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【2023年】10万円前後のおすすめデスクトップパソコンの比較・紹介

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  • 10万円前後のデスクトップパソコンって何ができるの?
  • どういうポイントでデスクトップパソコンを選べば良いの?
  • 今おすすめのデスクトップパソコンって何?

デスクトップパソコンを検討するにあたり、大体10万円ぐらいの予算が1つのラインとして出てきますが、その価格帯のパソコンがどのくらいの性能で何ができるのか知っておく必要があります。

 

パソコンは基本的には性能と比例して価格も高くなりますが、その価格も5万~30万とピンキリで、さらに上もあります。

自分がやりたいことができる性能かどうか見極める必要がありますが、初めて選ぶ方にとっては難しいです。

ケンさん

性能を間違えるとやりたいことができんかったり、カクついてストレス溜まったりするで!

 

そこで、PC歴20年以上で色々な用途で使ってきた私が、10万円前後のデスクトップパソコンの性能とできることを解説していきます。

 

結論から言うと、10万円前後のデスクトップパソコンであれば次のようなことができます。

・ネット検索や動画視聴などの普段使い

・オフィスソフト、資料・書類作成などのビジネス用途

・レポート作成など大学生向け

・Web制作、スマホ・Windows向けアプリ、Pythonなどのプログラミング

・ブラウザ、2Dゲーム、軽めの3Dゲーム

・ブログ執筆

・軽い画像・動画編集

普段使いやビジネス、プログラミングなどの軽めの作業であれば10万円以下で選ぶことができますし、10万円以上であれば、エントリー向けGPUを搭載したデスクトップパソコンもあるので、軽めのゲーミングPCや動画編集などのクリエイティブな用途のエントリー向けとしても選ぶことができます。

 

ただ、ゲームに関しては軽め・普通ぐらいの3Dゲームまでは快適で、幅広いゲームを楽しめるものの、画質を下げてやっと快適であったり、それでも厳しかったりします。

そのあたりもカバーしたいのであれば、ゲーミングPCの人気の価格帯でもある15万円前後20万円前後がおすすめですね。

 

また、デスクトップパソコンの選び方(性能/用途/価格/デザイン/保証など)やよくある質問も解説しているので参考にして下さい。

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年以上、40台以上の実機レビュー、様々な用途で使ってきた経験を元に、基礎知識や選び方、用途・価格別のおすすめPCなど、パソコン初心者の方向けに解説。
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10万円前後のデスクトップパソコンの選び方

10万円前後のデスクトップパソコンの選び方のポイントとして、目安の性能やできることを解説します。

 

10万円前後のデスクトップPCの性能目安

10万円前後以外にも比較できるように、価格帯別に性能をまとめました。

5万円前後10万円前後15万円前後20万円前後30万円前後
CPUIntel Celeron
Intel Core i3
AMD Ryzen 3
Intel Core i3, i5, i7
AMD Ryzen 3, 5, 7
Intel Core i5, i7
AMD Ryzen 5, 7
Intel Core i5, i7
AMD Ryzen 5, 7
Intel Core i7, i9
AMD Ryzen 7, 9
メモリ4GB / 8GB8GB / 16GB8GB / 16GB / 32GB16GB / 32GB16GB / 32GB / 64GB
GPUCPU内臓GPUCPU内臓GPU
GTX 1660
CPU内臓GPU
RTX 3050
RTX 3060
RTX 3060
RTX 3070
RTX 3070
RTX 3080
RTX 4070
ストレージ64GB ~ 256GB256GB ~ 1TB512GB ~ 1TB512GB ~ 1TB512GB ~ 1TB

※基本的に数字が大きい方が高性能ですが、各パーツの性能の見方が分からない方は、パソコンの基礎知識を参考にして下さい。

デスクトップパソコンの価格は大部分が性能で決まりますが、この他にも、オフィスやセキュリティソフトの有無、保証や周辺機器などのオプションでも変わりますし、この基本的な4つの性能では分からないPCパーツの種類や質も影響してきます。

