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ドスパラ raytrek X4-T 実機レビュー|高級感のある過去最高のデザイン性!性能もバッチリ

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raytrek X4-Tは、ハイエンドCPUを搭載したクリエイター向けブランド「raytrek」のノートPCです。

注目すべきポイントは今までにないデザイン性の高さで、高級感かつユニークなデザインをしています。

 

注目ポイント!
  • アルミ製×トリニティ・ストライプのユニークなデザイン
  • 幅広い用途で使える性能
  • 14型で持ち運びにベストなサイズ

 

では、ドスパラで販売している『raytrek X4-T』の魅力やスペックを実機で徹底的にレビューしていきます。

 

ケンさん

今までにない斬新なデザインやで!

 

 

MEMO
本製品は、メーカー様より貸与して頂き作成しています。

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年以上、40台以上の実機レビュー、様々な用途で使ってきた経験を元に、基礎知識や選び方、用途・価格別のおすすめPCなど、パソコン初心者の方向けに解説。
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raytrek X4-Tの注目ポイント

raytrek X4-Tの注目ポイント

raytrek X4-Tの注目ポイントについて詳しく解説してきます。

アルミ製×トリニティ・ストライプのユニークなデザイン

トリニティ・ストライプ

1枚のアルミのプレートに、3方向のヘアライン加工がされている「トリニティ・ストライプ」というユニークなデザインをしており、今までの同社のノートPCからは想像ができない、斬新なデザインとなっています。

 

デザイン性を追求したノートPCは数が少ないので、オシャレなPCが欲しい方に超おすすめな1台ですね。

詳しくは、外観で解説します。

 

幅広い用途で使える性能

性能は高めで、軽めの普段使いやビジネス用途から、重めの動画編集などのクリエイティブな用途まで幅広く使うことができます。

 

グラフィック性能は、CPU内蔵GPUの中でも性能が高めな「Intel Iris Xeグラフィックス」を搭載しています。

 

簡単な画像・動画編集なら十分ですし、ゲームに関しても、ブラウザゲーム、2Dゲーム、軽めの3Dゲームぐらいならプレイできます。

ゲーミングPCでは無く、グラフィックボードは非搭載なので、ガッツリするには不向きですが、普段使いなどの用途がメインであって、ちょっと息抜きがてらラフにゲームを楽しむ分には丁度良い性能です。

 

14型で持ち運びにベストなサイズ

毎日、1日おきといった高い頻度でノートPCを運ぶ方にとっておすすめなサイズ感です。

 

14型は、A4サイズと同じぐらいなのでカバンにも入れやすく持ち運び易いです。

また、作業しづらいと感じるほどディスプレイは小さく無いので、持ち運び易さと作業のし易さのバランスが取れたサイズです。

ケンさん

基本的に、持ち運び易さと作業のし易さはトレードオフの関係やで!

 

 

 

raytrek X4-Tのスペック

raytrek X4-Tの正面

raytrek X4-Tのスペックは次の通りです。

製品名raytrek X4-T
CPUIntel Core i7-1165G7
メモリ16GB
GPUインテル Iris Xeグラフィックス
ストレージ512GB
サイズ(横)323.5 x (縦)219.5 x (高さ)18.9 mm
重量本体:約1.5kg
バッテリー約11時間
ディスプレイ14.0インチ フルHD 非光沢ワイド液晶
インターフェースHDMI1.4a x1
USB Type-A 3.2 Gen2 x1
USB Type-C:Thunderbolt4 x2
(PD対応充電 / DisplayPort Alt Mode 映像出力)
MicroSDカードリーダー
マイク入力/ヘッドフォン出力 共用端子 x1
USB Type-A 2.0 x1
USB Type-A 3.2 Gen1 x1
セキュリティロック
生体認証指紋認証
価格約11万~

※製品仕様や販売価格については、2022/01/27の執筆時点のもので、今後変更される可能性があります。

 

外観

raytrek X4-Tの背面

天板が特徴的で、1枚のアルミのプレートに、3方向のヘアライン加工がされている「トリニティ・ストライプ」というユニークなデザインをしています。

ケンさん

デザインが今回一番のポイントやで!

