ゲームに関しては、軽量級・中量級3Dゲームが70~170FPS、重量級の3Dゲームでも70FPSとほぼ全てのゲームで快適となるパフォーマンスです。
12種類のゲームの計測結果で全て最高品質の結果なので、画質を落とせば120越えの高FPSも出ます。
- ほぼ全てのゲームが快適!4Kや高FPSもOK
- 16型の大画面と占有率で圧巻の迫力・臨場感
- メモリ:32GBで動画編集などのクリエイティブ用途も快適
では、ドスパラで販売している『GALLERIA ZL7C-R37TH』の魅力やスペックを実機で徹底的にレビューしていきます。
目次
GALLERIA ZL7C-R37THの注目ポイント
GALLERIA ZL7C-R37THの注目ポイントについて詳しく解説してきます。重めの3Dゲームまで快適なゲームパフォーマンス
軽めから超重めの12種類の3DゲームでFPS等をグラフィック設定別に計測したところ、最大画質設定で大体70~170FPSで遊ぶことができます。
1つ重いゲームに関しては35FPSでしたが、中間画質ぐらいに落とせば、60FPS以上で快適なラインを超えると思います。
普通のゲームなら60FPS、シューティングやレーシング系などの動きの激しいものなら60~120FPSであれば十分快適と言えるので、GALLERIA ZL7C-R37THであれば問題なしですね。
重めのゲームで最高画質設定だと60FPSを下回るものもでてきますが、標準設定などにしてFPSを優先すれば大丈夫です。
各種ゲームの詳しいベンチマークは、GPU性能(ゲーム含む)で解説していきます。
16型の大画面と占有率で圧巻の迫力・臨場感
GALLERIAシリーズのノートPCは、今まで15.6インチと標準的な画面サイズでしたが、今回は16インチと少し大きくなりました。
解像度は、1,920×1,080のFHDから1,920×1,200のWUXGAに変更で、以前のモデルより縦長になりました。
ひと目で分かるように、モニターしたのベゼルも極細になっており、画面占有率が向上しています。
画面が大きくなることで、ゲームの臨場感や迫力、没入感が増すので良いポイントですね。
メモリ:32GBで動画編集などのクリエイティブ用途も快適
ゲーミングPCはメモリ16GBが標準的ですが、このモデルはメモリが32GBと大容量となっています。
ゲームだけをするのであれば16GBあれば十分ですが、動画編集などのクリエイティブな用途でも使いたい方はメモリは多い方が良いです。
FHDで10,20分程度でテロップやモザイクなど軽く編集する程度であれば16GBでも良いですが、FHDで動画全体に重いエフェクトなどをかけたい場合、4K編集をしたい場合は16GBでは厳しいです。
もし、そんな用途で使う予定がなく、ゲームや普段使いのみ想定しているのであれば、メモリ16GBのGALLERIA XL7C-R36Hもおすすめです。
GPUのランクとしては1グレード下がりますが、ゲームの快適さは十分ですし、軽い動画編集であれば問題なくできます。
GALLERIA ZL7C-R37THのスペック
GALLERIA ZL7C-R37THのスペックは次の通りです。製品名 | GALLERIA ZL7C-R37TH |
---|---|
CPU | Intel Core i7-12700H |
メモリ | 32GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX3070Ti 8GB |
ストレージ | 1TB(Gen4 NVMe SSD) |
サイズ | (横)358 x (縦)247 x (高さ)20 mm |
重量 | 本体:約2.15kg |
バッテリー | 約6.8時間 |
ディスプレイ | 16インチ 狭額ベゼル リフレッシュレート165Hz 非光沢WUXGA液晶(1920×1200ドット表示) |
インターフェース | 3.2Gen1 Type-A x2 3.2Gen2 Type-C x1 (DP1.4対応 / PD対応*100Wまで) Thunderbolt4 Type-C x1 (PD対応*100Wまで) マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子 x1 (3.5mm / CTIA) HDMI2.1 x1 SDカードリーダー (SDXC/SDHC対応) *USB PD動作時はパフォーマンスに制限がかかります |
生体認証 | 顔認証 |
価格 | 約28万~ |
