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FilmoraのGPUアクセラレーションでエンコード速度を比較【約60%も高速】

どうも、パソコンブロガーのケンさん(@pasolog_ken)です。

  • GPUアクセラレーション(GPGPU)機能って何なの?
  • FilmoraのGPUアクセラレーションでエンコードってどのくらい速くなるの?

動画編集ソフトによっては、グラフィックボード(GPU)を使ってエンコード時間を短縮することができます。

 

動画編集においては、グラフィックボードは必ず必要というパーツではありません。

しかし、GPUアクセラレーション機能を使いたい場合は必要になってくるので、この機能を使うべき場合なども含め解説するので、パソコン購入時や動画編集ソフトの検討時に役立つと思います。

 

結論を先に言うと、

GPUを使ってエンコードするとCPUより、60%速くなります。

比較するCPU, GPUによって結果は大きく変わってきますが、基本的にGPUでエンコードした方が速くなります。

 

≫ 関連記事:Filmoraの特徴や機能、ライセンスなどをまとめて解説

 

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年/自作,プログラミング歴10年、文系新卒でSEとしてIT企業に入り、スマホアプリ/Windowsアプリ開発に携わる。 ハード,ソフト面で長年の知識,経験を元に初心者向けにPCを解説 詳細プロフィール

GPUアクセラレーションとは?【動画編集ソフトで対応非対応が分かれる】

GPUアクセラレーションとは、普段CPUで行っているエンコード処理をグラフィックボード(GPU)で行う機能のことです。

 

一般的にグラフィックボードは、3Dゲームや映像出力などの映像関係の処理を担当しています。

しかし、グラフィクボードの高い性能をグラフィック処理以外にも活用して、効率よく処理しようというものです。

 

動画編集においては、グラフィックボードは必須のパーツではありません。

 

3Dゲームをするような場合はグラフィック性能が重要なので必須になってきますが、私がYouTubeに上げているようなFHD(1,920×1,080)で10~20分程度の動画であれば、グラフィックボードは必須ではありません。

 

そのため、動画編集ソフトがGPUアクセラレーションに対応していて、より高速にエンコードをしたい方は、グラフィックボードを搭載しておきましょう。

 

動画編集ソフトによって対応・非対応が変わってきますが、Filmoraは対応しています。

 

 

 

GPUの演算能力について【GPUはコア数が圧倒的に多い】

GPUの高い演算能力を活用してエンコードを行うと解説しましたが、

CPUとGPUでどのくらい演算能力が違うの?

と疑問があると思いますので、どの程度演算能力が違うか確認しておきます。

※CPUとGPUは役割や構造が違うため単純に性能を比較できるものでは無いので、あくまで目安と考えて下さい。

 

CPUとGPUの性能については、次の2つで大雑把に把握することができます。

  • クロック数
  • コア数

コア数がデータを一度に処理できる数で、クロック数が処理する速さです。

 

CPU:Intel Core i7 7700KGPU:NVIDIA GeForce GTX 1070
クロック数4.2GHz(最大4.5GHz)1.506GHz(最大1.683GHz)
コア数41920

クロック数はCPUの方が高いものの、コア数に関しては、グラフィックボードの方が圧倒的に多いです。

 

しかし、この性能差がエンコード時間にそのまま影響しないですし、ソフト側の処理方法にも影響を受けるので、単純にパーツ同士の演算能力を大雑把に比較するとこんな感じと考えて下さい。

 

 

 

CPU, GPUエンコードの時間比較検証

FilmoraのGPUアクセラレーション機能を使って、実際にどの程度エンコード時間を短縮できるのか計測していきたいと思います。

 

検証用パソコンと素材動画について

本検証用のパソコンと素材動画について解説します。

【検証用パソコン】

CPU:Intel Core i7 7700K (型番:BX80677I77700K)

4コア/8スレッド (4.2GHz, Max4.5GHz)

 

GPU:NVIDIA GeForce GTX 1070 (ASUS製 DUAL-GTX1070-O8G)

