- ツクモってどういうPCメーカーなの?
- PC選びに失敗したくないけど、どういった人向けなの?
約20社もあるPCメーカーの中で、どこが自分に合っているか調べるのは大変なので、ツクモでここだけは知っておいて欲しいポイントに絞って解説していきます。
簡単にどんなメーカーかまとめておきます。
- ゲーム、クリエイティブ、スタンダードPCが中心
- カスタマイズがシンプルで初心者向き
- 延長保証で物損故障も保証対象になってお得
- データ復旧、PC清掃、データ移行などのサービスが豊富
私はPC歴約20年で、色々なメーカーから実機を借りて使い勝手や性能などをレビューしているので、そういった知識や経験も含めて解説していきます。
他のメーカーの特徴や良い点・悪い点、コスパ・デザイン・サービスなどの重視別の紹介もまとめているので参考にして下さい。
≫ 関連記事:PCメーカーの一覧と重視別おすすめPCメーカーを解説【20社】
目次
ツクモの特徴・押しポイント
ターゲット | 初心者 中級者 |
---|---|
特徴 | ・知名度が高い ・広く深い知識でPC相談に乗ってくれる ・VR向けPCがある |
取扱商品 | デスクトップ ノート 小型PC |
取扱商品2 | スタンダードPC(eX.computer) ゲーミングPC(G-GEAR) VR推奨パソコン クリエイターPC ワークステーション |
セール頻度 | 普通 ※値下げ価格不明 |
スペック絞込み検索 | × |
保証期間 | 標準保証:1年 延長保証:3年 |
保証内容 | ・故障時の修理代金不要 ・自然故障 ・落下、火災、地震、その他外来性のある事故による保証(延長保証のみ) |
サービス | ・超高速化サービス ・データ移行サービス ・PC組み立て代行 ・PC内部清掃サービス ・HDD/SSD データ復旧安心サービス ・対象モデルで24時間以内出荷 (11:30までの注文で当日出荷、11:30以降は翌日出荷) |
サポート・相談 | お問い合わせフォーム 電話 |
納期 | 1~3営業日 24時間以内出荷モデルあり。 |
パーツ販売 | 〇 |
店舗 | 〇 |
下取りサービス | -1,100円 |
データ復旧サービス | 〇 |
分割払い | 〇 |
カスタマイズ性 | カスタマイズ項目の多さ:普通 パーツ選択肢の多さ :普通 |
ケース選択肢 | ベースモデル:普通 カスタマイズ:なし |
PCパーツのメーカー記載 | あり |
パーツ画像 | なし |
パーツ解説 | あり |
OS | 選択 |
Office | 選択 |
セキュリティソフト | なし |
周辺機器の豊富さ | 少ない |
この中で特に押したいポイントは次の通りです。
- カスタマイズがシンプルで初心者向き
- 納期が比較的早め【即納モデルもあり】
- 下取りが比較的高め
では、1つ1つ説明していきます。
カスタマイズがシンプルで初心者向き
ツクモでは、カスタマイズの選択肢が厳選されているので、あまり迷くことなくサクサク選んでいけるので、パソコンを初めて選ぶような初心者の方に向いています。
パソコンを選ぶ際は、ベースのモデルを選択して、その後カスタマイズ画面で必要であればカスタマイズする流れになります。
ケンさん
カスタマイズでは、CPU、メモリ、グラフィックボード、ストレージなどのスペックに大きく関わってくるパーツの他に、保険や周辺機器、Office、拡張カードなどの細かいものもあります。
選択肢が多いのは自由度が高くて良いですが、選択肢が多すぎると選ぶのに時間が掛かりますし、よく知らない項目は勉強する必要があるので結構疲れます。
私は、自作PCをするほどパーツを選んだりするのが好きな方ですが、選択肢の多いPCメーカーだとさすがに疲れてしまいます。
PCの知識が事前にあってスムーズに選べるにもかかわらず、こうなるので初心者の方はなかなか難しいと思います。
その点を考えると、始めからある程度パーツが絞られているのは、初めてパソコンを検討する方にとっては、カスタマイズし易くて良いと思います。
