ノートパソコンを持ち運びしたいけど、持ち運ぶ頻度が多くなりそうだから、できるだけ軽いものが良い!
という方に向けて、軽々持ち運びできるノートパソコンを選ぶポイント、ノートパソコンの紹介をします。
ノートパソコンの紹介では、1kg以内に絞って、スペック的にも使えるものを紹介しています。
ノートパソコンの選び方(性能/用途/画面サイズ/価格/重量など)やよくある質問も解説しているので参考にして下さい。
≫ 関連記事:ノートパソコンの選び方・よくある疑問を徹底解説
目次
軽さ重視でノートパソコンを選ぶメリット
男性の場合、ノートパソコンの標準的な重さ(1.2~1.5kg)であれば長時間持ち運びしても、それほど苦になることはないと思います。
しかし、女性の場合だと小柄な分、長時間持ち運べば疲れてくると思います。
また、荷物はノートパソコンだけという場面はほとんどないので、他の荷物のことも考えればノートパソコンはできるだけ軽い方が良いですよね。
特に、学生の方であれば、レポートや勉強等で必要になり、毎日通学で持ち運ぶことになると思います。
毎日運ぶとなれば、ただでさえ重い教科書などを多く運ぶので、パソコンも重いとなれば相当な重量になり、すぐに疲れることでしょう。
思い当たる方も多いのではないでしょうか。
そこで、少しでも軽いパソコンが良い!という方に向けて、何をポイントに選べばいいのか。
実際に軽いパソコンはどれなのかを紹介していこうと思います。
軽さ重視であれば、何をポイントに選べば良いか
では、何を重視して選べば良いか解説していきます。
ちなみに使用用途は、学生向け、ビジネス向けで次のようなものを想定しています。
・Officeなどを使って資料・レポート作成、ブログ等の執筆、Youtubeなどの動画視聴、ネットサーフィンなど
比較的、高スペックを要求しない作業です。
ノートパソコンの重量
もちろん最重要な項目ですよね。
標準的な重さが、1.2~1.5kgぐらいなので、軽量~超軽量タイプの0.6~1kg程度の重さのノートパソコンが良いでしょう。
最近は、かなり薄型で軽いものが色々と発売されているので、選択肢はそれほど少ない無いはずです。
ちなみに、かなり人気のあるApple製品でMacBook Proは1.37kg、MacBookで0.92kgでギリギリ1kg以内という感じです。
MacBook Proの方は意外とあるんですね。
画面サイズ
次に画面サイズです。
ノートパソコンの主流な画面サイズは、11.6インチ、13.3インチ、15.6インチ、17.3インチあたりになってきます。
(その他にも、10インチ、12インチなどもあります。)
基本的には、画面サイズが大きければ本体も大きくなってくるので、その分ノートパソコン本体が重くなるものが多いです。
ここで狙っているのは、軽量タイプのノートパソコンなので、選択肢としては13.3インチ以下となります。
それより上のサイズだと、本体も大きくなるので重量も1kgを超えてくるでしょう。
上に書いた使用目的であれば、それほど大きな画面は必要ないので、13.3インチでも問題ないと思います。
私は、Surface Pro 6の12.3インチを使っていますが、画面サイズについて不満に思ったことはありません。
10インチ、12インチなど小さい画面やサイズ感が心配な方は、実際に家電量販店等で画面のサイズ感を確認しておくことをおすすめします。
また、13.3インチでは画面サイズが小さくて不満だが、どうしても軽いノートパソコンが良い!という方は、限定的ではありますがデュアルモニタにするという方法があります。
外出先などは、13.3インチの画面1つとなってしまいますが、自宅や会社のデスクなどにもう1つモニタを用意しておくことで、そこではデュアルモニタにすることができます。
コンパクトで軽量なノートパソコンで持ち運び性能を高めつつ、状況に応じて画面を広げ作業領域を拡大することができます。
12.3インチのSurface Pro 6 と 21インチモニタのデュアルモニタ環境
デュアルモニタに興味のある方は、デュアルモニタのメリット・デメリットも参考にしてみてください。
ストレージの種類はSSD
次のストレージです。
ストレージはデータを保存するためのものですが、大きく分けるとHDDとSSDがあります。
ノートパソコンの場合、持ち運びが多くなるのでどうしても振動や衝撃が多くなります。
そのため、耐衝撃性能が高いSSDを搭載しているタイプを強くおすすめします。
HDDの方が大容量ですが、上に書いたような使用用途であれば、それほど容量は必要ないと思うので振動や衝撃に強い方を選びましょう。
女性でも軽々持ち運べる1kg程度のノートパソコン紹介
では、0.6kg~1kgの軽量なノートパソコンを紹介していきます。
繰り返しですがスペックについては、Officeなどを使って資料作成、ブログ等の執筆、Youtubeなどの動画視聴、ネットサーフィンなどの比較的、高スペックを要求しない作業、使用用途を前提にしています。
ある程度こなせる中堅スペックのノートパソコンという感じです。
もちろん、選ぶポイントで解説した画面サイズやストレージの種類も満たしています。
同じノートパソコンでも複数のスペックが用意されている場合がほとんどです。
そのため、使用用途を満たせない、満たせそうかギリギリなスペックは、これから紹介するスペック表からは省いています。
紹介するのは想定した使用用途に対して、余裕を持ったスペックを選んでいるのでスペックについてよく分からないという方には参考になると思います。
富士通 LIFEBOOK UHシリーズ
項目 | スペック |
