- 一体型PCって、デスクトップPCやノートPCってどう違うの?
- 一体型PCって場所とらずにスッキリしそうだから良さそう…
- 一体型のメリット・デメリットって何?
パソコンは、デスクトップやノートが圧倒的にメジャーではありますが、一体型PCもそこそこ知名度があるので、パソコンを検討する上で選択肢に入ってる方も多いと思います。
しかし、デスクトップやノートと比べて、一体型PCはどこが違うのか、どういうメリット・デメリットがあるのか気になるのではないでしょうか。
そこで、PC歴20年以上、デスクトップやノートはもちろん、一時期一体型PCも使っていた私が解説してきます。
一体型PCは、性能面でデスクトップやノートと比べて、大きなデメリットがあります。
これに納得した上で、一体型PCの購入を検討しないと後悔する場合もあるので注意が必要です。
違いやメリット・デメリットを解説した上で、一体型PCが向いている人・向いていない人、一体型PCの取り扱いのあるPCメーカーもあわせて解説していきます。
目次
一体型PC(オールインワン)とは?
一体型PCは、「パソコン本体」と「ディスプレイ」が一体化されたパソコンのことで、オールインワンPCとも言われています。
デスクトップPCと違いパソコン本体が別にあるわけではなく、ディスプレイの背面に本体が内蔵されています。
据え置きとして一般的なデスクトップPCは、本体とディスプレイが別々なので、パソコン本体をデスクの下に置いて、ディスプレイにケーブルを繋げるという形です。
それが1つに一体化されることで、大きいものを1つしかおかなくていいのでデスク周りがスッキリします。
一体型PCは省スペースが特徴であるため、一般的にオフィスや家庭などで使われること多いですね。
また、タッチパネルディスプレイを採用しているものもあり、操作性が向上しています。
最近では、一体型PCに高性能なグラフィックボードを搭載したゲーミングPCや、4Kディスプレイを採用した高画質モデルなども登場し、幅広いニーズに対応しているようですね。
一体型PCは、デスクトップPCの別々に置かないといけないという煩わしさやスペースを取ってしまうなどの理由から、「一体型にすればコンパクトじゃない?」という発想からできました。(諸説あります。)
ケンさん
一見良さそうですが、実は性能面などで大きなデメリットがあります。
それを知らずに、一体型PCを選んでしまうと後悔してしまうかもしれないので、最低限、”デメリットを知って納得した上で“検討すべきと考えています。
ケンさん
一体型PCはデスクトップとノートの悪いとこ取り
パソコンの種類の中で、最も有名なのがデスクトップPCとノートPCですが、この2つと一体型PCについてどこが違うのか比べると、一体型PCは、デスクトップPCとノートPCの悪いとこ取りであることが分かります。
一体型PC | デスクトップPC | ノートPC | |
---|---|---|---|
性能 | 低い | 高い | 低い |
携帯性 | × | × | 〇 |
見事にデスクトップPCとノートPCの悪い部分のみが、一体型PCに引き継がれています。
パソコンを検討する上で、高負荷な用途にも耐えうる”性能”と場所問わず作業できる”携帯性”はかなり重要です。
性能であればデスクトップPC、携帯性であればノートPCとそれぞれに特化してきましたが、一体型PCでいうと、性能はノートPC向けでデスクトップPCと比べると低く、その上、持ち運ぶことができません。
もちろん、省スペースやデザインなど、この2つ以外を重視する方もいると思いますが、パソコンは何かを作業する道具なので、どこまでの処理ができる性能なのか、外出先でも作業できるのかどうかは、無視できないポイントです。
この重要な2つのポイントに関して言うと、一体型PCは、デスクトップPCとノートPCの悪いとこ取りなので、私としてはあまりおすすめできません。
性能が必要な用途ならデスクトップPCでいいですし、持ち運びする必要があるならノートPCでいいや!という考えに落ち着いてしまうのです。
結局、性能重視ならデスクトップ、持ち運びならノートに落ち着く
パソコンを検討する際に重要なことは次の通りです。
- 用途に対して快適に動作する性能かどうか
- 生活スタイルに合わせて持ち運びする必要があるかどうか
性能を重視するのであれば、デスクトップPCの方が性能の上限が高いですし、ノートPCと比べると価格も安くなります。
そのため、3Dゲームや動画編集、3DCG・モデリング、データ分析、AIなどの高負荷な用途で使うのであれば、デスクトップの方が有利です。
ケンさん
一方で、持ち運ぶ必要があるのであれば、ノートPC一択になってきます。
持ち運びついては分かりやすいですね。
