NVIDIA GeForce GTX 3060(Ti, Laptop GPU)の仕様やグラフィック性能、ゲームの快適さ、コスパなど様々な観点から解説します。
ゲーム性能は、実際に12ゲームをベンチマークして、FPS基準で快適かどうかを判断しています。
また、おすすめのPCも紹介していきます。
モデル名 | おすすめな方 | CPU | メモリ | GPU | ストレージ | 画面サイズ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
価格重視のゲーミングPC | Intel Core i5-13400F | 16GB | GeForce RTX 3060 | SSD 500GB NVMe | - | 15万円台~ | |
グラフィック重視のゲーミングPC | Intel Core i5-13400F | 16GB | GeForce RTX 3060 Ti | SSD 1TB NVMe | - | 16万円台~ | |
デザイン重視のゲーミングPC | Intel Core i5-13400F | 16GB | GeForce RTX 4060 Ti | SSD 1TB NVMe | - | 23万円台~ | |
おすすめのゲーミングノートPC | Intel Core i7-13700H | 16GB | GeForce RTX 4060 Laptop GPU | SSD 500GB NVMe | 15.6 | 18万円台~ |
他のグラボやゲームのベンチ結果、ゲーミングPCの目安スペック・よくある質問なども解説しています。
目次
RTX 3060(Ti, Laptop GPU)の仕様・性能
RTX 3060 Ti | RTX 3060 | RTX 3060 Laptop GPU | |
---|---|---|---|
種類 | デスクトップPC向け | デスクトップPC向け | ノートPC向け |
CUDA コア | 4864 | 3584 | 3840 |
ブーストクロック | 1.67 GHz | 1.78 GHz | 1.283 – 1.703 GHz |
ベースクロック | 1.41 GHz | 1.32 GHz | – |
標準メモリ構成 | 8 GB GDDR6 | 12 GB GDDR6 | 6 GB GDDR6 |
メモリバス幅 | 256 ビット | 192 ビット | 192 ビット |
GPU電力 | 200 W | 170 W | 60 – 115 W |
RTX 30シリーズは、Laptop GPUの有無でデスクトップPC向けかノートPC向けかを判断できます。
NVIDIA GeForce RTX 3060と3060 TiはデスクトップPC向けのGPUで、RTX 3060 Laptop GPUがノートPC向けのGPUとなっています。
性能は、主にCUDAコアとクロックで決まってきますが、このままでは優劣が分からないので、当ブログで計測した各GPUのベンチマーク結果を掲載します。
また、他のGPUとも比較できるように、RTX 3060シリーズ以外も含めておきます。
GPU | 3DMark |
---|---|
RTX 4090 | |
RTX 4080 | |
RTX 4070 Ti | |
RTX4070 SUPER | |
RTX 3090 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 4070 | |
RTX 3080 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 3070 | |
RTX 4060 Ti | |
RTX 4070 Laptop GPU | |
AMD Radeon RX 6700 XT | |
RTX 3060 Ti | |
RTX 4060 | |
RTX 3060 | |
RTX 4050 Laptop GPU | |
RTX 4060 Laptop GPU | |
RTX 3060 Laptop GPU | |
RTX 3070 Ti Laptop GPU | |
GTX 1660 Ti | |
GTX 1660 Ti | |
RTX 3050 | |
GTX 1660 SUPER | |
GTX 1660 | |
GTX 1660 | |
RTX 3050 Ti Laptop GPU | |
GTX 1650 SUPER | |
Intel Arc A550M | |
GTX 1650 Ti | |
GTX 1650 | |
Intel Iris Xe (CPU内臓) | |
AMD Radeon (CPU内臓) | |
Radeon Vega 8 (CPU内臓) | |
Intel UHD (CPU内臓) |
今自分の使っているGPUと比較したい場合は、PassMarkが分かりやすいです。
別のベンチマークで計測した数値なので、このグラフと数値の互換性はないですが参考になると思います。
標準メモリ構成については、RTX 3060だけが12GBとなっています。
なぜ、一番性能の高いRTX 3060 Tiが8GBで、その次のRTX 3060が12GBで増えるのかは謎ですが、8GB, 6GBでもゲームをする分には問題ない容量です。
実際に、いくつかのゲームをベンチマークしましたが、目に見えた分かるほどFPSが変わったかと言われればそのようなことはありませんでした。
また、最近のゲームは、GPUのメモリによってグラフィックを最適化してくれるものもあるので、「メモリ12GBの方が良いんじゃないの?」といった心配はいりませんね。
RTX 3060 Laptop GPUのブーストクロックとGPU電力に幅がありますが、これはノートPCのメーカー側がGPUの電力を設定することができるためです。
ノートPC毎に筐体の構造や冷却性能、電力設計などが違うので、それぞれのノートPCに合わたパフォーマンスを出せるようになっています。
GPU電力を制限すれば、それだけブーストクロックも制限されることになるので、この2項目に関しては幅があります。
RTX 3060(Ti, Laptop GPU)のゲーム性能
