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マウス mouse X4-i5 レビュー|普段使い、ビジネス用途で使い易いモバイルノートPC

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mouse X4-i5

mouse X4-i5は、ミドルレンジCPU搭載、14型の持ち運びしやすいサイズ感のスタンダードPCです。

 

注目ポイント
  • シーンを問わず使い勝手の良いモバイルノートPC
  • バッテリーが比較的長持ち
  • マウスコンピューターはユーザー満足度やサポートが強い

 

では、マウスコンピューターで販売している『mouse X4-i5』の魅力やスペックを実機で徹底的にレビューしていきます。

 

 

MEMO
本製品は、メーカー様より貸与して頂き作成しています。

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年以上、40台以上の実機レビュー、様々な用途で使ってきた経験を元に、基礎知識や選び方、用途・価格別のおすすめPCなど、パソコン初心者の方向けに解説。
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mouse X4-i5の注目ポイント

mouse X4-i5の注目ポイント

mouse X4-i5の注目ポイントについて詳しく解説してきます。

シーンを問わず使い勝手の良いモバイルノートPC

性能面では、ネットサーフィンや動画視聴の普段使い、文書・表計算・資料作成やメーラー、ビデオ会議などのビジネス用途として使う分には丁度良いです。

 

また、14型でコンパクト・軽量なモバイルノートPCなので持ち運びがし易いため、自宅だけでなく、外出先でも使い勝手が良いですね。

 

デザインも落ち着いており静音性も高いので、カフェや大学、図書館で作業したい方にもおすすめです。

 

バッテリーが比較的長持ち

バッテリー容量と駆動時間をベンチマークしましたが、比較的持ちが良いので、数時間充電器なしで作業しないといけない場合でもOKです。

 

当ブログでの計測は、できるだけ一般的な利用シーンを想定して、BluetoothやWi-Fiを切ったり、画面の明るさを暗くしたりなどはせず計測しています。

そのため、公称値の12時間駆動とは違いますが、ローカルの動画再生で約5時間程度でした。

 

他の機種と比較しても長めなので、外出先で充電がなかなか難しい環境で作業する方には良いですね。

 

マウスコンピューターはユーザー満足度やサポートが強い

マウスコンピューターは、価格.comのマウスコンピューターのショップ評価によると、「また利用したいですか?」という問いに、直近6か月で98%とユーザーの満足度がとても高いメーカーです。

 

また、購入後でも初期不良や不具合など何かあった時のサポートも良いので、初心者におすすめのメーカーです。

 

実際に、私も友人3人や親からパソコンの相談を受けたことがありますが、マウスコンピューターをおすすめしています。

≫ 関連記事:初心者向きメーカーのマウスコンピューターの特徴を解説!評判が良く安心

 

 

 

mouse X4-i5のスペック

mouse X4-i5の正面

mouse X4-i5のスペックは次の通りです。

製品名mouse X4-i5
CPUIntel Core i5-10210U
(4コア/8スレッド, 1.6GHz Max 4.2GHz)
メモリ8GB
GPUIntel UHD グラフィックス
ストレージ256GB(SATA)
サイズ(横)320.2 x (縦)214.5 x (高さ)17.5 mm
重量本体:約1.13kg
バッテリー約12.0時間
ディスプレイ14.0型 フルHDノングレア
インターフェースHDMI ×1
USB 2.0 Type-A ×1
USB 3.0 Type-A ×2
USB Type-C (PD対応) ×1
LANコネクタ ×1
ヘッドホン出力 ×1
電源コネクタ ×1
セキュリティロック ×1
生体認証顔認証
価格約10万円~

※製品仕様や販売価格については、2021/12/06の執筆時点のもので、今後変更される可能性があります。

 

外観


mouse X4-i5の背面

シンプルで落ち着いたグレーなので、プライベートやビジネスシなどシーンを問わず、使い易いデザイン。

 

