
20万円前後でパソコンを探しているけど、どんな使用用途(動画編集、3Dゲームなど)に使えるの?
この価格帯のスペックの目安ってどのくらいなの?
と疑問に思っている方に向けて、スペックの目安、使用用途などについて、セール情報と共に解説していきます。
目次
20万円前後パソコンの目安スペック
20万円前後となると、CPU、GPU共にハイエンドクラスのものを搭載することができます。
スペックの目安としては、大体次のようになりますね。
目安スペック
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i7 / AMD Ryzen 7 |
メモリ | 16GB |
GPU | Geforce RTX 2070 SUPER |
SSD | 256GB / 512GB |
HDD | 1TB |
CPU、GPU共にハイエンドで、メモリもある程度の容量を搭載できるので、多くの使用用途で十分なパフォーマンスを発揮してくれるようになります。
メモリに関しては、近年では最低でも8GBぐらいは欲しいという感じなので、16GBあれば大抵は事足りますね。
SSD、HDDについては、使用用途に応じて柔軟にカスタマイズしていきましょう。
例えば、動画編集データの保存用に、HDDを追加しておくなど…
20万円前後パソコンの使用用途
では、上で紹介したスペックで、どんな使用用途としてパソコンを使うことができるのか解説していきます。
使用用途ごとに、どの程度動作するかの目安を「◎、〇、△、×」で評価していきます。
自分の使おうと思っているものだけを見ればオッケーです!
スペックの判断基準は、次の通りです。
◎ = 快適に問題なく動作
〇 = 基本的に動作するが、一部性能不足を感じることもある。
△ = 初心者や軽めにしかやらない方は良いが、本格的にやる分にはちょっと性能不足。
× = 動作しない。動作しても確実にカクついてストレスになる。
※使用用途のリンクは、各用途の目安スペック、PCパーツなどを解説しています。
ライトユーザー向けの使用用途
使用用途 | スペック | 解説 |
---|---|---|
Web閲覧、動画視聴 | ◎ | 快適に動作する。 |
ビジネス用途 (Office、メーラーなど) | ◎ | 快適に動作する。 |
ブログ執筆 | ◎ | 快適に動作する。 |
クリエイティブユーザー向けの使用用途
使用用途 | スペック | 解説 |
---|---|---|
画像編集 | ◎ | 快適に動作する。 |
動画編集 | ◎ | 快適に動作する。 ※必要に応じてHDDなど追加しておこう |
プログラミング | ◎ | 快適に動作する。 |
3DCG・モデリング | ◎ | 快適に動作する。 |
ベビーユーザー向けの使用用途
使用用途 | スペック | 解説 |
---|---|---|
ゲーム | ◎ | 快適に動作する。 ハイエンドなグラフィックボードを搭載できるので、高いグラフィック性能を要求される3Dゲームでも問題なし。 |
トレード (株/FX/仮想通貨) | ◎ | 問題なく動作する。 グラフィクボードを搭載しているので、デイトレード向けに他画面環境の構築も可能。 |
データ分析・AI学習 | 〇 | CPU、GPU共にハイエンドなので、データ数が多い場合でも、ある程度の速さで分析・学習ができる。 本格的な動作環境としても十分と言えるが、場合によってはメモリは32GBの方が良いかも。 |
このあたりのスペックになるとほとんどの使用用途で使うことができます。
そのため、
「考えていた用途で使えなかった…」
「思っていたよりカクついたり、重かったりでストレスが溜まる」
と言ったように、大きく失敗することはまず無いですね。
予算がちょっと足りないという方は、スマホの分割払いと同じように、BTOパソコンも、分割払いで購入することができるので、ぜひ検討してみて下さい。
一番避けたいのが、予算オーバーで無理に価格を下げて、性能が足りずにやりたかったことができない…ということですね。
しかし、分割回数にもよりますが、分割金利手数料は意外と高いので、手数料が無料のキャンペーンを活用して購入しましょう!
割と色々なBTOメーカーが長期間実施しているので、ほぼ確実に利用できると思います。
おすすめの20万円前後パソコン
では、20万円前後で買えるおすすめのBTOパソコンを紹介します。
紹介するのは次の3つですね。
- ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA XA7C-R70S」
- RTX 2080搭載のコスパの高いPC「ZEFT R7R02」
- デザイン性の高いアルミ仕様ゲーミングPC「PG-MK」
スペック表比較
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メーカー | |||
モデル | |||
OS | Windows 10 Home 64ビット | Windows 10 Home 64ビット | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7-10700 (8コア/16スレッド, 2.9GHz Max 4.8GHz) | AMD Ryzen 7 3700X (8コア/16スレッド 3.6GHz Max4.4GHz) | AMD Ryzen 7 3700X (8コア/16スレッド 3.6GHz Max4.4GHz) |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER 8GB | GeForce RTX2080 SUPER | GeForce RTX2070 SUPER |
SSD | 512GB NVMe SSD | 480GB | 250GB |
HDD | - | – | 2TB |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 220 × 440 × 480 mm | 220 × 464 × 493 mm | 210 × 450 × 405 mm |
本体重量 | 約14kg | - | - |
参考価格 | 186,978円(税込) (2020/08/14 時点) | 214,280円(税込) (2020/08/15 時点) | 191,800円(税込) (2020/08/12 時点) |
では、1つ1つ簡単に解説していきます。
ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA XA7C-R70S」
基本スペック | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7-10700 (8コア/16スレッド, 2.9GHz Max 4.8GHz) |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER 8GB |
SSD | 512GB NVMe SSD |
HDD | - |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 220 × 440 × 480 mm |
本体重量 | 約14kg |
参考価格 | 186,978円(税込) (2020/08/14 時点) |
ドスパラの人気ゲーミングブランド『GALLERIA』のゲーミングPCですね。
CPU、GPU共にハイエンドでメモリ容量も十分ですね。
他の2つのパソコンとの違いは、CPUがIntelということぐらいですね。
少し前までは、IntelのCPUが全面的に優位だったのですが、ここ数年は、AMD Ryzenシリーズの性能も上がり、発熱問題や特定の用途では性能が発揮されないという部分も改善されてきました。
そのため、特に決定的な違いがあるということは無いので、Intel CPUにするかAMD CPUにするかは好みで良いかなと思っています。
ドスパラがどういったBTOメーカーか知りたい方はこちら。
≫ 関連記事:BTOメーカー【ドスパラ】を徹底解説!