※製品仕様や販売価格については、2022/10/15の執筆時点のもので、今後変更される可能性があります。
外観
ガンメタリックを基調としたカラーリング。
ゴツゴツしたかっこいいイメージがあるゲーミングPCですが、最近のGALLERIAシリーズは、シンプルさ、スタイリッシュさがあって、その中にかっこよさが感じれるモデルです。
耐久性の高いアルミボディで、エッジはダイヤモンドカットされています。
以前のモデルでは、このようなカットはなく、光沢感・高級感が増しましたね。
一番開くと大体130度ぐらいまで開くことができます。
(今回のモデル)
(以前のモデル)
以前のモデルの電源ボタンは、キーボードと独立した部分にありましたが、今回のモデルでは、キーボード内の右上に移動。
また、電源ボタンの横にあったモードチェンジのボタンは廃止したようです。
静かに作業したい時はパフォーマンスを下げることでファンの騒音も小さくして、ゲームなどの高負荷で作業したい時はパフォーマンスを上げるといったことがワンボタンで切り替えできたので、少し残念なポイント。
もちろん、Gaming Centerという専用のソフトから変更可能です。
ファンの吸気口・排気口
ファンは左右に2基搭載されていて、排気口・吸気口は背面とリア部分にあります。
リア部分は閉じている時はほぼ見えない仕様となっています。
以前のモデルでは、サイドにも排気口が開いていてゴツゴツしている印象です。
このモデルをレビューした時は、そんなに感じなかったですが、今回のモデルと比較するとゴツゴツしていることが分かります。
それと比較すると今回のモデルは、かなりスマートになっていますね。
静音性については、ファンの静音性で計測器を用いて検証していきます。
使用用途別の快適度
使用用途 | 快適度 | コメント |
---|---|---|
普段使い (ウェブ, 動画視聴等) | ◎ | とても快適 |
ビジネス用途 (Office, メーラー等) | ◎ | とても快適 |
ブログ執筆 | ◎ | とても快適 |
ゲーム | ◎ | FHD最高画質で軽量級・中量級の3Dゲームが70~170FPS、重量級の ゲームでも70FPS台でとても快適なので幅広いゲームのプレイが可能。 ただ一部の超重いものだと35FPS程度になるが、画質設定を下げれば 60FPSはでそうなので、プレイに支障をきたすレベルでは無い。 |
画像編集 | ◎ | とても快適 |
動画編集 | ◎ | GPU性能が高く、メモリも32GBと多いので、長時間の編集、 動画全体にエフェクトをかけるような重い処理にも耐えられる性能 |
プログラミング | ◎ | とても快適 |
トレード (株/FX/仮想通貨) | ◎ | とても快適 |
データ分析・AI学習 | ○ | これから勉強し始める方、検証用であればOK ※本番環境用としては、ノートPCだと数時間、 数日といった長時間利用は、冷却面から厳しい |
本体サイズ・重量
実測値 | 公称値 | |
---|---|---|
横 | 358 mm | 358 mm |
縦 | 246 mm | 247 mm |
高さ | 23 mm | 20 mm (最薄部) |
A4より1回りほど大きいサイズ感で、大きめのPCを入れることを前提にしているリュックであれば問題なく持ち運べますね。
今回のモデル | 以前のモデル (GALLERIA UL7C-R36) | より以前のモデル (GALLERIA RL5C-R35T) | |
---|---|---|---|
横 | 358 mm | 355 mm | 360 mm |
縦 | 246 mm | 230 mm | 245 mm |
高さ | 23 mm | 26 mm | 25 mm |
横と縦に関しては、”より以前のモデル”と”以前のモデル”を比較するとコンパクトになっています。
これに対して、”以前のモデル”と”今回のモデル”を比較すると横幅は同じですが、縦幅は長くなっており、”より以前のモデル”と同じになっています。
ですが、画面サイズが15.6インチから16インチになっていることを考えれば納得です。
“より以前のモデル”だとモニター下のベゼルが分厚くなっていますが、”今回のモデル”では極細です。
また、高さに関しては、26, 25mm程度から23mmとさらに薄くなっています。
2,3mmじゃ大して変わらないんじゃないかと思われるかもしれませんが、箱から開封して持った瞬間「あ、薄くなってるな!」と分かるほどです。
重量について
実測値 | 公称値 | |