デフォルトのデスクトップは、マウスコンピューターらしさのある黄色い壁紙ですね。

 

mouse X4-i5のデザイン1

画面は、最大でここまで開くことができます。

 

mouse X4-i5のデザイン2

キーボード側も安っぽさはなく、良い質感です。

 

mouse X4-i5のデザイン3

天面は、小さめにロゴマークが入っており控えめ。

従来のモデルだと、チーズマークが大きく中央にあったので、個人的にはこっちの方が好みですね。

 

ファンの吸気口・排気口

mouse X4-i5の背面のファン
mouse X4-i5の吸気口・排気口

ファンはCPU冷却用に1基搭載しており、底面と後側に吸気口・排気口があります。

ヒンジの後ろ側に隠れたような形なので、あまり目立ちませんね。

 

後程、計測器を用いてファンの静音性を検証していきます。

 

使用用途別の快適度

mouse X4-i5の使用用途別の快適度

MEMO
快適度は、Intel Core i5-10210U / 8GB / Intel UHD グラフィックス / 256GB(SATA)の構成(mouse X4-i5)で確認しています。
使用用途快適度コメント
普段使い
(ウェブ, 動画視聴等)
とても快適
ビジネス用途
(Office, メーラー等)
とても快適
ブログ執筆とても快適
ゲームGPU非搭載のため、ブラウザゲーム・2Dゲーム・軽めの3Dゲームを30FP前後でできる程度
画像編集とても快適
動画編集Youtube向けのFHD動画で10分程度の編集であれば快適。
ただ、エンコード時間が長く、15分程度になるとメモリ不足によりカクつく
※4K動画編集は未検証
プログラミングVisual Studioはとても快適に動作します。
トレード
(株/FX/仮想通貨)
とても快適
データ分析・AI学習これから勉強し始める方、検証用であればOK
※使用用途毎の目安スペックやPCパーツの役割などについては、それぞれのリンク内で解説しています。

 

本体サイズ・重量

mouse X4-i5のサイズをA4クリアファイルと比較
mouse X4-i5の高さを本と比較
実測値公称値
320 mm320.2 mm
241 mm214.5 mm
高さ20 mm17.5 mm
※高さは、一番高い部分で計測しています。

 

14型のモバイルノートPCで、A4のクリアファイルと同じぐらいのサイズ感です。

カバンに入れやすいので持ち運びが楽ですね。

 

重量について

mouse X4-i5の本体の重量
mouse X4-i5の充電器の重量
実測値公称値
本体約1.1kg約1.13kg
充電器約214g
合計約1.311kg

重量も充電器を含めても約1.3kgと軽量なので、他の荷物と一緒でも、それほど疲れないと重量です。

 

15.6型のノートPCだと充電器含めて約2kg~2.5kgほどあるので、パソコン単体を持って移動する分には負担にはならないですが、他の荷物と一緒だとちょっと疲れたりするので、よく持ち運びする人は14型が良いですね。

ケンさん

大学生だと教科書とか色々持ち運びするから、PCはできるだけ軽量の方が良いで!

 

ディスプレイ

mouse X4-i5のデスクトップ画像

ディスプレイ14.0型 フルHDノングレア
画面サイズ14インチ
解像度1,920×1,080
縦横比16:9
リフレッシュレート
光沢非光沢
タッチパネル×
ベゼル (枠)(横)5 x (縦)10mm

普段使いやビジネス用途であれば、申し分ないディスプレイですね。

非光沢(ノングレア)液晶なので、長時間の作業でも目が疲れにくいです。

 

強いて、デメリットを上げるなら、ディスプレイが14インチなので少し小さいぐらいです。

持ち運びの頻度が高くて、できるだけ軽量な方が良い!

でも、作業しやすいようにできるだけディスプレイは大きい方が良い!

このように考える方も多いと思いますが、この場合は、21~23インチ程度の外部モニターを買って、デュアルディスプレイ環境にしましょう。

≫ 関連記事:効率、生産性ってデュアルモニタで上がるのという話【論文・実体験】

 

ケンさん

デュアルディスプレイは基本的に自宅だけやけど、めちゃくちゃ作業しやすくなるからおすすめやで!

