途ごとに、どの程度動作するかの目安を「◎、〇、△、×」で評価していきます。
自分の使おうと思っているものだけを見ればオッケーです!
スペックの判断基準は、次の通りです。
◎ = 快適に問題なく動作
〇 = 基本的に動作するが、一部性能不足を感じることもある。
△ = 初心者や軽めにしかやらない方は良いが、本格的にやる分にはちょっと性能不足。
× = 動作しない。動作しても確実にカクついてストレスになる。
※使用用途のリンクは、各用途の目安スペック、PCパーツなどを解説しています。
ライトユーザー向けの使用用途
使用用途 | スペック | 解説 |
---|---|---|
Web閲覧、動画視聴 | ◎ | 快適に動作する。 |
ビジネス用途 (Office、メーラーなど) | 〇 | 基本的に動作する。 Officeの表計算ソフトで数千行単位のデータを扱う時は ちょっと重くなるかもという程度。 |
ブログ執筆 | ◎ | 快適に動作する。 |
クリエイティブユーザー向けの使用用途
使用用途 | スペック | 解説 |
---|---|---|
画像編集 | 〇 | 基本的に動作する。 |
動画編集 | △ | 最低限動作するが、快適とは言えない。 編集作業自体はできるが、エンコードに時間がかかる。 ※必要に応じてHDDなど追加しておこう |
プログラミング | 〇 | プログラミングは問題なくできる。 しかし、重い開発環境や作成したアプリを動作させると少し心もとない。 |
3DCG・モデリング | △ | ミドルエンドのグラフィックボードが搭載されているので、 小規模なモデリングあれば問題なし。 |
ベビーユーザー向けの使用用途
使用用途 | スペック | 解説 |
---|---|---|
ゲーム | △ | ブラウザゲーム、2Dゲームは問題なく動作する。 3Dゲームも軽いものは動作するが、 高いグラフィック性能を要求されるゲームは厳しい。 |
トレード (株/FX/仮想通貨) | 〇 | 問題なく動作する。 |
データ分析・AI学習 | △ | データ数が多い場合は、分析・学習に時間がかかる。 AIの勉強用と考えるのであれば問題ないが、 本格的な動作環境としては不十分と言える。 |
もし、考えている使用用途を満たせないという場合には、1ランク上のパソコンを選ぶことを強くおすすめします。
動作はするかもしれませんが、重くてカクカクで非常にストレスが溜まるということになりかねません。
ケンさん
予算がちょっと足りないという方は、スマホの分割払いと同じように、BTOパソコンも、分割払いで購入することができるので、ぜひ検討してみて下さい。
一番避けたいのが、予算オーバーで無理に価格を下げて、性能が足りずにやりたかったことができない…ということですね。
しかし、分割回数にもよりますが、分割金利手数料は意外と高いので、手数料が無料のキャンペーンを活用して購入しましょう!
割と色々なBTOメーカーが長期間実施しているので、ほぼ確実に利用できると思います。
おすすめの10万円前後パソコン
では、10万円前後で買えるおすすめのBTOパソコンを紹介します。
【ゲーム向け】低価格なエントリーゲーミングPC『G-GEAR GA5J-B221/B2』

モデル名 | |
---|---|
メーカー | ツクモ |
CPU | Intel Core i3-12100 |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce GTX 1650 (4GB) |
ストレージ | SSD 500GB NVMe |
Office | なし (オプション) |
Wi-FiBluetooth | 未対応 (オプション) |
価格 | 11万円台~ (2023/01/01更新) |
CPUスコア | |
GPUスコア |
軽め~普通の3Dゲームは快適で、重めなものもゲームによっては快適なので、できるだけ費用は抑えつつ、そこそこ楽しみたい方におすすめです。
また、このCPU, GPUクラスは幅広い用途でそこそこの性能を発揮するので、動画編集やプログラミング、ブログなど色々なことをできるだけ低価格なパソコンで始めたい方には超おすすめですね。
【スタンダード向け】ハイエンドCPUで色々な用途で使えるスリム型PC『mouse SL7』

モデル名 | |
---|---|
メーカー | マウスコンピューター |
CPU | Intel Core i7-12700 |
メモリ | 16GB |
GPU | Intel UHD 770 (CPU内蔵GPU) |
ストレージ | SSD 512GB NVMe |
Office | なし (オプション) |
Wi-FiBluetooth | 対応 |
価格 | 15万円台~ (2023/01/01更新) |
CPUスコア | |
GPUスコア |
スリム型で比較的場所を取らず、普段使いや動画編集、プログラミングなど幅広い用途で活用できます。
しかし、グラフィックボードは無いので3Dゲームは基本的にできないと考えて下さい。
まとめ:10万円前後でそこそこのゲームも楽しめる!
10万円前後のパソコンの目安スペックとおすすめのBTOパソコンを紹介しました。
10万円前後になってくるとミドルレンジのグラフィックボードも搭載することができます。
そのため、3Dゲームや3Dモデリングなどのグラフィック性能が必要な使用用途でも快適に使えるようになるので、使える幅もグッと広がります。
とは言え、3Dゲームの中でも重めの3Dゲームに関しては、プレイできたり、できなかったりと分かれてくると思います。
目安スペック
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i5 / AMD Ryzen 5 |
メモリ | 8GB / 16GB |
GPU | Geforce GTX 1650 / 1660 |
SSD | 256GB |
HDD | - |
とは言え、より快適に動作させたい、重めの3Dゲームやグラフィック設定にこだわってゲームをしたい、4Kや長時間の動画編集をしたいとなると、20万円のパソコンが欲しいところですね。
他の価格帯のパソコンも含めて、スペックやできることをまとめているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
≫ 関連記事: 【初心者必見】パソコンの予算・相場感を知って大損しないようにしよう!
どうも、ケンさん(

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