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【新型】ドスパラ GALLERIA UL7C-R36 レビュー|重めの3DゲームまでOKな新型モデル

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

GALLERIA UL7C-R36は、ハイエンドCPU・ミドルハイGPU搭載のゲーミングノートPCで、重めの3Dゲームまで幅広く楽しめる性能を持っています。

 

2021年11月に新型モデルの発表があり、まさに世に出たばかりのゲーミングノートPCです。

今回は、外見やベンチマークだけでなく、新型モデルになってどの部分が変わったのかも含めて解説していきます。

 

注目ポイント
  • 新型モデルの特徴まとめ
  • 重めの3Dゲームまで楽しめる高いパフォーマンス
  • Minecraft同梱版モデルあり(無料)

 

では、ドスパラで販売している『GALLERIA UL7C-R36』の魅力やスペックを実機で徹底的にレビューしていきます。

 

 

MEMO
本製品は、メーカー様より貸与して頂き作成しています。

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年以上、40台以上の実機レビュー、様々な用途で使ってきた経験を元に、基礎知識や選び方、用途・価格別のおすすめPCなど、パソコン初心者の方向けに解説。
詳細プロフィール

GALLERIA UL7C-R36の注目ポイント

GALLERIA UL7C-R36の注目ポイント

GALLERIA UL7C-R36の注目ポイントについて詳しく解説してきます。

新型モデルの特徴まとめ

以前のモデルと新型モデルの違いとしては次の通りです。

  • 240Hzの高リフレッシュレートのモニター
  • 液体金属グリスで冷却性能アップ
  • マグネシウム合金で薄型・軽量
  • バッテリー容量増量

従来のモデルでは120, 144Hzのモニターが中心でしたが、本モデルは240Hzと高リフレッシュレートで、画面に引き込まれるような臨場感を楽しめます。

 

FPSゲームなど1フレーム単位で勝敗が変わってくるゲームにおいては、高リフレッシュレートのモニターの方が、状況判断や行動を1テンポ早くできるメリットがあるため有利になります。

 

また、サイズも縦は1.5cm、横は0.5cmと少しだけコンパクトになっているにもかかわらず、バッテリー容量が増量しており、より長時間駆動できるようになりました。

 

重めの3Dゲームまで楽しめる高いパフォーマンス

ハイエンドCPU×ミドルハイGPUということで、全体的なゲーム性能はかなり高めで、ブラウザゲーム、2Dゲームから3Dゲームの中でもグラフィックが綺麗で重めなものまで楽しむことができます。

 

GPU3DMark
RTX 4070 Laptop GPU
12253
RTX 4050 Laptop GPU
8584
RTX 4060 Laptop GPU
8387
RTX 3060 Laptop GPU
8280
7868
RTX 3070 Ti Laptop GPU
7637
GTX 1660 Ti
6360
GTX 1660
5444
RTX 3050 Ti Laptop GPU
5241
Intel Arc A550M
4352
GTX 1650 Ti
3577
GTX 1650
3291
Intel Iris Xe (CPU内臓)
1511
AMD Radeon (CPU内臓)
605
Radeon Vega 8 (CPU内臓)
601
Intel UHD (CPU内臓)
338
※スコアは当サイトが計測した平均値
※ノートPC向けのみを表示

今までレビューしたノートPCの中では、かなりハイスコアな結果となりました。

 

ベンチマークは、全体的に70~170FPS程度で動作しましたが、唯一、重量級ゲームのRed Dead Redemption 2が35FPSとあまり出ませんでした。

とは言え、最高画質設定でこの数値なので設定を変えれば遊べるレベルになるかと思います。

 

GALLERIAの従来のモデル(GALLERIA XL7C-R36)が同じGeForce RTX 3060でしたが、パフォーマンスがかなり上がっています。

 

CPUが、第10世代のIntel Core i7-10875Hから第11世代のIntel Core i7-11800Hに代わっていることも大きいと思いますが、3DMarkのスコアが、7684から8424と約10%も向上しています。

 

そのため、これ1台でほとんどのゲームを快適にプレイ可能ですね。

詳しいベンチマーク結果については、GPU性能(ゲーム含む)を参考にして下さい。

 