 

mouse X4-i5の映り込み1

暗い画面でも映り込みは少ないので、ドラマや映画で光や自分の顔が映り込んで映像に集中できない…ということはありませんね。

 

キーボード・タッチパッド

mouse X4-i5のキーボードとタッチパッド

キー配列日本語配列
テンキー×
バックライト
RGBライト×
タッチパッド(横)11.5 x (縦)7.2cm
キーピッチ18.11mm (標準:19mm)
キーストローク1.21mm (標準:2~3mm)

キーの間隔(キーピッチ)は標準的で、キーを押し込んだ時の深さ(キーストローク)は浅めです。

 

キーストロークが浅すぎると、キーを押した感触が弱く操作感が悪くなる場合もあるのですが、このキーボードは、押し心地がしっかりしているので、そのようなことはありませんでした。

 

また、1つ1つのキーが大きめなので、押し間違いも少なかったですね。

 

キー配列については、私の場合は以下のポイントをチェックしています。

  • Ctrlが左下に無い(ショートカットキーが使いづらい)
  • Enterが1マス分(押し間違い)
  • Shiftキーが小さい(押し間違い)
  • DelとBackSpaceがEnterの上に無く変な場所にある
  • 記号キーや矢印キーが変な場所にあったり、小さかったり

ケンさん

これでキーボード入力の効率めっちゃ変わるからな!
この基準で言うと該当するものはなく、使い易いキー配列になっています。

特に癖のあるキーも無いので、実際に文字入力しても間違えることは無かったですね。

 

大抵は1つぐらい該当することがほとんどなのですが、1つもないのは良いですね。

 

キーボードのバックライトについて

キーにはバックライトが搭載されているので、暗い場所での作業でもしっかりとキーを確認しつつ、文字入力をすることができます。

mouse X4-i5のキーボードのLED

もちろん、OFFにすることもできます。

 

インターフェース

インターフェース周りは次のようになっています。

 

左側

mouse X4-i5のインターフェースの左側

セキュリティロック ×1
LANコネクタ ×1
USB 2.0 Type-A ×1
USB 3.0 Type-A ×1
ヘッドホン出力 ×1

 

右側

mouse X4-i5のインターフェースの右側

USB Type-C (PD対応) ×1
USB 3.0 Type-A ×1
HDMI ×1
電源コネクタ ×1

14型のモバイルノートPCであれば、サイズ的にこのくらいのポート数が標準的ですね。

 

HDMIが付いているので、デュアルディスプレイにもできますし、USBポートが不足することもないでしょう。

 

もし、これでも映像出力やUSBポートが不足するのであれば、USB Type-Cも付いているので、周辺機器のドッキングステーションで追加することもできます。

全体的に汎用性は高いインターフェースとなってますね。

 

カメラ

mouse X4-i5のフロントカメラ

カメラ画素数プライバシー
シャッター
フロントカメラ約100万画素×

カメラはモニターの上部に付いていて、画質・画素数は良くもなく悪くもなく、いたって標準的なカメラです。

 

カメラが下側に付いているPCもありますが、本モデルのように、上に付いている方がZOOM会議などで顔を出す際に、映りがマシになるのでおすすめ。

 

また、顔認証用のカメラを搭載されているので、面倒なパスワード入力を省くことができます。

≫ 関連記事:Windowsの顔認証機能をレビュー!認証速度・精度や眼鏡・マスクはOKか検証

 

 

mouse X4-i5のベンチマーク

mouse X4-i5のベンチマーク

検証機のスペック

製品名mouse X4-i5
CPUIntel Core i5-10210U
(4コア/8スレッド, 1.6GHz Max 4.2GHz)
メモリ8GB
GPUIntel UHD グラフィックス
ストレージ256GB(SATA)
MEMO
ベンチマーク結果は、パーツ構成、計測する環境・設定、個体差などによって大きく変わる場合があります。

 