---|---|---|
本体 | 約2.1kg | 約2.15kg |
充電器 | 約485.8g | – |
合計 | 約2.6kg | – |
重さはほぼ公称値通りで、本体と充電器で約2.6kgなので、パソコンと充電器だけを持ち運ぶ分には全然負担になりませんね。
ただ、大学生など教科書やプリントなどの荷物が多い方で、それと一緒に運ぶとなると少し重いかなという印象です。
充電器は、ゲーム向けだと結構な電力が必要なので重量・サイズが大きめになりがちですが、ゲーミングノートPCであれば大体このくらいのサイズ感になります。
特別、大きいわけでも小さいわけでもないですね。
以前のモデルと比較すると重量が約1.9kgだったので、15.6インチから16インチに変わった影響で少し重くなっていますね。
ただ、バッテリーに関しては、5,600g台だったものを400g台まで落としているので、かなりコンパクトになっています。
本体重量は増えましたが、充電器の重量は減ったので、合計で言えばそれほど変わっていません。
ディスプレイ
ディスプレイ | 16インチ 狭額ベゼル リフレッシュレート165Hz 非光沢WUXGA液晶(1920×1200ドット表示) |
---|---|
画面サイズ | 16インチ |
解像度 | 1920×1200 |
縦横比 | 8:5 |
リフレッシュレート | 165Hz |
光沢 | 非光沢 |
タッチパネル | × |
ベゼル (枠) | (横)6 x (縦)8mm |
リフレッシュレートが165Hzで、ゲーミング仕様の高リフレッシュモニターを搭載しています。
以前から、GALLERIAシリーズは60Hzから120Hz, 144Hzと徐々に高いものに変更されてきましたが、165Hzと割と高めなモニターですね。
過去に240Hzモニター搭載のモデルもありましたが、今回はそこまでは不要と判断したのか165Hzとなっています。
ノートPCの場合は、単純にHzを高くした方がいいかと言われればそのようなことは無く、高くなればなるほどバッテリー消費も激しくなるので、そのバランス感も含めて165Hzに落ち着いたのかもしれませんね。
後程、ゲームのベンチマークもしていきますが、最高画質で軽量級・中量級の3Dゲームが70~170FPSなので無駄のない仕様と言えるでしょう。
また、FPSゲームなど1フレーム単位で勝敗を分けるような場合は、高リフレッシュレートモニターの方が状況判断や行動を早く出せるので有利と言われているので、そういう面でもメリットがありますね。
非光沢液晶なので暗い画面でも映り込みはほとんどないですね。
ケンさん
キーボード・タッチパッド
キー配列 | 日本語配列 |
---|---|
テンキー | ○ |
バックライト | ○ |
RGBライト | × |
タッチパッド | (横)13.5 x (縦)8.6cm |
キーピッチ | 18.93mm (標準:19mm) |
キーストローク | 1.16mm (標準:2~3mm) |
キーが独立したアイソレーションタイプで、打鍵感もしっかりとしていて打ちやすかったですね。
このモデルに関わらず、キーボードが変われば最初慣れるまでに時間はかかりますが、慣れてしまえば問題なく使えます。
キー配列については、個人的に以下のポイントをチェックしています。
- Ctrlが左下に無い(ショートカットキーが使いづらい)
- Enterが1マス分(押し間違い)
- Shiftキーが小さい(押し間違い)
- DelとBackSpeceがEnterの上に無く変な場所にある
- 記号キーや矢印キーが変な場所にあったり、小さかったり
ケンさん
この辺りは全然大丈夫ですね。
かなり前のモデルでは、ちょっと納得いかないキー配列もあったのですが、ここは改善され続けてきたので問題なしです。
(今回のモデル)
(以前のモデル)
以前のモデルと比べるとテンキーが付いています。
私の知る限り過去のモデルも含めるとテンキーは、あり⇒なし⇒ありと変わってきています。
私としては、テンキーはたまに使うことがあるので有った方が良いかなと思っています。
テンキーがないと横に並んでいる数字キーを使わないといけないので、これだと正直打ちづらいです。
数桁の数字であれば問題ないですが、エクセルなどに大量の数値を打ち込みたい場合にはあった方が良いです。
とは言え、テンキーがなかったらなかったで、別途テンキーを買っても良いかなと思っているので、必ずしもテンキーが付いていた方が良いとまではいかないですね。
