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GALLERIA XL7C-R36Hの実機レビュー|初の16型で大迫力のゲームプレイができるゲーミングノートPC

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

GALLERIA XL7C-R36Hは、モデルチェンジで初の16型となったGALLERIAシリーズを前モデルと比較しつつ徹底解説していきます。

ゲームに関しては、軽量級・中量級3Dゲームが80~170FPS、重量級の3Dゲームでも60~80FPSとほぼ全てのゲームで快適となるパフォーマンスです。

12つのゲームの計測結果で全て最高品質の結果なので、画質を落とせば120越えの高FPSも出ます。

 

注目ポイント!
  • 重めの3Dゲームまで快適なゲームパフォーマンス
  • 16型の大画面と占有率で圧巻の迫力・臨場感

 

では、ドスパラで販売している『GALLERIA XL7C-R36H』の魅力やスペックを実機で徹底的にレビューしていきます。

 

ケンさん

モデルチェンジでポートとかも結構変わってるで!

 

 

MEMO
本製品は、メーカー様より貸与して頂き作成しています。

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年以上、40台以上の実機レビュー、様々な用途で使ってきた経験を元に、基礎知識や選び方、用途・価格別のおすすめPCなど、パソコン初心者の方向けに解説。
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GALLERIA XL7C-R36Hの注目ポイント

GALLERIA XL7C-R36Hの注目ポイント

GALLERIA XL7C-R36Hの注目ポイントについて詳しく解説してきます。

重めの3Dゲームまで快適なゲームパフォーマンス

軽めから超重めの12種類の3DゲームでFPS等をグラフィック設定別に計測したところ、最大画質設定で大体60~170FPSで遊ぶことができます。

1つ重いゲームに関しては35FPSでしたが、中間画質ぐらいに落とせば、60FPS以上で快適なラインを超えると思います。

 

普通のゲームなら60FPS、シューティングやレーシング系などの動きの激しいものなら60~120FPSであれば十分快適と言えるので、GALLERIA XL7C-R36Hであれば問題なしですね。

重めのゲームで最高画質設定だと60FPSを下回るものもでてきますが、標準設定などにしてFPSを優先すれば大丈夫です。

 

各種ゲームの詳しいベンチマークは、GPU性能(ゲーム含む)で解説していきます。

 

16型の大画面と占有率で圧巻の迫力・臨場感

GALLERIAシリーズのノートPCは、今まで15.6インチと標準的な画面サイズでしたが、今回は16インチと少し大きくなりました。

解像度は、1,920×1,080のFHDから1,920×1,200のWUXGAに変更で、以前のモデルより縦長になりました。

GALLERIA XL7C-R36Hのデスクトップ画像

(今回のモデル)

GALLERIA RL5C-R35Tのデスクトップ画像

(以前のモデル)

ひと目で分かるように、モニターしたのベゼルも極細になっており、画面占有率が向上しています。

画面が大きくなることで、ゲームの臨場感や迫力、没入感が増すので良いポイントですね。

 

 

 

GALLERIA XL7C-R36Hのスペック

GALLERIA XL7C-R36Hの正面

GALLERIA XL7C-R36Hのスペックは次の通りです。

製品名GALLERIA XL7C-R36H
CPUIntel Core i7-12700H
メモリ16GB
GPUNVIDIA GeForce RTX 3060 6GB
ストレージ512GB Gen4 NVMe SSD
サイズ(横)358 x (縦)247 x (高さ)20 mm
重量本体:約2.15kg
バッテリー約7.1時間
ディスプレイ16インチ 狭額ベゼル リフレッシュレート165Hz
非光沢WUXGA液晶(1920×1200ドット表示)
インターフェース3.2Gen1 Type-A x2
3.2Gen2 Type-C x1 (DP1.4対応 / PD対応* 100Wまで)
Thunderbolt4 Type-C x1 (PD対応*100Wまで)
マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子 x1 (3.5mm / CTIA)
HDMI2.1 x1
SDカードリーダー (SDXC/SDHC対応) x1
*USB PD動作時はパフォーマンスに制限がかかります
生体認証顔認証
価格約21万~

※製品仕様や販売価格については、2022/09/12の執筆時点のもので、今後変更される可能性があります。

 

他にも様々な構成があるので、ゲーミングノートPCのスペック一覧を確認したい方は、GALLERIAの4つのシリーズを参考にして下さい。

 