アプリ実行の総合的パフォーマンス

アプリケーションの実行における総合的なパフォーマンスを計測する『PCMark10』のベンチマーク結果です。

 

一般的なアプリ、ビジネス系アプリの総合スコアに関しては、公式の推奨スコアを超えています。

実際に、ベンチマーク以外にも色々と作業してみましたが、快適に動作しており、カクつきでストレスになることはありませんでした。

 

しかし、クリエイティブ系アプリに関しては推奨スコアを下回っており、後で触れますが、動画編集のエンコードも時間が掛かりました。

 

元々、クリエイティブPCではないので当然の結果ですが、クリエイティブをメイン用途で探しているのであれば、このノートPCはおすすめできません。

 

あくまで、ネットサーフィンや動画視聴の普段使い、文書・表計算・資料作成やメーラー、ビデオ会議などのビジネス向けです。

mouse X4-i5のPCMark10のベンチマーク結果

カテゴリ項目スコア
一般的なアプリアプリの起動5736
ビデオ会議5599
ウェブブラウジング5887
総合スコア
(推奨スコア:4100以上)
5739
ビジネス系アプリスプレッドシート作業5463
文書作成4316
総合スコア
(推奨スコア:4500以上)
4855
クリエイティブ系アプリ写真編集2757
動画編集2537
レンダリング1391
総合スコア
(推奨スコア:3450以上)
2134
総合スコア2798

 

カテゴリ別に推奨されるスコアは以下の通りです。

カテゴリ推奨スコア解説
一般的なアプリ4100以上一般的な用途で様々な簡単なタスクをする場合
ビジネス系アプリ4500以上事務作業と軽いメディアコンテンツ作業をする場合
クリエイティブ系アプリ3450以上写真/動画/その他コンテンツの編集をする場合

 

 

ストレージ性能

SATA規格SSDが搭載されており、データ転送速度が毎秒約550MB程度です。

めちゃくちゃ速いわけではないですが、普段使い、ビジネス用途であれば十分な速度です。

 

OSの起動時間は、約15秒と遅くはないですね。

 

mouse X4-i5のCrystalDiskMarkのベンチマーク結果

読み込み速度書き込み速度
シーケンシャル555.7 MB/s235.7 MB/s
ランダム327.6 MB/s235.4 MB/s
※ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」にて、計測しています。

 

CPU性能

CPUは『Intel Core i5-10210U』を搭載しており、4コア/8スレッド、クロック周波数が1.6GHz(最大 4.2GHz)と仕様としては、ミドルレンジCPUとなります。

 

他の同じCPUを搭載したモデルと比較して、スコアはそれほど伸びなかったので実際に使った時が心配だったのですが、色々作業してみたところストレスになるほど遅いことは無かったですね。

 

高負荷なゲームやクリエイティブ用途であれば、足をひっかる原因にもなりますが、普段使い、ビジネス用途であれば特に問題ありませんね。

mouse X4-i5のCINEBENCH R20のベンチマーク結果

項目スコア
CPU734
CPU(Single Core)342
※ベンチマークソフト「CINEBENCH R20」にて、計測しています。

 

CPUCINEBENCH R20
Core i9-14900HX
7927
Core i7-13700H
6095
Core i7-12700H
5618
Ryzen 7 4800H
4303
Ryzen 7 5800H
4056
Core i7-11800H
3806
Ryzen 5 4600H
3314
Core i7-10875H
3055
Core i7-10750H
2816
Core i5-11400H
2678
Core i7-9750H
2576
Ryzen 5 5500U
2327
Core i7-1165G7
1840
Ryzen 5 4500U
1748
Core i5-10300H
1721
Ryzen 5 3500U
1375
Core i5-10210U
734
1110
※スコアは当サイトが計測した平均値
※ノートPC向けのみを表示

 

GPU性能(ゲーム含む)

グラフィックボードを搭載しておらず、そもそもゲーム向けのPCではないので、3Dゲームは厳しいですね。

 

軽めの3DゲームであるDQXの標準画質でやや重いという評価で、平均34FPS程度です。

低画質に落としても、平均45FPSなのでプレイできないことは無いですが、ゲーム用途で探しているならNG。

 

ブラウザゲームや2Dゲームであればできると思いますが、別にメインの用途があって、たまに暇つぶし程度にできる範囲でゲームができればいいか…と考えている方ならOK。

ケンさん

そもそもターゲットが違うから、このPCが悪いわけでは無いで!