そうなると、普段使いやビジネス用途など、そこまで性能が必要ない軽めの用途で、かつ、持ち運びしないのなら一体型PCでもいいんじゃないかと思いつきます。
しかし、そこまで性能が必要のない用途なら、持ち運びもできるノートPCの方がお得なのでは?となってしまうんですね…
いやいや、一体型PCの方が、ディスプレイが大きくていいじゃないかとも考えたのですが、ノートPCでも外部ディスプレイを繋げれば大きくすることもできます。
むしろ、ノートPCと外部ディスプレイで2画面になるので、色々な作業が効率的になります。
≫ 関連記事:効率、生産性ってデュアルモニタで上がるのという話【論文・実体験】
つまり、ノートPCであれば、携帯性もいいですし、外部ディスプレイがあればディスプレイの大きさ問題が解決できるだけでなく、2画面になって作業が効率的になります。
他にも、省スペースにしたい、配線などをスッキリさせたいという考えも含めてノートPCの方が…となってしまうので、私としてはどう考えても結局のところ、性能重視ならデスクトップ、持ち運びならノートに落ち着いてしまいます。
最低限デメリットは理解して後悔しないようにすべき
ここまで、一体型PCは、デスクトップPCとノートPCの悪いとこ取り、どう検討してもデスクトップPCとノートPCが優秀で一体型PCまでいきつかないとネガティブな意見を言いました。
しかし、決してこれらがすべてというわけではなく、これらとは別に、一体型PCを魅力に感じる方もいらっしゃるとおもいます。
そのため、「一体型PCが全て悪」と言いたいわけではなく、検討するなら、メリットだけでなく、デメリット部分もしっかり知った上で検討しましょうということです。
私のスタンスとしては、基本的には「一体型PCはやめとけ派」ではあるものの、そのデメリットなどを納得した上で購入するのであれば、全然OKだと思っています。
ケンさん
一体型PC(オールインワン)のデメリット
では、本題の一体型PCのデメリットについて解説していきます。
一体型PCのデメリットは、次の通りです。
- ノートPC向けパーツなので性能が低め
- 性能がノートPC向けなのに持ち運べない
- 静音性が低い・ファンがうるさい
- ポート類が少ない
- 拡張性が低い【メモリ増設が限界】
一番大きいのは、性能が低めになることで、次に静音性が低いのが気になりますね。
ノートPC向けパーツなので性能が低め
一体型PCは、同じ価格のデスクトップPCと比較した時に、処理性能が低くなるデメリットがあります。
なぜなら、一体型PCには、モバイル向け(ノートPC)のCPUが使われていることが多いからです。
パソコンの性能は、CPU, メモリ, GPU, ストレージで大体決まりますが、CPUが、パソコンの処理性能を大きく左右する重要なパーツになってきます。
このCPUの性能が高ければ高いほど、そのパソコンの性能は良いと言えます。
CPUには、大きく分けると次の2つがあります。
- デスクトップ向けCPU
- ノート(モバイル)PC向けCPU
ノートPC向けが、デスクトップ向けCPUより性能が低くなる理由としては次の通りです。
・デスクトップPCより、構造的に冷却性能が低くなるので、発熱を抑えるため低電圧で動作するよう設計されている。
・ノートPC向けCPUは、ノートPCのようなバッテリー駆動を想定しており、長時間駆動できるよう低電圧で動作するよう設計されている。
※一体型PCは、バッテリー駆動ではないので違います。
低電圧で動作するということは、それだけCPUの電力が少ないわけなので性能が低くなります。
デスクトップPCは本体が大きい分、空間にゆとりがあるため、外部から空気を取り込み、CPUなどの熱をスムーズに排出することができます。
そのため、発熱に関してはある程度許容できるため、特に低電圧にすることなく高い性能を発揮してくれます。
一方で、一体型PCやノートPCは、省スペースなものになっています。
省スペース化するということは、本体内部の空気の流れの確保が難しいため、熱を抑える必要があります。
その結果、一体型PCにはモバイル向けCPUという低電圧設計のCPUが搭載されます。
少し難しい話になってきますが、実際デスクトップ向けCPUとモバイル向けCPUでどの程度性能が違うか比較してみましょう。
「CPU」項目で一体型CPUの性能を、「デスクトップ向けCPU」項目でそれに対応するCPU性能を記載しています。
CPU型版の末尾にある「T」「U」は、モバイル向けの超省電力モデルを意味しています。
≫ 関連記事:CPUの末尾の文字の意味を解説!性能や消費電力の目安
比較してみたところ、デスクトップ向けCPUの方が、約1.2~1.8倍程度性能が高いことが分かります。
つまり、一体型PCの処理性能は、デスクトップPCより劣ることになります。