外観

GALLERIA XL7C-R36Hの正面
GALLERIA XL7C-R36Hの背面

ガンメタリックを基調としたカラーリング。

形状もシンプルで無骨な印象です。

 

耐久性の高いアルミボディで、エッジはダイヤモンドカットされています。

以前のモデルでは、このようなカットはなく、高級感が増しましたね。

 

(今回のモデル)

パフォーマンスモード

(以前のモデル)

以前のモデルの電源ボタンは、キーボードと独立した部分にありましたが、今回のモデルでは、キーボード内の右上に移動。

また、電源ボタンの横にあったモードチェンジのボタンは廃止したようです。

 

静かに作業したい時はパフォーマンスを下げることでファンの騒音も小さくして、ゲームなどの高負荷で作業したい時はパフォーマンスを上げるといったことがワンボタンで切り替えできたので、少し残念なポイント。

 

ファンの吸気口・排気口

GALLERIA XL7C-R36Hの背面のファン
GALLERIA XL7C-R36Hの吸気口・排気口

ファンは左右に2基搭載されていて、排気口・吸気口は背面とリア部分にあります。

リア部分は閉じている時はほとんど見えないようになっています。

 

GALLERIA UL7C-R36の吸気口・排気口

以前のモデルでは、サイドにも排気口が開いていてゴツゴツしている印象です。

それと比較すると今回のモデルは、かなりスマートになっていますね。

 

静音性については、ファンの静音性で計測器を用いて検証していきます。

 

使用用途別の快適度

GALLERIA XL7C-R36Hの使用用途別の快適度

MEMO
快適度は、Intel Core i7-12700H / 16GB / NVIDIA GeForce RTX 3060 / 512GBの構成(GALLERIA XL7C-R36H)で確認しています。
使用用途快適度コメント
普段使い
(ウェブ, 動画視聴等)
とても快適
ビジネス用途
(Office, メーラー等)
とても快適
ブログ執筆とても快適
ゲーム軽量級・中量級の3Dゲームが80~170FPS、重量級のゲームでも
60~80FPS程度出てとても快適なので、幅広いゲームのプレイが可能。
ただ一部の超重いものだと35FPS程度になるが、
画質設定を下げれば60FPSはでそうなので、
プレイに支障をきたすレベルでは無い。
画像編集とても快適
動画編集Youtube向けのFHD動画であれば快適に編集・エンコードができます。
※4K動画編集は未検証。
プログラミングとても快適
トレード
(株/FX/仮想通貨)
とても快適
データ分析・AI学習これから勉強し始める方、検証用であればOK
※本番環境用としては、ノートPCだと長時間利用は厳しい
※使用用途毎の目安スペックやPCパーツの役割などについては、それぞれのリンク内で解説しています。

 

本体サイズ・重量

GALLERIA XL7C-R36HのサイズをA4クリアファイルと比較
GALLERIA XL7C-R36Hの高さを本と比較
実測値公称値
355 mm358 mm
245 mm247 mm
高さ22 mm20 mm
※高さは、一番高い部分で計測しています。

A4より1回りほど大きいサイズ感で、大きめのリュックであれば問題なく持ち運べますね。

 

GALLERIA XL7C-R36HのサイズをA4クリアファイルと比較

(今回のモデル)

GALLERIA UL7C-R36のサイズをA4クリアファイルと比較

(以前のモデル)

GALLERIA RL5C-R35TのサイズをA4クリアファイルと比較

(より以前のモデル)

今回のモデル以前のモデル
(GALLERIA UL7C-R36)
より以前のモデル
(GALLERIA RL5C-R35T)
355 mm355 mm360 mm
245 mm230 mm245 mm
高さ22 mm26 mm25 mm

横と縦に関しては、”より以前のモデル”と”以前のモデル”を比較するとコンパクトになっています。

これに対して、”以前のモデル”と”今回のモデル”を比較すると横幅は同じですが、縦幅は長くなっており、”より以前のモデル”と同じになっています。

 

ですが、画面サイズが15.6インチから16インチになっていることを考えれば納得です。

GALLERIA XL7C-R36Hのデスクトップ画像

(今回のモデル)

GALLERIA RL5C-R35Tのデスクトップ画像

(より以前のモデル)

 

“より以前のモデル”だとモニター下のベゼルが分厚くなっていますが、”今回のモデル”では極細です。

 

