CPUは1世代前とは1段飛び抜けた性能で、GPUもゲームをするには十分で検証したどのゲームでも快適な水準となっています。
ケンさん
価格は、30万円台と割と高めですが、今後5年経っても戦えるスペックだと思うので、その価値は十分にあるんじゃないかなと思います。
- 重めな3Dゲームまで幅広く快適に楽しめる!
- ゲーム以外にも動画編集、配信など高負荷な作業もOK
- 最大48回の分割払いが可能(最大77,700円の手数料が無料!)
では、ドスパラで販売している『GALLERIA ZA7C-R37T』の魅力やスペックを実機で徹底的にレビューしていきます。
目次
GALLERIA ZA7C-R37Tの注目ポイント
GALLERIA ZA7C-R37Tの注目ポイントについて詳しく解説してきます。重めな3Dゲームまで幅広く快適に楽しめる!
軽めから超重めの12種類の3DゲームでFPS等をグラフィック設定別に計測したところ、大体125~230FPSで遊ぶことができます。
普通のゲームなら60FPS、シューティングやレーシング系などの動きの激しいものなら60~120FPSであれば十分快適と言えるので、120FPS以上出せるGALLERIA ZA7C-R37Tであれば大体のゲームは快適ですね。
また、SSDの容量が標準で1TBのモデルでたくさんのゲームをインストールできるので、色々なゲームを楽しみたいヘビーユーザーの方におすすめのゲーミングPCです。
この性能であれば、軽め、普通ぐらいの3Dゲームも200以上と高いFPSになるので、4Kや高画質設定でより綺麗にしても快適にプレイすることができます。
詳しくは、後程のベンチマークで解説します。
ゲーム以外にも動画編集、配信など高負荷な作業もOK
かなり性能の高いCPUとGPUを搭載した高スペックPCなので、動画編集、ゲーム実況(収録・生配信)、3Dゲーム制作、プログラミングなど他の高負荷な用途でもサクサク動作します。
ですので、ゲーム以外にもその延長でゲーム実況してみたり、ゲームを作ってみたりなどマルチに使いたいユーザーにもおすすめですね。
ケンさん
詳しくは、使用用途別の快適度で解説します。
最大48回の分割払いが可能(最大77,700円の手数料が無料!)
GALLERIA ZA7C-R37Tの価格は、30万円台と高めですが、12世代のCore i7 CPUとRTX 3070 Tiを搭載しており、冷却性能の高い水冷CPUクーラー、1TBの大容量ストレージを考えれば妥当な値段です。
ですが、用途的には高スペックPCが必要だけど30万円をポンと払えるのが難しい…という方も多いと思います。
そういう方は最大48回(6,200円)の分割払いもできるので検討してみましょう。
個人的には、プログラミングや動画編集など何かスキルを身に付けるためにPCを使うのであれば、お金が貯まるまで待つより、分割払いでできるだけ早く手に入れることで、その分早く勉強を始めた方が有益なので、分割金利手数料が無料であれば分割払いはアリかなと思います。
通常であれば、分割金利手数料が分割回数に応じて掛かりますが、ドスパラで分割払いをするとこの手数料が”無料”になります。
例えば、24回払いで14.8%、最大の48回払いであれば25.9%もかかるので、30万円で最大の48回の場合は、約77,700円と結構な金額なります。
これが無料になるので、どうしても一括では厳しいという方は使ってみましょう。
GALLERIA ZA7C-R37Tのスペック
GALLERIA ZA7C-R37Tのスペックは次の通りです。製品名 | GALLERIA ZA7C-R37T |
---|---|
CPU | Intel Core i7-12700K (12コア/20スレッド, 2.70GHz-5.00GHz) |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti 8GB GDDR6X |
ストレージ | 1TB(NVMe SSD) |
サイズ | (横)220 x (縦)480 x (奥行)440 mm |
重量 | 約14kg |
インターフェース | 【前面】 USB 3.2 Gen1 Type-A x4 【背面】 USB 2.0 ×2 USB 3.2 GEN1 ×2 USB 3.2 GEN2 Type-A ×1 USB 3.2 GEN2x2 Type-C ×1 映像出力:HDMI ×1 DisplayPort ×1 |