グラフィックボードの性能を語る上で、最も重要と言っても良いのがゲーム性能です。
今回は、12ゲームのベンチマークをRTX 3060(Ti, Laptop GPU)で計測したので、GPU別に平均FPSを掲載していきます。
まず、計測したゲームと重さの分類については次の通りです。
ゲーム名 | 重さの分類 |
---|---|
Rainbow Six Siege | 軽い部類の3Dゲーム |
DQX(ドラゴンクエストX) | |
Apex Legends | |
FF14 | 中程度の重さの3Dゲーム |
Fortnite | |
PSO2:NGS | |
Battlefield V | |
Far Cry 6 | |
FF15 | 重い部類の3Dゲーム |
GTA V | |
Watch Dogs Legion | |
Red Dead Redemption 2 |
この中で、Apex、Fortnite、Battlefield V、GTA V、Red Dead Redemption 2の5つのゲームに関しては、実際のゲームではなく、3DMarkのグラフィック性能を計測するベンチマークソフトで出しています。
(3DMarkの画面)
中央あたりのゲームタイトルが書かれている部分を切り替えることで、1440p (WQHD)、1080p (FHD)の解像度の平均FPSが分かります。
画質設定は最高で、ゲーム毎に最も高いものが設定されています。
また、このFPS値は、3DMarkを出しているUL Benchmarksが毎年、何百ものPCシステムをテストした結果を元に推定しています。
3DMarkのゲームのFPS計測に関する詳細は、公式ページ(英語)を参考にして下さい。
3DMarkは無料で配布されているベンチマークソフトなので、PCの買い替えを検討する際に、自分のPCと最新PCではどの程度性能が違うのか試してみるのも良いかもしれませんので、公式サイトからダウンロードしてみてください。
この5つのゲーム以外は、ゲーム内のベンチマークを実行して計測したものになります。
また、同じGPUのPCを複数台で計測しているので、それらを平均した値を掲載しています。
例えば、RTX 3060の3台分の計測データがある場合、3台分の平均FPSを平均した値となります。
こうすることで、CPU性能や冷却性能などグラフィック性能以外のバラつきを平均化しています。
ゲームを快適にプレイできる目安としては、1つは60FPSです。
また、シューティングゲームなどの動きの激しいゲームに関しては、60FPSでもプレイ自体は快適にできますが、より快適さを求めるのであれば120FPSを目安と考えましょう。
120FPSだとゲーム画面がより滑らかになりますし、他の人より画面が速く更新されるので、反応速度が速くなり有利になったりもします。
Rainbow Six Siege
GPU | 品質 | Rainbow Six Siege |
---|---|---|
RTX 3060 Ti | Ultra | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | VeryHigh | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | High | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | Medium | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | Low | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU |
Rainbow Six Siegeは、3Dゲームの中でもかなり軽い部類のゲームで、画質設定別に5つ計測しました。
RTX 3060で最高画質のUltraでも平均FPSが270程度なので、何も問題なく遊べますね。
Rainbow Six SiegeのGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:Rainbow Six SiegeのベンチマークとおすすめPC
DQX(ドラゴンクエストX)
GPU | 品質 | DQX |
---|---|---|
RTX 3060 Ti | 最高品質 | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | 標準品質 | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | 低品質 | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU |
ドラゴンクエストXは3つの画質設定で計測しましたが、最高品質で、一番性能の低いRTX 3060 Laptop GPUでも平均150FPS程度なので問題なく遊べます。
どれだけ性能の良いGPUでも、215FPSあたりが上限のようで、ゲーム側で制限がかかっているみたいですね。
とは言え、これだけでていれば十分すぎますね。
ドラゴンクエストXのGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:DQX(ドラゴンクエストX)のベンチマークとおすすめPC
Apex Legends
GPU | 品質 | Apex Legends |
---|---|---|
RTX 3060 Ti | 1440p Ultra | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | 1080p Ultra | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU |
Apex Legendsは、3DMarkによる計測なので、最高画質の解像度別に2種類のデータとなります。
結果としては、どのGPUでもFHDで平均120FPSを超えているので十分快適です。
また、最高画質でこの値なので、画質を落とせば200FPS前後も目指せそうです。
