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効率、生産性ってデュアルモニタで上がるのという話【論文・実体験】

デュアルモニタを検討しているが、実際生産性は上がるの?と疑問に思っている方向けの記事です。

・デュアルモニタによる生産性向上に関する研究論文

・こういう場面でデュアルモニタの方が生産性が上がりますよ。

・実際にデュアルモニタで利用している感想

という部分にフォーカスして解説していきます。

 

結論から言うと、上がります。

生産性は、マイクロソフトの研究曰く、9%~50%。

実際利用した感覚的にも作業スピードが上がっていると実感できます。

 

デュアルモニタとは

まず、デュアルモニタについて簡単に解説しておきます。

 

デュアルモニタとは、1台のパソコンに2枚のモニターを接続することです。

2枚接続することで、別々の画面を表示することで、作業領域を広くすることができます。

 

21インチモニタと17インチモニタのデュアルモニタ

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Windowsの場合、デュアルモニタ時の画面表示には、モニタ位置の設定と表示設定が設定があります。

デスクトップ上で右クリックを押すと「ディスプレイ設定」となるので、そこから設定することができます。

※モニタを複数接続していない場合は、モニタの検知ができないので設定できません。

 

モニタ位置の設定

 

1枚目のモニタと2枚目のモニタの位置を設定します。

 

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上の画像のようにモニタを横に並べる場合は、左右に「1」「2」と表示されるはずです。

私は、Surface Pro 6 と上の21インチモニタでデュアルモニタ構成をする場合があるのですが、その場合は、上下で設定しています。

 

 

表示設定

デュアルモニタの表示は、Windows 10 の場合、次の4種類あります。

 

・表示画面を複製する・・・1つ目と2つ目で同じ画面を表示する。

・表示画面を拡張する・・・1つ目と2つ目で違う画面を表示する。(作業領域拡大)

・1のみに表示する・・・2つ目のモニタは使用せず、1つ目のモニタのみ使用する。

・2のみの表示する・・・1つ目のモニタは使用せず、2つ目のモニタのみ使用する。

 

一般的なのは、「表示画面を拡張する」になると思います。

作業領域を拡大して、複数のアプリケーションを表示することができます。

また、「表示画面を複製する」は、会議やプレゼンテーションなどで手元の資料を表示したいという場合に使います。

 

 

呼び方について

デュアルディスプレイ、マルチモニタなど色々な呼び方があります。

デュアルモニタとデュアルディスプレイは同じ意味ですが、マルチモニタ、マルチディスプレイは、複数のモニタなので2枚とは限りません。

3枚の場合やトレーダーなどの方は6枚のモニタを接続して使っている場合があります。

 

 

 

デュアルモニタは生産性が上がるという研究論文

では、デュアルモニタって実際に生産性が上がるの?という話ですが、デュアルモニタの効率、生産性を研究した論文や論文をまとめたものがいくつかあるので紹介します。

論文の概要等を記載すると長くなるので、主に生産性が上がったのか、下がったのかなどの結果の部分について見ていきます。

詳細を知りたい方は、参考にしたリンクを貼っているので確認してみてください。

 

 

デュアルモニタを使って生産性とユーザーの満足度を高める

Dellがデュアルモニタに関する様々な研究論文をまとめた資料をPDFで公開しています。

資料には、ウィチタ州立大学、ジョージア工科大学、ユタ大学の3つの大学の研究結果が掲載されています。

 

その資料によるとデュアルモニタにすることで次のような結果があるようです。

・シングルモニタからデュアルモニタにするとテキスト作業において生産性が44%向上し、スプレッドシート作業においては、生産性が29%向上した。

・1時間あたり5分の短縮することができ、従業員1人が1日あたり40分を別の作業に費やすことができる。

・サンプル文書を精読する作業において17インチのシングルモニタから19インチのデュアルモニタにすることで、1年間の労働時間において、56日分の時間が節約された。

・さらに、22インチのワイドスクリーンに変えることで66日分の時間が節約された。

・実験の参加者は、1から10のモニタサイズで、デュアルモニタがシングルモニタより便利と示している。

・実験の参加者は、デュアルモニタを使うと情報を見つけるのが2倍簡単になった、また、シングルモニタよりずっと快適に使えると報告している。

 

また、次のようなモニタ構成だと不満に思うようです。

明らかに最も不人気だったのが、17インチのシングルモニタ構成でした。参加者にこの構成を使用して作業するよう求めたとき、あまり気が進まない様子がしばしば見受けられました(不満をもらした人もいました)

 

 

デュアルモニタが与える影響について

オフィス関連の商品を取り扱っているSteelCaseの資料によると次のようなことが分かっています。

 

・98%のユーザーがシングルモニタよりデュアルモニタを好んだ。

・マイクロソフトの研究では、複数のモニタにすることで、生産性を9%~50%向上させることができた。

・技術コンサルタントのJon Peddie Researchでは、複数のモニタを使用することで、生産性が平均42%向上した。

・ウィチタ州立大学の研究では、画面サイズに関係なく、複数のモニタがパフォーマンス向上に役立つことを発見した。

・98%のユーザーは、デュアルモニタの方が、効率が高く、イライラが少ないと報告している。

 

 