 

mouse X4-i5の3DMarkのベンチマーク結果

項目スコア
グラフィックスコア303
グラフィックテスト11.98 FPS
グラフィックテスト21.73 FPS
CPUスコア1987
CPUテスト6.68 FPS
総合スコア347
※ベンチマークソフト「3DMARK」にて、計測しています。

 

また、3DMarkで算出される各種ゲームのFPSは次の通りです。

ゲーム設定FPS
Battlefield V1440p UltraLess than 20 FPS
1080p UltraLess than 30 FPS
Apex Legends1440p UltraLess than 30 FPS
1080p UltraLess than 20 FPS
GTA V1440p UltraLess than 20 FPS
1080p UltraLess than 30 FPS
Fortnite1440p UltraLess than 20 FPS
1080p UltraLess than 20 FPS
Red Dead Redemption 21440p Ultrano data available
1080p Ultrano data available
※FPSは平均値で、3DMarkスコアとゲームテストに基づいた見積もりです。
※Ultraはゲームのグラフィック設定が最大を意味します。
※レイトレーシング機能はオフ。
GPU3DMark
RTX 4070 Laptop GPU
12253
RTX 4050 Laptop GPU
8584
RTX 4060 Laptop GPU
8387
RTX 3060 Laptop GPU
7868
RTX 3070 Ti Laptop GPU
7637
GTX 1660 Ti
6360
GTX 1660
5444
RTX 3050 Ti Laptop GPU
5241
Intel Arc A550M
4352
GTX 1650 Ti
3577
GTX 1650
3291
Intel Iris Xe (CPU内臓)
1511
AMD Radeon (CPU内臓)
605
Radeon Vega 8 (CPU内臓)
601
Intel UHD (CPU内臓)
338
※スコアは当サイトが計測した平均値
※ノートPC向けのみを表示

 

軽量な3Dゲーム:ドラゴンクエストX

mouse X4-i5のDQXのゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア平均FPS評価
最高品質やや重い29.9 FPS2433
標準品質やや重い34.7 FPS2961
低品質普通45.6 FPS3446
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

普通の3Dゲーム:FF14

mouse X4-i5のFF14のゲームベンチマーク結果

設定スコア平均FPS最低FPSロード時間
(合計)
評価
最高品質7434.4 FPS1 FPS86.8 秒動作困難
高品質10656.6 FPS2 FPS78.4 秒設定変更が必要
標準品質14249.2 FPS4 FPS78 秒設定変更が必要
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

重めな3Dゲーム:FF15

mouse X4-i5のFF15のゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア平均FPS評価
高品質3443.5 FPS動作困難
標準品質4624.8 FPS動作困難
軽量品質5836.3 FPS動作困難
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

VR:VRMark

VRゲームのパフォーマンスを計測する『VRMark』のベンチマーク結果です。

PCの映像をVR機器に出力した際のFPS値が分かるので、VRでゲームをプレイしたい方は参考になると思います。

mouse X4-i5のVRMarkのベンチマーク結果

VRMark Orange Room
スコア502
平均FPS11 FPS
推奨構成FPS109 FPS
最低構成FPS81 FPS

 

動画編集のエンコード性能

エンコード時間は、10分の動画で14分なのでかなり遅めですね。

 

カットやモザイク、BGM、効果音など軽い編集で、10分程度のFHD動画であれば、このスペックでも可能です。

しかし、15分程度となればメモリ8GBでは不足しており、段々カクついてくるので厳しいです。

 