比較的、軽い部類の3Dゲームなので、このRTX 3060シリーズであれば十分です。
Apex LegendsのGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:Apex LegendsのベンチマークとおすすめPC
FINAL FANTASY 14 : 暁月のフィナーレ
GPU | 品質 | FF14 |
---|---|---|
RTX 3060 Ti | 最高品質 | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | 高品質 | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | 標準品質 | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU |
FF14は、中程度の重さの部類に入る3Dゲームです。
RTX 3060 Laptop GPUでも、最高品質で100FPSを超えているので十分快適です。
FF14のGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:FF14 : 暁月のフィナーレのベンチマークとおすすめPC
Fortnite
GPU | 品質 | Fortnite |
---|---|---|
RTX 3060 Ti | 1440p Ultra | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | 1080p Ultra | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU |
Fortniteは、3DMarkによる計測なので、最高画質の解像度別に2種類のデータとなります。
ベンチマーク結果は、どのGPUでもFHDで平均110FPSを超えているので十分快適です。
また、最高画質でこの値なので、画質を落とせば200FPS前後も目指せそうです。
少し古いですが、GTX 1070でFortniteで遊んだところ、グラフィック設定”最高”で65FPS前後、”中”で180FPS前後だったので、画質を落とすだけで3倍程度変わります。
それを考えれば、RTX 3060シリーズであれば、240FPSなどの高FPSも狙うことができますね。
FortniteのGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:FortniteのベンチマークとおすすめPC
PSO2:NGS
GPU | 品質 | PSO2 |
---|---|---|
RTX 3060 Ti | ウルトラ | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | 中 | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | 最低 | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU |
PSO2:NGSは、6種類の画質設定ができますが、最高、最低、中間の3つに絞っています。
ベンチマーク結果は、最高のグラフィック設定である”ウルトラ”でも60FPSを超えているので快適に遊べます。
“中”設定だと120FPSを超えてきますね。
とは言え、一部シューティング要素はあるものの基本的にPvE(Player vs Enemy)ゲームなので、そこまで高FPSである必要もないです。
PSO2のGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:PSO2:NGSのベンチマークとおすすめPC
Battlefield V
GPU | 品質 | Battlefield V |
---|---|---|
RTX 3060 Ti | 1440p Ultra | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | 1080p Ultra | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU |
Battlefield Vは、3DMarkによる計測なので、最高画質の解像度別に2種類のデータとなります。
ベンチマーク結果は、どのGPUでもFHDで平均90FPSを超えているので十分快適です。
シューティングゲームなので、120FPSは欲しいという方も、画質設定を調整すれば超えそうですね。
Far Cry 6
GPU | 品質 | FarCry6 |
---|---|---|
RTX 3060 Ti | Ultra | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | High | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | Medium | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | Low | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU |
Far Cry 6は、ギリギリ中程度の重さの3Dゲームではあるものの、その中でも重めな3Dゲームです。
4種類の画質設定でベンチマークしましたが、”Ultra”でも60FPSを超えているので快適に遊べます。
“Medium”設定だと120FPSを超えてきますね。
ただ、ノートPC向けのRTX 3060 Laptop GPUだと平均100FPS程度に落ちますが、プレイする分には全く問題ありません。
Far Cry 6のGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:Far Cry 6のベンチマークとおすすめPC
FINAL FANTASY 15
GPU | 品質 | FF15 |
---|---|---|
