- パソコンが欲しいけど、BTOパソコンのケースは黒系の安っぽいケースでダサいから嫌だ!
- かっこいいケースのパソコンでモチベを上げたい!
- 量産型の良くあるデザインより、個性的なケースで自慢できるような奴が欲しい!
多くBTOメーカーが、製造ラインやコスト削減の観点から量産型のPCケースを使っており、「ちょっと納得できないな…」というケースが多いと思います。
一部デザインの良いケースであったり、自作PCケースを使って組み立てているメーカーがありますが、20社近くあるPCメーカーから探すのは正直大変です。
私は、『パソログ』を運営する上で、ほぼすべてのメーカーを見ているので、デザイン性の高いケースが使われているメーカー・パソコンが分かります。
また、PC歴が約20年で、デザインの移り変わりも大体分かるので、それを踏まえた上で、センスの良いパソコンをこの記事でまとめて紹介します。
この記事を読むことで、手っ取り早くデザイン性の高いケースを色々と見ることができるので、その中から自分好みのケースを見つけることができると思います。
デザイン性の高い・低いは、人それぞれの感性で変わってくるので、紹介しているものに好き嫌いがあると思いますが、幅広く紹介していきます。
初心者の方向けにデスクトップパソコンに関する知識(性能/用途/価格/デザイン性など)も幅広く解説しているので参考にして下さい。
≫ 関連記事:デスクトップパソコンの選び方・よくある疑問を徹底解説
目次
かっこいい・おしゃれなデスクトップパソコンについて
せっかくパソコンを買うのであれば、デザインにもこだわりたいという方の気持ちは良く分ります。
自作PCであれば、より幅広いPCケースの中から選ぶことができるので自由度が高いですが、メーカー購入の場合、デザイン性の高いケースが使われたパソコンというのは、数が少ないのが現実です。
ケンさん
そこで先に、なぜ量産型のダサいケースが多いのか、デザイン性の高いケースのメリット・デメリットを解説します。
BTOパソコンのケースがダサい問題
ダサい言うのはとても失礼な話ですが、BTOパソコンでよく見かけるのが、『黒色の量産型PCケース』だと思います。
性能面・機能面重視で、デザインは二の次で、あまりかっこよくないイメージです。
特に個人的には、黒色でプラスチックケースの安っぽい感じだと最悪ですね。(デザイン面においては)
ケースがダサくなる理由としては、多くの人にとってパソコンの決め手となるのがスペックと価格であるためです。
- メーカーがパソコンの価格を下げるために、コスト削減やラインの共通化の観点からケースの種類を絞ったり
- ケースのデザインや機能を最低限にして、ケース自体を安くしたり
- あまりに個性的なデザインにして、デザインが原因で選択肢から外されないようにするために無難なデザインにしたり
など色々な理由が考えられます。
当然ですが、パソコンは基本的に作業・処理をするためのもので、デザイン性によって、処理性能が高くなるといった影響は、ほぼほぼないのでデザイン性は後回しにされがちです。
ケンさん
こういった理由から、デザイン性が高く、個性的なケースは数が少ないという訳です。
多くの人がパソコンの性能と価格を重視する中で、好き嫌いの激しい個性的でデザイン性の高いケースでパソコンを作っていると、在庫も抱えることになりますし、どうしても高くなってしまうので、メーカー側としては中々難しいのでしょう。
ケンさん
かっこいい・おしゃれなパソコンのメリット・デメリット
かっこいい・おしゃれなデザイン性の高いパソコンを検討するにあたり、メリット・デメリットを知っておいた方が良いでしょう。
それを踏まえた上で、やっぱりデザインの良いパソコンにするのか、予算的に無難なものにした方が良いのかの判断基準にもなると思います。
【メリット】
・作業やゲームをする時のモチベーションが上がる。
・友達に「カッコええやろ」と自慢できる。
・他の人と被ることが少ない。
【デメリット】
・パソコンの価格が同スペックと比較して、数千円~3,4万円ほど高くなる。
まぁ、まとめると完全に『ロマン』ですね。(笑)
かっこよさを求めているユーザーにとっては、十分すぎる理由でしょう。
基本的にケース分価格は高くなるので、”性能”と”価格”で考えた時に、コストパフォーマンスが悪くなってくるのは確かです。
しかし、それ以上に、自分の好きなパソコンで作業するというのは良いものです。
かっこいい・おしゃれなケースのデザインパターン
かっこいい・おしゃれなデスクトップパソコンといっても、デザインは様々です。
そこで、デザイン性の高いケースを特徴毎に大まかに分類して解説します。
主に次の4タイプですね。
- 白ケース
- LEDライティング(ケース/PCパーツ)
- 強化ガラス
- アルミ(金属)ケース
かっこいいケース①:白ケース
(自作PCで購入したNZXT社の白ケース)
ケンさん
「黒より白色の方が好きだ!」という方は多いと思います。
しかし、白色ケースというのは自作PCならともかく、メーカー製パソコンであればかなり珍しいです。
後程、PCケースの選択肢が多いBTOメーカーでも紹介しますが、そのメーカーでも数種類ぐらいに絞られてきます。
このメーカーで気にいるものが無ければ、後は自作PCするしかありませんね。
デザイン的には、白色にするだけでオシャレ感は増しますし、部屋においても明るい雰囲気になります。
ちょっとしたオシャレなインテリアにもなりますね。(笑)
≫ 関連記事:おしゃれな白ケースのBTOパソコン8選【外見重視派必見】
かっこいいケース②:LEDライティング(ケース/PCパーツ)
(サイコムのLEDメインのコンセプトモデル『G-Master Luminous Z490 RGB』)
ケースやPCパーツがLEDでライティングされているパソコンですね。