価格 | 30万円台~ |
※製品仕様や販売価格については、2022/06/03の執筆時点のもので、今後変更される可能性があります。
外観
フロントの青いLEDが特徴的なミドルタワーケースで、ゲーミングPCによくあるLEDピカピカというより、控えめなLEDで落ち着いたデザインになっています。
LEDはカスタマイズ可能。
サイドパネルは、暗めなアクリルパネルで内部が見られるようになっています。
GALLERIA ZA7C-R37TではCPUクーラーが水冷式となっており、CPUクーラーとグラフィックボードのロゴだけが光る仕様です。
全体的に控えめなライティングで、ゲーミングPCによくあるピカピカが苦手な方にも良いですね。
両サイド・トップの吸気口、排気口はひし形なのが特徴的。
ただ四角形を並べるのではなく、斜めにしているのが個人的におしゃれで好きですね。
使用用途別の快適度
使用用途別の動作の快適度は、次の通りです。
使用用途 | 快適度 | コメント |
---|---|---|
普段使い (ウェブ, 動画視聴等) | ◎ | とても快適 |
ビジネス用途 (Office, メーラー等) | ◎ | とても快適 |
ブログ執筆 | ◎ | とても快適 |
ゲーム | ◎ | 重めの3Dゲームまで快適にプレイすることができます。 大体のゲームが最高画質でも120FPS以上、普通画質でも160FPS以上はでます。 |
画像編集 | ◎ | とても快適 |
動画編集 | ◎ | FHD動画であれば長時間の動画でも快適に編集作業ができます。 4K動画編集は試していませんがスペック的に問題ないと思います。 |
プログラミング | ◎ | Visual Studioなどの開発環境はとても快適に動作します。 |
トレード (株/FX/仮想通貨) | ◎ | とても快適 |
データ分析・AI学習 | ◎ | 勉強・検証用レベルだけでなく、本番環境としても十分な性能を発揮してくれます。 |
本体サイズ
実測値 | 公称値 | |
---|---|---|
横 | 221 mm | 220 mm |
縦 | 480 mm | 480 mm |
奥行 | 460 mm | 440 mm |
大きさはほぼ公称値通りで、奥行きに関しては出っ張りも含めると460mmとなります。
電源ケーブルや映像出力ケーブルを接続する分を考えると、もう少し奥行を確保できる場所が必要ですね。
インターフェース
インターフェース周りは次のようになっています。
フロント
フロント側はUSB 2ポートのPCが多い中、GALLERIAシリーズは4ポートなのでありがたいですね。
突発的にUSBを使いたい際に、2ポートだと足りないことが時々あるので、これだけあれば埋まることは無いでしょう。
リア
USB 3.2 GEN1 ×2
USB 3.2 GEN2 Type-A ×1
USB 3.2 GEN2x2 Type-C ×1
LANコネクタ ×1
HDMI ×1
DisplayPort ×3
“使用不可”になっている部分にはHDMIとDisplayPortなどの映像出力端子がありますが、使うことはできません。
ゲームなどでグラフィックボードのパフォーマンスを発揮するには、下の横並びになっている映像出力端子に接続する必要があるので、“使用不可”の部分は必要ありませんね。
内観・拡張性
将来的に、メモリやストレージの増設も考えている方は、どれだけ空きスロットがあるか確認しておきましょう。
裏配線側は少しだけごちゃっとしていますが、水冷クーラーやグラフィックボード周りはシンプルで綺麗にまとまっているので、組み立ての丁寧さが伝わってきます。
私は自作PCする時は配線は適当になりがちなのですが、結束バンド等を使って上手くまとめられているのは素晴らしいです。
ケンさん
メモリ
メモリスロットは4スロットで、2スロットが未使用です。
増設時は、ケーブルが少し邪魔になりますが、水冷クーラーなのでメモリと干渉することはありませんね。
HDD・SSDスロット
搭載できるストレージは次の通り。
・M.2 x2(内1つは標準搭載のSSD)
・3.5インチHDD x2
・2.5インチSSD x4(内2つは、3.5インチと共有)
M.2スロットの1つはグラボ上で使用済み。もう一つは、グラボの右下あたり。
3.5インチベイは着脱できる仕組みになっています。