 

また、カラーバリエーションも4色と多く、好きな色を選べるのも所有欲を掻き立てられるポイントですね。

左から

  • ブラック
  • サクラ
  • ローズゴールド
  • ラピスブルー

ブラックとローズゴールドがクリエイティブ向けブランド「raytrek」、サクラとラピスブルーがスタンダードPC「THIRDWAVE」です。

 

今回紹介するモデルは、ローズゴールドとなっています。

上の画像を見ると、ローズゴールドは黄色っぽく見えますが、現物を見てみると思いのほかピンクっぽい印象ですね。

 

とは言え、ゴールド感もあるので、サクラとローズゴールドの中間ぐらいな気がしています。

ケンさん

ローズゴールドは、上の画像よりローズ感強め、ゴールド感弱めなカラーリング

 

raytrek X4-Tのデザイン1

キーボード側は、キーとタッチパネルがブラックで、それ以外がローズゴールド。

 

raytrek X4-Tのデザイン2

角の取れたダイヤモンドエッジ加工がされており、滑らかな手触りです。

反射具合で所々が光って見えるので、上質感のあるデザインになっています。

 

180度開閉

天板は180度まで開きます。

 

raytrek X4-Tのデザイン3

天板には、ブランドの「raytrek」のロゴが刻印されています。

 

ファンの吸気口・排気口

raytrek X4-Tの背面のファン
raytrek X4-Tの吸気口・排気口

CPUを冷却するためのファンが1基搭載されています。

後の排気口は左側のみです。

 

後程、計測器を用いてファンの静音性を検証していきます。

 

使用用途別の快適度

raytrek X4-Tの使用用途別の快適度

MEMO
快適度は、Intel Core i7-1165G7 / 16GB / Intel Iris Xe Graphics / 512GBの構成(raytrek X4-T Rose Gold)で確認しています。
使用用途快適度コメント
普段使い
(ウェブ, 動画視聴等)
とても快適
ビジネス用途
(Office, メーラー等)
とても快適
ブログ執筆とても快適
ゲームIntel Iris Xe グラフィックで内蔵GPUとしては性能が高めだが、
GPU非搭載のためブラウザゲーム・2Dゲーム・軽めの3Dゲームができる程度
画像編集とても快適
動画編集Youtube向けのFHD動画であれば快適に編集・エンコードができます。
※4K動画編集は未検証。
プログラミングVisual Studioはとても快適に動作します。
トレード
(株/FX/仮想通貨)
とても快適
データ分析・AI学習これから勉強し始める方であればOK
※使用用途毎の目安スペックやPCパーツの役割などについては、それぞれのリンク内で解説しています。

 

本体サイズ・重量

raytrek X4-TのサイズをA4クリアファイルと比較
raytrek X4-Tの高さを本と比較
実測値公称値
320 mm323.5 mm
220 mm219.5 mm
高さ23 mm18.9 mm
※高さは、一番高い部分で計測しています。

サイズは丁度A4のクリアファイルぐらいで、持ち運びに適した大きさです。

書類やプリントと同サイズなので、大学生やビジネスマンであれば、カバンにも入れやすいですね。

 

ディスプレイが14インチなのでモバイルノートPCの部類となります。

基本的に、持ち運び易さと作業のし易さはトレードオフの関係ですが、この両方を兼ね備えたバランスの良いサイズとなっています。

 

重量について

raytrek X4-Tの本体の重量
raytrek X4-Tの充電器の重量
実測値公称値
本体約1.5kg約1.5kg
充電器約223g
合計約1.7kg

重量は約1.5kgで、充電器を含めても2kgいかないので、ストレスなく持っていけますね。

 

ディスプレイ

raytrek X4-Tのデスクトップ画像

ディスプレイ14.0インチ フルHD 非光沢ワイド液晶
画面サイズ14インチ
解像度1920×1080
縦横比16:9
リフレッシュレート60Hz
光沢非光沢
タッチパネル×
ベゼル (枠)(横)5 x (縦)6mm

 

raytrek X4-Tの映り込み1

非光沢(アンチグレア)液晶なので、光の反射や映り込みは少なく、目に優しいです。

ケンさん

長時間作業に向いてるで!

