- かっこいい見た目のゲーミングPCでモチベを上げたい！
- ゴリゴリの「ザ・ゲーミングPC」みたいなかっこいいPCが欲しい！
- どのメーカーも無難なデザインで面白くない！
- 量産型デザインより、個性的ケースで自慢したい！
多くPCメーカーが、製造ラインやコスト削減の観点から量産型のケースを使っており、かっこいいゲーミングPCを欲しい方からすれば「ちょっと納得できないな…」ということが多いと思います。
一部デザインの良いケースであったり、自作PCのケースを使って組み立てているメーカーがありますが、約20社近くあるPCメーカーから探すのは大変です。
そこで、パソログを運営する上で、ほぼすべてのメーカーを把握している私が、かっこいい見た目のゲーミングPCがあるメーカーを紹介します。
この記事を読むことで、デザインが豊富なPCメーカーだけでなく、各メーカーのサンプル画像や選び方も分かります。
グラボ別・ゲーム別のベンチ結果、ゲーミングPCの目安スペック・よくある質問なども解説しています。
目次
かっこいい・見た目がGoodなゲーミングPC
PCは、性能面では色々とバリエーションがありますが、かっこよさであったり、見た目であったりのデザイン部分については、それほどバリエーションがありません。
なぜ、それほど少ないのか、そして大手になればなるほど汎用品で無難なデザインになりがちですが、その理由なども解説していきます。
かっこいい見た目のPCはごく少数
既に、カッコいい見た目のPCを探した方なら気づいたと思いますが、思いのほかPCのデザインって少ないんですよね。
ほとんどのPCメーカーが次のパターンが多いです。
- ベースモデルに使われているPCケース
- カスタマイズ画面で変更不可、変更できたとしても2,3種類のみ
自作PCであれば、デザインは自由自在で種類が豊富ですが、BTOパソコンの場合はそうとも限りません。
同じメーカーでは数種類しかなく、さらにカスタマイズでケースを選ぶこともできないことが多い上、無難なデザインがほとんどです。
最近は、少しバリエーションは出てきてはいるものの、自分の価値観にグッとくるかっこいいデザインが探せるほど幅が広いとは言えません。
かっこいい見た目などのデザインは、数値化できる性能とは違い、人それぞれ感じ方によってそれぞれなので、それを全体的にカバーできるほどデザインの幅を広げるのは、メーカー側としてもなかなか難しかったりします。
大手PCメーカーでデザインが統一・少なくなる理由
大手メーカーのPCは、デザインが統一的で種類が少ないことが多いです。
PCのカテゴリーがスタンダードPC、ゲーミングPC、クリエイティブPCの3つがあって、デスクトップとノートで計6種類ぐらいのデザインしかないパターンが多いです。
そこでゲーミングPCを選ぶとなるとデザインの選択肢はほぼ無いと言っていいでしょう。
このように、大手のメーカーがデザインを統一したり、少なくしたりする理由は次の通りですね。
- 大量生産でコストを下げれるから
- 種類が少ないから在庫管理が楽
- デザインより性能や価格の方が重要
PCは結局のところ、作業するための道具ですから、やりたいことができる性能があれば良いと思う人の方が多いわけです。
ケンさん
“デザインにこだわって高くなってしまうのか“、”デザインは何でも良いから安くしてくれ“となれば、後者を選ぶ方がどうしても多くなります。
そうなると、メーカーにとっては色々なケースを在庫いっぱいにしながら用意するより、デザインを統一して大量生産して販売価格を下げる方がメリットが大きいし、利益率も高くなるという訳です。
また、PCメーカー側もケースの種類を増やすことで、在庫リスクや検証パターンが増えるのも嫌なのだと思います。
もちろん、デザイン性を追求するのが悪いと言っているわけではありませんし、私もケースにはこだわりがあるので気持ちは分かります。
一口に”かっこいいPC”と言っても、強化ガラスで中身が見えた方がかっこいいと思う方もいいれば、アルミ素材の光沢感・高級感のある見た目の方がかっこいいと思う方もいると思います。
他にLEDでも、ガンガン光っている、控えめにワンポイントで、全く光っていないなど人それぞれだと思います。
このように、見た目やデザインは、性能のように分かりやすい基準ではないので、私の思うかっこいいPCを3,4個紹介するだけでは、きっと納得しないと思います。
そこで、デザインの幅が広いPCメーカーを特徴や例を含めて紹介するので、そこから先はご自分で探してみて下さい。
その中から選べば、きっと自分の感情にグッとくるようなかっこいい見た目のゲーミングPCを見つけることができると思います。
ケンさん
アプライドネット：約30種類のPCケース
アプライドネットは、ゲーミングPCやLG gram、MSI、GIGABYTEなどのノートPC、ゲーム向けのデスクやチェアなどを取り扱ったゲーミング家具、PCパーツなどを販売しているメーカーです。