一方で、色々なパーツを細かく、豊富な選択肢の中からじっくり選びたい方は、『SEVEN』と『VSPEC』がおすすめですね。
納期が比較的早め【即納モデルもあり】
ツクモの納期は、1~3営業日ほどで出荷されるので、郵送する時間も考えると届くまでには、2~5日程度でPCメーカーの中ではかなり早い方です。
他のメーカーだと、出荷まで1~3週間、海外のPCメーカーで状況が悪ければ、2,3カ月待たされることもあるので、それと比べればかなり良いですね。
これと同水準のPCメーカーだとマウスコンピューターの3,4営業日、ドスパラの1~4営業日ですね。
また、ツクモでは、11:30までに注文すれば、当日発送してくれるのご注文確定で当日出荷してくれる即納モデルに対応しているPCもあるので、故障とかで急にPCが必要になった方には嬉しいですね。
もし、11:30を過ぎても翌日に出荷してくれるので、かなり早いです。
即納に対応しているPCは基本的にデスクトップのみで、色々なスペックのものが用意されていますがカスタマイズはできないようなので、そのままのスペックで購入することに注意してください。
とは言え、どのPCメーカーにも言えることですが、時期によっては品薄になることもあるので、その場合は納期が延びます。
他にも当日出荷や翌日出荷に対応しているPCメーカーがあるので、早くPCが欲しい方はあわせて読んでみて下さい。
≫ 関連記事:パソコンの発送日・即日発送のPCメーカーを解説!【すぐPC欲しい方必見】
下取りが比較的高め
PCメーカーでは、古いPCから新しいPCへ買い替える際に、古いPCを下取りしてくれるサービスがあります。
ツクモの場合では、1,100円と高めに下取りしてくれるので、カスタマイズ画面で下取りサービスをチェックすれば、新PCがその分割り引かれる形になります。
他のメーカーでは、処分してあげますよ!というスタンスで無料で引き取る(要送料)形で0円、1,000円の2パターンです。
しかし、ツクモでは1,100円と私が調査した中では一番高い上、送料も無料でツクモが負担してくれます。
カスタマイズ画面で下取りサービスを申し込むことで、古いPCをメーカーに送るための郵送セットなどが送られてくるので、それに古いPCを入れて返送します。
また、新PCが届いてから古いPCを返送するので、データ移行する時間もありますね。
ケンさん
ツクモのブランド
ツクモには、カテゴリ別に次のようなブランドがあります。
カテゴリ | ブランド |
---|---|
ゲーミングPC | G-GEAR |
クリエイティブPC | – |
スタンダードPC(普段使い向け) | eX.computer |
小型PC・ミニPC | – |
ワークステーション | – |
中古パソコン | – |
ツクモのPCはできていませんが、メーカーから実機を借りてレビューもしているので、検討しているPCと同じスペックのものがあれば、どの程度パフォーマンスがでるか参考にもなると思います。
実機レビューでは、インターフェースなどの外観・内観や各PCパーツ、12種類のゲーム、クリエイティブアプリ、バッテリー、静音性などのベンチマークを行っています。
ゲーミングPC『G-GEAR』
G-GEARは、デスクトップ向けゲーミングPCのブランドで、コンパクトモデルからミニタワー、ミドルタワーと部屋の設置状況に合わせて色々選べるようになっています。また、様々なCPUとGPUの組み合わせがあり、スペックも豊富なので遊びたいゲームや予算と相談して選べます。
PCのデザインに関しては、黒をベースとしたモデルがほとんどで無難なものが多いので、デザインにこだわりたい方からすると正直ちょっと物足りないと思います。
そういう方は、PCケースを選べるメーカーも解説しているのでそちらを参考にして下さい。
ゲーム推奨PCも用意されているので、遊びたいゲームが決まっているのであれば悩まず選ぶことができます。
例えば、FF14、PSO2:NGS、ドラクエX、ELDEN RING、デス・ストランディング、ELYON、ブレイドアンドソウル、モンハンライズなどのタイトルがありますね。