また、タッチパッドのサイズもかなり大きくなっています。
以前のモデルだと(横)11.6 x (縦)7.2cmで、これは今までほとんど変更はありませんでした。
しかし、今回のモデルは(横)13.5 x (縦)8.6cmと1~2cmの大幅アップで、操作性も格段にアップしました。
画面の端から端に移動しても、タッチパッドのスペースに十分余裕があるので、カーソルを移動するのに何回も指を置き直さないということは全くありません。
キーボードのバックライトについて
キーにはバックライトが搭載されているので、暗い場所での作業でもしっかりとキーを確認しつつ、文字入力をすることができます。
RGB制御はできなくなっています。
インターフェース
インターフェース周りは次のようになっています。
左側
3.2Gen1 Type-A x1
SDカードリーダー (SDXC/SDHC対応)
マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子 x1 (3.5mm / CTIA)*USB PD動作時はパフォーマンスに制限がかかります
右側
3.2Gen1 Type-A x1
HDMI2.1 x1
電源コネクタ x1
(今回のモデル)
(以前のモデル)
ポートの豊富さにも驚きますが、何と言っても以前のモデルと比較するとかなりスマートになってることに驚きました。
排気口もなくなり、ポートのみとなっており、さらに本体が薄くなっているのでめちゃくちゃ良い感じですね。
以前のモデルをレビューしている時は、特にゴツゴツしているといった印象はなかったのですが、今回のモデルと並べて比較するとこんなにゴツゴツしてて大きかったのかと違った印象を受けてしまいました。
カメラ
カメラ | 画素数 | プライバシー シャッター |
---|---|---|
フロントカメラ | 約100万画素 | × |
カメラはモニターの上部に付いていて、画質・画素数は良くもなく悪くもなく、いたって標準的なカメラです。
ゲーミングノートPCであれば標準的な仕様ですね。
カメラが上に付いている方が下に付いているより、ZOOM会議などで顔を出す際に、顔映りが良くなるのでおすすめ。
また、IR専用カメラも搭載しているので顔認証も使うことができます。
面倒なパスワード入力を省き、一瞬でログインすることができます。
ケンさん
GALLERIA ZL7C-R37THのベンチマーク
検証機のスペック
製品名 | GALLERIA ZL7C-R37TH |
---|---|
CPU | Intel Core i7-12700H (14コア/20スレッド, 3.5GHz Max 4.7GHz) |
メモリ | 32GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX3070 Ti |
ストレージ | 1TB(Gen4 NVMe SSD) |
電源モードは、一番パフォーマンスができるようにするため、”最適なパフォーマンス“で検証していきます。
ネット環境は、オプションで購入できるUSB接続の有線LANアダプタを使って有線接続しています。
本モデルは、有線LANポートはなく高速なWi-Fi6のみですが、ゲーム用途であればWi-Fiで十分です。
アプリ実行の総合的パフォーマンス
アプリケーションの実行における総合的なパフォーマンスを計測する『PCMark10』のベンチマーク結果です。
それぞれの項目の総合スコアにおいて、公式の推奨スコアの約2倍前後の性能がありますね。
ベンチマーク以外にも、ブラウザや動画再生などの普段使い、ゲーム、動画編集、プログラミングなど色々な作業してみましたが、快適でカクつきなどのストレスはありませんでした。
カテゴリ | 項目 | スコア |
---|---|---|
一般的なアプリ | アプリの起動 | 12559 |
ビデオ会議 | 7571 | |
ウェブブラウジング | 10212 | |
総合スコア (推奨スコア:4100以上) | 9902 | |
ビジネス系アプリ | スプレッドシート作業 | 11465 |
文書作成 | 7118 | |
総合スコア (推奨スコア:4500以上) | 9033 | |
クリエイティブ系アプリ | 写真編集 | 13509 |
動画編集 | 6265 | |
レンダリング | 11771 | |
総合スコア (推奨スコア:3450以上) | 9987 | |
総合スコア | 6904 |
カテゴリ別に推奨されるスコアは以下の通りです。