Minecraft同梱版モデルあり(無料)

minecraft

GALLERIA UL7C-R36では、Minecraft Starter Collection同梱版モデルがあります。

同梱していないモデルと価格は変わらないので、Minecraftが無料で付いてくることになります。

Minecraft同梱版

画像の真ん中の「Minecraft Starter Collection同梱版モデル」ですね。

 

Minecraft Starter Collection同梱版モデルは次のものが付いてきます。

  • Minecraftのゲーム本編
  • 700 Minecoins(ワールド、スキン、テスクチャなどを購入可)
  • スターター パックコンテンツ(ワール、スキン、テスクチャなどが4つ付属)

 

世界中で大人気の『Minecraft』で知っている方も多いですが、「新しくパソコンを買って、マインクラフトをやりたい!」という方には、ドスパラのMinecraft同梱版モデルがおすすめですね。

 

ベンチマークはしていませんが、自分がMinecraftをプレイしているPCスペックと比較しても、このスペックであれば快適ですね。

また、トラップタワーやTNTを大量に爆発させたり、大量のMobが出ていたりと高負荷な状況でも大丈夫です。

 

 

 

GALLERIA UL7C-R36のスペック

GALLERIA UL7C-R36の正面

GALLERIA UL7C-R36のスペックは次の通りです。

製品名GALLERIA UL7C-R36
CPUIntel Core i7-11800H
(8コア/16スレッド, 2.3GHz Max 4.6GHz)
メモリ16GB
GPUNVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU
ストレージ500GB (NVMe SSD)
サイズ(横)356 x (縦)234 x (高さ)21.6 mm
重量本体:約1.96kg
バッテリー約9.6時間
ディスプレイ15.6インチ 狭額ベゼル リフレッシュレート240Hz 非光沢フルHD液晶
インターフェースUSB3.2Gen2 Type-A x3
USB4 Type-C x1(Thunderbolt4/DP1.4対応)
マイク入力/ヘッドフォン出力(CTIA) x1
HDMI2.0b x1
2.5Gb Ethernet対応LANポート x1
SDカードリーダー (SDXC/SDHC対応)
生体認証顔認証
価格約18万~

※製品仕様や販売価格については、2021/12/03の執筆時点のもので、今後変更される可能性があります。

 

外観

GALLERIA UL7C-R36の正面
GALLERIA UL7C-R36の背面

ガンメタリックをベースとしたシンプルなカラーリング。

光沢のある表面加工がされておりカッコいい仕上がりで、天板は前モデルと大きくは変わりません。

 

GALLERIA UL7C-R36のデザイン1

サラサラとした肌触りで指紋はあまり目立ちません。

 

GALLERIA UL7C-R36のデザイン3

外観で従来のモデルとの変更点の1つは、LEDが追加された点です。

LEDでガンガン光らせるというより、ワンポイントで控えめなLEDなので落ち着いた印象。

 

時間経過とともに、グラデーションで色が変わっていきます。

色の変更やON/OFFは設定で変更可。

 

ファンの吸気口・排気口

GALLERIA UL7C-R36の背面のファン
GALLERIA UL7C-R36の吸気口・排気口

ファンは左右に2基搭載されていて、排気口は左右と背面にあるので空気の流れは良さそう。

静音性については、ファンの静音性で計測器を用いて検証していきます。

 

使用用途別の快適度

GALLERIA UL7C-R36の使用用途別の快適度

MEMO
快適度は、Intel Core i7-11800H / 16GB / NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU / 500GB (NVMe SSD)の構成(GALLERIA UL7C-R36)で確認しています。
使用用途快適度コメント
普段使い
(ウェブ, 動画視聴等)
とても快適
ビジネス用途
(Office, メーラー等)
とても快適
ブログ執筆とても快適
ゲーム軽量級・中量級の3Dゲームは、高画質FHD設定でも70~170FPSでるので、とても快適。
重量級は、3Dゲームによって快適かそうでないか分かれます。
画像編集とても快適
動画編集Youtube向けのFHD動画であれば快適に編集・エンコードができます。
※4K動画編集は未検証。
プログラミングVisual Studioなどの開発環境はとても快適に動作します。
トレード
(株/FX/仮想通貨)
とても快適
データ分析・AI学習勉強用レベルであれば快適
大量のデータを処理するのはノートPCは不向き
※使用用途毎の目安スペックやPCパーツの役割などについては、それぞれのリンク内で解説しています。

