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グラフィックボードを使える動画編集ソフト「Filmora」でエンコード速度を比較

グラフィックボードを使って動画編集のエンコードを時間を短縮したいと考えている方に向けて、グラフィックボードとCPUのエンコード時間の比較時間を紹介します。

 

結論を先に言うと、動画編集ソフトが悪かったのか、思っていたほど速くならないです。

 

※GPUアクセラレーション機能自体が遅くてダメということではなく、ソフトウェア毎のGPU処理の仕方によるところが大きいはずなので、他の動画編集ソフトであれば速くなるかもしれません。

 

 

 

GPUアクセラレーションとは?

GPUアクセラレーションとは、簡単に言うと、「普段CPUを使ってエンコードしてるけど、それをGPUで行うよ。」という機能です。

 

一般的に3Dゲームや映像などのグラフィックに関して使用されるグラフィックボードですが、その高い演算処理能力を活かして、動画編集のエンコードの速度を速めようという考えです。

 

動画編集ソフトによって、GPUアクセラレーション機能の対応・非対応が変わってきますので、ソフトの購入前に確認することをおすすめします。

※動画編集ソフトによって、名称は様々だと思いますので良く確認してください。

 

CPUとGPUの性能については、コア数とクロック数で大雑把に確認することができます。

 

CPU – Core i7 7700Kの場合

クロック数:4.2GHz

コア数:4

 

GPU – Geforce GTX 1070の場合

クロック数:1.47GHz (1506MHz)

コア数:1920

 

CPUの方がクロック数が高いものの、そのクロック数の差を十分に補えるほどのコア数があるので、単純な演算であればGPUの方が高性能と言うことになります。

しかし、この性能差がエンコード時間にそのまま直結することはなく、また、動画編集ソフトの処理の仕方によって速度も大きく変わってきます。

GPUアクセラレーションでどうのこうのというわけでは無く、単純にパーツ同士の演算性能を超大雑把に比較するとこんな感じという参考までに。

 

 

 

検証の前提条件

エンコード時間を比較するにあたり、動画編集ソフトや設定の条件を書いておきます。

 

動画編集ソフト

・Wondershare のFilmora

Filmoraについては、以下の記事を参考にしてください。

これから動画編集を始める人におすすめな直感的操作の「Filmora」

 

比較用パーツ

・CPU:Intel Core i7 7700K (型番:BX80677I77700K

・GPU:Geforce GTX 1070 (ASUS製 DUAL-GTX1070-O8G)

 

GPU関連設定

左上のメニューの [ファイル] -> [設定] からGPUの項目を設定します。

グラフィックボード使用時:GPUアクセラレーションを有効にするのチェックボックスをON

CPU使用時       :GPUアクセラレーションを有効にするのチェックボックスをOFF

 

000000

※画像では、Intel® HD Graphics Familyとなっていますが、設定のスクリーンショットをGPU非搭載のPCでキャプチャしたため。

検証時は、Geforce GTX 1070となっていました。

 

編集動画情報

・10分動画(15秒程度のカットを10分になるまで繋げた動画)

・テキストやBGMを計120個ほど追加

 

出力映像に関する設定

デフォルトの設定を使用

 

000001

 

 

グラフィックボード:Geforce GTX 1070 vs CPU:Intel Cire i7 7700K の実測値対決

最初に書いた通り、想像していたよりエンコード時間は速くはなりませんでした。

 

エンコード時間の実測値結果

CPU:Core i7 7700K -> 7:40

※CPU使用率:50%前後

 

GPU:Geforce GTX 1070 -> 6:52

※CPU使用率:30%前後、GPU使用率:4-9%

 

48秒の短縮で、約1割速くなった。

 

う~ん。もっと速くなるものだと想像していたのですが、こんなものなのか。というのが正直な感想。

 

一般的にGPUアクセラレーションがこのくらいなのか、この動画編集ソフトのGPUアクセラレーション機能がこのくらいなのか、確認したいところです。

(※何か情報を持っている方がいたら教えて欲しいです。)

※2019/02/23追記

Filmoraの場合、他の方の環境でも同様に、GPUアクセラレーションによる速度改善があまり見られないようです。

GPUを使ってエンコード速度を速めたいという方は、他の動画編集ソフトを検討する方が良さそうですね。

 

また別の動画編集ソフトを手に入れたら検証してみようと思います。

 

 

CPU, GPUの使用率について

GPUアクセラレーションを使用してエンコードしている時のタスクマネージャーを確認すると、Video Encodeが10%未満で、あまり使われていない模様。

一方で、CPUエンコード時よりかは低いもののGPUエンコード時もCPUを30%前後使用しています。

 

そもそもGPUに投げれる処理が少なくGPUの性能を引き出せないのか、Filmora内部の処理で上手くGPUと分担できるように処理がされていないのか。

少し疑問が残る結果ですが、1つの検証結果として残しておきます。

 

 

GPUアクセラレーション使用時のタスクマネージャー画面

filmora gpu使用時のタスクマネージャー

 

まとめ

・エンコードを加速させるGPUアクセラレーションとは?

・検証の前提条件

・グラフィックボード:Geforce GTX 1070 vs CPU:Intel Cire i7 7700K の実測値対決

1割程度速くはなっているが、思っていたほど速くはならない。

 

有名な動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」もGPUを使ってエンコードできる機能があるようです。

軽く検証動画等を調べてみましたが、大体3倍程度速くなっているようで、動画編集ソフトでかなり違いが出るようです。

 

とは言え、グラフィックボードを搭載していないとGPUを使ったエンコードもできません。

こちらでコスパの良いグラフィックボード搭載のBTOパソコンを紹介しているので、是非チェックしてみて下さい。

≫ 関連記事:【最新版】おすすめのBTOパソコンを性能別、用途別に解説

 

グラフィックボードを使ってのエンコードはあまり速くなりませんでしたが、Filmoraはかなりお手頃価格な買い切りタイプの動画編集ソフトなので、これから動画編集始めたいという方にはおすすめです。

 

直感的に使えて操作性も高いので興味のある方はレビュー記事も参考にしてみてください。

≫ 関連記事:これから動画編集を始める人におすすめな直感的操作の「Filmora」

 

4 COMMENTS

くろ

すみません
グラボの設定メニューに辿り着けません
どうやって設定メニュー行けば良いのですか?

返信する
管理人

コメントありがとうございます

左上のメニューの [ファイル] -> [設定] から表示できますよ

返信する
ニコ

おそらくですが、このソフトのGPUアクセラレーションが弱いので
あまり変わらないと思います。
自分の環境でもGPUアクセラレーションを使用しても
CPUエンコードと比べてそこまで劇的な差はないです
ビットレートあたりの画質も悪いのでCPUエンコードが無難だと思います。

返信する
管理人

他の方の環境でもあまり変わらないのであれば、私の環境がたまたま悪かったということもなさそうですね。
Filmoraの場合は、あまりGPUに頼るのはやめた方が良さそうですね。

コメント・情報ありがとうございます。

返信する

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