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Windowsの顔認証機能をレビュー!認証速度・精度や眼鏡・マスクはOKか検証

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  • 顔認証って実際使えるの?
  • セキュリティは大事だけど、パスワード入力とか面倒だ!
  • 顔認証なんて、どうせ精度低いんでしょ?

Windows PCのセキュリティには、パスワード入力や指紋認証といくつか用意されていますが、その中に顔認証も含まれています。

 

セキュリティは、他人に自分のパソコンを勝手に使われないようにするために重宝するので、必要な方は設定した方が良いでしょう。

特に、出張先や大学、カフェなど外で使う場合は必須と考えて下さい。

 

今回は、セキュリティの中でもWindows PCの顔認証について細かく解説していきます。

 

結論から言うと、認証精度も高く、パスワード入力より圧倒的に手軽なのでおすすめです。

 

実際のところ顔認証はどうなのか、メリット・デメリットや認証の速度・精度、設定方法などを解説していきます。

ケンさん

眼鏡やマウスの場合についても書いてるから参考にしてな!

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年以上、40台以上の実機レビュー、様々な用途で使ってきた経験を元に、基礎知識や選び方、用途・価格別のおすすめPCなど、パソコン初心者の方向けに解説。
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Windowsの顔認証機能(Windows Hello)

Windows OSには、PINコード、指紋・顔などを使って、パソコンにログインするための『Windows Hello』という機能があります。

 

顔認証は、Windows Helloに含まれる1機能で、指紋を使った認証や目を使った虹彩認証と同様に生体認証の1つです。

Windows 10 から対応した比較的新しい認証方式ですね。

ケンさん

スマホにも顔認証機能があるけど、機能的には同じやな!

 

MicrosoftのWindows Hello の説明を見ると次のように解説されています。

Windows Hello は、PIN、顔認識、または指紋を使って Windows 10 デバイスにすばやくアクセスできる、よりプライベートで安全な方法です。 指紋または顔認識によるサインインの設定の一部として PIN を設定する必要がありますが、PIN だけでサインインすることもできます。

(引用:Microsoft Windows Hello

 

今までパスワードを入力してログインしていた煩わしいログイン作業を顔認証によるスマート、かつ、スピーディなものに変えてくれる便利な機能です。

 

事前に登録した顔とログイン時にカメラから撮影された顔を比較することで、ログインを行います。

もし登録した顔と違えばロックは解除されませんし、同一人物であればロックが解除され、そのままパソコンが使えます。

 

 

Windowsの顔認証のメリット・デメリット

Windowsの顔認証機能を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを解説します。

 

メリット:パスワード入力より圧倒的に早い

顔認証は、パソコンの画面に顔を合わせるだけなので、とても簡単で、認証が早いです。

 

通常、パスワードを設定しているとキー入力が必要になります。

たいした手間ではないのですが、無くなるのであればない方がありがたいですよね。

 

指紋認証もありますが、指を指紋センサーに置く動作があるので、それよりも手軽です。

 

また、後程詳しく解説しますが、認証速度も速く、一瞬です。

パスワードの場合はキー入力に数秒かかるので、とてもスムーズなログインが可能となります。

 

メリット:写真や映像による成りすましは不可

セキュリティとしては当たり前ではありますが、写真や映像の顔をパソコンのカメラに写して認証することはできません。

 

そのため、友達と旅行に行った時に撮った写真を使って、友達がログインしてしまう…というようなことも起こりません。

 

Windowsのカメラでは、通常のカメラの他に、赤外線カメラを使っています。

Windows 顔認証のカメラ

赤く光っている部分が赤外線カメラですが、高感度の赤外線カメラを使用することで、本物の人間か写真・映像かを認識しているので、高いセキュリティを実現しています。

 

試しに、自分の顔をスマホで撮影し、その画像で顔認証をしてみましたが、ずっと「ユーザーを探しています…」となって、顔として認識してくれませんでした。

5分ぐらい粘ってみましたが、一向に突破できる気配はありませんでしたね。

 

デメリット:マスクはNG(メガネはOK)

顔認証では、マスク着用時は認証に失敗します。

そのため、パソコンを使う時にマスクをしていることが多い方は指紋認証などの方が向いていますね。

 

特に、ここ数年はコロナ禍でずっとマスクをしているので、もしかすると今の時代には顔認証は不向きかもしれません。

 

マスク着用時に認証しようとすると「ユーザーを探しています…」と表示されるので、おそらく顔と認識されていないようです。

 

ちなみに、マスク着用時のバージョンの顔も登録すれば、認証できるのか試してみましたが、認証以前に顔の登録ができませんでした。

 

とは言え、マスクを付けている状態で登録・認証されれば、目の周りだけで判断していることになるので、それはそれでセキュリティが心配なので認証されないのが普通ですね。

 

ちなみに、眼鏡のあり、なし程度の差であれば認証してくれます。

ただ、眼鏡を”かけている”パターンと”かけていない”パターンの両方を登録しておく必要があります。

 

顔の登録方法については、後述の設定方法を参考にして下さい。

 

