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CPUの末尾の文字の意味を解説!性能や消費電力の目安

CPUのプロセッサー名の最後にある文字って何か意味があるの?
という方向けに、Intel Core i9 9900″K”, AMD Ryzen 7 2700″X”など、末尾の英字の意味を解説します。

 

CPUの末尾の文字について

CPUを選ぶ際に、Intel Core i9 9900Kというようなプロセッサ名を見るかと思います。

その際に、Intel Core i9 9900″K“, AMD Ryzen 7 2700”X“のようにプロセッサ名の末尾に「K」「X」のような英文字が付いているものを見かけたことは無いでしょうか?

 

今回は、この英文字の意味について詳しく解説していきます。

 

結論から言うと、この文字によって、

  • 省電力設計で発熱が抑えられたCPUなのか
  • オーバークロックできるCPUなのか
  • CPUクーラーが付属しているのか

というようなことが分かります。

 

パソコン向けのCPUでは、インテル社とAMD社の2社のみとなりますが、両方ともプロセッサ名の末尾に英文字が記載されています。

各社によって、表記する英文字や意味が異なってくるので、分けて解説していきます。

 

インテル製のCPUの場合

インテル製CPUの場合は、

  • デスクトップ向け:「無印」「K」「F」「KF」「X」「XE」「S」「T」「C」「R」「P」
  • モバイル向け:「M」「U」「H」「HQ」「QM」「MQ」「Y」

があります。

 

では、現在販売されているCPUやパソコンに搭載されている主要なものについて詳しく解説していきます。

 

インテル製デスクトップ向けCPU

末尾 概要
無印 Core i7 8700 通常版
K Core i9 9900K オーバークロックモデル

CPUのクロック周波数を制御できる。

CPUの仕様以上のクロック周波数を出すことで高い処理性能を発揮。

しかし、CPUに負荷が掛かるため上級者向けで、BTOパソコンの場合保証対象外ということも。

F Core i5 9400F CPU内臓グラフィックが非搭載のモデル

通常、CPU内臓グラフィックにより映像出力できるが、このモデルはグラフィクボードが必須。

KF Core i9 9900FK KとFを統合したモデル

オーバークロックができる。

グラフィック機能非搭載なので、グラフィックボード必須。

X Core i7 9800X Extreme Editionの最上級モデル

オーバークロック可。

超高性能、超高価格です。

EEやXEという表記もあります。

S Core i7 4770S 省電力モデル

通常より性能が低い分、発熱や消費電力を抑えている。

T Core i3 7100T 超省電力モデル

Sよりさらに性能が低くして、発熱や消費電力を抑えている。

 

 

インテル製モバイル向けCPU

末尾 概要
M Core i7 4600M モバイル向けモデル。

主にノートパソコンで使用される。

デスクトップ向けより発熱や消費電量が抑えられているので性能は低め。

U Core i7 8559U モバイル向けの超省電力モデル
H Core i7 8750H 高いグラフィック性能を持ったモデル

とは言え、グラフィクボードと比較すると低い。

HK Core i9 8950HK HとKを統合したモデル

やや高いグラフィック性能。

オーバークロック可。

 

 

AMD製のCPUの場合

AMD製CPUの場合は、

  • デスクトップ向け:「無印」「X」「WX」「GE」「K」「T」

があります。

モバイル向けのCPUは、あるものの末尾の英文字によって分けているわけでは無いようなので、デスクトップ向けのみ見ていきます。

 

では、現在販売されているCPUやパソコンに搭載されている主要なものについて詳しく解説していきます。

 

AMD製CPU

末尾 概要
無印 Ryzen 7 2700 通常版
X Ryzen 7 2700X Ryzenシリーズ内の上位モデル

インテルで言うところのKモデルと似ています。

WX Ryzen Threadripper 2990WX Ryzenシリーズ内の最上位モデル

インテルで言うところのXモデルと似ています。

E A12-9800E 省電力モデル

通常より性能が低い分、発熱や消費電力を抑えている。

インテルで言うところのSモデル

 

 

インテルの”K”,”X”モデル、AMDの”X”モデルは、CPUクーラーの付属なし

これから自作パソコンをしようかなとCPUをどれにするか迷っている場合、インテルの”K”モデル、”X”モデル、AMDの”X”モデルには注意点があります。

 

それは、CPUクーラーが付属していないということです。

 

CPUは、非常には発熱するパーツなので、CPUを冷却するためのCPUクーラーは必須となってきます。

 

社外品CPUクーラー

close-up-computer-part-connection-461490

こういうやつです。

 

通常であれば、CPUを購入した際に、付属でリテールクーラー(純正クーラー)が付属してきます。

 

しかし、ハイエンドなCPU(インテルの”K”モデル、”X”モデル、AMDの”X”モデル)の場合は、CPUクーラーが付属していません。

CPUを購入しても、中身はCPUのみです。

 

純正のクーラーが付いてくるといっても、冷却性能はあまり高くありません。

ハイエンドCPUの熱量を純正クーラーでは冷却しきれないから、自前で用意してね!」ということですね。

 

そのため、社外品(純正以外)のCPUクーラーをどれにするかも決めておきましょう。

製品によって、対応CPUソケット、サイズ、冷却性能、静音性等が異なるので、店頭で適用に購入するのは避けましょう。

 

これを知らずに、パーツを買ってしまうと「あれ?CPUクーラーないの?」となってしまうので、気を付けましょう。

最悪、またお店に行って、別途CPUクーラーだけ購入すれば、全く問題ありませんが。(笑)

 

インテル製CPUでオーバークロックする際は、チップセットが「Z」「X」であること

インテル製CPUの”K”モデル、”X”モデルで、オーバークロックをしたい場合、マザーボードのチップセットに注意する必要があります。

 

マザーボードのチップセットには、「Z」「X」「B」「H」「A」とグレード分けされています。

例えば、マザーボードの製品名や仕様を見てもらうと分かりますが、Zであれば、Z390, Z170と言ったような記載があるはずです。

 

オーバークロックするためには、このチップセットが「Z」「X」である必要があります。

その他の「B」や「H」などではオーバークロックに対応していないため、”K”, “X”の付いたCPUを購入してもマザーボード側が未対応なため、オーバークロックできません。

 

とは言え、無印と”K”モデルでは、オーバークロックしなくてもクロック周波数が高いので、性能としては上位に位置します。

 

例えば、Intel Core i7 8700で比較してみます。

Intel Core i7 8700K -> ベース:3.7GHz, 4コア/8スレッド

Intel Core i7 8700 -> ベース:3.2GHz, 4コア/8スレッド

 

ベースのクロック周波数が0.5GHzアップしていますね。

 

「オーバークロックしないと”K”モデル買った意味ないじゃん!」というユーザーもいますが、オーバークロックをしなくても、クロック周波数が高くて基本性能が高いからと言う理由で使うのも全然ありです。

 

私は、オーバークロックしてませんが、”K”モデルを使っています。

その辺りの議論については、下の記事で解説しています。

 

関連記事:Intel CPU 「K」モデルでオーバークロックしないのは悪なのか。

 

 

まとめ:性能や消費電力の目安になる。

CPUの末尾の文字を見ることで、そのCPUの機能や大体の性能の目安にすることができます。

 

モバイル向けやデスクトップの一部のモデルは、そもそもパーツ単体で販売されていることはありませんが、CPUを選ぶ際の参考にしてみて下さい。

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