
Surface Pro 6ってどのくらいの性能・スペックなの?
と気になる方向けに、ベンチマーク結果をもとにSurface Pro 6のCPU性能、グラフィック性能、ストレージ性能を解説していきます。
結論から言うと、Surface Pro (5), Pro 4と比較してかなり性能が向上しています。
今までの歴代のSurface Proの伸び率とは、1段階違っていました。
※第5世代のSurface Proにはナンバリングがありませんが、この記事では便宜上、Pro (5)という表記をしています。
※Pro (5)、Pro 4は持っていないので、CPUのベンチマークを参考にしています。
・Surface Pro 6を徹底レビュー(Pro3, Pro6合わせて約4年愛用)
Surface Pro 6のスペック
今回使用するSurface Pro 6 のスペックを紹介しておきます。
OS | Windows Home |
CPU | Intel Core i5-8250U (1.6GHz / 4コア8スレッド) |
メモリ | 8GB |
グラフィック | Intel UHD Graphics 620 |
ストレージ | SSD 256GB |
Surface Pro 6 の
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- 本体カラー
については、ユーザーが選択できる形式なので、他にどのようなスペックを選択できるか興味がある方は、公式サイトで確認してみてください。
CPU性能のベンチマーク結果
CPU性能は、「PassMark PerformanceTest」を使って計測します。
PassMark PerformanceTestのCPU Mark
CPU | スコア | 備考 |
Core i7-8650U | 8847 | Surface Pro 6 |
Core i5-8250U | 8845 | Surface Pro 6 |
Core i7-980X | 8782 | 同列スコアのデスクトップ向けCPU |
Core i7-7660U | 6033 | Surface Pro (5) |
Core i5-7300U | 5192 | Surface Pro (5) |
Core i7-6560U | 4821 | Surface Pro 4 |
Core i5-6300U | 4370 | Surface Pro 4 |
Core m3-7Y30 | 3552 | Surface Pro (5) |
Core m3-6Y30 | 3051 | Surface Pro 4 |
Surface Pro 6 のCore i5, Core i7を比較すると、調子が良かったのか、i7-8650Uと同じぐらいのスコアがでていますね。
前世代のPro (5), Pro 4と比較するとかなりスコアが上がっていることが分かります。
基本的にSurfaceに搭載されているCPUは、消費電力や発熱を抑えられているタイプ「U」を搭載しており、ノートパソコンやモバイル用のCPUです。
しかし、デスクトップ向けのCPUと比較した場合、Surface Pro 6と同じレベルのスコアを出すものは、どの世代のCPUか気になったので調べてみました。
調べたところ、Core i7-980Xが同じぐらいのスコアです
つまり、初代Core i7 のExtreme Edition(最上級モデル)と同じスペックを持っているということになります。
おそらく7年ほど前のCPUですが、その当時の最上位モデルの性能をモバイル用まで落とし込み、気軽に持ち運びできるようになったと考えると性能の進化に驚きますね。(笑)
グラフィック性能のベンチマーク結果
グラフィック性能は、「PassMark PerformanceTest」を使って計測します。
PassMark PerformanceTestの3D Graphics Mark
グラフィック | スコア | 備考 |
GTX 1060 | 9033 | |
GTX 1050 | 4628 | |
Iris Plus 640 | 1403 | Surface Pro (5) |
Iris 540 | 1345 | Surface Pro 4 |
HD Graphics 620 | 1109 | Surface Pro 6 |
HD Graphics 520 | 833 | Surface Pro 4 |
HD Graphics 615 | 722 | Surface Pro (5) |
HD Graphics 515 | 645 | Surface Pro 4 |
HD Graphicsの中では、比較的パフォーマンスの高いものが搭載されているようです。
しかし、2Dのゲームやブラウザゲームなどは楽しめると思いますが、3Dゲームをがっつり、快適に楽しみたいと思っている方にはおすすめできないので、ご注意を。
グラフィック的には比較的軽めの3Dゲーム「Minecraft」で実際に試しましたが、デフォルトのグラフィック設定で20~50fpsでした。
Minecraftであれば、まだ普通~快適にプレイすることはできますが、それ以上のグラフィック性能が要求されるゲームは厳しいでしょう。
≫ 関連記事:Surface Pro 6でMinecraftが快適か検証
グラフィックボードと比較すると差は歴然という感じです。
しかし、Surface Proシリーズは、
- 軽いクリエイティブ用途向け
- ビジネス用途向け
というポジションなので、グラフィック性能はそこそこで十分だと思っています。
「がっつり3Dゲームをプレイしたいぜ!」という方は、グラフィックボードは必須になってくるので、グラフィックボード搭載のデスクトップパソコンがおすすめです。
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ストレージのベンチマーク結果
ストレージ性能は、「CrystalDiskMark6」を使って計測します。
CrystalDiskMark6の計測結果
ストレージ速度の比較は、
- Surface Pro 6に搭載されているPCIe規格のSSD
- 一般的なSATA接続のSSD
- 一般的なSATA接続のHDD
で行っています。
Surface Pro 6は、PCIe規格のSSDが搭載されているので、読み込み速度、書き込み速度共に、とても高速です。
パソコンのやアプリケーションの起動も遅いと感じたことはなく快適です。
また、持ち運びを前提にしているので、衝撃耐性の強いSSDの方が安心感がありますね。
(HDDは駆動部分やヘッダ部分など衝撃に弱い構造になっている。)
まとめ:前世代と比較してCPU性能がかなり向上
CPU、グラフィック性能、ストレージ速度のベンチマークを比較しました。
CPUに関しては、前の世代のSurface Proと比較すると、かなりパフォーマンスが向上していますね。
また、PCIe規格のSSDを搭載していることもあり、データ転送速度も高速ですね。
出先にちょっとした作業やビジネス用途には、ストレスなく快適に使えるのでおすすめです。
とは言え、グラフィックボード非搭載で3Dゲームは、なかなか厳しいものがあるので、3Dゲームをする場合はグラフィックボード搭載のデスクトップパソコンがおすすめですね。
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どうも、ケンさん(



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