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Intel UHD Graphics 620でゲームは可能か?9種類のゲームで検証!

intel uhd graphics 620 ゲーム

どうも、パソコンブロガーのケンさん(@pasolog_ken)です。

  • Intel UHD Graphics 620のグラフィック性能ってどのくらいなの?
  • グラボなし(CPU内蔵GPU)でもゲームできるの?
  • ちょっとした暇つぶしに遊ぶ程度ならOK?

通常ゲームをプレイするのであれば、グラフィック性能が必要となるので、グラフィックボードが必要になってきます。

 

しかし、CPU内蔵GPUのIntel UHD Graphics 620でも、少しはゲームができるんじゃないか?と疑問があると思うので検証していきます。

 

先に結論を言うと、

・Intel UHD Graphics 620は、ブラウザ、2D、軽めの3Dゲームまでと考えるべき。

・普通、重めの3Dゲームは設定を下げても厳しい。

その上で、

ゲームメインで使う場合は、グラフィックボード搭載のゲーミングPCを強くおすすめする。

・主にゲーム以外の使用用途で使う場合、その用途の影響でグラフィックボードを搭載できないという方が、ライトにゲームを遊ぶ程度であれば、かろうじてアリ

 

では、実際にゲームをプレイした様子やゲーム系ベンチマークで検証した結果と共に、この辺りの結論になった理由も含めて解説していきます。

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年/自作,プログラミング歴10年、文系新卒でSEとしてIT企業に入り、スマホアプリ/Windowsアプリ開発に携わる。 ハード,ソフト面で長年の知識,経験を元に初心者向けにPCを解説 詳細プロフィール

Intel UHD Graphics 620について

Intel UHD Graphics 620は、Intel製CPUに内蔵されたGPU機能のことです。

CPUで行われる様々な演算処理の内、画面への映像出力などのグラフィック系の処理をCPUの中にあるGPUを処理する部分で行います。

 

ただ、CPU内蔵GPU(Intel UHD Graphics 620)自体のグラフィック性能はあまり高くありません。

なぜなら、「高価なグラフィックボードを搭載しなくても、映像出力ぐらいはできるCPUがあれば便利だよね!」という感じで、CPU内にGPU機能を搭載しているためです。

 

そのため、3Dゲームなどの非常に複雑なグラフィック処理が必要な用途で使う場合は、グラフィックカードを搭載して、グラフィック性能を高める必要があります。

 

3Dゲームの場合、3Dのキャラクターや建造物などの他に、物体が動いた際の影の処理、技などのエフェクトなど複雑な計算をゲーム中ずっと行う必要になるため、映像出力とは桁違いの処理能力が必要になります。

 

とは言え、Intel UHD Graphics 620などのCPU内蔵GPUも最近は性能が向上しているため、ちょっとしたゲームなら楽しめるようになっています。

 

主要なグラフィックボードとの比較

3Dゲームをする上で、グラフィックボードの重要性のついて解説しました。

ですが、具体的に、”グラフィックボード“とIntel UHD Graphics 620などの”CPU内蔵GPU“でどの程度グラフィック性能に差があるのか気になると思います。

 

ここで主要なグラフィックボードの性能を比較してみましょう。

 

主要なグラフィックボードの性能

(引用:PassMark

 

Intel UHD Graphics 620(630)は、大体1,000程度です。

一方で、よく使われているグラフィックボードの内、性能の低いもの(GeForce GTX 1660)でも10,000を超えています。

 

このように、グラフィックボードとIntel UHD Graphics 620では、約10倍程度の性能差があります。

やはり、Intel UHD Graphics 620では、グラフィックボードとかなり差があるようですね。

 

Geforce GTX 1660, RTX 2060がコストパフォーマンス的に良く、グラフィックボードを搭載する場合はこのあたりを選ぶ人が多いと思います。

 

Intel UHD Graphics 620搭載の検証用パソコン

今回検証するにあたり、Intel UHD Graphics 620を搭載しているSurface Pro 6を使用します。

 

Surface Pro 6に性能は次の通りです。

OSWindows Home
CPUIntel Core i5-8250U
(4コア/ 8スレッド, 1.6GHz Max 3.4GHz)
メモリ8GB
グラフィックIntel UHD Graphics 620
ストレージSSD 256GB

CPUやメモリは、ノートPCのミドルレンジ程度のスペックです。

 

