NVIDIA GeForce RTX 3070(Ti, Laptop GPU)の仕様やグラフィック性能、ゲームの快適さ、コスパなど様々な観点から解説します。
ゲーム性能は、実際に12ゲームをベンチマークして、FPS基準で快適かどうかを判断しています。
他のグラボやゲームのベンチ結果、ゲーミングPCの目安スペック・よくある質問なども解説しています。
目次
RTX 3070(Ti, Laptop GPU)の仕様・性能
RTX 3070 Ti | RTX 3070 | RTX 3070 Ti Laptop GPU | RTX 3070 Laptop GPU | |
---|---|---|---|---|
種類 | デスクトップPC向け | デスクトップPC向け | ノートPC向け | ノートPC向け |
CUDA コア | 6144 | 5888 | 5888 | 5120 |
ブーストクロック | 1.77 GHz | 1.73 GHz | 1.035 – 1.485 GHz | 1.29 – 1.62 GHz |
ベースクロック | 1.58 GHz | 1.5 GHz | – | – |
標準メモリ構成 | 8 GB GDDR6X | 8 GB GDDR6 | 8 GB GDDR6 | 8 GB GDDR6 |
メモリバス幅 | 256 ビット | 256 ビット | 256 ビット | 256 ビット |
GPU電力 | 290 W | 220 W | 80 – 125 W | 80 – 125 W |
RTX 30シリーズは、Laptop GPUの有無でデスクトップPC向けかノートPC向けかを判断できます。
ただ、PCメーカーの仕様表には、ノートPCであってもLaptop GPUの表記が無い場合がありますが、実際に借りて詳細なハードウェア情報を見るとLaptop GPUになっています。
Laptop GPUのブーストクロックとGPU電力に幅がありますが、これはノートPCのメーカー側がGPUの電力を設定することができるためです。
ノートPC毎に筐体の構造や冷却性能、電力設計などが違うので、それぞれのノートPCに合わたパフォーマンスを出せるようになっています。
GPU電力を制限すれば、それだけブーストクロックも制限されることになるので、この2項目に関しては幅があります。
性能は、主にCUDAコアとクロックで決まってきますが、このままでは優劣が分からないので、当ブログで計測した各GPUのベンチマーク結果を掲載します。
また、他のGPUとも比較できるように、RTX 3070シリーズ以外も含めておきます。
GPU | 3DMark |
---|---|
RTX 4090 | |
RTX 4080 | |
RTX 4070 Ti | |
RTX4070 SUPER | |
RTX 3090 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 4070 | |
RTX 3080 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 3070 | |
RTX 4060 Ti | |
RTX 4070 Laptop GPU | |
AMD Radeon RX 6700 XT | |
RTX 3060 Ti | |
RTX 4060 | |
RTX 3060 | |
RTX 4050 Laptop GPU | |
RTX 4060 Laptop GPU | |
RTX 3060 Laptop GPU | |
RTX 3070 Ti Laptop GPU | |
GTX 1660 Ti | |
GTX 1660 Ti | |
RTX 3050 | |
GTX 1660 SUPER | |
GTX 1660 | |
GTX 1660 | |
RTX 3050 Ti Laptop GPU | |
GTX 1650 SUPER | |
Intel Arc A550M | |
GTX 1650 Ti | |
GTX 1650 | |
Intel Iris Xe (CPU内臓) | |
AMD Radeon (CPU内臓) | |
Radeon Vega 8 (CPU内臓) | |
Intel UHD (CPU内臓) |
今自分の使っているGPUと比較したい場合は、PassMarkが分かりやすいです。
別のベンチマークで計測した数値なので、このグラフと数値の互換性はないですが参考になると思います。
3DMarkのグラフィックスコアは、13,000を超え、かなり上位となります。
さらに上となるとRTX 3080, RTX 3090シリーズが来ますが、ゲームにはそこまでは必要ありません。
RTX 3070でも全てのゲームが動きますし、何なら、多くの人がそこまで必要としないでしょう。
RTX 1660 SUPER, RTX 3050, RTX 3060でもゲームを遊ぶ分には十分ですし、価格とのコスパも良いです。
一方で、RTX 3070は、重い3Dゲームでも高解像度、高グラフィック設定、高FPSを安定してプレイしたい方向けですね。
また、ゲーム実況などで視聴者の見易さのために、カクつきを無くし、できるだけ安定したゲーム画面を録画したい方におすすめですね。
RTX 3070(Ti, Laptop GPU)のゲーム性能
グラフィックボードの性能を語る上で、最も重要と言っても良いのがゲーム性能です。
今回は、12ゲームのベンチマークをRTX 3070, RTX 3070 Tiで計測したので、GPU別に平均FPSを掲載していきます。
※RTX 3070の一部のゲーム、また、Laptop GPUは未計測です。
まず、計測したゲームと重さの分類については次の通りです。
ゲーム名 | 重さの分類 |
---|---|
Rainbow Six Siege | 軽い部類の3Dゲーム |
DQX(ドラゴンクエストX) | |
Apex Legends | |
FF14 | 中程度の重さの3Dゲーム |
Fortnite | |
PSO2:NGS | |
Battlefield V | |
Far Cry 6 | |