 

本体サイズ・重量

GALLERIA UL7C-R36のサイズをA4クリアファイルと比較
GALLERIA UL7C-R36の高さを本と比較
実測値公称値
355 mm356 mm
230 mm234 mm
高さ26 mm21.6 mm
※高さは、一番高い部分で計測しています。

 

A4より1回りほど大きいサイズ感で、大きめのリュックであれば問題なく持ち運べますね。

 

従来のモデルと比較すると、同じ15.6インチのノートPCであるにもかかわらず、縦横が数mm~数cm小さくなっています。

GALLERIA UL7C-R36のサイズをA4クリアファイルと比較

GALLERIA RL5C-R35TのサイズをA4クリアファイルと比較

(1枚目:本モデル、2枚目:従来のモデル)

本モデル従来のモデル (GALLERIA RL5C-R35T)
355 mm360 mm
230 mm245 mm
高さ26 mm25 mm

画像を見ても分かるように、A4のクリアファイルから出ている部分が少し、小さくなっているように感じます。

 

横は分かりにくいかもしれませんが、縦は1.5cm小さくなっているので、違いが分かると思います。

 

重量について

GALLERIA UL7C-R36の本体の重量
GALLERIA UL7C-R36の充電器の重量
実測値公称値
本体約1.9kg約1.96kg
充電器約652g
合計約2.59kg

重さはほぼ公称値通りで、本体と充電器で約2.59kgなので、パソコンと充電器だけを持ち運ぶ分には全然負担になりませんね。

しかし、大学生で本など他の荷物と一緒に運ぶとなると少し重いかなという印象です。

 

充電器は、ゲーム用途で電力が結構必要なので、重量・サイズが大きめになりがちですが、ゲーミングPCであれば大体このくらいのサイズ感になります。

 

従来よりバッテリー容量も増えているので、軽めの作業をする分には充電器なしで使うのは全然OKです。

ただ、ゲームなどCPU・GPUを高いパフォーマンスで動かしたい時は、充電器必須ですね。

 

ディスプレイ

GALLERIA UL7C-R36のデスクトップ画像

ディスプレイ15.6インチ 狭額ベゼル リフレッシュレート240Hz 非光沢フルHD液晶
画面サイズ15.6インチ
解像度1,920×1,080
縦横比16:9
リフレッシュレート240Hz
光沢非光沢
タッチパネル×
ベゼル (枠)(横)5 x (縦)10mm

リフレッシュレートが240Hzで、従来のモデルには無い高リフレッシュレートのモニターを搭載しています。

 

以前から、GALLERIAシリーズは60Hzから120Hz, 144Hzと徐々に高いものに変更されてきましたが、今回ついに、240HzとゲーミングノートPCの中で最高クラスのものになりました。

 

FPSゲームなど1フレーム単位で勝敗を分けるような場合は、高リフレッシュレートモニターの方が、状況判断や行動を早く出せるので有利と言われています。

ケンさん

俺はそこまで上手くないから分からんけど…

 

GALLERIA UL7C-R36のデスクトップ画像

GALLERIA RL5C-R35Tのデスクトップ画像

(1枚目:本モデル、2枚目:従来のモデル)

カメラが上部に付いていますが、それを感じさせないほどベゼルは細く、スリムな印象。

画面占有率は94.5%と高く、従来よりディスプレイと比べても細くなっていますね。

 

横のベゼルは7mmから5mmとなり、下のベゼルは極太から細目に代わっているのが目に見えて分かると思います。

 

 

GALLERIA UL7C-R36の映り込み1

非光沢液晶なので暗い画面でも映り込みはほとんどないですね。

ケンさん

ゲームのロード画面や映画・ドラマの暗いシーンで自分の顔が映り込んで、現実に戻されることもないで!