ネジ留めが必要にはなりますが、2.5インチサイズのSSDも搭載することができます。
裏配線側に、SSD用の2.5インチベイが2スロットあります。
容量が足りなくなって自分でストレージを追加したい時でも安心ですね。
PCI Express
・PCI Express 5.0 x16 ×1
・PCI Express 4.0 x16 ×1
・PCI Express 3.0 x16 ×1
・PCI Express 3.0 x1 ×1
光学ドライブ
光学ドライブは標準の構成では搭載していないので、必要な方はオプションで追加するか、自前で用意して追加しましょう。
ドスパラのPCパーツで光学ドライブもあるので、本体を購入して貰えるポイントで別途購入するのも良いですね。
CPUクーラー
CPUクーラーは2連ファンの水冷式を採用しており、ラジエーター・ファン部分はフロントパネル側に吸気で設置してあります。
重めの3DゲームのFF15(高品質・FHD)でCPUの温度が大体45度前後だったので、冷却性能は十分ですね。
ファンの静音性については、後程、計測器を用いて検証していきます。
マウス・キーボード
GALLERIA ZA7C-R37Tでは、オプションでマウスとキーボードを付けることができます。
パソコンの新規購入であれば、オプションや別途、Amazon等で購入する必要がありますが、パソコンを買い替える方であれば、前のものを使い回しすることができるので、わざわざオプションを付ける必要も無いかなと思います。
ドスパラでは、マウスやキーボードなどの周辺機器も販売しているので、あえてオプションは付けずに、パソコンを購入したポイントで購入するのもアリですね。
≫ 関連記事:【最大で購入額の約1割!!】ドスパラポイントの上手な使い方
マウスについて
マットなブラックで、素材はゴムのような滑りにくい素材となっています。
スベスベとした肌触りで、ホールド感もあります。
マウスは、進む・戻るのサイドボタンが付いているので、普段の作業も快適です。
通常、マウスのサイドボタンは左に付いていますが、このマウスには右側にも付いています。
左右対称なので、左利きの方でも使えますね。
キーボードについて
キーボードは、テンキーも付いたフルサイズのキーボードです。
サイズ感やキー配置は特に癖が無く、スタンダードで打ちやすかったので、操作感でストレスになることは無いです。
GALLERIA ZA7C-R37Tのベンチマーク
検証機のスペック
製品名 | GALLERIA ZA7C-R37T |
---|---|
CPU | Intel Core i7-12700K (12コア/20スレッド, 2.7GHz Max 5GHz) |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti |
ストレージ | 1TB(NVMe SSD) |
アプリ実行の総合的パフォーマンス
アプリケーションの実行における総合的なパフォーマンスを計測する『PCMark10』のベンチマーク結果です。
カテゴリ別の総合スコアにおいて、公式の推奨スコアの2倍以上の性能があります。
クリエイティブ系アプリに関しては、4.1倍とかなり高いですね。
第12世代のCPUが搭載されていることだけのことはあり、公式の基準を大きく上回る結果となりました。
実際に、いくつかのアプリケーションで作業してみましたが、快適で処理速度やカクツキなどのストレスはありませんでした。
カテゴリ | 項目 | スコア |
---|---|---|
一般的なアプリ | アプリの起動 | 15485 |
ビデオ会議 | 7520 | |
ウェブブラウジング | 10715 | |
総合スコア (推奨スコア:4100以上) | 10765 | |
ビジネス系アプリ | スプレッドシート作業 | 12681 |
文書作成 | 7966 | |
総合スコア (推奨スコア:4500以上) | 10050 | |
クリエイティブ系アプリ | 写真編集 | 18369 |
動画編集 | 7622 | |
レンダリング | 20637 | |
総合スコア (推奨スコア:3450以上) | 14242 | |
総合スコア | 8281 |
カテゴリ別に推奨されるスコアは以下の通りです。
カテゴリ | 推奨スコア | 解説 |
---|---|---|
一般的なアプリ | 4100以上 | 一般的な用途で様々な簡単なタスクをする場合 |