また、高さに関しては、26, 25mm程度から22mmとさらに薄くなっています。

3,4mmじゃ大して変わらないんじゃないかと思われるかもしれませんが、箱から開封して持った瞬間「あ、薄くなってるな!」と分かるほどです。

 

重量について

GALLERIA XL7C-R36Hの本体の重量
GALLERIA XL7C-R36Hの充電器の重量
実測値公称値
本体約2.1kg約2.15kg
充電器約482g
合計約2.6kg

重さはほぼ公称値通りで、本体と充電器で約2.6kgなので、パソコンと充電器だけを持ち運ぶ分には全然負担になりませんね。

しかし、大学生で本など他の荷物と一緒に運ぶとなると少し重いかなという印象です。

 

充電器は、ゲーム用途で電力が結構必要なので、重量・サイズが大きめになりがちですが、ゲーミングPCであれば大体このくらいのサイズ感になります。

 

以前のモデルと比較すると重量が約1.9kgだったので、15.6インチから16インチに変わった影響で少し重くなっていますね。

 

ただ、バッテリーに関しては、5,600g台だったものを400g台まで落としているので、かなりコンパクトになっています。

GALLERIA XL7C-R36Hの充電器の重量

(今回のモデル)

GALLERIA UL7C-R36の充電器の重量

(以前のモデル)

見で分かる通り、以前のモデルは充電器本体部分が重量計からはみ出ていますが、今回のモデルでは収まっています。

 

本体重量は増えましたが、充電器の重量は減ったので、合計で言えばそれほど変わっていません。

 

ディスプレイ

GALLERIA XL7C-R36Hのデスクトップ画像

ディスプレイ16インチ 狭額ベゼル リフレッシュレート165Hz
非光沢WUXGA液晶(1920×1200ドット表示)
画面サイズ16インチ
解像度1920×1200
縦横比8:5
リフレッシュレート165Hz
光沢非光沢(アンチグレア)
タッチパネル×
ベゼル (枠)(横)0.6 x (縦)0.9mm

リフレッシュレートが165Hzで、ゲーミング仕様の高リフレッシュモニターを搭載しています。

以前から、GALLERIAシリーズは60Hzから120Hz, 144Hzと徐々に高いものに変更されてきましたが、165Hzと割と高めなモニターですね。

過去に240Hzモニター搭載のモデルもありましたが、今回はそこまでは不要と判断したのか165Hzですね。

 

後程、ゲームのベンチマークもしていきますが、最高画質で軽量級・中量級の3Dゲームが80~170FPSなので無駄のない仕様と言えるでしょう。

また、FPSゲームなど1フレーム単位で勝敗を分けるような場合は、高リフレッシュレートモニターの方が状況判断や行動を早く出せるので有利と言われているので、そういう面でもメリットがありますね。

 

GALLERIA XL7C-R36Hの映り込み1

非光沢液晶なので暗い画面でも映り込みはほとんどないですね。

ケンさん

ゲームのロード画面や映画・ドラマの暗いシーンで自分の顔が映り込んで、現実に戻されることもないで!

 

キーボード・タッチパッド

GALLERIA XL7C-R36Hのキーボードとタッチパッド

キー配列日本語配列
テンキー
バックライト
RGBライト×
タッチパッド(横)13.5 x (縦)8.6cm
キーピッチ459.8mm (標準:19mm)
キーストローク1.19mm (標準:2~3mm)

キーが独立したアイソレーションタイプで、打鍵感もしっかりとしていて打ちやすかったですね。

 

キー配列については、個人的に以下のポイントをチェックしています。

  • Ctrlが左下か(無いとショートカットキーが使いづらい)
  • Enterが縦2マスか(1マスだと押し間違い多発)
  • Shiftキーが大きいか(小さいと押し間違い多発)
  • DelとBackSpaceがEnterの上にあること(無いと文字削除しづらい)
  • 記号・矢印キーが変な場所にないか

ケンさん

これでキーボード入力の効率めっちゃ変わるからな!