そのため、数カ月に一回ぐらいホームビデオを楽しむために軽く編集する程度であれば良いのですが、YouTubeに毎日アップするとか頻度やクオリティを求めるのであれば、クリエイティブ向けPCが必要になってきます。

 

こちらも、クリエイティブ用途を想定したモデルではないため、このPCが悪いわけではないですね。

mouse X4-i5のAdobe Premiere Proのエンコード結果

エンコード時間:00:14:10
※約10分のFHD/30p動画をH.264形式、[YouTube 1080p フル HD]プリセット、ハードウェアエンコードで書き出した時間
※動画は過去にYouTubeに公開したもので、カット、テロップ、BGMなど一般的な解説動画向けの編集をしています。

 

 

バッテリー容量・駆動時間

mouse X4-i5のバッテリーベンチマーク結果

バッテリー容量:46,740 mWh

スタンダードなノートPCであれば、標準的なバッテリー容量ですね。

 

各作業のバッテリー時間

作業計測時の
バッテリー残量
駆動時間駆動時間
(100%換算時)
高負荷100~80%00:21:3901:48:15
ローカル動画再生80~60%00:58:0204:50:09
アイドル状態60~40%01:09:1205:45:58
合計02:28:5203:06:05
※一般的な利用シーンを想定して、BluetoothやWi-Fiを切ったり、画面の明るさを暗くしたりなどせず計測
※高負荷については、Cinebench R20を繰り返し実行し、CPUが100%の状態

 

ゲーミングノートPCだと合計で、1時間半~2時間が多いので、バッテリーの持ちは比較的長い方ですね。

 

CPU使用率100%の高負荷状態だとさすがに短いですが、普段使いを想定した動画再生やアイドル状態は結構長いので、バッテリーを充電できない環境でも、作業はできると思います。

 

ファンの静音性

ファンの静音性は、CPU使用率を100%にするCinebench R20を使い計測しました。

大きくても32.5dBAなので、騒音レベルの目安表で見ても”静か”という結果です。

 

実際に聞いてみても、静かで作業の妨げになったり、集中力が切れたりすることはないですね。

ケンさん

余裕の許容できるレベルやな!
benchmark_quietness
benchmark_quietness_2
(左:バッテリー接続時、右:バッテリー未接続時)

騒音レベル
高負荷時
(バッテリー接続時)
32.5 dBA
高負荷時
(バッテリー未接続時)
31.5 dBA
アイドル時0 dBA

 

騒音レベルの目安

デシベル(dBA)目安①目安②具体例
70うるさいかなりうるさい、かなり大きな声を出さないと会話ができない・騒々しい街頭
・セミの鳴き声 (2m)
60非常に大きく聞こえうるさい、声を大きくすれば会話ができる・普通の会話
・洗濯機、掃除機、テレビ
50普通大きく聞こえる、通常の会話は可能・家庭用クーラー (室外機)
・換気扇 (1m)
40聞こえる会話には支障なし・静かな住宅地
・図書館
30静か非常に小さく聞こえる・郊外の深夜
・ささやき声
20ほとんど聞こえない・ささやき
・木の葉のふれあう音

 

 

mouse X4-i5の実機レビューまとめ

マウスコンピューターの『mouse X4-i5』を実機レビューしました。

 

注目ポイント
  • シーンを問わず使い勝手の良いモバイルノートPC
  • バッテリーが比較的長持ち
  • マウスコンピューターはユーザー満足度やサポートが強い

ゲームやクリエイティブ用途は、そのそもターゲットでは無いのでおすすめできませんが、普段使い、ビジネス用途でPCを探している方にはおすすめですね。

 

14型でコンパクト・軽量なモデルで、他の荷物と一緒に持ち運ぶ場合でもそれほど負担になりません。

 

また、画面が小さいのを補いたいのであれば、デュアルディスプレイを使うことで自宅限定ですが、作業効率を上げることもできます。

そのため、持ち運び易さと作業のし易さを両立させることもできます。

≫ 関連記事:効率、生産性ってデュアルモニタで上がるのという話【論文・実体験】

 

 




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