動画に、ザッーと雑音・ノイズが入ってしまったから除去したい…
撮影した動画を編集しようと素材を確認したところ、雑音やノイズに気づくパターンを多いのではないでしょうか?
撮影時に気づけば、もう一度撮り直すということができますが、後からだと中々難しかったり、やる気が起きなかったりします。
そんな時に役立つのが、Filmoraのノイズ除去機能です。
Filmoraを使うと、簡単にノイズ除去をかけることができるので、ぜひ覚えておきましょう。
(引用元:Filmora公式チャンネル)
他にも動画編集の目安スペックやおすすめPC、"無料"で5つの結婚式エフェクトが付いてくる超お得な『Filmora Wedding』についても解説しています。
ケンさん
目次
Filmoraのノイズ除去について
Filmoraのノイズ除去機能は、動画や音声に入った雑音、環境音などのノイズを除去してくれる機能です。
特に次のような場合に重宝する機能ですね。
「カメラのマイク設定をした上で、ノイズが入っていて困ってる。」
「今後マイクの設定を見直すとして、もう撮影したノイズって何とかできないの?」
そういう場合は、動画編集ソフト側でノイズを除去してあげましょう。
ノイズの程度によって異なりますが、完全に消えることもあれば、ノイズが強すぎて完全には消えないこともあります。
ですが、強い場合でもある程度ノイズを軽減し、音声などを聞き取りやすくすることはできます。
動画の音質は、ユーザーの満足度にも影響するため、動画を再生してみてノイズが気になるようであれば、ノイズ除去機能を使って改善できないか試しておきましょう。
YouTubeでもマイクの音質を改善することで視聴維持率(※)が数%上がったりするので、ノイズが原因で音質が低下して視聴維持率も下がってしまうことも考えられます。
データからも分かるように、意外にも音質はユーザーの満足度を左右する要因になっているようです。
※視聴維持率とは、ユーザーが動画をどれくらい見続けたかを示す指標で、動画に対するユーザーの満足度を示すデータと思っていただければOKです。
≫ 関連記事:Filmoraのダウンロード・購入方法をたった3ステップで解説【画像付き】
Filmoraでノイズを除去する方法
Filmoraを使ったノイズ除去の方法はとても簡単です。
- オーディオ調整画面を開く
- オーディオ調整画面でノイズ除去の有効と強度の設定
この2ステップでオッケーです。
①オーディオ調整画面を開く
まずは、下側のタイムラインビューにあるカットを右クリックして、[オーディオを調整する]を選択します。
または、そのままカットを左クリックすると右側に編集メニューが出てくるので、[オーディオ]タブを開きましょう。
ノイズ除去は、動画や音声のカット単位にしかかけることができないので、複数のカットにノイズがある場合は、1つ1つ設定していく必要があります。
そのため、ノイズがある場合はカット編集後では無く、編集前の1つの長い素材の内に設定しておいた方が効率的ですね。
②オーディオ調整画面でノイズ除去の有効と強度の設定
一言でノイズ除去といっても、Filmoraでは、様々なノイズ除去方法があります。
そのため、始めの方はわかならないと思うので、色々試してどこが変わるのか確認してみるといいでしょう。
今回は例として、[通常ノイズ除去]で説明していきます。
説明するといっても、右にあるチェックをONにして、除去の強さを[低], [中], [強]の中から選ぶだけです。
強すぎると消えてほしくないところまで、音が消えたり、小さくなることがあるので、音声を聞きながら適切な強さでノイズ除去をしましょう。
個人的には、[弱]だと弱すぎるので、[中]を使うことが多いです。
[強]は、自分の喋っている声などにも少し影響しているような感じがするので、あまり使いませんね。
リバーブ除去、ハムノイズ除去、ヒス除去と聞き慣れない言葉が出てきたので、簡単に解説しておきます。
リバーブとは残響という意味で、リバーブ除去は、この残響音や反射音を提言してくれます。
ハムノイズとは、電源周波数の低い「ブーン」「ジジーッ」「ビリビリ」といった雑音のことで、パソコンやコンセントから発生する電気的な音が、いくつも重なって大きくなったノイズのことです。
ヒスノイズとは、アナログの磁気テープを再生した際の「シー」「サー」といった連続的な雑音のことです。
様々なノイズ除去方法があるので、カットに合わせたものを選びましょう。
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まとめ:ノイズや雑音が少しでも気になる場合、すぐにノイズ除去!
ノイズの激しい動画は、耳障りな感じやストレスの原因になり、見てくれるユーザーの満足度が下がってしまいます。
みなさんも今まで見た動画の中で、ノイズがひどくて耳障りになったり、視聴をやめようと思ったりしたことがあるのではないでしょうか?
音質を改善することで、より長く動画を見てくれるというデータもあるので、音質で改善できるところはしておくべきでしょう。
せっかく、動画のコンテンツが良いものであっても、ノイズで音質が悪くて見てもらえない…となればもったいないですからね。
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