---|---|
重量 | 約698g~ |
画面サイズ | 13.3インチ 1920×1080ドット 1677万色 |
本体サイズ | 横309×奥行212×高さ15.5mm |
CPU | ・Intel Core i5 ・Intel Core i7 |
メモリ | ・8GB ・16GB |
ストレージ(SSD) | ・256GB ・512GB ・1TB |
映像出力端子 | HDMI |
世界最軽量モデルと謳う富士通のLIFEBOOK UHシリーズです。
重量が約698gと13.3インチという画面サイズの中でもかなり軽量ですね。
この画面サイズで600g代というのは、他にはないと思います。
色や選択した仕様によって重さは異なるようで、698gというのは平均値とのこと。
しかし、色やパーツによって数100g変わるということもないと思うので、大体この重量と考えていいと思います。
CPU, メモリ, ストレージは、自由に選択できるカスタマイズ方式ですが、それぞれ低い方(Core i5, 8GB, 256GB)を選択しても十分なスペックを持っています。
NEC LAVIE Hybrid ZERO
項目 | スペック |
---|---|
重量 | 約889g |
画面サイズ | 13.3インチ(ワイド) 1920×1080ドット 1677万色 |
CPU | ・Intel Core i5 ・Intel Core i7 |
メモリ | ・8GB ・16GB |
ストレージ(SSD) | ・512GB |
映像出力端子 | ・HDMI ・USB Type-C |
富士通 LIFEBOOKに比べれば、約889gと重いですが、それでも画面サイズが13.3インチの中では、軽量なクラスです。
こちらもCPU, メモリ, ストレージのスペックについてはカスタマイズ可能です。
バッグに入れて持ち運ぶことを想定した設計になっており、バッグ内の圧迫に耐えれるよう150kgの面加圧試験をクリアしているので安心ですね。
また、移動中などはキーボードを画面の後ろ側に持っていくことでタブレットとして使用できるので、使える幅が広がります。
SONY VAIO S11シリーズ
項目 | スペック |
---|---|
重量 | 約840~870g |
画面サイズ | 11.6インチ(ワイド) 1920×1080ドット 1677万色 |
本体サイズ | 約幅283.4×高さ15.0~17.9×奥行195.5mm |
CPU | ・Intel Core i5 ・Intel Core i7 |
メモリ | ・8GB ・16GB |
ストレージ(SSD) | ・256GB ・512GB ・1TB |
映像出力端子 | HDMI、VGA(ミニD-Sub 15ピン) |
1,2目に比べると画面サイズは11.6インチと小さいですが、その分本体のサイズも小さくなっているので、より持ち運びやすいノートパソコンとなっています。
このパソコンは、microSIMのデータSIMを挿入することができるので、Wi-Fiが無い環境でもネットワークに接続することができます。
外出先にWi-Fiが無かったり、通信料を節約したいからスマートフォンでテザリングしたくないという場合に便利ですね。
映像出力端子には、HDMI、VGAの2つがついているので、自液晶を含めて、最大3スクリーンでの同時出力が可能です。
とは言え、なかなか3画面にはしないと思いますが。(笑)
特に、ビジネスや学校などの古いモニタ、プロジェクタなどは、VGAというケースが多いので、端子の選択肢が多いというのはありがたいです。
Microsoft Surface Go
項目 | スペック |
重量 | 522 g (タイプカバー含まず) |
画面サイズ | 10インチ 1800 x 1200 |
本体サイズ | 245 x 175 x 8.30 mm |
CPU | ・Intel Pentium Gold |
メモリ | ・4GB ・8GB |
ストレージ(SSD) | ・64GB ・128GB |
映像出力端子 | Type-C |
Microsoftが開発・販売しているSurface Go です。
画面サイズは10インチと小さく、本体サイズもタブレット・モバイル端末というサイズ感です。
13.3インチであれば、ビジネスバックなどしっかりとしたカバンが必要になってきますが、10インチ程度であれば、色々なカバンに入れることができるので、持ち運びの幅が広がります。
大学に行くのに大きめのビジネスバックを使うのはちょっと…という方には丁度良いサイズ感です。
ちなみに、Surface Pro 6 は、画面サイズが12.3インチとより大きくなり、スペックが向上しているモデルもあります。
ただ、本体が770~784gでタイプカバーを付けると1.1kg弱と1kgから少しオーバーしてしまいます。
1.1kg弱でも大丈夫という方には、おすすめのパソコンです。
Surface Pro 6は、実際に使っているレビュー記事もあるので興味のある方は、参考にしてみてください。
まとめ
毎日、ノートパソコンを持ち運ぶという方、他にも荷物が多くあってパソコンだけはできるだけ軽量が良いという方には、参考になったのではないでしょうか?
画面サイズが小さくとも使い方によっては、デュアルモニタでカバーできる部分もあるので、ぜひ検討してみてください。
ノートパソコンの選び方(性能/用途/画面サイズ/価格/重量など)やよくある質問も解説しているので参考にして下さい。
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