ビジネス系アプリ | 4500以上 | 事務作業と軽いメディアコンテンツ作業をする場合 |
クリエイティブ系アプリ | 3450以上 | 写真/動画/その他コンテンツの編集をする場合 |
ストレージ性能
ストレージは、SSDの中でも高速なNVMe SSDを搭載しているのでかなり速いです。
体感的にもOS・アプリの起動やゲームのロード時間も速いので、この辺りで不満やストレスはないですね。
最近はNVMe SSD、3000MB/s前後が当たり前になっているので、正直、ストレージの速度では他の製品と大きな差別化にはならないですね。
ただ、容量が1TBなので、多くのゲームタイトルをプレイしたい方にはおすすめです。
ゲームの容量は、軽いグラフィックのものであれば5GB以内、Apex, フォートナイト, Watch Dog: Legionなどのグラフィックの良いゲームであれば、50~80GB程度です。
読み込み速度 | 書き込み速度 | |
---|---|---|
シーケンシャル | 3433 MB/s | 3015.8 MB/s |
ランダム | 2811.3 MB/s | 2971.8 MB/s |
CPU性能
CPUは『Intel Core i7-12700K』を搭載しており、12コア/20スレッド、クロック周波数が2.7GHz(最大 5GHz)と仕様としては、ハイエンドCPUとなります。
3Dゲームはもちろんのこと、動画編集やゲーム実況などの高負荷な用途でも快適な性能。
項目 | スコア |
---|---|
CPU | 8634 |
CPU(Single Core) | 724 |
CPU | CINEBENCH R20 |
---|---|
Core i7-14700F | |
Core i7-12700K | |
Core i7-13700F | |
Core i7-12700 | |
Core i5-14400F | |
Core i5-13400F | |
Ryzen 7 5700X | |
Ryzen 7 3700X | |
Core i5-12400 | |
Core i7-10700 | |
Core i5-11400 | |
Ryzen 5 3600 | |
Core i7-10700F | |
Ryzen 5 3500X |
※デスクトップPC向けのみを表示
今まで計測した結果を比較すると一目瞭然ですが、他とは段違いですね。
GPU性能(ゲーム含む)
ゲームでは、125~230FPS程度で快適に遊べるので、ブラウザゲーム、2Dゲームから3Dゲームの中でもグラフィックが綺麗で重めなものまで楽しむことができます。
唯一、超重い3DゲームのRed Dead Redemption 2は、65FPS以上で他のゲームと比較すると低くなっていますが、最高画質設定で60FPS、他のモデルは30FPS以下が普通ということを考えれば十分な性能と言えるでしょう。
項目 | スコア |
---|---|
グラフィックスコア | 14524 |
グラフィックテスト1 | 96.11 FPS |
グラフィックテスト2 | 82.18 FPS |
CPUスコア | 15220 |
CPUテスト | 51.14 FPS |
総合スコア | 14624 |
また、3DMarkで算出される各種ゲームのFPSは次の通りです。
ゲーム | 設定 | FPS |
---|---|---|
Battlefield V | 1440p Ultra | 135+ FPS |
1080p Ultra | 160+ FPS | |
Apex Legends | 1440p Ultra | 140+ FPS |
1080p Ultra | 140+ FPS | |
GTA V | 1440p Ultra | 85+ FPS |
1080p Ultra | 125+ FPS | |
Fortnite | 1440p Ultra | 115+ FPS |
1080p Ultra | 165+ FPS | |
Red Dead Redemption 2 | 1440p Ultra | 55+ FPS |
1080p Ultra | 65+ FPS |
※Ultraはゲームのグラフィック設定が最大を意味します。
※レイトレーシング機能はオフ。
GPU | 3DMark |
---|---|
RTX 4090 | |
RTX 4080 | |