特に、CPU, GPUが高価で、この2つで価格の5, 6割ぐらい占めてきます。

 

また、同じ性能でもメーカーや時期によっても価格は違うため表の性能は広めに見積もっているので、10万円前後の性能を全て最高のものにするのは難しいです。

 

メモリは、8GB、16GBの両方を選ぶことができ、選択肢も半々ぐらいですね。

ゲーミングPCやクリエイティブ向けPCなど高負荷な用途であれば16GBが多く、普段使いやビジネス向けなど軽めの用途であれば8GBが多いですね。

 

ビジネス用途で、メーラーやオフィス、ブラウザなど色々なアプリを開く方であれば、メモリは16GBがおすすめです。

仕事中ずっとメーラーは使わないもののちょくちょく見ることが多いと思いますが、いちいち起動するのが面倒でずっと立ち上げている…みたいな使い方をして、他のツールも同様に開きっぱなしで、アプリを15個、20個とどんどん立ち上げるのであれば、16GBですね。

 

GPUは、搭載できたとしてもGTX 1650と少し古めで、軽め・普通ぐらいの3Dゲームができる程度の性能です。

普通ぐらいの3Dゲームも最高画質は厳しく、調整した上で快適になるぐらいなのでエントリーモデルですね。

 

もし、ゲーミングPCを検討しているのであれば、性能的にも価格的にも人気でコスパの高いRTX 3050RTX 3060は欲しいところですね。

価格帯としては、15万円前後, 20万円前後になります。

 

まれに、10万円前後ギリギリの12万円ぐらいで、RTX 3050搭載のゲーミングPCがあったりしますが、その場合はかなりお得と考えて良いでしょう。

 

ちなみに、5万円以下のデスクトップパソコンだとCPUがIntel Celeron, メモリが4GBと性能が低く、ネット視聴や動画視聴などの普段使いがやっとなのでおすすめできません。

おそらく、何か新しいことをやろうとすると、すぐに性能面で限界がきます。

また、5~6万円の価格帯で、CPUがCore i3, Ryzen 3、メモリが8GBになってくるのですが、最低でもこのレベルは欲しいところです。

 

その上で、10万円前後(8~10万円もOK)のデスクトップパソコンであれば余裕のある性能になるので、できることの幅が格段に多くなります。

できることの幅と価格で言えば、この10万円, 15万円前後の価格帯がコストパフォーマンスが高いですね。

 

ただ、デスクトップパソコンは持ち運びできないので、軽めの用途が中心なのであれば、10万円前後のノートパソコンも良いかもしれませんね。

 

ケンさん

全部ではないけど家電量販店だと低性能(CPU:Celeron, メモリ:4GBとか)なのに10万とかで売られてたりするから注意な!

 

10万円前後のデスクトップPCでできること

10万円前後のデスクトップパソコンで何ができるのかを一覧にまとめていきます。

ただ、10万円前後といっても性能に幅がありますし、GPU搭載・非搭載(CPU内蔵GPU)でも変わってくるので、性能面についても解説します。

 