性能:一体型PC < デスクトップパソコン
パソコンの価格は他のパーツなども含めて決まるので正確には比較できませんが、総合的に見ても、一体型PCでモバイル向けCPUが搭載されているからと言って、その分安くなっていることはありません。
というわけで、性能面で比較するならデスクトップPCの方に軍配が上がるわけです。
性能がノートPC向けなのに持ち運べない
一体型PCは見て分かる通り据え置きが前提なので、ノートPC向けの性能であるにもかかわらず、ノートPCのように持ち運びできません。
ノートPCの場合は、省スペース化、省電力化したものをノートPCに搭載することで、性能を少し犠牲にしつつも次の点を実現しています。
- どこでも作業できる持ち運び易さ
- 長時間のバッテリー駆動
しかし、一体型PCは、バッテリー駆動は関係ないですが、性能を犠牲にしているにもかかわらず、持ち運びできないのは痛いですよね。
同じ性能なら、ノートPCの方がいいじゃないかとなってしまいます。
静音性が低い・ファンがうるさい
一体型PCは、高負荷時などのファンがうるさく、デスクトップPCほど静音性が高くありません。
まず、パソコンの種類別に静音性の高さを表すと次のようになります。
デスクトップPC > ノートPC ≒ 一体型PC
製品やパソコンの性能によっても変わってくると思いますが、大体の場合で、デスクトップPCが一番静かで、ノートPCと一体型PCで同じぐらいです。
実際に、デスクトップPCとノートPCで静音性を計測すると次のようになりました。
GALLERIA XA7C-R36T
Core i7-12700 × RTX 3060 Ti
GALLERIA UL7C-R36
Core i7-11800H × RTX 3060
デスクトップPC | ノートPC | |
---|---|---|
アイドル時 | 30~35dBA | 0dBA(ファン回転なし) |
ゲーム時(FF15) | 33~40dBA | 32~55dBA |
静音性の目安
デシベル(dBA) | 目安① | 目安② | 具体例 |
---|---|---|---|
70 | うるさい | かなりうるさい、かなり大きな声を 出さないと会話ができない | ・騒々しい街頭 ・セミの鳴き声 (2m) |
60 | 非常に大きく聞こえうるさい、 声を大きくすれば会話ができる | ・普通の会話 ・洗濯機、掃除機、テレビ | |
50 | 普通 | 大きく聞こえる、通常の会話は可能 | ・家庭用クーラー (室外機) ・換気扇 (1m) |
40 | 聞こえる会話には支障なし | ・静かな住宅地 ・図書館 | |
30 | 静か | 非常に小さく聞こえる | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
20 | ほとんど聞こえない | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
デスクトップPCは、ファンが停止することはないのでアイドル時でも音はなりますが、高負荷時はノートPCの方が高くなります。
30dBA台は、静かな音で別に気にはなりませんが、50dBA前後になってくるとさすがにうるさく感じてくるレベルですね。
過去40台以上実機レビューしてきましたが、基本的にはノートPCの方がうるさくなります。
一体型PCは実際に計測したデータはないですが、過去に1台使った経験と内部の構造上、ノートPCと同じぐらいの静音性です。
デスクトップPCだと、内部に空間がありますし、ファンもたくさん付いているので、空気の流れがよく、結果として静音性が高くなります。
一方で、ノートPCや一体型PCの場合は、省スペースのため、PCパーツがギチギチに詰まっていて空気の流れが悪いので、冷却性能を高めるためファンの回転数を上げる必要があるので、静音性は劣りますね。
ポート類が少ない
一体型PCは、デスクトップPCと比べるとUSBポートやHDMI, DisplayPortといった映像出力ポートが少ないです。
パソコンの種類別にポート類の多さを表すと次のようになります。
デスクトップPC > 一体型PC > ノートPC
今までの経験で言うと、デスクトップPCのポート類は使えきれないほど数が多く、逆にノートPCは若干少ないです。
一般的な使い方であれば、中間ぐらいとなる一体型PCでも十分なのかなとも思いますね。
ただ、一体型PCのポート類の注意点としては、ポート類が背面にあるので、頻繁に抜き差しする場合はすごく不便です。
そのため、USBハブやドッキングステーションで手前からも挿せるようにしておくことをおすすめします。
USB Type-Cポートがあれば色々と拡張できるので便利ですね。