RTX 4070 Ti | |
RTX4070 SUPER | |
RTX 3090 | |
RTX 3080 Ti | |
RTX 4070 | |
RTX 3080 | |
RTX 3070 Ti | |
RTX 3070 | |
RTX 4060 Ti | |
AMD Radeon RX 6700 XT | |
RTX 3060 Ti | |
RTX 4060 | |
RTX 3060 | |
GTX 1660 Ti | |
RTX 3050 | |
GTX 1660 SUPER | |
GTX 1660 | |
GTX 1650 SUPER |
※デスクトップPC向けのみを表示
グラフィックスコアを比較するとトップレベルで、ゲームには十分すぎる性能です。
他にも上位クラスとしてRTX 3080, 3090がありますが、正直、ゲームには必要ないほど高性能です。
その他、ゲームのベンチマークでグラフィック性能を確認してみましょう。
軽量な3Dゲーム:ドラゴンクエストX
グラフィック設定 | スコア | 平均FPS | 評価 |
---|---|---|---|
最高品質 | 25258 | 232.1 FPS | すごく快適 |
標準品質 | 25204 | 232 FPS | すごく快適 |
低品質 | 25397 | 228.9 FPS | すごく快適 |
普通の3Dゲーム:FF14
設定 | スコア | 平均FPS | 最低FPS | ロード時間 (合計) | 評価 |
---|---|---|---|---|---|
最高品質 | 26846 | 191.8 FPS | 77 FPS | 10.7 秒 | 非常に快適 |
高品質 | 27645 | 197.8 FPS | 83 FPS | 10.5 秒 | 非常に快適 |
標準品質 | 33348 | 241 FPS | 89 FPS | 10.1 秒 | 非常に快適 |
重めな3Dゲーム:FF15
グラフィック設定 | スコア | 平均FPS | 評価 |
---|---|---|---|
高品質 | 13017 | 133.7 FPS | 非常に快適 |
標準品質 | 18202 | 185.9 FPS | 非常に快適 |
軽量品質 | 21649 | 219.3 FPS | 非常に快適 |
PSO2
グラフィック設定 | スコア | 平均FPS |
---|---|---|
ウルトラ | 37101 | 134.7 FPS |
中 | 48103 | 172.3 FPS |
最低 | 49613 | 176 FPS |
Far Cry 6
グラフィック設定 | 平均FPS | 最低FPS | 最高FPS |
---|---|---|---|
最高 | 124 FPS | 104 FPS | 154 FPS |
高 | 135 FPS | 115 FPS | 162 FPS |
中 | 148 FPS | 130 FPS | 174 FPS |
低 | 162 FPS | 141 FPS | 194 FPS |
Watch Dogs: Legion
グラフィック設定 | 平均FPS | 最低FPS | 最高FPS |
---|---|---|---|
最高 | 95.6 FPS | 135.8 FPS | 26.8 FPS |
とても高い | 114.9 FPS | 164 FPS | 43.3 FPS |
高 | 119.7 FPS | 167.3 FPS | 62.1 FPS |
中 | 128.5 FPS | 184 FPS | 60.2 FPS |
低 | 131.8 FPS | 190.1 FPS | 59.1 FPS |
Rainbow Six Siege
グラフィック設定 | 平均FPS | 最低FPS | 最高FPS |
---|---|---|---|
最高 | 338.6 FPS | 427.6 FPS | 557.9 FPS |
とても高い | 341.2 FPS | 427.2 FPS | 562.1 FPS |
高 | 342.2 FPS | 429.8 FPS | 565.8 FPS |
中 | 353.2 FPS | 465 FPS | 615.4 FPS |
低 | 411.4 FPS | 529.8 FPS | 686.7 FPS |
VR:VRMark
VRゲームのパフォーマンスを計測する『VRMark』のベンチマーク結果です。