カスタマイズできるBTOパソコンと言えど、LEDパーツを搭載しているのは全体から見れば数はかなり少ないです。
ケンさん
その中でもケースファンが光っているものは割と多いですが、その他にメモリやPCケースにもLEDを搭載しているとなれば、さらに数は少なくなります。
BTOパソコンの場合は、主に次のパーツでLEDライティングできることが多いです。
- CPUクーラー(ファン)
- メモリ
- グラフィックボード
- PCケース
- ケースファン
上の画像のG-Master Luminous Z490 RGBは、LEDライティングをコンセプトとしたモデルで、BTOパソコンの中で最もLEDが使用されていてものを探してみました。
ほとんどのパーツがLEDで光っていて、まだ割とよくあるケースファン、メモリ、GPUだけでなく、PCケースのロゴやインターフェース、電源ケーブルまでも光らせるという徹底ぶり。(笑)
ここまで光っているパソコンは他に見たことがないですね。
とは言え、このように「できるだけ、ピカピカに派手に光らせたい!」という方もいれば、「ワンポイントで少しだけライティングして、上品に仕上げたい!」というかたもいらっしゃると思います。
この辺りはカスタマイズで、光るPCパーツ、光らないPCパーツを幅広く選択できるので、好みに合わせて調整するのが良いと思います。
ワンポイントでケースがライティングされている例
LEDライティングは、ソフトウェアからライティングパターンやカラーを自由自在に変えることができます。
また、各PCパーツが複数ある場合に、同期してライティングパーンであったり、グラデーションで色が変わっていくタイミングであったりを合わせることができます。
バラバラにライティングされても、おしゃれさや上品さは無いので、複数のパーツを光らせたい場合は、同期して統一感のあるライティングを目指しましょう!
≫ 関連記事:LEDパーツ満載の光るゲーミングパソコンを紹介!デザイン派必見!
かっこいいケース③:強化ガラス
(ストーム)
サイドパネルが強化ガラスになっているケースですね。
PCパーツ側(左側)のパネルが強化ガラスになっており、パーツを楽しむことができます。
精密機器のメカメカしい部分が好きという方は、ぜひ取り入れておきたいところです。
中身を見ることができるという意味では、強化ガラスの他に、アクリルパネルもあります。
強化ガラスは、アクリルに比べて少し価格は高くなりますが、
- 透明度が高い
- キズが付きにくい
- サイドパネル全面透明(アクリルの場合は一部のみ)
という理由からおすすめですね。
一般的には、左側のサイドパネル1面だけ強化ガラスというケースがほとんどですが、マニアックなものになると、2面, 3面強化ガラスのものであったり、曲面の強化ガラスを採用したケースもあります。
≫ 関連記事:強化ガラス搭載のパソコンの紹介!パソコン内部も楽しみたい方向け
かっこいいケース④:アルミ(金属)ケース
(ストーム)
アルミニウム素材を使った金属系のケースですね。
プラスチックのケースと比較すると安っぽさが無くなり、重厚感・高級感があります。
一般的には、スチールが使われることが多いです。
しかし、金属系の中でもアルミニウム製のケースの方が、かっこよさ、おしゃれさが高い気がします。
ケンさん
≫ 関連記事:アルミなどの金属製パソコンを紹介!金属筐体で重厚感を演出!
最近のケースだと大体この辺りになってきます。
どれか1つの要素だけというわけでは無く、例えば、サイドパネルが強化ガラスの白色ケースといった感じで、いくつかの特徴が合わさったケースが多いですね。
PCケースの選択肢が多いBTOメーカー【自作PC向けケース採用】
上で解説したようにデザイン性の高いパソコンを販売しているメーカーは少ないですが、全くないわけではありません。
主に、メーカー独自のケースではなく、自作PCケースを元にパソコンを組み立て販売しているメーカーもあります。
メーカー独自の場合であれば、2,3種類程度しか選択肢がありませんが、こういったメーカーでは、10~30種類とPCケースの選択肢が多いです。
そんなケースの選択肢が多いメーカーは次の3つです。
- ストーム
- SEVEN
- VSPEC
どのメーカーもデスクトップパソコンをメインに扱っており、10~30種類程度のPCケースから選ぶことができます。
- 強化ガラスで中身のPCパーツを楽しめるもの
- アルミケースで重厚感・高級感のあるもの
- LEDでワンポイントだけ光っており、上品で落ち着いたLEDライティングを楽しめるもの
- 白色好きにはたまらない白ケース×強化ガラス
などなど。
選択肢が多く迷ってしまいますが、きっと気に入るパソコンを見つけることができるでしょう。
詳しい解説は、【約10~30種】PCケースを選べるBTOメーカー3選!【外見重視派必見】で解説しています。
まとめ:スペックだけでなくデザインもこだわっていこう!
パソコンと言えば、多くの方が「作業するための道具」という認識で、性能や価格が重要視されがちですが、その枠を飛び出して、デザイン面も重視して「パソコンを楽しむ」というのも悪くありません。
やはり、デザインやパーツにこだわりたいのであれば、選択肢が一番多くなる自作PCをするのが一番良いのですが、「じゃ、自作するかっ!」となるほど簡単に踏み出せるものでもありません。
そのため、ここで紹介したBTOパソコンやメーカーを使って、自分好みのデザインのパソコンを探して、パソコンライフを楽しみましょう!
強化ガラス、LEDなど特定の要素別おすすめパソコン・BTOメーカー
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PCケースの選択肢が豊富なBTOメーカー
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