カテゴリ | 推奨スコア | 解説 |
---|---|---|
一般的なアプリ | 4100以上 | 一般的な用途で様々な簡単なタスクをする場合 |
ビジネス系アプリ | 4500以上 | 事務作業と軽いメディアコンテンツ作業をする場合 |
クリエイティブ系アプリ | 3450以上 | 写真/動画/その他コンテンツの編集をする場合 |
ストレージ性能
ストレージは、SSDの中でも高速なPCI Express 4.0対応のNVMe SSDが搭載されており、理論上の読み込み速度が最大で7GB/sと高速です。
実測値は、読み込み速度が毎秒約6.5GB, 書き込みが毎秒約4.9GBと高速です。
読み込み速度 | 書き込み速度 | |
---|---|---|
シーケンシャル | 6531.9 MB/s | 4933.3 MB/s |
ランダム | 932.4 MB/s | 400.2 MB/s |
ちなみに、以前のモデル、より以前のモデルは次の通りです。
(以前のモデル)
(より以前のモデル)
読み込み速度が2.5GB、そして、PCI Express 4.0対応となり、約5GBまで到達しましたが、今回は6.5GBとさらに大幅に上回ってきました。
ほぼほぼ理論値ですね。
また、書き込み速度も2倍以上と大幅アップです。
CPU性能
CPUは『Intel Core i7-12700H』を搭載しており、14コア/20スレッド、クロック周波数が3.5GHz(最大 4.7GHz)と仕様としては、ハイエンドCPUとなります。
ノートPCの中で、今までレビューした中で最も性能が高いですね。
実際に使ってみた感じで言うと、軽めの作業は全然余裕で、クリエイティブ用途などの重めの作業でも大丈夫です。
特に言うことは無いほど十分な性能です。
PCを買ってから、何か新しいことを始めたい!となっても、スペック不足が理由で断念…ということはよっぽどのことがない限り無いですね。
項目 | Cinebench R23 | Cinebench R20 |
---|---|---|
CPU | 14042 | 5652 |
CPU(Single Core) | 1799 | 663 |
CPU | CINEBENCH R20 |
---|---|
Core i9-14900HX | |
Core i7-13700H | |
Core i7-12700H | |
Ryzen 7 4800H | |
Ryzen 7 5800H | |
Core i7-11800H | |
Ryzen 5 4600H | |
Core i7-10875H | |
Core i7-10750H | |
Core i5-11400H | |
Core i7-9750H | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i7-1165G7 | |
Ryzen 5 4500U | |
Core i5-10300H | |
Ryzen 5 3500U | |
Core i5-10210U |
※ノートPC向けのみを表示
グラフは、計測数の多いCINEBENCH R20を掲載していますが、レビュー時点ではトップの性能。
GPU性能(ゲーム含む)
ブラウザゲーム、2Dゲームから3Dゲームの中でもグラフィックが綺麗で重めなものまで楽しむことができます。
FPSは、全体的に60~170程度で快適に遊べます。
計測した中では、唯一、Red Dead Redemption 2が35FPSであまり出なかったのですが、最高画質設定でこの数値なので、設定を変えれば普通に60FPSで遊べると思います。
項目 | スコア |
---|---|
グラフィックスコア | 7637 |
グラフィックテスト1 | 51.17 FPS |
グラフィックテスト2 | 42.77 FPS |
CPUスコア | 8927 |
CPUテスト | 29.99 FPS |
総合スコア | 7806 |
また、3DMarkで算出される各種ゲームのFPSは次の通りです。
ゲーム | 設定 | FPS |
---|---|---|
Battlefield V | 1440p Ultra | 75+ FPS |
1080p Ultra | 95+ FPS | |
Apex Legends | 1440p Ultra | 85+ FPS |
1080p Ultra | 130+ FPS | |
GTA V | 1440p Ultra | 50+ FPS |
1080p Ultra | 75+ FPS | |