 

キーボード・タッチパッド

GALLERIA UL7C-R36のキーボードとタッチパッド

キー配列日本語配列
テンキー×
アイソレーション設計
バックライト
RGBライト
タッチパッド(横)11.6 x (縦)7.2cm
キーピッチ18.52mm (標準:19mm)
キーストローク1.81mm (標準:2~3mm)

打鍵感は、カチッ、カチッと1つ1つはっきりと打っている感じがあり、光学式のスイッチではあるものの、メカニカルキーボードと同じような打鍵感を味わえます。

また、光学式で直接接点がない方式なので、摩耗して精度が悪くなることがなく高耐久な構造となっています。

 

キー配列については、個人的に以下のポイントをチェックしています。

  • Ctrlが左下に無い(ショートカットキーが使いづらい)
  • Enterが1マス分(押し間違い)
  • Shiftキーが小さい(押し間違い)
  • DelとBackSpaceがEnterの上に無く変な場所にある
  • 記号キーや矢印キーが変な場所にあったり、小さかったり

ケンさん

これでキーボード入力の効率めっちゃ変わるからな!

 

本モデルの場合は、右のShiftキーが小さいので、ちょっと押し間違いがありましたね。

ここは徐々に慣れていけば問題ないかなと思います。

 

とは言え、それ以外のところはとても使い勝手の良いキー配列となっています。

 

また、タッチパッドは広くて、滑らかなので操作性は良いですね。

 

従来のモデルと比較

GALLERIA UL7C-R36のキーボードとタッチパッド

(1枚目:本モデル, 2枚目:従来のモデル)

キーピッチ自体は変わらないのですが、1つ1つのキーのサイズが大きくなっているので押しやすくなっていますね。

 

また、テンキーが廃止された代わりに、Home, PageUp, PageDown, Endのキーが追加されています。

 

キーボードのバックライトについて

GALLERIA UL7C-R36のキーボードのLED

キーにはバックライトが搭載されているので、暗い場所でもキーを確認しつつ、文字入力をすることができます。

 

GALLERIA UL7C-R36のキーボードのLED RGB制御

Intel NUC Software Studio キーボードのプロファイル

プレインストールされている専用のソフトウェアから、RGB制御も可能です。

 

カラーの変更やAC電源時、バッテリー駆動時の光量などを設定することができます。

 

インターフェース

インターフェース周りは次のようになっています。

 

左側

GALLERIA UL7C-R36のインターフェースの左側

USB3.2 Gen2 Type-A x1
マイク入力/ヘッドフォン出力(CTIA) x1
セキュリティロック

 

右側

GALLERIA UL7C-R36のインターフェースの右側

USB3.2Gen2 Type-A x2
SDカードリーダー (SDXC/SDHC対応)

 

後側

GALLERIA UL7C-R36のインターフェースの後側

USB4 Type-C x1(Thunderbolt4/DP1.4対応)
HDMI2.0b x1
2.5Gb Ethernet対応LANポート x1

USBポート4つ、映像出力2つ、有線LANのコネクタ、SDカードと豊富ですね。

 

無線ではゲームが遅延する場合もあるので、有線LANが接続できるようになっているのはありがたいです。

これだけポート類があると、ゲーム以外にも色々な状況に対応できますね。

 

カメラ

GALLERIA UL7C-R36のフロントカメラ

カメラ画素数プライバシー
シャッター
フロントカメラ約100万画素
リアカメラ

カメラはモニターの上部に付いていて、画質・画素数は良くもなく悪くもなく、いたって標準的なカメラです。

ゲーミングPCであれば標準的な仕様ですね。

 

カメラが下側に付いているPCもありますが、本モデルのように、上に付いている方がZOOM会議などで顔を出す際に、映りがマシになるのでおすすめ。

 

また、顔認証用のカメラを搭載されているので、面倒なパスワード入力を省くことができます。

 

 

GALLERIA UL7C-R36のベンチマーク

GALLERIA UL7C-R36のベンチマーク

検証機のスペック

製品名GALLERIA UL7C-R36
CPUIntel Core i7-11800H
(8コア/16スレッド, 2.3GHz Max 4.6GHz)
メモリ16GB
GPUNVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU
ストレージ500GB (NVMe SSD)

 

