
- ゲーミングPCに必要なものって何?
- ゲームを快適にプレイするための周辺機器って何があるの?
- ゲーミングPC・周辺機器を一式で揃えれるメーカーってどこ?
ゲームを快適にプレイするためには、ゲーミングPCや周辺機器が必要になってきます。
そこで、どういう基準でゲーミングPCを選べば良いのか、ゲーム向けの周辺機器には何があって、どういう風に選べば良いのかを解説します。
私は、小学生の頃からPCでオンラインゲーム、ブラウザゲームなど色々やってきたので、長年の経験を含めて紹介していこうと思います。
目次
ゲーミングPCに必要なものとは?
まず初めに、ゲームを快適にプレイするためには、ゲーミングPCが必要です。
周辺機器については最悪無くてもゲームはできるのですが、ゲーム向けのパソコンについては必須となります。
ゲームには、ブラウザゲームや2Dゲームなど比較的低スペックでも遊べるゲームから、高いグラフィック性能が要求される3Dゲームまで色々あります。
そのため、パソコンのスペックを間違えてしまうと、やりたいゲームができないことにも繋がるので、ゲーミングPC選びは一番重要ですね。
ゲーミングPCとは?
パソコンには使用用途別に次のように分類されています。
ゲーミングPC :高いグラフィック性能を持ったPCで、ゲームを快適にプレイできる
スタンダードPC :ネットサーフィンや通販、動画視聴などの普段使い
ビジネス向けPC :資料作成や計算ソフト、メールなどのビジネスで使う
クリエイティブPC:画像・動画編集、DTM、3DCG・モデリングなど何かを制作する
PCメーカーでも大体このように分類されていますね。
この中でもゲーミングPC、クリエイティブPCはスペックが高い方なので、ゲームをやりたいのにスタンダードPCやビジネス向けPCを買ってしまうと、ゲームが上手く動作しません。
ゲーミングPC:グラフィックボード搭載が必須
パソコンの性能を大きく左右するものとして、次の4つがあります。
- CPU
- メモリ
- グラフィックボード(GPU)
- ストレージ
この内、ゲームで重要になるのがグラフィック性能を決めるGPUです。
特に、3Dゲームをする場合は、キャラクターの動き、フィールドや建物の描写、光源や影の演算など、複雑な計算をリアルタイムで処理し続けるため高いグラフィック性能を要求されるので、GPUは必須と考えて下さい。
GPUにも色々な性能のものがあるので、それによってどこまでゲームができるか変わってきます。
ちなみに、スタンダードPC、ビジネスPCには基本的にGPUは搭載されておらず、CPU内に付属しているGPU機能を使って画面描写などのグラフィック処理が行われます。
最低限、画面の描写をする向けで、グラフィックボードと比較して性能は10分の1とかになるので、3Dゲームは厳しいです。
ゲーミングPCに必要な目安のスペックやおすすめのパソコンについては、こちらで解説しています。
≫ 関連記事:ゲーミングPCに必要な目安スペックを徹底解説!他の用途でも使えるかも解説
ゲーミングPCで一式揃えるべき周辺機器
ゲーミングPCについて解説しましたが、より快適、より有利にゲームをプレイできるように、ゲーミング向けの周辺機器があります。
周辺機器については、ゲーミング向けではない一般的な周辺機器でもゲームはできるので、揃えるかどうかは自由ですね。
必須では無いので、とりあえずゲーミングPCを買ってゲームをプレイしてみて、不便なところがあれば揃えていく感じでもOKです。
まずは、ゲーミングPC向けの周辺機器には何があるのか確認しておきましょう。
- ゲーミングモニター
- ゲーミングマウス
- ゲーミングキーボード
- ゲーミングヘッドセット
- ゲーミングチェア
- ゲームパッド
では、1つずつ詳しく解説していきましょう。
ゲーミングモニター:高フレームレート(FPS)で滑らかな画面で楽しむ
特に、FPSなどのシューティングゲームやレーシングゲームなど動きの激しいゲームをする場合におすすめです。
一般的なモニターのリフレッシュレート(※)は60Hzなので、1秒間に60回画面が更新されますが、ゲーミングモニターの場合は、144Hz, 240Hzとより多く画面を更新することができます。
そのため、より滑らかな画面でゲームを楽しめるという訳です。
※リフレッシュレートとは、1秒間に映像を書き換えることができる回数
とは言え、Hzが高くなればなるほど、価格も高くなるので120Hz、144Hzあたりがコストパフォーマンスが高くおすすめです。
240Hzは、かなり高額なモニターになってくるので、本当にゲームをこだわってプレイしたい方向けになってきます。