使用用途別に、どの程度快適に動作するかの目安を次のように評価しています。

◎:快適に問題なく動作

〇:基本的に動作するが、一部性能不足を感じることもある。

△:初心者やエントリー向けなら良いが、本格的にやる分には性能不足。

×:動作しない。動作しても確実にカクついてストレスになる。

※使用用途のリンクは、各用途の最低限必要な性能の目安、PCパーツなどを解説しています。

使用用途快適性解説
普段使い
(ネット検索/動画視聴)
快適に動作する。
ビジネス用途
(Office/メールなど)
オフィスツール, メール, Zoomなどのビジネスツールは基本的には快適
表計算ソフトで数万行単位+関数の大量のデータは少し重くなる程度。
15個以上の多くのツールを常時立ち上げるのであればメモリ16GB推奨。
ブログ執筆やライティング業などもOK。
大学生向け性能的にはレポートや資料作成は快適だが、授業自体で使うことも
あれば、大学でレポートを作ることもあるので、大学は持ち運び
できるノートPCがおすすめ
また、学部特化(建築学部ならCADソフトなど)のツールは
考慮していないので注意。
※大学, 学科で調べると推奨PCの記載があるので一度調べてみよう
トレード
(株/FX/仮想通貨)
快適に動作する。
ゲームブラウザ, 2DゲームはCPU内蔵GPUでも快適。
3Dゲームは、GPUを搭載すると軽めは快適だが、普通ぐらいの
3Dゲームは画質を落とす必要がある。
画像編集快適に動作する。
動画編集FHDで、ホームビデオや15分程度のYouTube向け動画を
編集する分には快適。
ただし、動画全体に色調整などの重いエフェクトや4K編集は
性能不足を感じる。
メモリは16GB以上推奨だが、ホームビデオなら最悪メモリ8GBでもOK。
GPU非搭載でも編集できるが、あった方がプレビューが快適になったり、
エンコード時間が短くなったりするので欲しいところ。
※必要に応じてストレージの容量をグレードアップしよう
プログラミングWeb制作, スマホ・Windows向けアプリ, Pythonなど
幅広いプログラミングで快適。
ただし、万単位の大量のデータを扱うツールだと
CPUの処理速度やメモリ不足を感じる場合もある。
3DCG/モデリングGPU搭載は必須で小規模なモデリングあれば快適。
データ分析/AI学習AIの勉強を始める方、AIのアルゴリズムを試したい方向き。
デスクトップなのでノートより冷却性能が高く、長時間の
学習も可能。
しかし、GPUを搭載できても性能は低めなので、割と早い
段階で性能不足を感じてしまう。

もし、考えている使用用途を満たせない場合は、15万円前後のデスクトップパソコンも検討することを強くおすすめします。

動作するにしても、重くてカクついてストレスが溜まるという可能性もあります。

ケンさん

初めて買ったパソコンで性能を見誤ってやりたいことができんかってんな…

 

予算が足りない方は、スマホの分割払いと同じように、デスクトップパソコンも分割払いができるのでぜひ検討してみて下さい。

ここで一番避けたいのが、予算オーバーで無理に価格と性能を下げて、やりたかったことができない…ということですね。

 

普通は分割すると手数料が上乗せされて割高になりますが、手数料無料のPCメーカーもあるので参考にしてみてください。

≫ 関連記事:【3~5万円お得】PCの分割払い・手数料無料のメーカーまとめ【ゲーミングPCがお得】

 

おすすめの10万円前後のデスクトップパソコン

では、10万円前後で買えるおすすめのデスクトップパソコンを紹介します。

 

【ゲーム向け】低価格なエントリーゲーミングPC『G-GEAR GA5J-B221/B2』

モデル名G-GEAR GA5J-B221/B2
メーカーツクモ
CPUIntel Core i3-12100
メモリ16GB
GPUGeForce GTX 1650 (4GB)
ストレージSSD 500GB NVMe
Officeなし (オプション)
Wi-Fi
Bluetooth
非対応 (オプション)
価格9万円台~ (2023/09/01更新)
ミドルタワ―
CPUスコア
14187
GPUスコア
7871
ミドルレンジCPU, GPUを搭載したエントリー向けゲーミングPCです。

軽め~普通の3Dゲームは快適で、重めなものもゲームによっては快適なので、できるだけ費用は抑えつつ、そこそこ楽しみたい方におすすめです。

また、このCPU, GPUクラスは幅広い用途でそこそこの性能を発揮するので、動画編集やプログラミング、ブログなど色々なことをできるだけ低価格なパソコンで始めたい方には超おすすめですね。
 