この辺りは全然大丈夫ですね。

かなり前のモデルでは、ちょっと納得いかないキー配列もあったのですが、ここは改善され続けてきたので問題なしです。

 

GALLERIA XL7C-R36Hのキーボードとタッチパッド

(今回のモデル)

GALLERIA UL7C-R36のキーボードとタッチパッド

(以前のモデル)

以前のモデルと比べるとテンキーが付いていることが分かりますね。

私の知る限り過去のモデルも含めるとテンキーの有無は、あり⇒なし⇒ありと変わってきています。

 

私としては、テンキーはたまに使うことがあるので有った方が良いかなと思っています。

テンキーがないと横に並んでいる数字キーを使わないといけないので、これだと正直打ちづらいです。

 

とは言え、テンキーがなかったらなかったで、別途テンキーを買っても良いかなと思っているので、必ずしもテンキーが付いていた方が良いとまではいかないですね。

 

また、タッチパッドのサイズもかなり大きくなっています。

以前のモデルだと(横)11.6 x (縦)7.2cmで、これは今までほとんど変更はありませんでした。

 

しかし、今回のモデルは(横)13.5 x (縦)8.6cmと1~2cmの大幅アップで、操作性も格段にアップしました。

画面の端から端に移動しても、タッチパッドのスペースに十分余裕があるので、カーソルを移動するのに何回も指を置き直さないということは全くありません。

 

キーボードのバックライトについて

キーにはバックライトが搭載されているので、暗い場所での作業でもしっかりとキーを確認しつつ、文字入力をすることができます。

GALLERIA XL7C-R36HのキーボードのLED

RGB制御はできなくなっています。

 

インターフェース

インターフェース周りは次のようになっています。

 

左側

GALLERIA XL7C-R36Hのインターフェースの左側

セキュリティロック x1
USB 3.2Gen2 Type-C x1 (DP1.4対応 / PD対応* 100Wまで)
USB 3.2Gen1 Type-A x1
SDカードリーダー (SDXC/SDHC対応) x1
マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子 x1 (3.5mm / CTIA)
*USB PD動作時はパフォーマンスに制限がかかります

 

右側

GALLERIA XL7C-R36Hのインターフェースの右側

Thunderbolt4 Type-C x1 (PD対応*100Wまで)
USB 3.2Gen1 Type-A x1
HDMI2.1 x1
充電コネクタ x1

 

GALLERIA XL7C-R36Hのインターフェースの右側

(今回のモデル)

GALLERIA UL7C-R36のインターフェースの右側

 

(以前のモデル)

ポートの豊富さにも驚きますが、何と言っても以前のモデルと比較するとかなりスタイリッシュになってることに驚きました。

排気口もなくなり、ポートのみとなっており、さらに本体が薄くなっているのでめちゃくちゃ良い感じですね。

 

以前のモデルをレビューしている時は、特にゴツゴツしているといった印象はなかったのですが、今回のモデルと並べて比較するとこんなにゴツゴツしてて大きかったのかと違った印象を受けてしまいました。

 

カメラ

GALLERIA XL7C-R36Hのフロントカメラ

カメラ画素数プライバシー
シャッター
フロントカメラ約100万画素×

カメラはモニターの上部に付いていて、画質・画素数は良くもなく悪くもなく、いたって標準的なカメラです。

ゲーミングPCであれば標準的な仕様ですね。

 

カメラが下側に付いているPCもありますが、本モデルのように、上に付いている方がZOOM会議などで顔を出す際に、映りがマシになるのでおすすめ。

 

また、IR専用カメラも搭載しているので、Windows Helloの顔認証も使うことができます。

面倒なパスワード入力を省くことができます。

 

 

GALLERIA XL7C-R36Hのベンチマーク

GALLERIA XL7C-R36Hのベンチマーク

検証機のスペック

製品名GALLERIA XL7C-R36H
CPUIntel Core i7-12700H
(14コア/20スレッド, 2.3GHz Max 4.7GHz)
メモリ16GB
GPUNVIDIA GeForce RTX 3060
ストレージ512GB

電源モードは、一番パフォーマンスができるようにするため、”最適なパフォーマンス“で検証していきます。

また、ネットは有線接続です。

 

MEMO
ベンチマーク結果は、パーツ構成、計測する環境・設定、個体差などによって大きく変わる場合があります。

 

アプリ実行の総合的パフォーマンス

アプリケーションの実行における総合的なパフォーマンスを計測する『PCMark10』のベンチマーク結果です。

 