Fortnite | 1440p Ultra | 60+ FPS |
1080p Ultra | 95+ FPS | |
Red Dead Redemption 2 | 1440p Ultra | 30+ FPS |
1080p Ultra | 35+ FPS |
※Ultraはゲームのグラフィック設定が最大を意味します。
※レイトレーシング機能はオフ。
GPU | 3DMark |
---|---|
RTX 4070 Laptop GPU | |
RTX 4050 Laptop GPU | |
RTX 4060 Laptop GPU | |
RTX 3060 Laptop GPU | |
RTX 3070 Ti Laptop GPU | |
GTX 1660 Ti | |
GTX 1660 | |
RTX 3050 Ti Laptop GPU | |
Intel Arc A550M | |
GTX 1650 Ti | |
GTX 1650 | |
Intel Iris Xe (CPU内臓) | |
AMD Radeon (CPU内臓) | |
Radeon Vega 8 (CPU内臓) | |
Intel UHD (CPU内臓) |
※ノートPC向けのみを表示
その他、ゲームのベンチマークでグラフィック性能を確認してみましょう。
軽量な3Dゲーム:ドラゴンクエストX
グラフィック設定 | スコア | 平均FPS | 評価 |
---|---|---|---|
最高品質 | 18704 | 172.9 FPS | すごく快適 |
標準品質 | 18796 | 174 FPS | すごく快適 |
低品質 | 19585 | 180.5 FPS | すごく快適 |
普通の3Dゲーム:FF14
設定 | スコア | 平均FPS | 最低FPS | ロード時間 (合計) | 評価 |
---|---|---|---|---|---|
最高品質 | 15813 | 111.9 FPS | 58 FPS | 12.8 秒 | 非常に快適 |
高品質 | 17419 | 124.4 FPS | 59 FPS | 11.7 秒 | 非常に快適 |
標準品質 | 19689 | 141.4 FPS | 68 FPS | 11.4 秒 | 非常に快適 |
重めな3Dゲーム:FF15
グラフィック設定 | スコア | 平均FPS | 評価 |
---|---|---|---|
高品質 | 7015 | 74.9 FPS | 快適 |
標準品質 | 8812 | 91.9 FPS | 快適 |
軽量品質 | 10563 | 109.6 FPS | とても快適 |
PSO2
グラフィック設定 | スコア | 平均FPS |
---|---|---|
ウルトラ | 10044 | 66.8 FPS |
中 | 30355 | 115.2 FPS |
最低 | 46062 | 168.6 FPS |
Far Cry 6
グラフィック設定 | 平均FPS | 最低FPS | 最高FPS |
---|---|---|---|
最高 | 69 FPS | 56 FPS | 81 FPS |
高 | 86 FPS | 74 FPS | 101 FPS |
中 | 100 FPS | 84 FPS | 117 FPS |
低 | 110 FPS | 99 FPS | 127 FPS |
Watch Dogs: Legion
グラフィック設定 | 平均FPS | 最高FPS | 最低FPS |
---|---|---|---|
最高 | 77.4 FPS | 103.4 FPS | 22.3 FPS |
とても高い | 76.9 FPS | 105.6 FPS | 22 FPS |
高 | 77.7 FPS | 112.7 FPS | 28.2 FPS |
中 | 78 FPS | 109.7 FPS | 17.2 FPS |
低 | 77.9 FPS | 108.4 FPS | 27.4 FPS |
VR:VRMark
VRゲームのパフォーマンスを計測する『VRMark』のベンチマーク結果です。
PCの映像をVR機器に出力した際のFPS値が分かるので、VRでゲームをプレイしたい方は参考になると思います。
VRMark Orange Room | |
---|---|
スコア | 9464 |
平均FPS | 206.3 FPS |
推奨構成FPS | 109 FPS |
最低構成FPS | 81 FPS |
バッテリー容量・駆動時間
