- 倍速処理ってどんな時に使うの?
- Filmoraの倍速処理のやり方って?
Filmoraの倍速機能をどういうときに使うのか、また、その使い方を解説していきます。
私は、Filmoraを使ってYoutube向けに動画編集をしていますが、たまに倍速処理をしたい時があります。
毎回使うわけでは無いですが、動画のクオリティを高めるために覚えておいて損のない編集方法です。
ケンさん
他にも動画編集の目安スペックやおすすめPC、"無料"で5つの結婚式エフェクトが付いてくる超お得な『Filmora Wedding』についても解説しています。
ケンさん
目次
Filmoraの倍速機能について
倍速機能とは、特定のカットの再生速度を指定した速度に変更する機能です。
Filmoraの倍速機能では、0.01倍~100倍と幅広い倍率で速度を変更することができます。
1より高くすることで早送りすることができ、1より低くすることでスローモーションになります。
倍速機能の使いどころは次の通りです。
- 視聴者が長くて飽きてしまいがちな作業部分
- BGMに合わせて動画をスローモーション、早送りにして演出
このように動画のテンポを崩さないように長時間の作業部分などを倍速にしたり、映像の速度をBGMのテンポに合わせてBGMと映像のリンク感を高めたりすることができます。
他の動画編集ソフトだと上限が8倍速までというものもあるので、20倍とかしようとすると2, 3回と繰り返し倍速処理をかける必要があります。
それぞれ何倍で何回倍速処理をすれば良いのか計算も面倒ですし、倍速処理を何回もかけることで動画が劣化していく可能性や不自然な倍速になる可能性もあります。
その点、Filmoraであれば、0.01倍~100倍と幅広い設定ができるのはありがたいですね。
≫ 関連記事:Filmoraのダウンロード・購入方法をたった3ステップで解説【画像付き】
Filmoraの倍速機能の使い方
Filmoraの倍速機能には、次の2種類があります。
- 通常の倍速設定(一定速度)
- 特殊な倍速設定(スピードランプ)
通常の倍速設定
Filmoraでの倍速機能の使い方の解説をしますが、解説するほどの複雑さはなく、直感的で簡単に倍速処理をすることができます。
変更したいカットを選択して、左クリックします。
右側に編集メニューが出てくるので、[速度]タブを選択しましょう。
カットを選択した後、Ctrl+Rのショートカットで設定もできます。
ケンさん
[速度]タブの[一定速度]の[速度]を変更すればOKです。
バーによる調整でも、直接数字を入力しての調整でもOK。
設定後にタイムラインを見ると、カットが設定した倍率の応じて、長くなったり、短くなったりします。
また、カットの上側に倍率が表示されます。
特殊な倍速設定
[一定速度]は、一般的な倍速で一定の速度で速くしたり、遅くしたりすることができます。一方で、[スピードランプ]では、一定ではなく、一部だけスピードアップをしたりといった設定が簡単にできます。
例えば、モンタージュでは、前半で徐々にスピードアップして、その後、スピードダウンにするといった特殊な倍率設定ができます。
グラフを見てみると横軸が選択したカットの時間軸で、縦軸が倍率です。
縦軸の真ん中が1倍速なので、このグラフは、最初1倍速より少し遅いぐらいに再生して、そこからカットの番分ぐらいの時間まで最大6倍速ぐらいで徐々にスピードアップ。
その後、急に遅くした後に通常の1倍速に戻すといった意味になります。
以前のバージョンでは一般的な倍速しかできませんでしたが、Filmora 12ぐらいのバージョンから、さらに自由度の高い倍速設定が可能となっています。
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まとめ:動画のグダグダ感を無くしたり、BGMに合わせて速度調整したりとクオリティを高めたいなら必要な機能
Filmoraの倍速機能の使いどころや使い方を解説しましたが、0.01倍から100倍まで一回で幅広い倍速処理ができる上、操作も簡単でしたね。
- 視聴者が長くて飽きてしまいがちな作業部分
- BGMに合わせて動画をスローモーション、早送りにして演出
使いどころとして2つを例にあげましたが、使う人によってはこれ以外にも様々な使い道があると思います。
毎回倍速機能を使うということは無いかもしれませんが、動画のクオリティを上げるためには必要不可欠な機能なので、ぜひ活用してみて下さい。
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他にも動画編集の目安スペックやおすすめPC、"無料"で5つの結婚式エフェクトが付いてくる超お得な『Filmora Wedding』についても解説しています。