RTX 3060 Ti | 高品質 | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | 標準品質 | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | 軽量品質 | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU |
FF15は重い3Dゲームですが、RTX 3060シリーズなら問題ありません。
ベンチマーク結果は、RTX 3060 Laptop GPUでも最高品質で60FPSを超えるので快適と言えるでしょう。
また、画質よりFPSを重視するのであれば、軽量品質で120FPSを超えますね。
FF15のGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:FINAL FANTASY XVのベンチマークとおすすめPC
GTA V
GPU | 品質 | GAT V |
---|---|---|
RTX 3060 Ti | 1440p Ultra | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | 1080p Ultra | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU |
GTA Vは、3DMarkによる計測なので、最高画質の解像度別に2種類のデータとなります。
ベンチマーク結果は、どのGPUでもFHDで平均70FPSを超えているので快適です。
Watch Dogs Legion
GPU | 品質 | Watch Dogs Legion |
---|---|---|
RTX 3060 Ti | Ultra | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | VeryHigh | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | High | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | Medium | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | Low | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU |
Watch Dogs Legionは、5種類の画質設定でベンチマークしました。
ベンチマーク結果は、”Ultra”でも平均60FPS前後なので快適に遊べます。
デスクトップPC向けGPUなら超えていますが、ノートPC向けだと少し下回る感じですね。
とは言え、”Medium”ぐらいまで落とせば、ノートPC向けでも平均90FPSを超えますし、デスクトップPC向けであれば、平均120FPSぐらいになってきます。
Watch Dogs LegionのGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:Watch Dogs LegionのベンチマークとおすすめPC
Red Dead Redemption 2
GPU | 品質 | Red Dead Redemption 2 |
---|---|---|
RTX 3060 Ti | 1440p Ultra | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU | ||
RTX 3060 Ti | 1080p Ultra | |
RTX 3060 | ||
RTX 3060 Laptop GPU |
Red Dead Redemption 2は、ゲームの中でもかなり重い部類の3Dゲームです。
3DMarkによる計測なので、最高画質の解像度別に2種類のデータとなります。
ベンチマーク結果は、一番性能の高いRTX 3060 Tiでも平均50FPS程度です。
60FPSは超えないので普通~快適の一歩手前という感じですが、ストレスが感じるほどではありませんね。
また、最高画質の結果なので、画質を落とせばRTX 3060 Laptop GPUでも60FPS前後は出るかなと思います。
以上、RTX 3060シリーズで12ゲームのベンチマーク結果を解説しました。
グラフィック設定を最高にしても、ほとんどのゲームで快適に遊べますし、ミドルレンジの範囲なので、ハイエンドと比べれば性能と価格のコストパフォーマンスは高いので、ゲームを幅広く遊びたい方におすすめのGPUですね。
また、画質設定を変えれば、高FPSで遊ぶこともできるので、シューティングゲームなどで有利に戦いたいガチ勢にもおすすめです。
RTX 3060(Ti, Laptop GPU)のコスパについて
RTX 3060シリーズは、ミドルレンジGPUの中では性能が高く、その割にはお求めやすい価格帯に入るので、コストパフォーマンスは高いですね。
相場としては、16~22万円ぐらいですが、デスクトップPCとノートPCによっても異なってきますし、海外の部品が使われており為替の影響も受けやすいので目安と考えて下さい。
ケンさん
ゲーム性能は上で述べた通り、ほとんどのゲームで快適に遊べるほどの性能で、ミドルレンジと言っても最近のGPUの性能向上は凄まじいので、ゲームをする分には申し分ないです。
一部の重い3Dゲームを除き、最高画質でも60FPSを超えてきます。
とは言え、一部の重い3Dゲームも画質設定を変更すれば、60FPSも超えることができるので、ほぼ全てのゲームが快適に遊べると言っても良いでしょう。
ケンさん
また、軽め、中程度の重さの3Dゲームに関しては、60FPSだけでなく、120FPS以上の高いFPSも狙う(※)ことができます。
より快適になるだけではなく、画面更新が速くなるので、状況判断や操作も速くなるためゲームも有利に進みます。
※120FPSでゲームをプレイしたい場合は、120Hzのゲーミングモニターが必要です。