1920コア (1.506GHz, Max1.683GHz)

 

メモリ:32GB

ストレージ:SATA SSD 256GB

【素材動画と設定】

・動画時間:10分23秒

・解像度 :FHD (1,920×1,080)

・フレームレート:30FPS

・出力設定:MP4 (デフォルト設定)

・BGM、テロップを10個程度、カット編集を200箇所程度

・バージョン:Filmora X

Filmora GPUアクセラレーション 編集画面

編集のタイムラインはこのような感じです。

 

できるだけ実際の動画編集に近い形で検証したいので、検証用に適当に編集した動画では無く、実際にYouTubeにも公開している動画(デスクトップパソコンにBluetoothを追加・増設する方法【3通り】)で検証していきます。

 

 

エンコード時間の比較結果

FilmoraのGPUアクセラレーションを使ってのエンコード速度の比較結果は次の通りです。

 

【エンコード時間の実測値結果】

CPU:Intel Core i7 7700K -> 7:43

GPU:NVIDIA Geforce GTX 1070 -> 3:46

・277秒 (3分57秒)の短縮

約60%速くなった。

 

正直、思っていたより速くなりましたね。

 

搭載しているCPU, GPUにもよりますが、ハイエンドなCPU, GPUで比較した時に、エンコード時間が半分以下になりました。

 

グラフィックボードを搭載しているパソコンを持っていて、エンコード時間の短縮を考えている方は、検討する価値はありますね。

 

 

 

FilmoraのGPUアクセラレーションの設定と”注意点”

FilmoraのGPUアクセラレーションの設定方法と注意点について解説します。

 

設定方法は、メニューの[ファイル] -> [設定] で設定画面を開き、[パフォーマンス]タブに移動します。

Filmora GPUアクセラレーション 設定1

その後、2か所の赤枠部分を設定します。

 

1つ目はチェックボックスにチェックします。

2つ目は使用するGPUを選択します。

 

今回は、NVIDIA GeForce GTX 1070を選択しています。

他にも、Intel HD Graphics 630などのCPU内蔵GPUも表示されるので間違えないようにしましょう。

 

設定後、[OK]をクリックすると

Filmora GPUアクセラレーション 設定2

とFilmoraの再起動を求められますので、再起動後にエンコードを始めます。

 

これで、GPUアクセラレーションによる高速エンコードができます。

 

設定の注意点としては、

[エクスポート]の設定画面の[GPUアクセラレーションを有効にする]から設定”しない”こと

です。

 

Filmora GPUアクセラレーション 設定3

ここでチェックしても、どうやらGPUエンコードができないみたいです。

チェック後、特にFilmoraの再起動の通知は無かったですが、念のため再起動してみても同様。

 

CPUとGPUを比較してエンコード時間を計測しましたが、ほぼ誤差のような違いでした。

また、タスクマネージャーのGPU使用率を見ても、それほど使っているような感じでは無く、GPUアクセラレーションができていませんでした。

 

そのため、上で解説した設定画面から変更するようにしてください。

 

 

 

エンコードはCPU, GPUのどちらを使うべきか

GPUアクセラレーションを使ってエンコードをすると今回の検証で言うと約60%程度速くなったわけですが、だからと言って全員に

ケンさん

グラボを搭載して速くした方が絶対に良いぜ!

とは言えません。

 

遅くても普通にCPUでエンコードするべきか、GPUで高速にエンコードするべきかは、人やパソコンを使う環境・状況によって変わってくると思っています。

 

GPU ⇒ エンコード時間を短縮して効率化したい

単純に作業時間を短縮できるので、基本的には、GPUでエンコードした方が良いです。

 

特に、仕事として動画編集をしている場合であれば、時間効率も意識する必要があるので、GPUを活用すべきです。

 

ケンさん

速いに越したことは無いからな!