また、USBポート数が4つ前後なので状況によっては足りなくなるかもしれないです。
マウス、キーボード、プリンターで3つ、あとは必要な時にUSBメモリなどを使うと埋まってしまうので、USBメモリ間でデータを移動させたい時などごくまれに足りないと感じるかも。
ただ最近は、ノートPCと同様に、Bluetoothもスタンダードになってきているので、マウスやキーボードはBluetooth接続で、できるだけポートを開けておくようにすれば、十分足りるかと思います。
そのため、一体型PCを検討する際は、ポートの種類や数、Bluetoothの有無もチェックしておきましょう。
拡張性が低い【メモリ増設が限界】
デスクトップPCであれば、メモリやストレージ、拡張カードなどの増設ができますが、一体型PCの場合は、メモリの増設ぐらいが限度で拡張性が低いです。
この拡張性は、ノートPCと同じ水準という感じですね。
さらに、一体型PCによっては、メモリが基盤に固定されていて増設・換装できない場合もありますし、メモリスロットも少ないです。
ただ、増設や換装などの改造は、メーカー保証の対象外となってしまうことがほとんどなので、気を付けましょう。
≫ 関連記事:パソコンの保証内容や期間を徹底比較!【保証重視の方必見】
一体型PC(オールインワン)のメリット
次に、一体型のメリットについて解説していきます。
一体型PCのデメリットは、次の通りです。
- スペースの節約
- 配線がスッキリ・セットアップの簡素化
- スタイリッシュなデザイン
スペースの節約
一体型PCは、据え置きタイプのパソコンのわりに場所をとらず、省スペースで済みます。
デスクトップPCの場合、いくら省スペース・スリム型のパソコンを買っても、本体とディスプレイの2つがあるので、それだけ場所を取ってしまいます。
その点、一体型PCは、文字通り一体なので置くものが1つで良いわけです。
そのため、デスク周りをスッキリさせたい方にはいいですね。
特に、小さなオフィスやリビングの家族共有パソコンなど限られたスペースしかない場合におすすめです。
「それなら、ノートPCでもいいじゃないか!」となりそうですが、その通りと言えばその通りです(笑)
なので、限られたスペース、かつ、23インチや27インチの大画面にしたいのであれば、一体型PCが選択肢になると思います。
配線がスッキリ・セットアップの簡素化
デスクトップPCの場合、少なくとも次のような配線が必要です。
- 本体の電源ケーブル
- ディスプレイの電源ケーブル
- 本体とディスプレイを繋ぐ映像出力ケーブル
少なくとも3本のケーブルが足元やデスク上を行き交うことになりますが、一体型PCの場合は、電源を供給するための電源ケーブル1本のみとなります。
そのため、配線面でもパソコン回りをスッキリとさせたい方は、一体型PCが良いと思います。
また、配線が少なくなるので、デスクトップPCより簡単に設置することができます。
ケンさん
スタイリッシュなデザイン
一体型PCは、スリムでスタイリッシュなデザインを採用しているので、デスクトップPCのように筐体がドンと置かれているより、美しく見えますね。
また、モニターと本体が一体化しているので、よりスマートな印象になります。
ケンさん
一体型PC(オールインワン)が向いている人・向いていない人
一体型PCのメリット・デメリットを色々解説しましたが、どういう人が向いているのか、向いていないのかについて解説します。
先に結論を言うと、次のようになります。
・性能重視・高負荷な用途⇒【デスクトップPC】
・ノート向けの性能なら持ち運べた方がいい⇒【ノートPC】
・上2つに当てはまらない・デスク周りスッキリ⇒【一体型PC】
性能重視・高負荷な用途⇒【デスクトップPC】
デスクトップPCの方が、一体型PCよりも価格あたりの性能が高く、性能の上限も高いです。
そのため、性能を重視したい方や高負荷な用途でパソコンを使う方は、デスクトップPCにするべきです。
例えば、同じ価格ならデスクトップPCの方が性能が高くなりますし、逆に、同じ性能で比べるとデスクトップPCの方が安くなります。
つまり、デスクトップPCの方が性能と価格のコスパが良くなります。
また、一体型PCではノート向けのCPU, GPUが搭載されることがほとんどなので、ハイエンドなどの高性能を求めるのであれば、上限の高いデスクトップPCの方から選ぶのが良いですね。
高負荷な用途は、例えば、3Dゲーム、動画編集、データ分析やAI学習などがあります。
最近のCPUやGPUは性能が高いので、一体型PCであって、全くできないことはありません。
しかし、3Dゲームで高fps, 4K画質など重いことをするのであれば、デスクトップPCがおすすめです。