FF15 | 重い部類の3Dゲーム |
GTA V | |
Watch Dogs Legion | |
Red Dead Redemption 2 |
この中で、Apex、Fortnite、Battlefield V、GTA V、Red Dead Redemption 2の5つのゲームに関しては、実際のゲームではなく、3DMarkのグラフィック性能を計測するベンチマークソフトで出しています。
(3DMarkの画面)
中央あたりのゲームタイトルが書かれている部分を切り替えることで、1440p (WQHD)、1080p (FHD)の解像度の平均FPSが分かります。
画質設定は最高で、ゲーム毎に最も高いものが設定されています。
また、このFPS値は、3DMarkを出しているUL Benchmarksが毎年、何百ものPCシステムをテストした結果を元に推定しています。
3DMarkのゲームのFPS計測に関する詳細は、公式ページ(英語)を参考にして下さい。
3DMarkは無料で配布されているベンチマークソフトなので、PCの買い替えを検討する際に、自分のPCと最新PCではどの程度性能が違うのか試してみるのも良いかもしれませんので、公式サイトからダウンロードしてみてください。
この5つのゲーム以外は、ゲーム内のベンチマークを実行して計測したものになります。
また、同じGPUのPCを複数台で計測しているので、それらを平均した値を掲載しています。
例えば、RTX 3070の3台分の計測データがある場合、3台分の平均FPSを平均した値となります。
こうすることで、CPU性能や冷却性能などグラフィック性能以外のバラつきを平均化しています。
ゲームを快適にプレイできる目安としては、1つは60FPSです。
また、シューティングゲームなどの動きの激しいゲームに関しては、60FPSでもプレイ自体は快適にできますが、より快適さを求めるのであれば120FPSを目安と考えましょう。
120FPSだとゲーム画面がより滑らかになりますし、他の人より画面が速く更新されるので、反応速度が速くなり有利になったりもします。
Rainbow Six Siege
GPU | 品質 | Rainbow Six Siege |
---|---|---|
RTX 3070 Ti | Ultra | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Ti Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | VeryHigh | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Ti Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | High | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Ti Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | Medium | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Ti Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | Low | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Ti Laptop GPU |
Rainbow Six Siegeは、3Dゲームの中でもかなり軽い部類のゲームで、画質設定別に5つ計測しました。
RTX 3070 Tiで最高画質のUltraでも平均FPSが340前後なので、何も問題なく遊べますね。
Rainbow Six SiegeのGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:Rainbow Six SiegeのベンチマークとおすすめPC
DQX(ドラゴンクエストX)
GPU | 品質 | DQX |
---|---|---|
RTX 3070 Ti | 最高品質 | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | 標準品質 | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | 低品質 | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU |
ドラゴンクエストXは3つの画質設定で計測しましたが、最高品質で、RTX 3070で平均200FPS前後なので問題なく遊べます。
どれだけ性能の良いGPUでも、230FPSあたりが上限のようで、ゲーム側で制限がかかっているのかもしれませんね。
とは言え、これだけでていれば十分すぎますね。
ドラゴンクエストXのGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:DQX(ドラゴンクエストX)のベンチマークとおすすめPC
Apex Legends
GPU | 品質 | Apex Legends |
---|---|---|
RTX 3070 Ti | 1440p Ultra | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | 1080p Ultra | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU |
Apex Legendsは、3DMarkによる計測なので、最高画質の解像度別に2種類のデータとなります。
結果としては、どのGPUでもFHDで平均140FPSを超えているので十分快適です。
また、最高画質でこの値なので、画質を落とせば200FPS前後も目指せそうです。
高FPSであれば画面更新が他の人より速いので、少しだけ有利になったりするので、高FPSで少しでも強くなりたい方にはおすすめのGPUですね。