ゲーミングデスクトップPCは、自作PCで使われるPCケースの中でも、カッコいい・派手なデザインが多めです。
かっこいいゲーミングPCの特徴と例
約20～30種類ほどのケースがありますが、結構派手目なデザインのものが多いですね。
ケンさん
サイドパネルが強化ガラスでLEDライティングは、ゲーミングPCであれば普通という感じですが、このメーカーは、フロントパネルやその他のパネルも強化ガラスになっているものがあったり、そもそも、四角い箱じゃないケースもあったりとかなりユニークですね。
特にすごいのが、これらのオープンフレーム型のケースですね。
オープンフレーム型のゲーミングPCで、ゴリゴリにかっこいい「ザ・ゲーミングPC」みたいなデザインが好きな方にはおすすめです。
自作PCでもオープンフレーム型を選ぶ人は珍しいですし、PCメーカーも扱っているのは22社見た中では、アプライドネットだけですね。
CPU、GPU、メモリやストレージの基本スペックと価格を見ると正直高いですが、こういったオープンフレーム型のケースだけで、3～5万円ぐらいするので、それ込みで考えれば妥当ですね。
かっこいいゲーミングPCの選び方
ゲーミングPCのページの真ん中あたりに、ゲーミングPCブランドを紹介しているところがあるので、そこから各ブランドのリンクを見ていくと探しやすいと思います。
パソコンSHOPアーク：約30種類のPCケース
MSIやGIGABYTEなどのPCも扱う代理店な側面もありながら、arkhive（アークハイブ）という最近立ち上げた自社ブランドもあり、PCパーツの情報発信や販売など色々やっています。
かっこいいゲーミングPCの特徴と例
約20～30種類ほどのケースが展開されており、強化ガラスやPCケース自体がワンポイント光っているものなど色々あります。
他のメーカーは、フロントパネルがメッシュでファンが見えていたり、密閉型で凹凸がない板一枚だったりのケースが多いのですが、アークは、フロントパネルも装飾が施されているものが多いですね。
かっこいいゲーミングPCの選び方
PCケースを中心に選ぶには、アークの「BTO検索」ページで、「ゲーミングデスクトップ」のタグを入れると手っ取り早く色々なPCケースを見ることができます。
カスタマイズ画面に行くとケースの項目がありますが、ケースによっては変更もできます。
強化ガラスのパターンやブラック・ホワイトなどの色違い、後は全く別のケースを選ぶことができます。
選ぶことができてもパターン違いや色違いなどが中心なので、基本的にはBTO検索で並んでいるベースモデルで、デザインを決める感じになります。
SEVEN：約20種類のデザイン
メーカーで既製品のパソコンを買うというより、自作PCぐらい自由度の高いカスタマイズが可能です。
PCパーツの豊富で、LEDライティングできるパーツも多く取り揃えているので「パーツを光らせてみたい！」という方にもおすすめのメーカーです。
また、性能と価格のコスパが高いメーカーですが、日替わり・週替わりセールでさらに安くなるので、デザイン性・選択肢の豊富さとコスパを意識する方は外せないメーカーですね。
かっこいいゲーミングPCの特徴と例
強化ガラス、白ケース、LEDライティング仕様のゲーミングPCが多いですね。
機能的なところで言うと、密閉性が高く、サイドパネル等に吸音素材を貼った静音性の高いケースもあります。
デザイン的にも偏りがなく、様々な見た目のケースが用意されています。
また、1つ1つ製品仕様や特徴も詳しく解説されており、選びやすいですね。
かっこいいゲーミングPCの選び方
ベースモデルからでも選べますが探すのが大変なので、とりあえず、CPU, メモリ, GPUなどのスペック的に条件を満たしているものを選択して、カスタマイズ画面で選択するのが良いですね。
他のパーツのカスタマイズする過程で、選択できるケースが制限されて変更できない場合があります。
その場合は選択肢を選べないようになり、選択できない理由も記載されるので、間違った構成を選んでしまう心配はありません。
選択できない理由としては主に次のようなものがあります。
- GPUやCPUクーラーのサイズが大きすぎて、PCケースに収まらない
- 5.25インチベイが必要な光学ドライブを搭載しているにも関わらず、PCケースに5.25インチベイが無い
- 在庫切れ
などです。
理由も記載してくれるため、それに沿ってカスタマイズできるので、スムーズにPCパーツを選択できます。
ケンさん
PCパーツの選択肢も多く、LEDライティングできるPCパーツも豊富に揃っています。
マザーボード、CPUクーラー、メモリ、GPU、ケースファン、電源ケーブル
カスタマイズ画面では、画像が付いているので、どのパーツが光るのか非常に分かりやすくなっています。