PCの映像をVR機器に出力した際のFPS値が分かるので、VRでゲームをプレイしたい方は参考になると思います。
VRMark Orange Room | |
---|---|
スコア | 17189 |
平均FPS | 374.7 FPS |
推奨構成FPS | 109 FPS |
最低構成FPS | 81 FPS |
動画編集のエンコード性能
Adobe Premiere Proで、YouTube向けを想定した動画編集でハードウェアエンコードをした場合の時間を計測します。
10分の動画に対して、約2分半のエンコード時間なのでかなり高速ですね。
とは言え、Intel Core i5-12400 × RTX 3050(GALLERIA_RM5C-R35)の検証でも約2分半だったので、エンコード時間の短縮に関しては、ここまでの高性能なものでなくても良いことが分かりますね。
※動画は過去にYouTubeに公開したもので、カット、テロップ、BGMなど一般的な解説動画向けの編集をしています。
ファンの静音性
ファンは、フロントに水冷式CPUクーラーの2連ファン、トップとリアに1つずつで計4つ搭載されています。
GALLERIAのミドルレンジの下位モデルだと、フロント・リア、CPUクーラーのファンで3つです。
高性能なCPUが使われているということもあり、水冷式な上、ファンが+1個で冷却性能もアップされていますね。
さらに、14cmの大型静音ファンなので全体的に静音性は高い結果となりました。
他のモデルだと12cmファンが多いです。
サイズが大きいと同じ風量を確保するのに少ない回転数で済むので、静音性が上がりますね。
騒音レベル | |
---|---|
アイドル時 | 31 dBA |
普段使い時 (PCMark10) | 32.3 dBA |
ゲーム時 (FF15) | 32.9 dBA |
CPU高負荷時 (Cinebench/CPU100%) | 40.8 dBA |
一番数値の高いCPU高負荷時でも、40.8dBAと低いですね。
とは言え、CPU100%の状況は、ゲームや普段使いではそうそう起こらないので、32dBA前後ぐらいと考えて良いでしょう。
実際に聞いてみても、アイドル時はファンが回っているかどうか分からないぐらい静かで、ゲームや普段使いの時も気にならないレベルですね。
騒音レベルの目安
デシベル(dBA) | 目安① | 目安② | 具体例 |
---|---|---|---|
70 | うるさい | かなりうるさい、かなり大きな声を 出さないと会話ができない | ・騒々しい街頭 ・セミの鳴き声 (2m) |
60 | 非常に大きく聞こえうるさい、 声を大きくすれば会話ができる | ・普通の会話 ・洗濯機、掃除機、テレビ | |
50 | 普通 | 大きく聞こえる、通常の会話は可能 | ・家庭用クーラー (室外機) ・換気扇 (1m) |
40 | 聞こえる会話には支障なし | ・静かな住宅地 ・図書館 | |
30 | 静か | 非常に小さく聞こえる | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
20 | ほとんど聞こえない | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
GALLERIA ZA7C-R37Tの実機レビューまとめ
サードウェーブの『GALLERIA ZA7C-R37T』を実機レビューしました。
- 重めな3Dゲームまで幅広く快適に楽しめる!
- ゲーム以外にも動画編集、配信など高負荷な作業もOK
- 最大48回の分割払いが可能(最大77,700円の手数料が無料!)
高性能な12世代のCore i7とRTX 3070 Tiを搭載した高スペックなゲーミングPCで、超重い3Dゲームでも快適に楽しむことができます。
また、ゲーミングPCではあるものの高スペックなので、動画編集やゲーム実況・配信などの他の高負荷な用途も対応できます。
30万円と割と高めですが、CPUやGPUの他に、1TBの大容量ストレージ、冷却性能の高い水冷式CPUクーラー搭載で、5年以上経っても使えるスペックだと思うので、この価値は十分にあるんじゃないかなと思います。
重めの3Dゲームや色々なゲームを楽しみたい方、ゲームの他にもその延長でゲーム実況や動画編集なども始めてみたい方におすすめな1台ですね。