今回のベンチマークでは、パフォーマンスモードで検証していきます。

Intel NUC Software Studio .png パフォーマンスの調整

専用のソフトウェアから、バッテリー節電モード、バランスモード、パフォーマンスモードを切り替えることができます。

 

パフォーマンスモード

また、電源ボタンの左側のボタンからも手軽にモードを変更することができます。

 

パフォーマンスモードでは、高い処理性能を発揮してくれるので、3Dゲームや動画編集など高負荷な用途に向いています。

 

しかし、その分発熱もすごいため、しっかり冷却できるようにファンの回転数をあげるので静音性が多少犠牲になります。

 

MEMO
ベンチマーク結果は、パーツ構成、計測する環境・設定、個体差などによって大きく変わる場合があります。

 

 

アプリ実行の総合的パフォーマンス

アプリケーションの実行における総合的なパフォーマンスを計測する『PCMark10』のベンチマーク結果です。

 

それぞれの項目の総合スコアにおいて、公式の推奨スコアの約2倍前後の性能がありますね。

実際に、ベンチマーク以外にも色々と作業してみましたが、快適に動作しており、カクつきでストレスになることはありませんでした。

GALLERIA UL7C-R36のPCMark10のベンチマーク結果

カテゴリ項目スコア
一般的なアプリアプリの起動12474
ビデオ会議7508
ウェブブラウジング9553
総合スコア
(推奨スコア:4100以上)
9635
ビジネス系アプリスプレッドシート作業12319
文書作成7227
総合スコア
(推奨スコア:4500以上)
9435
クリエイティブ系アプリ写真編集13847
動画編集5599
レンダリング10293
総合スコア
(推奨スコア:3450以上)
9275
総合スコア6773

 

カテゴリ別に推奨されるスコアは以下の通りです。

カテゴリ推奨スコア解説
一般的なアプリ4100以上一般的な用途で様々な簡単なタスクをする場合
ビジネス系アプリ4500以上事務作業と軽いメディアコンテンツ作業をする場合
クリエイティブ系アプリ3450以上写真/動画/その他コンテンツの編集をする場合

 

 

ストレージ性能

ストレージは、SSDの中でも高速なPCI Express 4.0対応のNVMe SSDが搭載されており、理論上の読み込み速度が最大で7GB/sと高速です。

これに対して、実測値は、読み込み速度が毎秒約5GB, 書き込みが毎秒約2.5GBと高速です。

 

従来のモデルでは、読み込み速度が毎秒約2.5~3.3GB, 書き込み速度が毎秒約1.7~2.4GBだったので、読み込み速度に関しては数段レベルアップした印象ですね。

 

GALLERIA UL7C-R36のCrystalDiskMarkのベンチマーク結果

読み込み速度書き込み速度
シーケンシャル4974.1 MB/s2524.7 MB/s
ランダム1290.8 MB/s499.1 MB/s
※ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」にて、計測しています。

 

CPU性能

CPUは『Intel Core i7-11800H』を搭載しており、8コア/16スレッド、クロック周波数が2.3GHz(最大 4.6GHz)と仕様としては、ハイエンドCPUとなります。

 

ノートPCの中では、今までレビューした中で最も性能が高いですね。

実際に使ってみた感じで言うと、軽めの作業は全然余裕で、クリエイティブ用途などの重めの作業でも大丈夫です。

GALLERIA UL7C-R36のCINEBENCH R20のベンチマーク結果

項目スコア
CPU4481
CPU(Single Core)567
※ベンチマークソフト「CINEBENCH R20」にて、計測しています。

 

CPUCINEBENCH R20
Core i9-14900HX
7927
Core i7-13700H
6095
Core i7-12700H
5618
Ryzen 7 4800H
4303
Ryzen 7 5800H
4056
Core i7-11800H
4481
3806
Ryzen 5 4600H
3314
Core i7-10875H
3055
Core i7-10750H
2816
Core i5-11400H
2678
Core i7-9750H
2576
Ryzen 5 5500U
2327
Core i7-1165G7
1840
Ryzen 5 4500U
1748
Core i5-10300H
1721
Ryzen 5 3500U
1375
Core i5-10210U
1110
※スコアは当サイトが計測した平均値
※ノートPC向けのみを表示