RTX 2080搭載のコスパの高いPC「ZEFT R7R02」
基本スペック | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 3700X (8コア/16スレッド 3.6GHz Max4.4GHz) |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce RTX2080 SUPER |
SSD | 480GB |
HDD | – |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 220 × 464 × 493 mm |
本体重量 | - |
参考価格 | 214,280円(税込) (2020/08/15 時点) |
コスパの高いSEVENというBTOメーカーのゲーミングPCです。
他より少し価格は高いですが、GPUは、NVIDIA GeForce RTX 2080 Superを搭載しており、他のパソコンより1つ飛び抜けています。
ベンチマークサイト「PassMark」のGPUスコアを見ると次の通り。
NVIDIA GeForce RTX 2080 Super:19,284
NVIDIA GeForce RTX 2070 Super:18,115
約1,000ポイントだけなので、そこまで差があるわけではありません。
2070 Superでも大概の3Dゲームやその他グラフィック性能の必要な用途で快適に動作します。
そのため、多くの方には、2080 Superまで高める必要性は無いかなと考えています。
また、ここまでハイエンドなパーツであれば、上に行けば行くほど、価格が跳ね上がりコストパフォーマンスが悪くなる傾向にあります。
しかし、それでもGPUの性能を高めておきたいという方であれば、このパソコンですね。
SEVENは、コスパが高くセールも充実している上、価格は変わりますがケースも色々と豊富に選べるので、コスパ良くデザインにもこだわりたい方におすすめのBTOメーカーです。
≫ 関連記事:BTOメーカー【SEVEN】を徹底解説!セール充実さとコスパの高さが魅力!!
デザイン性の高いアルミ仕様ゲーミングPC「PG-MK」
基本スペック | |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 3700X (8コア/16スレッド 3.6GHz Max4.4GHz) |
メモリ | 16GB |
GPU | GeForce RTX2070 SUPER |
SSD | 250GB |
HDD | 2TB |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 210 × 450 × 405 mm |
本体重量 | - |
参考価格 | 191,800円(税込) (2020/08/12 時点) |
ストームのアルミ、強化ガラス仕様のゲーミングPCですね。
SSDだけでなく、2TBBのHDDも搭載されているので、データ保存が多くなりがちなクリエイティブな用途でも使えますね。
特に、動画編集をするという方であれば、編集時はデータ転送速度の速いSSDを使って、完成後にHDDで動画を保存しておくというのが良いと思います。
ストームは、デザイン性の高いケースが多いので、おしゃれな、カッコいいパソコンが欲しいという方におすすめのBTOメーカーですね。
≫ 関連記事:BTOメーカー【ストーム】を徹底解説!スペックからの絞り込みが良い。
他のメーカーのセール情報を確認する。
まとめ:ほとんどの使用用途で十分なパフォーマンスを発揮!
20万円前後のパソコンの目安スペックとおすすめのBTOパソコンを紹介しました。
20万円前後になってくるとハイエンドなCPU・GPUに加え、メモリ容量も十分ですね。
そのため、高い性能が求められがちなゲーム用途、クリエイティブな用途でも十分快適に作業できるぐらいのパフォーマンスはありますね。
もう一度、目安スペックとおすすめのBTOパソコンをおさらいしておきます。
目安スペック
パーツ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i7 / AMD Ryzen 7 |
メモリ | 16GB |
GPU | Geforce RTX 2070 SUPER |
SSD | 256GB / 512GB |
HDD | 1TB |
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メーカー | |||
モデル | |||
OS | Windows 10 Home 64ビット | Windows 10 Home 64ビット | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7-10700 (8コア/16スレッド, 2.9GHz Max 4.8GHz) | AMD Ryzen 7 3700X (8コア/16スレッド 3.6GHz Max4.4GHz) | AMD Ryzen 7 3700X (8コア/16スレッド 3.6GHz Max4.4GHz) |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER 8GB | GeForce RTX2080 SUPER | GeForce RTX2070 SUPER |
SSD | 512GB NVMe SSD | 480GB | 250GB |
HDD | - | – | 2TB |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 220 × 440 × 480 mm | 220 × 464 × 493 mm | 210 × 450 × 405 mm |
本体重量 | 約14kg | - | - |
参考価格 | 186,978円(税込) (2020/08/14 時点) | 214,280円(税込) (2020/08/15 時点) | 191,800円(税込) (2020/08/12 時点) |
どうも、ケンさん(



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