ただ注意しておきたいのが、仮に240Hzのゲーミングモニターを使ったとしても、ゲームの重さやグラフィック性能によって、ゲーム画面の出力が120FPSしか出ない場合は、240Hzのモニターをフル活用できません。
また、240FPSでるものの120Hzのゲーミングモニターを使っているのであれば、最大でも120FPSとなるので注意しましょう。
そのため、普段プレイするゲームでどの程度FPSができるのか確認してから、ゲーミングモニターを選ぶのが良いですね。
ゲーミングマウス:アイテムやスキルをマウスから一発で発動
- ボタン数が多い
- マウスの感度(DPI)を変更できる
- LEDによる装飾がある
ということです。
ボタン数について
普通のマウスであれば、左・右クリック、多いもので、進む・戻るボタンが付いている程度です。
しかし、ゲーミングマウスの場合は、上の画像のように、ボタンの数が多いものがあります。
ボタンには、キーボードの操作を登録することができるので、ゲーム内のアイテムの使用やスキルの発動をマウスのボタン1つで行うことができます。
一瞬一瞬で状況が変わるゲームの世界では、いかに素早く思った行動を行えるかがとても重要になってきます。
そのためにも、キーボードのキー入力やゲーム内のアイコンクリックより、マウスに付いているボタンの方が素早く押すことができるので、ゲームを有利に進めることができます。
ボタンが多いゲーミングマウスでは、サイドに12個も付いているものもあります。
マウスの感度(DPI)について
DPIとは、ドッツ・パー・インチの略で、マウスを1インチ移動した時にカーソルを何ドット動くかという指標です。
DPIが高ければ、少ないマウス移動で、カーソルを大きく動かすことができるので、素早くマウスを移動させたい時に便利です。
一方で、DPIが低ければ、カーソルもあまり動かないので、細かく的を狙うような繊細な操作が必要な場合に便利です。
とは言え、同じゲームでも状況によって、DPIが高い方が適している場面もあれば、低い方が適している場面があると思います。
そういったゲームをする場合は、DPIを切り替えるボタンが付いているマウスがおすすめですね。
いくつかマウスレビューもしているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ショートカット/設定/マクロを1ボタンで呼び出し!
ゲーム以外にも普段使いやクリエイティブ用途でも使えます。
サイドボタンが両方に付いた左右対称マウスで左利きの方でも利用可
また、マウスに関する基礎知識についても解説しています。
≫ 関連記事:おすすめのマウスや選び方を紹介!【マウス初心者必見】
ゲーミングキーボード:キーロールオーバー機能で複数同時押しが可能に
一般的なキーボードだと、複数(3, 4個以上)のキーを押すと誤入力として反応しないようになっているものが多いです。
しかし、ゲーミングキーボードの場合は、誤入力として判断せず、複数キーの同時押しが可能となっています。
このようにキーの同時押しが可能なものを「キーロールオーバー」と言い、最大何キーの同時押しが可能なのかも記載されていると思います。
例えば、FPS系のゲームをプレイする際には、移動キーを押しながら、銃を撃ったり、視点を変えたりと複数のアクションをする必要があるので、こういった場合に、キーロールオーバーに対応したゲーミングキーボードが必要になってきます。
ゲーミングヘッドセット:音の方向性や小さな音を拾い、仲間との通話を快適に
ゲームにおいては、どの方向から敵に責められているか把握するためにも、どこから音が聞こえているかしっかり聞き取れた方が有利になります。
通常のスピーカーであれば、その識別が難しかったりするので、しっかりと聞き取りたい方や聞き取れた方が有利になるゲームであれば、ゲーミングベッドセットはおすすめです。
また、普通のヘッドセットと違い、よりリアルで臨場感のある「サラウンド」に対応していたり、長時間ストレスなく装着できるように装着感にこだわった製品もあります。
ゲーミングチェア:ヘビーユーザーのゲーム長時間プレイをより快適に
できるだけ負担の少ない姿勢で、長時間座り続けることができる設計となっているので、ゲーマーの方は持っておきたいですね。
また、ゲームをしない方でも長時間パソコン作業をする方にもおすすめですね。
最近はテレワークなどで、自宅で作業する時間が増えている方もいると思うので、ぜひ検討してみて下さい。
ゲームパッド:据え置きゲームのコントローラーの方がゲームし易い方向け
パソコンの操作は、マウスとキーボードが一般的なので、ゲームもこれで操作するのが一般的です。