デメリット:Windows PC全て対応しているわけでは無い

顔認証の機能を使うためには、顔認証専用の赤外線カメラが必要になるので、全てのPCで顔認証に対応しているわけではありません。

 

顔認証対応PCについて

顔認証が対応・非対応なのかについては、パソコンの仕様に書いているので、見逃さないようにしましょう。

通常のカメラが付いているからといって、顔認証に対応していると判断しないように注意です。

一般的には、ビジネス向けPC、スタンダード向けで顔認証に対応していることが多いですね。

一方で、全くないわけでは無いですが、ゲーミングPCやクリエイティブPCだと対応していないことが多いです。

 

また、対応していないPCでも、顔認証用のカメラを別途購入すれば、顔認証できるようになります。

全てのカメラが対応しているわけでは無いので注意しましょう。

※Windows 10以降である必要があります。

 

4つほど顔認証のウェブカメラがありましたが、その中でも性能、価格、メーカー的におすすめなものを紹介しておきます。

 

 

Windowsの顔認証の検証と結果

では実際に使用してみて、顔認証で特に気になる認証時間・精度について解説します。

 

認証時間について

認証にかかる時間は、大体0.3秒ぐらいです。

速すぎてストップウォッチ等で計測できないレベルなので、大体の秒数ですが、めちゃくちゃ速いですね。

 

私はこれまで、ログインに12桁のパスワードを使用していましたが、入力に2秒ほどかかっていました。

それと比べると、顔認証の方が約7倍速いですし、キー入力が不要で顔をカメラに向けるだけなのでめちゃくちゃ楽ですね。

 

認証精度について

認証精度は、基本的に真正面から撮影されれば100%で通ります。

 

認証において、色々試したところ次のことが分かりました。

  • 真顔で登録しておいて、ログイン時に笑顔になる程度であれば認証される。
  • 眼鏡の場合は、眼鏡あり・なしパターンの両方を登録しておけばOK。
  • マスク着用時は認証は失敗する。
  • カメラから10cm程度の近距離の場合は認証失敗する。
  • カメラに対して顔を45度ぐらい回転させている場合は認証失敗する。

ケンさん

ちなみに変顔は認証されへんかったで!

 

マスク着用で認証されないのはスマホなどと同様ですね。

逆に、これで認証されてしまうと目元のみで判断されていることになるので、セキュリティ的には心配になってしまいます。

 

また、カメラからの距離や角度によっては、認証しづらい、認証してくれない場合がありました。

とは言え、基本的にはパソコンの画面に対して、真正面に顔を向けていることがほとんどだと思うので、問題ないかと思います。

 

顔認証に何度か失敗するとPINコードの入力を要求されます。

このPINコードは、顔認証の設定時に一緒に登録しておいたものです。

 

認証精度としては高く、変顔とかしてWindows Helloを困らせてやろうとか考えなければ、かなりの確率でロック解除されますね。(笑)

 

 

Windowsの顔認証の設定方法

今までの解説を見て、「自分も顔認証を設定したい!」という方向けに、顔認証の設定方法・手順を解説します。

 

先にざっと手順を言うと次の4ステップです。

  1. 設定画面を開く
  2. 顔の登録
  3. PINコードの登録
  4. 認識精度の向上(別パターン登録)

ケンさん

5分もあれば終わるで!

 

設定画面を開く

Windows 顔認証設定1

タスクバーの虫眼鏡マークから検索ボックスを開いて、「顔認証」で検索しましょう。

「顔認証サインインの設定をする」と出てくるので、それをクリックします。

 

Windows 顔認証設定2

サイトインオプションの「Windows Hello 顔認証」をクリックして、「セットアップ」をクリックします。

 

顔の登録

Windows 顔認証設定3

設定を進むとカメラが起動するので、指示通りカメラの方を10秒ほど見続けて、自分の顔を登録します。

 

PINコードの登録

Windows 顔認証設定4

顔認証でログインが失敗した場合に備えて、PINコードを設定します。

PINコードは数字4桁ですが、「英字と記号を含める」にチェックを入れることで、英数字の入力も可能です。

 

認識精度の向上(別パターン登録)

Windows 顔認証設定5

別パターンの顔を登録しておくことで、認識精度を高めることができます。

 

例えば、眼鏡をかけている方であれば、眼鏡を”かけている”パターンと”かけていない”パターンの両方を登録しておくことをおすすめします。

 

私は眼鏡をかけているのですが、眼鏡を外して顔認証をするとロックを解除できませんでした。

ですが、眼鏡を外したパターンも登録しておくと、問題なくロック解除されました。

 

 

まとめ:セキュリティを確保しつつ短時間で解除したい方は導入しよう!

顔認証機能について、メリット・デメリットや認証の精度、設定方法などを解説しました。

 

顔認証の精度は高く、認証時にパソコンの画面に顔を向けておけば良いだけなので、何の手間もありません。

パスワード入力など一切なく素早くログインできるので、「セキュリティは設定しておきたいんだけど、手間がかかるのは嫌だな…」と考えている方には、顔認証はおすすめですね。

 

特に、カフェなどの外でパソコンを使う場合は、絶対に何かしらのログイン設定だけはかけておきましょう。

 




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