また、普通のゲーム向けPCだけでなく、VR推奨PCもあるので、VRで何か遊んでみたい方はチェックしてみて下さい。
ゲーミングPCを中心に目安スペックやベンチマーク、よくある質問(他の用途、デスクトップとノートどちらがいいか)なども解説しています。
≫ 関連記事:ゲーミングPCに必要な目安スペックとおすすめPC
クリエイティブPC
こちらもゲーミングPCと同様にデスクトップのみの展開ですね。
また、次のように用途別に推奨モデルも用意されています。
- Adobe CC(Photo Shop、Premiere Proなど)
- Unreal Engine(3Dゲーム制作)
- Unity(3Dゲーム制作)
- Blender(3Dモデリング)
- CLIP STUDIO(イラスト・マンガ・アニメーション)
- 写真編集・RAW現像PC(写真家監修)
- ZBrush(3DCG)
- AVerMedia(ライブ配信)
写真・動画編集からイラスト・マンガ、3DCG、ゲーム制作、ライブ配信まで幅広くコンセプトモデルが用意されているので、用途は決まっているけどスペックを悩んでいる方は、ぜひ確認してみてください。
スタンダードPC(eX.computer)
スタンダードPCは、ネットサーフィンや動画視聴、通販など普段使い向けPCブランドで、デスクトップとノートの両方で展開しています。ブラウザ、動画再生、Officeやメールなどのビジネス用途など比較的軽めの作業がメインとなってきます。
基本的にグラフィックボードは搭載されていないので、ゲームやクリエイティブな用途には不向きですね。
軽めの作業向けと言っても、CPUの性能を高くしたり、ストレージを増やしたりとカスタマイズの幅は広いので、自分に合ったスペックのパソコンにすることができます。
小型PC・ミニPC
小型PC・ミニPCは、手のひらサイズの本体で、コンパクトなモデルとなっています。
デスク周りをごちゃごちゃさせたくない方におすすめです。
分類としては、デスクトップPCなので、別途、マウス・キーボード・モニターなどの周辺機器が必要になります。
ワークステーション
ワークステーションは、業務向け、ビジネス向けの製品で、長時間稼働や高負荷な処理にも耐えられる高性能なPCです。CPUは、ハイエンドなCore i9, Ryzen 9やワークステーション向けのRyzen Threadripperが搭載されています。
主に、研究・開発や産業用の精度の高い計算、シミュレーションなどの用途でよく使われています。
完全に研究やビジネス向けですね。
中古パソコン
ツクモでは、中古パソコンも取り扱っており、できるだけ安くPCを手に入れたい!と考えている方は検討しても良いかもしれません。
しかし、個人的にはあまりおすすめはできません。
それは、前使っていた方の使い方、使用時間が分からず、内部のPCパーツがどれくらい劣化しているか分からないからですね。
一般的な寿命まで持ってくれるかもしれませんし、逆に、もう既に長時間使われ、劣化が進んでいて2,3カ月ぐらいで故障するかもしれません。
こうなるとまた新しく購入する分高くつくので、ちょっとギャンブル性が高いと思っているので、私は精密機器で中古は買わないですね。
それを承知で購入するのであればOKですが、もし早々に壊れた時、高くついたり、また買ったりする手間が面倒と思う方はやめておいた方が良いと思います。
ケンさん
ツクモのカスタマイズについて
BTOパソコンメーカーであるツクモでは、ベースとなるPCを選ぶとPCパーツなどを調整することができるカスタマイズ画面に行きます。
カスタマイズは少しPCの知識が必要なので難しく感じる方もいると思いますが、ツクモでは他のメーカーと比べてカスタマイズし易いのか、パーツの選択肢の多さやどういった感じでカスタマイズすれば良いのか解説します。
解説や見易いカスタマイズ画面で初心者向き