【ゲーム向け】RTX 3060搭載のゲーミングPC『SENSE-M0P5-R45-RBX』

モデル名SENSE-M0P5-R45-RBXicon
メーカーパソコン工房
CPUAMD Ryzen 5 4500
メモリ16GB
GPUGeForce RTX 3060 (12GB)
ストレージSSD 500GB NVMe
Officeなし (オプション)
Wi-Fi
Bluetooth
非対応 (オプション)
価格11万円台~ (2023/09/01更新)
ミニタワー
CPUスコア
16575
GPUスコア
16628
ミドルレンジCPU, GPUのバランスの取れた性能で、エントリー向けのモデルです。
CPUやGPUの世代は少し古いですが、この価格であればかなりコスパは高いですね。

重めの3DゲームでもFHD・最高画質なら快適に遊べるので、幅広いゲームを楽しむことができます。
 

【スタンダード向け】ハイエンドCPUで色々な用途で使えるスリム型PC『Slim Magnate IM』

モデル名Slim Magnate IM
メーカードスパラ
CPUIntel Core i5-12400
メモリ16GB
GPUIntel UHD 730 (CPU内蔵GPU)
ストレージSSD 500GB NVMe
Officeなし (オプション)
Wi-Fi
Bluetooth
対応
価格7万円台~ (2023/09/01更新)
スリム型
CPUスコア
20011
GPUスコア
1660
GPU非搭載で、CPUに特化したスタンダードなデスクトップPC。

スリム型で比較的場所を取らず、普段使いや動画編集、プログラミングなど幅広い用途で活用できます。

しかし、グラフィックボードは無いので3Dゲームは基本的にできないと考えて下さい。
 

 

 

まとめ:デスクトップパソコンでは10万円前後が一番人気で、色々なことができる割に安い価格帯でコスパが良い!

10万円前後のデスクトップパソコンであれば比較的リーズナブルで、軽めの用途を快適に、ゲームや動画編集などの重めな用途のエントリー向けパソコンとして、幅広い用途で使えますね。

 

再度、できることをまとめると次の通りです。

・ネット検索や動画視聴などの普段使い

・オフィスソフト、資料・書類作成などのビジネス用途

・レポート作成など大学生向け

・Web制作、スマホ・Windows向けアプリ、Pythonなどのプログラミング

・ブラウザ、2Dゲーム、軽めの3Dゲーム

・ブログ執筆

・軽い画像・動画編集

普段使いやビジネス、プログラミングなどの軽めの作業であれば10万円以下で選ぶことができますし、10万円以上であれば、エントリー向けGPUを搭載したデスクトップパソコンもあるので、軽めのゲーミングPCや動画編集などのクリエイティブな用途のエントリー向けとしても選ぶことができます。

 

5万円前後のデスクトップパソコンであれば、ネット検索や動画視聴などの普段使いぐらいでしか使うことができませんが、10万円前後であれば、できることがグッと広がるので超おすすめです。

 

ただ、ゲームに関しては軽め・普通ぐらいの3Dゲームまでは快適で、幅広いゲームを楽しめるものの、画質を下げてやっと快適であったり、それでも厳しかったりします。

そのあたりもカバーしたいのであれば、ゲーミングPCの人気の価格帯でもある15万円前後20万円前後がおすすめですね。

 

15万前後20万円前後30万円前後のデスクトップパソコンについても解説していますが、全体的に性能は向上しますが、できることの幅が広がるというより、重い作業が快適になるイメージです。

10万円前後で厳しな動画編集や3Dゲームなどの重めな用途の中でも、がっつり重たい作業をしたい方向けですね。

そのため、3Dゲームの中でも重いものは遊ばない、動画編集の中でもホームビデオやYouTube向けに軽く編集したい、ぐらいであれば10万円前後のデスクトップパソコンがおすすめですね。

 

他の価格帯のパソコンも含めて、スペックやできることをまとめているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

≫ 関連記事: 【初心者必見】パソコンの予算・相場感を知って大損しないようにしよう!

 

また、初心者の方向けにデスクトップパソコンに関する知識(性能/用途/価格/デザイン性など)も幅広く解説しているので参考にして下さい。

≫ 関連記事:デスクトップパソコンの選び方・よくある疑問を徹底解説

 




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