それぞれの項目の総合スコアにおいて、公式の推奨スコアの約2倍前後の性能がありますね。

実際に、ベンチマーク以外にも色々と作業してみましたが、快適に動作しており、カクつきでストレスになることはありませんでした。

GALLERIA XL7C-R36HのPCMark10のベンチマーク結果

カテゴリ項目スコア
一般的なアプリアプリの起動13152
ビデオ会議7480
ウェブブラウジング9969
総合スコア
(推奨スコア:4100以上)
9935
ビジネス系アプリスプレッドシート作業11493
文書作成6996
総合スコア
(推奨スコア:4500以上)
8966
クリエイティブ系アプリ写真編集12668
動画編集6210
レンダリング12862
総合スコア
(推奨スコア:3450以上)
10039
総合スコア6907

 

カテゴリ別に推奨されるスコアは以下の通りです。

カテゴリ推奨スコア解説
一般的なアプリ4100以上一般的な用途で様々な簡単なタスクをする場合
ビジネス系アプリ4500以上事務作業と軽いメディアコンテンツ作業をする場合
クリエイティブ系アプリ3450以上写真/動画/その他コンテンツの編集をする場合

 

ストレージ性能

ストレージは、SSDの中でも高速なPCI Express 4.0対応のNVMe SSDが搭載されており、理論上の読み込み速度が最大で7GB/sと高速です。

実測値は、読み込み速度が毎秒約6.7GB, 書き込みが毎秒約4.8GBと高速です。

GALLERIA XL7C-R36HのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果

読み込み速度書き込み速度
シーケンシャル6742.4 MB/s4817.4 MB/s
ランダム933 MB/s370.6 MB/s
※ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」にて、計測しています。

 

ちなみに、以前のモデル、より以前のモデルは次の通りです。

GALLERIA UL7C-R36のCrystalDiskMarkのベンチマーク結果

 

(以前のモデル)

GALLERIA RL5C-R35TのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果

 

(より以前のモデル)

読み込み速度が2.5GB、そして、PCI Express 4.0対応となり、約5GBまで到達しましたが、今回は6.7GBとさらに大幅に上回ってきました。

ほぼほぼ理論値ですね。

また、書き込み速度も2倍以上と大幅アップです。

 

CPU性能

CPUは『Intel Core i7-12700H』を搭載しており、14コア/20スレッド、クロック周波数が2.3GHz(最大 4.7GHz)と仕様としては、ハイエンドCPUとなります。

 

ノートPCの中で、今までレビューした中で最も性能が高いですね。

実際に使ってみた感じで言うと、軽めの作業は全然余裕で、クリエイティブ用途などの重めの作業でも大丈夫です。

 

特に言うことは無いほど、十分な性能です。

GALLERIA XL7C-R36HのCINEBENCH R20のベンチマーク結果

項目スコア
CPU5474
CPU(Single Core)687
※ベンチマークソフト「CINEBENCH R20」にて、計測しています。

 

CPUCINEBENCH R20
Core i9-14900HX
7927
Core i7-13700H
6095
Core i7-12700H
5474
5618
Ryzen 7 4800H
4303
Ryzen 7 5800H
4056
Core i7-11800H
3806
Ryzen 5 4600H
3314
Core i7-10875H
3055
Core i7-10750H
2816
Core i5-11400H
2678
Core i7-9750H
2576
Ryzen 5 5500U
2327
Core i7-1165G7
1840
Ryzen 5 4500U
1748
Core i5-10300H
1721
Ryzen 5 3500U
1375
Core i5-10210U
1110
※スコアは当サイトが計測した平均値
※ノートPC向けのみを表示

 

GPU性能(ゲーム含む)

ブラウザゲーム、2Dゲームから3Dゲームの中でもグラフィックが綺麗で重めなものまで楽しむことができます。

 

FPSは、全体的に60~170程度で快適に遊べます。

計測した中では、唯一、Red Dead Redemption 2が35FPSであまり出なかったのですが、最高画質設定でこの数値なので、設定を変えれば普通に60FPSで遊べると思います。

GALLERIA XL7C-R36Hの3DMarkのベンチマーク結果

項目スコア
グラフィックスコア7544
グラフィックテスト150.04 FPS
グラフィックテスト242.6 FPS
CPUスコア8605
CPUテスト28.91 FPS
総合スコア7686
※ベンチマークソフト「3DMARK」にて、計測しています。

 