GALLERIAの以前のモデルと比較すると、かなり容量アップしています。
今まで、46,740mWh、または、62,320mWhだったので、今回は1.3倍、1.75倍となっているので、より長時間の作業が可能となります。
各作業のバッテリー時間
作業 | 計測時の バッテリー残量 | 駆動時間 | 駆動時間 (100%換算時) |
---|---|---|---|
高負荷 (Cinebench/CPU100%) | 100~80% | 00:14:10 | 01:10:48 |
ローカル動画再生 | 80~60% | 00:23:04 | 01:55:19 |
普段使い作業 (PCMark10) | 60~40% | 00:17:09 | 01:25:47 |
アイドル状態 | 40~20% | 00:48:30 | 04:02:32 |
合計 | 01:42:53 | 02:08:36 |
※高負荷については、Cinebench R20を繰り返し実行し、CPUが100%の状態
以前のモデルだと、100%換算時の駆動時間の合計が1時間33分、2時間14分なので、それと同水準になりますね。
今回のモデルは、リフレッシュレートが少し高くなっているのと、RTX 3070 Tiと高性能なGPUが搭載されていることもあってか、バッテリー増量分、時間が伸びたというわけでもなさそうです。
ケンさん
ファンの静音性
騒音レベル | |
---|---|
アイドル時 | 0 dBA |
普段使い時 (PCMark10) | 40.2 dBA |
ゲーム時 (FF15) | 54.7 dBA |
CPU高負荷時 (Cinebench/CPU100%) | 54.4 dBA |
アイドル時はファンは停止しているので無音です。
一番音が大きいのはゲーム時(FF15・最高品質)で54.7dBAほどで目安としては普通の範囲ですが、パソコンとしては少しうるさいですね。
実際に聞いてみても、音を気にしない方であれば大丈夫だと思いますが、音が気になる方は厳しいでしょう。
動画視聴やネットサーフィンなど普段使いであれば、無音か気にならないレベルの音がでる程度です。
しかし、ゲームをすると結構うるさく、シューティングゲームで足音などの小さな音、どこから向かってきているのか音の方向性も聞き分けようと思うと中々難しかったです。
ここまで求める方は、ヘッドセットをするか、ゲーム時も40dBA以下で安定したデスクトップのGALLERIAシリーズが静かでおすすめ。
騒音レベルの目安
デシベル(dBA) | 目安① | 目安② | 具体例 |
---|---|---|---|
70 | うるさい | かなりうるさい、かなり大きな声を 出さないと会話ができない | ・騒々しい街頭 ・セミの鳴き声 (2m) |
60 | 非常に大きく聞こえうるさい、 声を大きくすれば会話ができる | ・普通の会話 ・洗濯機、掃除機、テレビ | |
50 | 普通 | 大きく聞こえる、通常の会話は可能 | ・家庭用クーラー (室外機) ・換気扇 (1m) |
40 | 聞こえる会話には支障なし | ・静かな住宅地 ・図書館 | |
30 | 静か | 非常に小さく聞こえる | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
20 | ほとんど聞こえない | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
GALLERIA ZL7C-R37THの実機レビューまとめ
ドスパラの『GALLERIA ZL7C-R37TH』を実機レビューしました。
- ほぼ全てのゲームが快適!4Kや高FPSもOK
- 16型の大画面と占有率で圧巻の迫力・臨場感
- メモリ:32GBで動画編集などのクリエイティブ用途も快適
今回は、主に外観のアップグレートが大きかったですね。
- ダイアモンドカットで高級感のあるデザイン
- サイドの排気口は無くなり、よりスタイリッシュに
- タッチパッドが大きくなり操作性向上
- 15.6インチから16インチに
ゲームに関しても、私が計測した12のゲームでは快適に遊ぶことができるので、それ以外のゲームでもよっぽどの激重3Dゲームでもない限り、ほぼ全てのゲームが快適なはずです。
ケンさん
スペックは、Intel Core i7 12700H × GeForce RTX 3070 Tiでしたが、他にもラインナップがあるので確認したい方は、GALLERIAの4つのシリーズを参考にして下さい。