ツクモのカスタマイズ画面は、ちょっと古さを感じるものの必要に応じて各パーツの解説も見れますし、カスタマイズできる項目は多すぎず良い感じに絞られているので、初心者の方でもわりとサクサク進んでいけると思います。
カスタマイズできる項目はOSやOfficeなどのソフト面、メモリ・ストレージなどのパーツ面など一般的な項目となっています。
カスタマイズの需要があるメモリ・ストレージ容量、グラフィクボードなどは選択肢が多いですね。
また、インターネット接続が楽になるWi-Fi・Bluetoothの無線モジュールもオプションであります。
PCケースは、基本的にカスタマイズ画面では1種類だけで変更することはできないので、ベースモデルで並んでいるデザインのみになります。
メーカー独自の汎用的なケースで黒を基調とした無難なデザインが多いので、その中で自分が良いと思うケースであればOKですが「色々なPCケースの中から選びたい!」「汎用的なケースは嫌だ!」という方はPCケースが選べるメーカーの方が良いですね。
≫ 関連記事:【約10~30種】PCケースを選べるBTOメーカー3選!【外見重視派必見】
カスタマイズしなくても十分快適なパーツ構成
カスタマイズは少しPCの知識が必要なので難しく感じる方もいると思いますが、ツクモでは他のメーカーと比べて選択肢が少なく、いい意味で絞られているのでカスタマイズし易いです。
また、元々ベースモデルが豊富なので、自分の用途に対して適切なものを選べば、カスタマイズしなくても十分快適に使えるので、無理してカスタマイズする必要はありません。
ゲーミングPC、クリエイターPC、スタンダードPC、ビジネスPCなど様々なカテゴリーで展開されていますが、その上で様々なスペックが用意されているので、特にカスタマイズしなくても欲しいスペックのものはあるはずです。
例えば、ゲーミングPCであれば、ちょっとライトにゲームをしたい、できるだけ安く抑えたい方向けのエントリーモデルから、重い3Dゲームを遊びたい、4Kや高FPSで遊びたいゲーマー向けのハイスペックモデルまで、何十種類とあります。
そのため、ベースモデルの段階で割とスペックを決めることができるので、改めてカスタマイズで調整しなくても作業に対して十分快適なPCとなっています。
しかし、複数の高負荷な用途を考えている場合は、どちらの用途でも快適に動くようにスペックを調整する必要があります。
例えば、「ゲーミングPCでゲームの他に動画編集もしたい!」と言うような場合は、ゲーミングPCだとメモリやストレージが不足する場合もあるので、そういう時はカスタマイズで調整する必要があります。
≫ 関連記事:ゲーミングPCは動画編集もできるのか徹底解説
ツクモの保証・サービスについて
どのPCメーカーも保証制度はありますが、ツクモではどのような保証があるのか解説します。
ツクモでは、主に次のような保証・サービスがあります。
- 標準保証と延長保証(物損保証)について【最長3年】
- HDD・SSDの故障やミスで失ったデータを復旧する「HDD/SSD データ復旧安心サービス」
- PCパーツはこだわりたいが自作ができない方向け「PC組み立て代行」
- 長年溜まったホコリなどを掃除する「PC内部清掃サービス」
- 新しいPCにデータを移す「データ移行サービス」
- HDDからSSDに換装する「超高速化サービス」
PCに詳しくない初心者の方やもし飲み物とかこぼして壊れた時どうしよう…と考えてしまう方は検討してみましょう。
標準保証と延長保証(物損保証)について【最長3年】
標準保証は、PCを購入した際に無料で付いてくる1年間の保証です。
延長保証は、標準保証を延長することができる有料オプションで3年に延長することができます。
年数は標準保証も含まれたものなので、例えば3年延長保証は、1年の標準保証 + 2年の延長保証で計3年間の保証を受けられる形となります。
延長保証の費用は、販売価格11,000円ごとに550円ずつ増額された金額となります。
例えば、10万円のPCであれば5,500円、20万円のPCであれば、11,000円です。
11,000円ごとに細かく決まっているので、詳細はeX.computer延長保証を確認してください。