また、3DMarkで算出される各種ゲームのFPSは次の通りです。

ゲーム設定FPS
Battlefield V1440p Ultra75+ FPS
1080p Ultra95+ FPS
Apex Legends1440p Ultra85+ FPS
1080p Ultra125+ FPS
GTA V1440p Ultra50+ FPS
1080p Ultra75+ FPS
Fortnite1440p Ultra60+ FPS
1080p Ultra95+ FPS
Red Dead Redemption 21440p Ultra30+ FPS
1080p Ultra35+ FPS
※FPSは平均値で、3DMarkスコアとゲームテストに基づいた見積もりです。
※Ultraはゲームのグラフィック設定が最大を意味します。
※レイトレーシング機能はオフ。
GPU3DMark
RTX 4070 Laptop GPU
12253
RTX 4050 Laptop GPU
8584
RTX 4060 Laptop GPU
8387
RTX 3060 Laptop GPU
7544
7868
RTX 3070 Ti Laptop GPU
7637
GTX 1660 Ti
6360
GTX 1660
5444
RTX 3050 Ti Laptop GPU
5241
Intel Arc A550M
4352
GTX 1650 Ti
3577
GTX 1650
3291
Intel Iris Xe (CPU内臓)
1511
AMD Radeon (CPU内臓)
605
Radeon Vega 8 (CPU内臓)
601
Intel UHD (CPU内臓)
338
※スコアは当サイトが計測した平均値
※ノートPC向けのみを表示

 

その他、ゲームのベンチマークでグラフィック性能を確認してみましょう。

 

軽量な3Dゲーム:ドラゴンクエストX

GALLERIA XL7C-R36HのDQXのゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア平均FPS評価
最高品質17093159.6 FPSすごく快適
標準品質17018159.6 FPSすごく快適
低品質18042167.4 FPSすごく快適
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

普通の3Dゲーム:FF14

GALLERIA XL7C-R36HのFF14のゲームベンチマーク結果

設定スコア平均FPS最低FPSロード時間
(合計)
評価
最高品質16663118.1 FPS62 FPS11.6 秒非常に快適
高品質18947136.6 FPS64 FPS11.2 秒非常に快適
標準品質20525148.4 FPS69 FPS10.5 秒非常に快適
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

重めな3Dゲーム:FF15

GALLERIA XL7C-R36HのFF15のゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア平均FPS評価
高品質806584.8 FPS快適
標準品質10523109.4 FPSとても快適
軽量品質13081134 FPS非常に快適
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

PSO2

GALLERIA XL7C-R36HのPSO2のゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア平均FPS
ウルトラ1291572.2 FPS
34820125.8 FPS
最低47513171.6 FPS
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:フルスクリーン

 

Far Cry 6

GALLERIA XL7C-R36HのFar Cry 6のゲームベンチマーク結果

グラフィック設定平均FPS最低FPS最高FPS
最高78 FPS70 FPS89 FPS
88 FPS77 FPS99 FPS
99 FPS89 FPS111 FPS
109 FPS98 FPS123 FPS
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:フルスクリーン

 

Watch Dogs: Legion

GALLERIA XL7C-R36HのWatch Dogs: Legionのゲームベンチマーク結果

グラフィック設定平均FPS最低FPS最高FPS
最高56.3 FPS96.3 FPS19.6 FPS
とても高い73.1 FPS112.5 FPS26.1 FPS
82.5 FPS115.2 FPS31.7 FPS
93.1 FPS138.5 FPS29.8 FPS
99.5 FPS147.2 FPS26.7 FPS
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:フルスクリーン

 

VR:VRMark

VRゲームのパフォーマンスを計測する『VRMark』のベンチマーク結果です。

PCの映像をVR機器に出力した際のFPS値が分かるので、VRでゲームをプレイしたい方は参考になると思います。

GALLERIA XL7C-R36HのVRMarkのベンチマーク結果

VRMark Orange Room
スコア8653
平均FPS188.6 FPS
推奨構成FPS109 FPS
最低構成FPS81 FPS

 

動画編集のエンコード性能

Adobe Premiere Proで、YouTube向けを想定した動画編集でハードウェアエンコードをした場合の時間を計測します。

GALLERIA XL7C-R36HのAdobe Premiere Proのエンコード結果

エンコード時間:00:03:21
※約10分のFHD/30p動画をH.264形式、[YouTube 1080p フル HD]プリセット、ハードウェアエンコードで書き出した時間
※動画は過去にYouTubeに公開したもので、カット、テロップ、BGMなど一般的な解説動画向けの編集をしています。