ただ、一体型PCでGPUを搭載しているモデルが少ないので、3Dゲームや3DCG・モデリングなど3D関係の用途で使う場合は、GPUの性能もチェックしておきましょう。
パソログでは、パソコンの基礎知識や選び方、価格別、用途別におすすめのパソコンも紹介しているので、参考にしてみて下さい。
≫ 関連記事:デスクトップパソコンの選び方・よくある疑問を徹底解説
ノート向けの性能なら持ち運べた方がいい⇒【ノートPC】
一体型PCは、ノート向けの省電力、省スペース設計のPCパーツが使われているので、CPUやGPUの性能はデスクトップ向けと比較して低くなります。
そのため、普段使いやビジネス用途など、そこまで性能が必要ない軽めの用途であれば、一体型PCも選択肢に入ってきます。
しかし、性能に関しては一体型PCとノートPCは同じなので、どうせなら持ち運べた方がいいということでノートPCがおすすめです。
パソコン検討時には特に持ち運ぶ予定がなくても、家の中でも寝室やリビングを移動したくなったり、コワーキングスペースや旅行先で使いたくなったりするかもしれません。
なので、持ち運びする予定はないにしても、持ち運びできるようにノートPCにすることで、より柔軟に使うことができます。
ノートPCよりも一体型PCの方が、ディスプレイが大きいので、見やすさ、作業のしやすさの観点から言えば、一体型PCもアリかもしれません。
ちなみに、ノートPCの画面サイズは13.3~15.6インチが主流で、一体型PCは、23~27インチが主流です。
しかし、ノートPCでも、外部ディスプレイを繋げれば、外出時はノートPC単体で、自宅ではノートPCと外部ディスプレイの2画面で効率良く作業ができるので、画面サイズの観点から言っても、ノートPCの方がいいですね。
ノートPCでも価格別、用途別におすすめのパソコンも紹介していたり、ノートPCの選び方を解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
≫ 関連記事:ノートパソコンの選び方・よくある疑問を徹底解説
上2つに当てはまらない・デスク周りスッキリ⇒【一体型PC】
上記2つのデスクトップPC、ノートPCに当てはまらないのであれば、一体型PCでもいいと思います。
正直、そのような場合があまり思いつかないのですが、一体型PCはスリムでスタイリッシュなデザインなので、部屋のインテリアにこだわっている方が、パソコンも含めて美しく見せたいような場合ですね。
ネット検索や動画視聴などの普段使い、Officeやメールなどのビジネス用途、プログラミングなどの軽い用途であれば、それほど高い性能が要求されるわけではないので、一体型PCでも適切な性能のものを買えば快適に動作します。
一体型PC(オールインワン)の取り扱いPCメーカー
PCメーカーは20社以上あるのですが、その中から一体型PCを取り扱っているメーカーをピックアップしておきます。
まとめ:一体型PC(オールインワン)ならデスクトップパソコンの方がおすすめ!
一体型PCとデスクトップPC、ノートPCの違いやメリット・デメリットなどを解説しました。
再度メリット・デメリットをまとめると次の通りです。
【デメリット】
・ノートPC向けパーツなので性能が低め
・性能がノートPC向けなのに持ち運べない
・静音性が低い・ファンがうるさい
・ポート類が少ない
・拡張性が低い【メモリ増設が限界】
【メリット】
・スペースの節約
・配線がスッキリ・セットアップの簡素化
・スタイリッシュなデザイン
私の結論としては、高負荷な用途ならデスクトップPC、軽めの用途や持ち運びが必要ならノートPCを選ぶべきと考えています。
パソコンを選ぶ上でかなり重要な部分である”性能”と”携帯性”をデスクトップPCとノートPCという形で最適なものが用意されているので、そこに対して一体型PCに割り込む余地が感じられないのが正直なところです。
だた、これ以外にも、スタイリッシュなデザインが好みという意見もあると思うので、それはそれで全然OKです。
しかし、デメリットが多いのも事実なので、それを理解した上で検討してもらえると失敗が少なくなると思うので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
家電量販店などでデメリットもよく解説されないまま、流れるように買ってしまい、後々やりたいことが快適にできなかった…ということは避けましょう。
パソコン選びで失敗しないための必要な知識を解説していたり、価格別、用途別に目安の性能やおすすめPCも紹介しています。
≫ 関連記事:購入前に知っておくべきパソコン基礎知識【初心者向け】
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