仮に、CPUがIntel Core i7であったり、メモリが16GBであったりしても、これから解説するベンチマークの結果が、大きく変わることは無いので、そのまま参考にしてもらって大丈夫だと思います。

 

Intel UHD Graphics 620のゲームベンチ検証

Intel UHD Graphics 620で検証するゲームタイトルは次の通りです。

  • Battelefield V(※)
  • Apex Legends(※)
  • GAT V(※)
  • Fortnite(※)
  • Red Dead Redemption 2(※)
  • ドラゴンクエストX
  • FF14
  • FF15
  • Minecraft
※GPUベンチマークソフト「3DMark」が算出した推定値を使用

 

3DMark(5タイトルのゲーム含む)

3DMARK ベンチマーク結果

項目スコア
グラフィックスコア329
グラフィックテスト12.15 FPS
グラフィックテスト21.89 FPS
CPUスコア1890
CPUテスト6.35 FPS
総合スコア375

※ベンチマークソフト「3DMARK」にて、計測しています。

 

グラフィックスコアが329ということで、かなり低いです。

ミドルレンジのゲーミングPCであれば、3,500~6,000程度

ハイエンドのゲーミングPCであれば、10,000を超えてきます。

 

3DMarkでは、計測したベンチマーク結果からいくつかのゲームのFPS推定値を算出してくれます。

ゲーム設定FPS
Battlefield V1440p UltraLess than 20 FPS
1080p UltraLess than 30 FPS
Apex Legends1440p UltraLess than 30 FPS
1080p UltraLess than 20 FPS
GTA V1440p UltraLess than 20 FPS
1080p UltraLess than 30 FPS
Fortnite1440p UltraLess than 20 FPS
1080p UltraLess than 20 FPS
Red Dead Redemption 21440p Ultra測定不能
1080p Ultra測定不能
※FPSは平均値で、3DMarkスコアとゲームテストに基づいた見積もりです。
※Ultraはゲームのグラフィック設定が最大を意味します。
※レイトレーシング機能はオフ。

 

どのゲームも普通~重めの3Dゲームです。

FHD設定(1080p)としても、20FPS以下、30FPS以下なので普通にプレイするのは難しいですね。


アニメーションで、24FPS, 12FPS, 8FPSを比較してみると、24FPSであればギリギリプレイできそうですが、12FPSになるとカクつき感が出てきます。

 

そもそも、快適にゲームをプレイするためには、60FPS程度欲しいので、24FPSでもギリギリ最低ラインと言ったところです。

 

グラフィック設定が「Ultra」で最大設定での計測ですが、グラフィック設定を落としても、60FPSには届かないと思います。

 

軽量な3Dゲーム:ドラゴンクエストX

Surface Pro 6のDQXのゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア評価
最高品質3684普通
標準品質4902普通
低品質5411快適
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

低品質のみ「快適」ですが、標準品質でも「普通」という結果なので、遊ぶことはできますね。

軽量な3Dゲーム:Minecraft

Minecraftのベンチマーク結果

計測シーンFPS
アイドル時25~35 FPS
一般的なプレイ時25~35 FPS
新規マップの生成・読み込み時30~35 FPS
敵が多い時18~20 FPS
TNT爆破した時0~30 FPS
テクスチャ変更時x32, x64, x128:25~30 FPS
x256:14~16 FPS

≫ 関連記事:Surface Pro 6でMinecraftが快適か検証

 

決して、FPSが高いとは言えませんが、30FPS前後でプレイできるので、ギリギリカクつかないです。

ただ敵が多い時は、20FPS以下になるので、カクつきを感じますね。

 

普通の3Dゲーム:FF14

Surface Pro 6のFF14のゲームベンチマーク結果

設定スコア平均FPS最低FPSロード時間
(合計)
評価
最高品質10566.4 FPS3 FPS72.4 秒設定変更を推奨
高品質14929.7 FPS2 FPS63.7 秒設定変更が必要
標準品質198412.9 FPS2 FPS73.4 秒設定変更が必要
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

どのグラフィック設定でも「設定変更が必要」という結果で、平均FPSは一番よくても約13FPSです。

ベンチマーク画面を見ても、結構カクついていたので、プレイするにはかなり厳しい感じでした。

 

重めな3Dゲーム:FF15

Surface Pro 6のFF15のゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア評価
高品質未測定未測定
標準品質未測定未測定
軽量品質777動作困難
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

軽量品質でも「動作困難」なので、プレイは厳しいです。

普通の3Dゲームでも厳しいので、この結果は当然ですね。

 