 

10分の動画が3分半なので速いと言えば速いのですが、他のモデルが1分半とかなので比べると少し遅めですね。

 

バッテリー容量・駆動時間

GALLERIA XL7C-R36Hのバッテリーベンチマーク結果

バッテリー容量:82,044 mWh

GALLERIAの以前のモデルと比較すると、かなり容量アップしています。

今まで、46,740mWh、または、62,320mWhだったので、今回は1.3倍、1.75倍となっているので、より長時間の作業が可能となります。

 

各作業のバッテリー時間

作業計測時の
バッテリー残量
駆動時間駆動時間
(100%換算時)
高負荷 (Cinebench/CPU100%)100~80%00:20:3001:42:29
ローカル動画再生80~60%00:46:0103:50:05
普段使い作業 (PCMark10)60~40%00:18:4701:33:56
アイドル状態40~20%00:47:1503:56:16
合計02:12:3302:45:41
※一般的な利用シーンを想定して、BluetoothやWi-Fiを切ったり、画面の明るさを暗くしたりなどせず計測
※高負荷については、Cinebench R20を繰り返し実行し、CPUが100%の状態

以前のモデルだと、100%換算時の駆動時間の合計が1時間33分、2時間14分なので、それと比べるとかなり長くなっていますね。

バッテリーの容量も増えたことも大きいと思いますが、CPUやGPUの性能も上がり、消費電力も高くなっているはずですが、これらのパーツの消費電力とパフォーマンスの効率も良くなっていることも影響しているでしょう。

 

ファンの静音性

GALLERIA XL7C-R36Hのファン静音性のベンチマーク結果(普段使い時)

普段使い時

GALLERIA XL7C-R36Hのファン静音性のベンチマーク結果(ゲーム時)

ゲーム時

GALLERIA XL7C-R36Hのファン静音性のベンチマーク結果(CPU高負荷時)

CPU高負荷時

騒音レベル
アイドル時0 dBA
普段使い時 (PCMark10)36.3 dBA
ゲーム時 (FF15)52.6 dBA
CPU高負荷時 (Cinebench/CPU100%)45.9 dBA

アイドル時はファンは停止しているので無音です。

一番音が大きいのはゲーム時(FF15・最高品質)で52.6dBAほどで目安としては普通の範囲ですが、パソコンとしては少しうるさいですね。

実際に聞いてみても、あまり音を気にしない方であれば大丈夫だと思いますが、音が気になる方は厳しいでしょう。

 

そういう方は、GALLERIAシリーズのデスクトップPCだとゲーム時も40dBA以下で静かでおすすめです。

 

騒音レベルの目安

デシベル(dBA)目安①目安②具体例
70うるさいかなりうるさい、かなり大きな声を
出さないと会話ができない
・騒々しい街頭
・セミの鳴き声 (2m)
60非常に大きく聞こえうるさい、
声を大きくすれば会話ができる
・普通の会話
・洗濯機、掃除機、テレビ
50普通大きく聞こえる、通常の会話は可能・家庭用クーラー (室外機)
・換気扇 (1m)
40聞こえる会話には支障なし・静かな住宅地
・図書館
30静か非常に小さく聞こえる・郊外の深夜
・ささやき声
20ほとんど聞こえない・ささやき
・木の葉のふれあう音

 

 

GALLERIA XL7C-R36Hの実機レビューまとめ

ドスパラの『GALLERIA XL7C-R36H』を実機レビューしました。

 

注目ポイント!
  • 重めの3Dゲームまで快適なゲームパフォーマンス
  • 16型の大画面と占有率で圧巻の迫力・臨場感

 

今回は、主に外観のアップグレートが大きかったですね。

  • ダイアモンドカットで高級感のあるデザイン
  • サイドの排気口は無くなり、よりスタイリッシュに
  • タッチパッドが大きくなり操作性向上
  • 15.6インチから16インチに

ゲームに関しても、少なくとも私が計測した12のゲームでは快適に遊ぶことができるので、ゲーミングPCとしても申し分ない性能を持っていますね。

 

スペックは、Intel Core i7 12700H × GeForce RTX 3060でしたが、他にもラインナップがあるので確認したい方は、GALLERIAの4つのシリーズを参考にして下さい。

 




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