保証対象は、標準保証と延長保証で変わってきます。
簡単に言うと、標準保証は自然故障のみ、延長保証は自然故障+物損故障です。
自然故障は、正常な環境下で普通の使い方をしたにもかかわらず故障した場合です。
そのため、自分でどこかぶつけて壊してしまったり、飲み物をこぼして壊してしまったりなどの物損故障は対象外となります。
延長保証にすると物損故障も付くので、自分がやらかしてしまった場合でも保証が効きます。
この他にも、火災や地震などの自然災害も対象になります。
保証対象であれば、修理に必要な工賃・部品代などの修理費が”無料”になります。
修理費は故障の内容で変わってきますが、平均で5万円ほどかかるようなので、これを踏まえた上で考えると良いでしょう。
ケンさん
延長保証を選択するには、一通りカスタマイズ画面でスペックなどの選択を終えた後にカートに入るのですが、そのカートから選ぶことができます。
他のPCメーカーの保証との比較や延長保証はするべきなのかについてはこちらで解説してます。
≫ 関連記事:BTOメーカーの保証の内容や期間を徹底比較!【保証重視の方必見】
≫ 関連記事:パソコンの保証や延長保証は必要?何年にすべきなのか解説
HDD・SSDの故障やミスで失ったデータを復旧する「HDD/SSD データ復旧安心サービス」
ツクモでは、大切なデータが消えてしまった時のために『HDD/SSD データ復旧安心サービス』があります。
PCのストレージは、1日の使用時間にもよりますが、1日8~12時間毎日使ったとして大体3年~5年ぐらいが寿命です。
私は最低でも1日8時間以上PCを使うのですが、今まででストレージを3,4つぐらい故障したことがあります。
全部寿命だと思うのですが、大体3~5年ぐらいで故障し、ツールでストレージの使用時間を見ると約2~3万時間の間だったと思います。
この壊れるタイミングでバックアップをしていれば良いですが、なかなか難しいものです。
ついつい後回しにして、ストレージが壊れた時にはもう手遅れで「バックアップしておけば良かったー!」と後悔することがあると思います。
私も故障してデータが消えることも経験しています。
幸い、消えても良いデータだったので問題なかったのですが、これが写真・動画など2度と取り戻せないデータだったり、会社で使う大事なファイルだったりと思うとバックアップは定期的に取っておくべきだなと思います。
データ復旧専門の会社もありますが、そこに依頼すると数万~数十万ととても高額です。
しかし、ツクモであらかじめサービスに加入しておけば、1年で約2,000円の出費で済みます。
1年のプランだけでなく、3年、5年プランもあります。
5年プランであれば、約6,000円で割安となっています。
1日2,3時間程度の利用であれば、5年ぐらいは持つと思いますが、1日8時間と長時間使う場合は、その分故障までの年数が短くなります。
私の場合は、1日8~12時間ぐらい使って3~5年程度なので、この頻度でパソコンを使う方は検討してみても良いでしょう。
今まで3年半~5年の間ぐらいに故障することが多かったので、5年にしておくことでストレージの寿命のほとんどをカバーできると思います。
ただ、1日の使用時間が短い方は寿命による故障は難しいので、初期不良や物損故障のために保証を掛けておく感じになりますね。
ケンさん
大切な思い出や書類のデータがこの価格で復旧できるとなれば、結構価値はあると思います。
PCパーツはこだわりたいが自作ができない方向け「PC組み立て代行」
ツクモでは自作PCの組み立て代行サービスがあります。
「自作PCの醍醐味は組み立てるところなのに、それを代行するなんて…」って思われるかもしれません。
ケンさん
しかし、中には、PCメーカーでは実現できないPCパーツ構成で組み立てたいけど、組み立てる時間がない…という方もいらっしゃると思いますが、そういった方向けのサービスですね。