 

GPU性能(ゲーム含む)

ハイエンドCPU×ミドルハイGPUということで、全体的なゲーム性能はかなり高めです。

 

ブラウザゲーム、2Dゲームから3Dゲームの中でもグラフィックが綺麗で重めなものまで楽しむことができます。

 

FPSは、全体的に70~170程度で快適に遊べます。

計測した中では、唯一、Red Dead Redemption 2が35FPSであまり出なかったのですが、最高画質設定でこの数値なので、設定を変えれば普通に遊べると思います。

GALLERIA UL7C-R36の3DMarkのベンチマーク結果

項目スコア
グラフィックスコア8280
グラフィックテスト155.19 FPS
グラフィックテスト246.57 FPS
CPUスコア9352
CPUテスト31.42 FPS
総合スコア8424
※ベンチマークソフト「3DMARK」にて、計測しています。

 

また、3DMarkで算出される各種ゲームのFPSは次の通りです。

ゲーム設定FPS
Battlefield V1440p Ultra80+ FPS
1080p Ultra100+ FPS
Apex Legends1440p Ultra95+ FPS
1080p Ultra140+ FPS
GTA V1440p Ultra50+ FPS
1080p Ultra75+ FPS
Fortnite1440p Ultra85+ FPS
1080p Ultra120+ FPS
Red Dead Redemption 21440p Ultra30+ FPS
1080p Ultra35+ FPS
※FPSは平均値で、3DMarkスコアとゲームテストに基づいた見積もりです。
※Ultraはゲームのグラフィック設定が最大を意味します。
※レイトレーシング機能はオフ。

 

GPU3DMark
RTX 4070 Laptop GPU
12253
RTX 4050 Laptop GPU
8584
RTX 4060 Laptop GPU
8387
RTX 3060 Laptop GPU
8280
7868
RTX 3070 Ti Laptop GPU
7637
GTX 1660 Ti
6360
GTX 1660
5444
RTX 3050 Ti Laptop GPU
5241
Intel Arc A550M
4352
GTX 1650 Ti
3577
GTX 1650
3291
Intel Iris Xe (CPU内臓)
1511
AMD Radeon (CPU内臓)
605
Radeon Vega 8 (CPU内臓)
601
Intel UHD (CPU内臓)
338
※スコアは当サイトが計測した平均値
※ノートPC向けのみを表示

今までレビューしたノートPCの中では、かなりハイスコアな結果となりました。

 

GPUで言うと、前の世代の1ランク上のGeForce RTX 2070 SUPERを超えてきているので、なかなかのパフォーマンスです。

 

また、同じGeForce RTX 3060で言うと、GALLERIAの従来のモデル(GALLERIA XL7C-R36)をレビューしましたが、パフォーマンスはかなり上がっています。

 

CPUが、第10世代のIntel Core i7-10875Hから第11世代のIntel Core i7-11800Hに代わっていることも大きいと思いますが、3DMarkのスコアが、7684から8424と約10%も向上しています。

 

その他、ゲームのベンチマークでグラフィック性能を確認してみましょう。

 

軽量な3Dゲーム:ドラゴンクエストX

GALLERIA UL7C-R36のDQXのゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア平均FPS評価
最高品質15973165.9 FPSすごく快適
標準品質16015169.2 FPSすごく快適
低品質16918157.1 FPSすごく快適
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

普通の3Dゲーム:FF14

GALLERIA UL7C-R36のFF14のゲームベンチマーク結果

設定スコア平均FPS最低FPSロード時間
(合計)
評価
最高品質16233117.1 FPS56 FPS12 秒非常に快適
高品質18039132.2 FPS55 FPS12.2 秒非常に快適
標準品質18906138.7 FPS59 FPS12 秒非常に快適
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

重めな3Dゲーム:FF15

GALLERIA UL7C-R36のFF15のゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア平均FPS評価
高品質853789.9 FPS快適
標準品質11136114.6 FPSとても快適
軽量品質13494138.7 FPS非常に快適
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