多くの場合で、生産性が向上しているという結果になりました。

また、生産性だけでなく作業をしているユーザーの満足度も高く、ストレスも少ないとあります。

生産性、満足度とストレスについて、デュアルモニタで使っている私としても同意です。

作業領域が広く、画面の切り替えが少なくなるので、ストレス軽減の効果は大きいです。

 

ビジネスの場面においては、時間が人件費、利益に直結してくるので、生産性が上がることで作業時間を削減すること、あるいは、その分別の作業をすることでコスト削減につなげることができます。その上、デュアルモニタに対する満足度は高くなるので、雇用側、従業員側の両サイドにメリットがありそうです。

21インチぐらいのモニタ1枚2万前後なので、生産性の向上率からみて十分元が取れるはずです。

 

 

ですが、実際に研究論文で検証されている作業内容と実際にみなさんが行う作業内容は全然違うはずなので、一概にこの研究論文の通りに効率的になるかと言われれば、疑問が残ることろです。

 

では、実際にこういう場面でデュアルモニタが活きてきますよ。生産性が上がってきますよ。という例を上げたいと思います。

 

デュアルモニタのこういう場面で生産性が変わるという例

デュアルモニタにした場合、実際どういう作業が効率的になり、生産性が上がるかというのをいくつか例を上げようと思います。

 

 

資料を参考にしつつ、別の作業をする場合

例えば、エンジニアの方だとネットで情報を検索して、その情報を見つつプログラミングする。色々な資料を参考にしつつ取引先用のプレゼンテーション用の資料を作成するというような場合です。

 

シングルモニタの場合だと、何かを見つつ作業をするということができず、1回1回アプリケーションを下のタスクバーで切り替えて見る必要があります。

デュアルモニタにすることで、1画面目にプログラミングやプレゼンテーションの資料作成の画面として、2画面目は、情報を検索するためのブラウザや参考にする資料の表示用などに分けることで、切り替える作業が無くなります。

 

この切り替え作業が無くなるということは、かなり大きいメリットがあると思っています。

1つ目に、切り替えるためにタスクバーにマウスを移動させる手間を省けます。

仮に、ショートカットキーAlt+Tabでアプリケーションを切り替えている場合は、画面の選択をする手間が省けます。

2つ目に、切り替えている間に、参考にしていたことを忘れるということです。

私の物覚えの悪さが原因かもしれませんが、長い文章だと画面を切り替えている間に何が書いてあったか忘れてしまうということがしばしば。(笑)

 

マウスの移動の手間って少なくない?と思われるかもしれませんが、何回も繰り返し動かすとなると結構な時間になります。

 

 

複数のアプリケーションを表示する際のウィンドウサイズの調整をする場合

複数のアプリケーションを表示する場合、シングルモニタで17インチぐらいのサイズであれば、そもそも1つの画面に2つのアプリケーションを表示するということが難しいですが、22インチのようなワイドモニタであれば可能だと思います。

しかし、表示ができたとしても、各ウィンドウのサイズを調整したり、移動させたりするために手間がかかります。

デュアルモニタであれば、各画面でウィンドウを最大化してしまえば良いので、その手間も減ります。

 

いかがでしょうか?

みなさんの作業にあてはめた時に、デュアルモニタの場合だと生産性が上がりそうだな。というイメージは付きましたか?

 

 

 

実際にデュアルモニタを使っている感想

実際に私がデュアルモニタを使っている感想についてです。

 

自宅で作業する時は、デスクトップパソコンで21インチモニタと17インチモニタのデュアルモニタ構成です。

しかし、外出先で作業をする場合は、Surface Pro 6 を使っているので、12.3インチモニタ1枚なので、シングルモニタとデュアルモニタの双方を経験しています。

(Surface Pro 6 を自宅で使う場合は、デスクトップパソコンのモニタを借りて、12.3インチモニタと21インチモニタのデュアルモニタ構成で作業することもあります。)

 

経験談から言うと、やはりデュアルモニタの方が作業スピードが”上がる場合”があります。

ブログ執筆の場合は、他のサイトの情報(この記事であれば研究論文)を見つつ記事を書いていくので、切り替えがない方が生産性は上がります。

また、プログラミングにおいても、ブラウザ検索で情報を収集しつつコードを書くという場合があるので、そういったときは便利ですね。

上がる場合と書いたのは、アプリケーションが1つで完結するような作業の場合は、あまり変わりませんので、全ての作業で生産性が上がるかというと言い切れない部分があったからです。

例えば、メールを書いている場合、テキストやExcelでスケジュール計画を作る場合など。

 

ですが、総合的に言えば、デュアルモニタにする方が遥かにメリットが大きいと感じています。

外出先は難しいかもしれませんが、デスクの上ではデュアルモニタ環境にする方が良いと思います。

 

 

 

まとめ

作業内容によってシングルモニタでもストレスなく問題なくできる場合もあれば、この作業はデュアルモニタの方が圧倒的に良いなと感じることもあると思います。

 

人によって様々だと思いますが、みなさんの作業をイメージして、シングルモニタでもいいのかデュアルモニタにした方が良いのか検討してみてください。

 

かといって仕事で使うモニタの場合、上司や会社の人を説得する必要があるので少々面倒だと思います。

しかし、モニタを用意しない理由が、「モニタを買うお金が無い」というものであれば、これらの研究結果を叩きつけてやりましょう。(笑)

なぜなら、モニタを買うお金より、生産性向上による人件費の削減のお金の方が高くなるのですから。

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