しかし、据え置き型ゲームのように、コントローラーを使ってゲームをした方がやり易いという方も多いと思います。
そういう場合は、別途、ゲームパッド・コントローラーを使うのがおすすめ。
ゲームによっては、逆に使いづらく可能性があるので使うゲームを見極める必要があります。
例えば、プレイヤーの移動や武器などの操作ぐらいであれば、ゲームパッドに割り当てることができると思いますが、これに加え、キーボードの数字キーを使ってアイテムやスキルなどを発動させるようなゲームでは、ゲームパッドではボタン数が足りません。
プレイスタイルの選択肢が増えるので、1つ持っておいても良いですね。
ゲーミングPC・周辺機器を一式揃えるのにおすすめなBTOメーカー
パソコンを購入する際は、オプションとして様々な周辺機器が用意されています。
周辺機器の種類や品揃えは、メーカーによって様々で、ゲーミング系の周辺機器を取り扱っているかもメーカーによって違います。
基本的には、一般的な周辺機器の方が需要が高いので、ゲーミング系のものを取り扱うメーカーは少ないです。
その中でも、ゲーミング系の周辺機器の種類や品揃えが多いメーカーを紹介します。
とりあえず、周辺機器は後から購入したい、オプションでは無く通販サイトとかで見たい方は、こちらのゲーミングPCの目安スペックやおすすめパソコンを解説しているので参考にしてみて下さい。
≫ 関連記事:ゲーミングPCに必要な目安スペックを徹底解説!他の用途でも使えるかも解説
マウスコンピューター:一通り全ての周辺機器がセット
マウスコンピューターは、サポート面がしっかりしており、ユーザーの満足度の高いメーカーで、パソコン初心者の方やどのメーカーにすれば良いか迷っている方におすすめのメーカーです。
ちょっと選択肢は少ないですが
- ゲーミングマウス
- ゲーミングキーボード
- ゲーミングモニター
- ゲーミングヘッドセット
- ゲームパッド
とゲーミングチェア以外揃っているので、ほぼ一式揃えることができますね。
また、4,5万円程度割引きになるセールも定期的にやっています。
特に、ゲーミングPCのような価格帯の高めなパソコンの方が、割引額が高くなる傾向があるので、ぜひ見てみて下さい。
SEVEN:マウス・キーボード・モニターの選択肢が多い
SEVENは、ゲーミングデスクトップPCをメインに取り扱っているBTOメーカーです。
ゲーミング向けの周辺機器の種類は次の通りです。
- ゲーミングマウス
- ゲーミングキーボード
- ゲーミングモニター
ヘッドセットやチェアは選択できませんが、選択肢も多いのでおすすめです。
日替わり・週替わりセールで1万~5万円も割引されているパソコンも結構あります。
コストパフォーマンスが高い上に、約20種類の中からケースを選ぶことができるので、デザイン面にもこだわりたい方のメーカーです。
まとめ:ゲーミングデバイス一式揃えると結構高いので徐々に揃えていくのもあり。
ゲーミングPCに必要なもの、ゲームをより快適に、より有利にするためのゲーミング系の周辺機器について解説しました。
ゲームには高いグラフィック性能が要求されるため、ゲーミングPCにはグラフィックボードが搭載されています。
スタンダードPC、ビジネス向けPCの場合は、グラフィックボードが搭載されていないので、間違えて買わないように注意しましょう。
厳密に言うと、スタンダードPC、ビジネス向けPCでも、ブラウザゲームや2Dゲームであればできるのですが、3Dゲームをする場合には、グラフィックボードを搭載したゲーミングPCが必須となってきます。
また、ゲームをより快適に、より有利にするためにゲーミング向けの周辺機器が色々とあります。
例えば次のようなものです。
- ゲーミングモニター:高いフレームレート(FPS)で滑らかな画面で楽しむ
- ゲーミングマウス:アイテムやスキルをマウスから一発で発動
- ゲーミングキーボード:キーロールオーバー機能で複数同時押しが可能に
- ゲーミングヘッドセット:音の方向性や小さな音を拾い、仲間との通話を快適に
- ゲーミングチェア:ヘビーユーザーのゲーム長時間プレイをより快適に
始めから全部揃えるとなると結構お金もかかりますし、1つ1つ選んでいくのも時間が掛かります。
また、ゲームのジャンルによってはあった方が良いもの、無くても良いものが変わってきます。
とりあえず、ゲーミングPCを買って、しばらくゲームをプレイしたら、こういう周辺機器があった方が良いな…っていうことに気づけると思うので、それからでも全然遅くないと思います。
むしろ、その方が上手に周辺機器を揃えていけると思います。
どうも、ケンさん(



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