VR:VRMark

VRゲームのパフォーマンスを計測する『VRMark』のベンチマーク結果です。

PCの映像をVR機器に出力した際のFPS値が分かるので、VRでゲームをプレイしたい方は参考になると思います。

GALLERIA UL7C-R36のVRMarkのベンチマーク結果

VRMark Orange Room
スコア10352
平均FPS225.7 FPS
推奨構成FPS109 FPS
最低構成FPS81 FPS

 

 

動画編集のエンコード性能

Adobe Premiere Proで、YouTube向けを想定した動画編集でハードウェアエンコードをした場合の時間を計測します。

 

GALLERIA UL7C-R36のAdobe Premiere Proのエンコード結果

エンコード時間:00:01:23
※約10分のFHD/30p動画をH.264形式、[YouTube 1080p フル HD]プリセット、ハードウェアエンコードで書き出した時間
※動画は過去にYouTubeに公開したもので、カット、テロップ、BGMなど一般的な解説動画向けの編集をしています。

 

10分の動画が1分半なので、かなり早いです。

 

バッテリー容量

GALLERIA UL7C-R36のバッテリーベンチマーク結果

バッテリー容量:93,480 mWh

GALLERIAの従来のモデルと比較すると、かなり容量アップしています。

今まで、46,740mWh、または、62,320mWhだったので、今回は1.5倍、2倍となっているので、より長時間の作業が可能となります。

 

ファンの静音性

FF15のFHD、標準画質設定のベンチマークを実行してファンの静音性を計測しました。

GALLERIA UL7C-R36のファン静音性のベンチマーク結果(バッテリー接続時)
GALLERIA UL7C-R36のファン静音性のベンチマーク結果(バッテリー未接続時)
(左:バッテリー接続時、右:バッテリー未接続時)

騒音レベル
高負荷時
(バッテリー接続時)
53.6 dBA
高負荷時
(バッテリー未接続時)
35 dBA
アイドル時0 dBA

 

騒音レベルの目安

デシベル(dBA)目安①目安②具体例
70うるさいかなりうるさい、かなり大きな声を出さないと会話ができない・騒々しい街頭
・セミの鳴き声 (2m)
60非常に大きく聞こえうるさい、声を大きくすれば会話ができる・普通の会話
・洗濯機、掃除機、テレビ
50普通大きく聞こえる、通常の会話は可能・家庭用クーラー (室外機)
・換気扇 (1m)
40聞こえる会話には支障なし・静かな住宅地
・図書館
30静か非常に小さく聞こえる・郊外の深夜
・ささやき声
20ほとんど聞こえない・ささやき
・木の葉のふれあう音

バッテリー未接続時は電力が低いので、CPUクロックが下がり、ファンの回転数も低くなるので、35dBA程度で抑えられています。

 

35dBAであればファンの音は聞こえますが、そこまで不快な音では無いです。

作業中でも気になるほどではありませんでした。

 

バッテリー接続して高負荷な状況になると53.6dBAになるのですが、結構うるさかったです。

ただ、ゲーミングノートPCで高負荷になると、どのPCでもこの程度にはなりますね。

 

イヤホンやヘッドフォンを使って、作業やゲームをするのであれば大丈夫ですが、そのままだと人によっては不快と感じるかも。

 

 

GALLERIA UL7C-R36の実機レビューまとめ

ドスパラの『GALLERIA UL7C-R36』を実機レビューしました。

 

注目ポイント
  • 新型モデルの特徴まとめ
  • 重めの3Dゲームまで楽しめる高いパフォーマンス
  • Minecraft同梱版モデルあり(無料)

 

ハイエンドCPUとミドルハイGPUを搭載した新型モデルということで、パフォーマンスだけでなく、マグネシウム合金であったり、高リフレッシュレートモニターであったり、バッテリー容量であったりと様々な部分でグレードアップしていると感じました。

 

ゲームについては、70~170FPSは出ているので、ほとんどのゲームを快適に楽しむことができます。

3DMarkでは、高画質設定での実施なので、標準画質などの調整をすれば、もっとFPSがでると思います。

 

ノートPCとして場所を問わず作業できる環境が欲しい、その上で、ゲームも楽しみたい方にはおすすめの1台ですね。

 

 




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