快適に遊べるゲームタイトルの幅と価格を考えれば、ゲーム好きで、特定のゲームを極めたい!色々なゲームを遊びたい!というゲーマー向きにはピッタリのGPUでおすすめですね。
とは言え、価格的に厳しい方は、RTX 3050、GTX 1660 SUPERクラスが10~15万円良いでしょう。
このクラスのGPUだと画質設定は必要ですが重めの3Dゲームまでプレイできるので、価格の割りには幅広いゲームができと言う点では、コストパフォーマンスは高いです。
ただ、重いゲームで高FPSを狙ったり、FHDより解像度でプレイは厳しかったりしますし、一部の重い3Dゲームに関しては厳しい場合もあります。
そのため、色々なゲームを遊びたい方にとって、RTX 3050、GTX 1660 SUPERでは、たまーーに快適にプレイできないものもあるでしょう。
RTX 3060(Ti, Laptop GPU)のおすすめPC
RTX 3060(Ti, Laptop GPU)搭載のおすすめPCを紹介します。
3Dゲームを中心に解説していますが、2Dゲームやブラウザゲームも問題なく楽しめるので安心して下さい。
【価格重視】RTX 3060の中で17円台のゲーミングPC『GALLERIA RM5C-R36』
モデル名 | GALLERIA RM5C-R36 |
---|---|
メーカー | ドスパラ |
CPU | Intel Core i5-13400F |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce RTX 3060 (12GB) |
ストレージ | SSD 500GB NVMe |
Office | なし (オプション) |
Wi-FiBluetooth | 非対応 (オプション) |
価格 | 15万円台~ (2023/09/01更新) |
CPUスコア | |
GPUスコア |
しかし、その分価格は安めなので、「高性能なゲーミングPCが欲しいけど、その中でもできるだけ安いものが良い!」という方におすすめ。
グラフィック性能が抑えめと言っても、どの程度ゲームができるのかは上で解説した通りで、申し分ない性能です。
もちろん、ゲーム以外の幅広い用途で使えます。
【性能重視】RTX 3060 Tiでグラフィック性能重視なゲーミングPC『GALLERIA RM5C-R36T』
モデル名 | GALLERIA RM5C-R36T |
---|---|
メーカー | ドスパラ |
CPU | Intel Core i5-13400F |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce RTX 3060 Ti (8GB) |
ストレージ | SSD 1TB NVMe |
Office | なし (オプション) |
Wi-FiBluetooth | 非対応 (オプション) |
価格 | 16万円台~ (2023/09/01更新) |
CPUスコア | |
GPUスコア |
ゲーム以外にも普段使い、動画編集、プログラミングなど幅広い用途で高いパフォーマンスを発揮してくれる一台ですね。
この性能が20万円以内はコスパが高いです。
【デザイン重視】オシャレなPCケースで作業やゲームをしたい方向けのPC『ZEFT Z41DA』
モデル名 | ZEFT Z41DA |
---|---|
メーカー | SEVEN |
CPU | Intel Core i5-13400F |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce RTX 4060 Ti (8GB) |
ストレージ | SSD 1TB NVMe |
Office | なし (オプション) |
Wi-FiBluetooth | 対応 |
価格 | 23万円台~ (2023/09/01更新) |
CPUスコア | |
GPUスコア |
そこで、おすすめしたいメーカーがSEVENで約20種類のPCケースから選ぶことができます。
PCは頻繁に買い替えないものなので、性能だけでなくデザイン面も後悔しないようにしましょう!
他にも、PCケースの選択肢が多いメーカーや選び方を解説しているので参考にして下さい。
≫ 関連記事:【約10~30種】PCケースを選べるBTOメーカー3選!【外見重視派必見】
性能は、CPU、メモリ、GPU、ストレージが同じであれば問題ないです。
【持ち運び】部屋移動や外出先でもOKなゲーミングノートPC『GALLERIA XL7C-R46』
モデル名 | GALLERIA XL7C-R46 |
---|---|
メーカー | ドスパラ |
CPU | Intel Core i7-13700H |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce RTX 4060 Laptop GPU (8GB) |
ストレージ | SSD 500GB NVMe |
Office | なし (オプション) |
Wi-FiBluetooth | 対応 |
価格 | 18万円台~ (2023/09/01更新) |
CPUスコア | |
GPUスコア |
ゲーム性能的には、デスクトップPCの方が高いですし、ノートPCは静音性が少し悪いデメリットはありますが、それ以上に持ち運びできないとダメという方はノートですね。
以前のモデルと比べて、キー配列が改善され使いやすいものになっているのも良いですね。
RTX 3060(Ti, Laptop GPU)の実機レビュー
個別にPCをベンチマーク結果を確認したい方向けに、RTX 3060(Ti, Laptop GPU)搭載PCの実機レビューを掲載します。
既に販売停止しているものもありますが、CPUの組み合わせや世代交代によってどの程度パフォーマンスが違うかも含めて確認できるように出しておきます。
他のグラボやゲームのベンチ結果はこちらを参考にしてください。
≫ 関連記事:ゲーミングPCのグラボ性能と目安のベンチマーク結果【12ゲーム/PC30台以上】
ゲーミングPCの目安スペックやよくある疑問、検討する上でおさせておきたい知識も解説しています。
≫ 関連記事:ゲーミングPCに必要な目安スペックやおすすめPCを徹底解説!