Apex LegendsのGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:Apex LegendsのベンチマークとおすすめPC
FINAL FANTASY 14 : 暁月のフィナーレ
GPU | 品質 | FF14 |
---|---|---|
RTX 3070 Ti | 最高品質 | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | 高品質 | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | 標準品質 | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU |
FF14は、中程度の重さの部類に入る3Dゲームです。
中程度の重さと言っても、RTX 3070の性能を持ってすれば、最高画質でも平均200FPSに迫るほどなので、何の問題もなく快適に遊べますね。
FF14のGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:FF14 : 暁月のフィナーレのベンチマークとおすすめPC
Fortnite
GPU | 品質 | Fortnite |
---|---|---|
RTX 3070 Ti | 1440p Ultra | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | 1080p Ultra | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU |
Fortniteは、3DMarkによる計測なので、最高画質の解像度別に2種類のデータとなります。
ベンチマーク結果は、どのGPUでもFHDで平均160FPSを超えているので十分快適ですね。
RTX 3070 Tiは、RTX 3070より性能が高いはずですが、FPSはなぜかRTX 3070の方が高いですね。
必ずしもグラフィック性能通りのFPSが出るというわけでは無く、ゲームとの相性があるようですね。
また、最高画質でこの値なので、画質を落とせば300FPSとかも余裕で出そうですね。
リフレッシュレートが一番高いゲーミングモニターが360Hzなので活かそうと思えば活かせそうです。
ケンさん
FortniteのGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:FortniteのベンチマークとおすすめPC
PSO2:NGS
GPU | 品質 | PSO2 |
---|---|---|
RTX 3070 Ti | ウルトラ | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | 中 | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | 最低 | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU |
PSO2:NGSは、6種類の画質設定ができますが、最高、最低、中間の3つに絞っています。
ベンチマーク結果は、最高のグラフィック設定である”ウルトラ”でも平均130FPSを超えているので快適に遊べます。
“中”設定だと170FPSを超えてきますね。
とは言え、一部シューティング要素はあるものの基本的にPvE(Player vs Enemy)ゲームなので、そこまで高FPSである必要もないです。
PSO2のGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:PSO2:NGSのベンチマークとおすすめPC
Battlefield V
GPU | 品質 | Battlefield V |
---|---|---|
RTX 3070 Ti | 1440p Ultra | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | 1080p Ultra | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU |
Battlefield Vは、3DMarkによる計測なので、最高画質の解像度別に2種類のデータとなります。
ベンチマーク結果は、どのGPUでもFHDで平均150FPSを超えているので十分快適です。
シューティングゲームなので、120FPSは欲しいという方でもOKですね。
Far Cry 6
GPU | 品質 | FarCry6 |
---|---|---|
RTX 3070 Ti | Ultra | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | High | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | Medium | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | Low | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU |
Far Cry 6は、ギリギリ中程度の重さの3Dゲームではあるものの、その中でも重めな3Dゲームです。
とは言え、RTX 3070であれば、”Ultra”でも平均120FPSを超えてるので快適に遊べます。
Far Cry 6のGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:Far Cry 6のベンチマークとおすすめPC
FINAL FANTASY 15
GPU | 品質 | FF15 |
---|---|---|
RTX 3070 Ti | 高品質 | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | 標準品質 | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | 軽量品質 | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU |
FF15は重い3Dゲームですが、RTX 3070シリーズであれば何の問題もありません。
ベンチマーク結果は、高品質で平均110FPS前後なので快適です。
画質よりFPSを重視するのであれば、軽量品質で150FPSを超えますね。
FF15のGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:FINAL FANTASY XVのベンチマークとおすすめPC
GTA V
GPU | 品質 | GAT V |
---|---|---|
RTX 3070 Ti | 1440p Ultra | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | 1080p Ultra | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU |
GTA Vは、3DMarkによる計測なので、最高画質の解像度別に2種類のデータとなります。
ベンチマーク結果は、どのGPUでもFHDで平均100FPSを超えているので快適です。
Watch Dogs Legion
GPU | 品質 | Watch Dogs Legion |
---|---|---|
RTX 3070 Ti | Ultra | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | VeryHigh | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | High | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | Medium | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | Low | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU |
Watch Dogs Legionは、5種類の画質設定でベンチマークしました。
ベンチマーク結果は、”Ultra”でも平均90FPS前後なので快適に遊べます。
120FPSを超えたいのであれば、”High”以下でやればOKですね。
“Low”は画質が良くないので、低くても”Medium”ぐらいまで。
Watch Dogs LegionのGPU別の平均FPS、解像度別のグラフィックの比較、おすすめPCなどについても解説しています。
≫ 関連記事:Watch Dogs LegionのベンチマークとおすすめPC
Red Dead Redemption 2
GPU | 品質 | Red Dead Redemption 2 |
---|---|---|
RTX 3070 Ti | 1440p Ultra | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU | ||
RTX 3070 Ti | 1080p Ultra | |
RTX 3070 | ||
RTX 3070 Laptop GPU |
Red Dead Redemption 2は、ゲームの中でもかなり重い部類の3Dゲームです。
3DMarkによる計測なので、最高画質の解像度別に2種類のデータとなりますが、ベンチマーク結果は、FHDで平均60FPSです。
ギリギリで快適なラインにのってきた感じですね。
とは言え、最高画質で60FPSなので調整すれば、100FPSも超えると思います。
以上、RTX 3060シリーズで12ゲームのベンチマーク結果を解説しました。
グラフィック設定を最高にしても、どのゲームでも快適に遊べますね。
ただ、快適に遊ぶレベルだったら、価格的にも安めなRTX 3060シリーズでも良いんじゃないかなと思います。
RTX 3070シリーズは、高FPS, 高解像度、高グラフィック設定でも快適に遊びたい方、ゲーム実況で性能には余裕を持っておきたい方向けとなります。
自分1人でゲームする分には問題ないカクつきでも、ゲーム実況となると視聴者がストレスに感じてしまうかもしれないので、それもカバーするために負荷の高い状況でもできるだけ安定したFPSを出したい方におすすめのGPUですね。
RTX 3070(Ti, Laptop GPU)のコスパについて
RTX 3070シリーズは、ハイクラスGPUに入り性能が高いGPUですが、性能に伴って価格も高くなるので、価格と性能のコストパフォーマンスで言うと、そこまで高いわけではありません。
また、ゲームをする分にはRTX 3060でも十分なので、それを考えると正直ここまでの性能が必要かと言われると、ちょっと疑問ですね。
その必要かどうか分からない性能分もPCの価格としてのってきているわけですから、ちょっとコスパが高いとは言えず、誰にでもおすすめできるGPUではないですね。
上でも解説したように、高FPS, 高解像度、高グラフィック設定でも快適に遊びたい方、ゲーム実況で性能には余裕を持っておきたい方向けと考えています。
その方からすれば少し手を伸ばせば届く価格帯ではあると思うので、悪くない選択肢だと思います。
RTX 3070(Ti, Laptop GPU)のおすすめPC
RTX 3070(Ti, Laptop GPU)の実機レビュー
個別にPCをベンチマーク結果を確認したい方向けに、RTX 3070(Ti, Laptop GPU)搭載PCの実機レビューを掲載します。
既に販売停止しているものもありますが、CPUの組み合わせや世代交代によってどの程度パフォーマンスが違うかも含めて確認できるように出しておきます。
他のグラボやゲームのベンチ結果はこちらを参考にしてください。
≫ 関連記事:ゲーミングPCのグラボ性能と目安のベンチマーク結果【12ゲーム/PC30台以上】
ゲーミングPCの目安スペックやよくある疑問、検討する上でおさせておきたい知識も解説しています。
≫ 関連記事:ゲーミングPCに必要な目安スペックやおすすめPCを徹底解説!