LEDライティングにも興味のある方は、ぜひ一度確認してみて下さい。
≫関連記事：BTOメーカー【SEVEN】を徹底解説！セール充実さとコスパの高さが魅力！！
VSPEC：約100種類のデザイン
15年以上の老舗メーカーで、”PCパーツの豊富さ”、”圧倒的な組み合わせ”を売りにしています。
PCパーツのメーカーなどにもこだわって、自作PCに近いとも言える自由度の高い選択肢からパーツを選んで、1台のかっこいいゲーミングPCを組み立てたい方におすすめのメーカーですね。
かっこいいゲーミングPCの特徴と例
強化ガラス、アルミ製、LEDライティングはもちろんのこと、ちょっとした変わり種やデザインが少し古い感じのものまで多種多様です。
かっこいいゲーミングPCの選び方
VSPECでは、ベースモデルを選択した後に、カスタマイズ画面で各種PCケースを選択できます。
とりあえず、CPU, メモリ, GPUなどのスペック的に条件を満たしているものを選択してから、カスタマイズ画面でPCケースを選択するのが良いですね。
カスタマイズ画面のPCケースの項目を見ると、PCケースの型番と価格を確認できます。
しかし、ここでは画像が表示されないので、ケースのイメージがしにくく、ちょっと不親切ですね。
PCケースを画像一覧を見るためには、横の「商品を見る」ボタンから確認することができます。
こういう感じですね。
ですが初期状態では、なぜか「商品を見る」ボタンが非表示になっています。
このボタンを表示するためには、カスタマイズ画面の一番上にある「コース」を「シンプルコース」（初期設定）から「フルカスタムコース」にする必要があるみたいです。
ケンさん
≫関連記事：BTOメーカー【VSPEC】を徹底解説！
ストーム：約10種類のデザイン
カスタマイズ画面でのカスタマイズできる項目が比較的少ないので、「カスタマイズって項目が多すぎて面倒なんだよな…」という方には、デザイン性の高いケースな上に、サッと構成をカスタマイズして終わりなので、おすすめです。
かっこいいゲーミングPCの特徴と例
強化ガラス、白ケース、アルミ製ケースが多いですね。
LEDライティング仕様のケースもありますが、ワンポイントで光るタイプのものが多く、落ち着きのある上品なLEDライティングが楽しめそうです。
また、フロントなどがメッシュタイプで通気性抜群のケースは少ないようで、密閉性の高いものが多いですね。
静音ファン搭載、サイドパネル等に吸音素材を貼った静音性に特化したケースもあります。
カラーバリエーションも豊富で、ブラック・ホワイト、アルミ製ケースであればシルバーなどが多いです。
また、かなり珍しい赤色のアルミ製ケースもありますね。
かっこいいゲーミングPCの選び方
モデルによっては、複数のカラーバリエーションが展開されています。
ゲーミングPC、静音PC、スタンダードPCと色々カテゴライズされていますが、見た目から選びたいという方は、「ケースから選ぶ！」というページがあるので、そこから選択するのが良いと思います。
≫関連記事：BTOメーカー【ストーム】を徹底解説！スペックからの絞り込みが良い。
まとめ：見た目がかっこいいゲーミングPCはテンションぶち上げで良き！
かっこいい見た目のゲーミングPCが欲しい方向けに、デザインの選択肢が多いメーカーを5つ紹介しました。
もう一度簡潔にまとめると、
唯一、オープンフレーム型のPCケースがあり、ゴリゴリにかっこいいゲーミングPCが欲しい方におすすめ
フロントパネルも装飾が施されているものが多い
カスタマイズ画面が画像・解説付きで親切 / LEDライティングパーツも豊富 / 日替わり・週替わりセールでより安く
カスタマイズ画面はややこしいが、カスタマイズの選択肢が豊富で自作PCに近い
カスタマイズ項目が少なくシンプルなので、カスタムが面倒な人には〇
それぞれPCケースが豊富というのは共通していますが、PCケースの種類も様々で、特徴もバラバラなので、このメーカーを中心に色々選んでいくのが良いのかなと思います。
パソコンのPCケース自体は、性能にほぼほぼ関係ないので、完全に見た目のみのこだわりとなります。
とは言え、自分好みのPCがデスク横に置かれているだけで、作業する時のテンションは上がるものです。
私も結構PCケースにこだわったことがあるので、今ちょっと変えようかどうか迷っているという方は、ぜひこだわってみることをおすすめします。
パソコンは一度買えば、3，4年は買い替えないと思うので、この機会にぜひ検討してみて下さい！
他のグラボやゲームのベンチ結果はこちらを参考にしてください。
≫ 関連記事：ゲーミングPCのグラボ性能と目安のベンチマーク結果【12ゲーム/PC30台以上】
ゲーミングPCの目安スペックやよくある疑問、検討する上でおさせておきたい知識も解説しています。