 

CPU ⇒ コンパクトなノートPCが必要, エンコード中は別作業するから関係ない

一方で、次のような理由でコンパクトなノートPCを使うべき人は、CPUでのエンコードで良いかなと思っています。

  • 出先で動画編集をしたい!
  • 主にビジネス用途がメインで持ち運べないと困る(たまに動画編集する程度)

 

コンパクトなノートPCの場合、GPUを搭載していないことが多いです。

というより、グラフィックボードを搭載するとパーツ、バッテリーやファンを追加する必要があり、コンパクトでは無くなります。

 

最低でもグラフィックボードを搭載できるノートPCは、15.6インチサイズになるので普通ぐらいのサイズ感です。

 

そのため上記のような理由で、持ち運びを優先するためコンパクトなノートPCを選びたいという方であれば、無理にグラフィックボードを搭載しなくてもいいと考えています。

ちょっと時間は掛かりますが、CPUでエンコードすべきですね。

 

私の場合は、エンコード時間を比較するために、グラフィックボードを搭載しているデスクトップパソコンを使いましたが、いつもYouTubeの動画編集をする時は、グラフィックボード非搭載のSurface Pro 6でしています。

 

ビジネス用途で持ち運ぶことも多いので、コンパクトなノートPCが良いという理由です。

 

また、特にエンコードに速さを求めていないという方もCPUエンコードで良いかもしれませんね。

 

エンコード中に、読書、家事、コーヒーを淹れたり、休憩時間にしたりする方は、時間はあまり関係ないと思います。

ハイエンドなPCであれば、余力があるのでパソコンで別の作業をすることもできます。

 

もう既にグラフィックボードを搭載しているパソコンであれば、もちろんGPUでエンコードをすれば良いです。

しかし、GPUエンコードをするために無理にグラフィックボードを追加したり、増設したりしなくても良いということですね。

 

 

 

まとめ:エンコード時間を短縮したい時はGPUアクセラレーションを活用すべし!

FilmoraのGPUアクセラレーションを使ったエンコードは、CPUのエンコードよりどの程度速くなるのかを検証しました。

 

結論を再度まとめると

【エンコード時間の実測値結果】

CPU:Intel Core i7 7700K -> 7:43

GPU:NVIDIA Geforce GTX 1070 -> 3:46

・277秒 (3分57秒)の短縮

約60%速くなった。

 

比較するCPUやGPUにもよりますが、基本的にGPUの方が処理性能が高いので、速くなるはずです。

 

FilmoraでGPUアクセラレーションをする場合は、設定画面から設定するようにしましょう。

エクスポート画面から設定するとGPUアクセラレーションが有効になっていない場合があるので。

 

Filmoraは、機能・試用期間が無制限(※)の無料版が用意されているので、気になった方はぜひ試してみて下さい。

※エンコード後の動画にロゴやウォーターマークが表示されます。

 

≫ 関連記事:Filmoraの特徴や機能、ライセンスなどをまとめて解説

≫ 関連記事:Filmoraのダウンロード購入・方法の解説(パッケージ版も解説)

 



どうも、ケンさん(@pasolog_ken)でした。

5 COMMENTS

くろ

すみません
グラボの設定メニューに辿り着けません
どうやって設定メニュー行けば良いのですか?

返信する
管理人

コメントありがとうございます

左上のメニューの [ファイル] -> [設定] から表示できますよ

返信する
ニコ

おそらくですが、このソフトのGPUアクセラレーションが弱いので
あまり変わらないと思います。
自分の環境でもGPUアクセラレーションを使用しても
CPUエンコードと比べてそこまで劇的な差はないです
ビットレートあたりの画質も悪いのでCPUエンコードが無難だと思います。

返信する
管理人

他の方の環境でもあまり変わらないのであれば、私の環境がたまたま悪かったということもなさそうですね。
Filmoraの場合は、あまりGPUに頼るのはやめた方が良さそうですね。

コメント・情報ありがとうございます。

返信する
vanson

所有するPCが古い為、プレビュー画面に何も表示されず弱り切っていました。
こちらの記事を参考にGPUアクセラレーションを無効にしたところ、ちゃんとプレビュー表示される様になりました。
ありがとうございました。
非常に助かりました!

返信する

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