3DMARKの5つのゲームは、普通の3Dゲーム、重めの3Dゲームになるので、FF14, FF15も含めて、普通の3Dゲーム以上は、プレイはできないと考えて方が良さそうです。

 

軽めの3DゲームであるドラゴンクエストX、Minecraftであれば、決してFPSは高くありませんが、プレイできなくはないというレベルです。

とは言え、敵が多い状況など少し負荷がかかると、カクつきを感じると思います。

 

また、実際にベンチマークなどは取っていないですが、軽めの3Dゲームができるので、ブラウザゲームや2Dゲームであればプレイできるでしょう。

 

以上の結果から、ゲームをメインに考えている方は、グラフィックボードを搭載しているゲーミングPCで検討することを”強く”おすすめします。

 

Intel UHD Graphics 620でゲームをしてOKな人とそうでない人

Intel UHD Graphics 620でも軽めの3Dゲームまでであれば、少しプレイできるというベンチマーク結果となりました。

 

では、この結果を踏まえて、どういう方がIntel UHD Graphics 620でゲームをプレイして良いのか、また、どういう方がしないのが良いのかについて解説していきます。

 

大きく分けると次のようになります。

  • ゲームメインで使う場合は、Intel UHD Graphics 620は絶対NG
  • 主にゲーム以外の使用用途で使う場合、ライトにゲームを遊ぶ程度ならOK

 

ゲームメインで使う場合は、Intel UHD Graphics 620は絶対NG

ゲームをメインでパソコンの購入を考えている場合は、Intel UHD Graphics 620では、圧倒的に性能が不足しています。

 

ベンチマーク結果でも分かる通り、軽めの3Dゲームまでしかプレイできないと考えて良いでしょう。

おそらく、すぐに

  • プレイできるゲームの種類の少なさ
  • ゲームの快適さ

という部分で満足できなかったり、スペック不足を感じます。

 

ゲームがメインであれば、将来的に色々なゲームをプレイできるような性能にしておくべきなので、グラフィックボード搭載のゲーミングPCを”強く”おすすめします。

 

最近のグラフィックボードは全体的に性能が良いので、そこまで高いものでなくても大丈夫です。

パソコン本体価格が、約10~15万円のゲーミングPCにすることで、快適にプレイできるゲームが”格段”に増えます。

 

≫ 関連記事:ゲーミングPCに必要な目安スペックを徹底解説!他の用途でも使えるかも解説

 

主にゲーム以外の使用用途で使う場合、ライトにゲームを遊ぶ程度ならOK

主にゲーム以外の使用用途で使う場合に、その用途の影響でグラフィックボードを搭載できないという方が、ライトにゲームを遊ぶ程度であれば、かろうじてアリです。

 

例えば、大学生が自宅や大学でレポート作成の用途でノートPCを使う場合を考えてみます。

大学生がノートPCを大学に持っていく場合、別に教科書もあるので、できるだけ軽いPCが良いということで、重量を重視したいとします。

そこで、少し小さめで軽量な14インチのノートPCを検討しますが、14インチでゲームができるほどのグラフィックボードを搭載したノートPCは、おそらくありません。

 

レポート作成という用途で、軽量ということを重視した結果、その影響でグラフィックボードを搭載できないノートPCになってしまいます。

その上で、ちょっとした空き時間などに、暇つぶし程度でライトにゲーム楽しむ分には、Intel UHD Graphics 620はかろうじてOKかなという感じです。

 

「とりあえず、軽めの3Dゲームの中から遊べたら良いし、やってみてカクついたり、動作しなかったりすれば、別のゲームに変える。」

「(ゲーム内で負荷が高い場面で)少しカクついても、一時的なら全然我慢できる。」

という感覚でゲームができる方であれば良いかなと思います。

 

まとめ:Intel UHD Graphics 620でもゲームはできなくはないが、ゲームメインであればゲーミングPCを”強く”おすすめ!

Intel UHD Graphics 620は、CPU内蔵GPUと言い、映像出力程度のグラフィック性能しか持ち合わせていません。

グラフィック性能をグラフィックボードと比較すると、約1/10程度になります。

 

そのため、ゲームをメインの用途としてパソコンを使う場合は、グラフィックボードを搭載したゲーミングPCにすることを”強く”おすすめします。

 

≫ 関連記事:ゲーミングPCに必要な目安スペックを徹底解説!他の用途でも使えるかも解説

 



どうも、ケンさん(@pasolog_ken)でした。

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