例えば、PCケースもメーカーのカスタマイズと自作PCでは段違いに種類が違いますし、メーカーや型番までこだわってパーツを選びたい場合、どうしてもBTOメーカーのカスタマイズでは対応しきれない部分もあります。
このように、BTOメーカーのカスタマイズでは不満であったり、1つ1つのPCパーツを極限までこだわりたい方にはおすすめですね。
長年溜まったホコリなどを掃除する「PC内部清掃サービス」
ツクモでは、溜まったホコリなどを掃除してくれる「PC内部清掃サービス」がありますが、他のPCメーカーではあまりやっていない珍しいサービスですね。
基本的に半年~1年ぐらいの間隔でPCの内部を軽く掃除はしておきたいところですが、実際にPCケースを開けて精密機器の中を掃除するのは、慣れていない方からすると怖いと思います。
ただ、PCの使用時間や設置場所によってホコリの溜まり具合は変わってくるのですが、3,4年など長期間清掃をしていないと、ホコリが溜まってPCの冷却性能が低下します。
冷却性能が低下することで、本来の性能を発揮できなかったり、内部の温度が高くなりすぎて電源が落ちる、フリーズするなどの不具合が起きたりします。
また、10年、20年レベルで積もりに積もったPCを動かすと、静電気でホコリに引火して火事になる可能性もあります。
とは言え、精密機器を掃除するのは中々勇気がいるので、「自分にはちょっと難しい…でも数年間何もしてないから掃除はしておいた方が良いよな…」という方は検討しても良いかもしれませんね。
新しいPCにデータを移す「データ移行サービス」
データ移行サービスは、新しいPCの買い替えた際に、古いPCのデータを新しいPCに移行してくれるサービスです。
新しいPCを買ったものの、データの移行が面倒で、ついつい古いPCを使い続けている。
または、データが多くて移動に時間が掛かるからなかなか手を付けられていない。
このような場合に検討してみても良いかもしれませんね。
データコピー元の古いPCが起動できない場合でもデータ移行ができるようなので、起動できずデータが取り出せない方にもおすすめですね。
料金は、データ容量によって変わってくるので、詳しくはデータ移行サービスを確認してください。
HDDからSSDに換装する「超高速化サービス」
超高速化サービスは、PCの起動ドライブをHDDからSSDに換装して高速化するサービスです。
最近のPCは、SSDも普及しており、起動ドライブにはSSDを使うのが一般的ですが、古いPCだとHDDが使われていたりします。
HDDの場合は、SSDと比べデータ転送速度が遅いので、その分PCの起動まで時間が掛かります。
状況にもよりますが、PCが立ち上がるまで数分は必要だと思います。
これをデータ転送速度の早いSSDに換装することで、大体20~30秒で起動できるようになります。
PCの立ち上がりが遅くでかなりストレスになっている方は、検討してみても良いかもしれませんね。
私はHDD・SSDの両方を使ってきましたが、やはり、HDDからSSDに変わった時の起動時間の早さには感動しましたね。
まとめ:自作PCにも強いメーカーで広く深い知識で相談の乗ってくれるのは心強い!
ツクモのおすすめポイントやPCブランド、カスタマイズ、保証・サービスについて徹底的に解説しました。
もう一度、ポイントをおさらいしておきます。
- ゲーム、クリエイティブ、スタンダードPCが中心
- カスタマイズがシンプルで初心者向き
- 延長保証で物損故障も保証対象になってお得
- データ復旧、PC清掃、データ移行などのサービスが豊富
ゲーム、クリエイティブ、スタンダードPCが中心で、その中でもデスクトップのゲーミングPC、クリエイティブPCに力を入れているようですね。
ゲーム毎の推奨PCや様々なクリエイティブな用途・ツールに合わせたPCが展開されているので、何のゲームで遊びたいか、何のツールを使って制作するか決まっている方には良いBTOメーカーですね。
他のメーカーの特徴や良い点・悪い点、コスパ・デザイン・サービスなどの重視別の紹介もまとめているので参考にして下さい。
≫ 関連記事:PCメーカーの一覧と重視別おすすめPCメーカーを解説【20社】