 

キーボード・タッチパッド

raytrek X4-Tのキーボードとタッチパッド

キー配列日本語配列
テンキー×
バックライト×
RGBライト×
タッチパッド(横)11.4 x (縦)7.4cm
キーピッチ19.62mm (標準:19mm)
キーストローク1.21mm (標準:2~3mm)

キーボードの打鍵感は強めで打ちやすいです。

 

キー配列については、個人的に以下のポイントをチェックしています。

  • Ctrlが左下に無い(ショートカットキーが使いづらい)
  • Enterが1マス分(押し間違い)
  • Shiftキーが小さい(押し間違い)
  • DelとBackSpaceがEnterの上に無く変な場所にある
  • 記号キーや矢印キーが変な場所にあったり、小さかったり

ケンさん

これでキーボード入力の効率めっちゃ変わるからな!

特に該当するキー配列はなく、馴染みやすいキー配列となっています。

打ち間違いとかは特になく良かったです。

 

タッチパッドは広々しているので、画面の端から端まで移動できるので、何回も指を置き直さないといけないことはありません。

クリックは、カチッ、カチッとハッキリとした押し心地ですね。

raytrek X4-Tの指紋認証リーダー

左上には指紋認証センサーが搭載されています。

 

文字入力のパスワードだと入力に時間が掛かりますが、指紋認証であれば一瞬です。

外で使う場合は、セキュリティ設定は必須なので、ログインを早くできるのはありがたいです。

ケンさん

今の時期やとマスクで顔認証ができないから指紋認証は便利!

 

インターフェース

インターフェース周りは次のようになっています。

 

左側

raytrek X4-Tのインターフェースの左側

HDMI1.4a x1
USB Type-A 3.2 Gen2 x1
USB Type-C:Thunderbolt4 x2
(PD対応充電 / DisplayPort Alt Mode 映像出力)
カメラON/OFFスイッチ

 

右側

raytrek X4-Tのインターフェースの右側

MicroSDカードリーダー
マイク入力/ヘッドフォン出力 共用端子 x1
USB Type-A 2.0 x1
USB Type-A 3.2 Gen1 x1
セキュリティロック

USBポートが4つ、映像出力はHDMI, USB Type-CコネクタのThunderbolt4で2つ、microSDもOKなので充実していますね。

また、raytrek X4-Tでは充電もType-Cでできます。

 

Thunderbolt4 1つでデータ転送、充電、映像出力の3役で機能が集約されているので、14インチでコンパクトPCな中かなり頑張っていますね。

 

たぶんないと思いますが、これでも足りなければ周辺機器のドッキングステーションなどで追加するのも良いでしょう。

 

カメラ

raytrek X4-Tのフロントカメラ

カメラ画素数プライバシー
シャッター
フロントカメラ約100万画素

カメラはモニターの上部に付いていて、画質・画素数は標準的です。

カメラが下側に付いているPCもありますが、raytrek X4-Tのように上に付いている方がZOOM会議などで顔を出す際に、映りがマシになるのでおすすめ。

 

カメラON・OFF

左側に、カメラのON・OFFができる物理スイッチが付いているので、もし映したくないのにカメラが起動してしまった時でも安心です。

 

物理スイッチがない場合、間違って慌てている状態で、カメラの設定を変えたり、アプリケーションを閉じたりしないといけないので、どうしても少しの時間映ってしまいます。

ケンさん

実際にやってみたけど、一瞬でOFFできるで!

 

 

raytrek X4-Tのベンチマーク

raytrek X4-Tのベンチマーク

検証機のスペック

製品名raytrek X4-T
CPUIntel Core i7-1165G7
(4コア/8スレッド, 2.8GHz Max 4.7GHz)
メモリ16GB
GPUIntel Iris Xe Graphics
ストレージ512GB

電源モードは「最適なパフォーマンス」で、最も性能が出る設定でベンチマークを実施しました。

 

MEMO
ベンチマーク結果は、パーツ構成、計測する環境・設定、個体差などによって大きく変わる場合があります。

 

アプリ実行の総合的パフォーマンス

アプリケーションの実行における総合的なパフォーマンスを計測する『PCMark10』のベンチマーク結果です。

 

一般的なアプリのスコアは、9,000以上で公式が推奨している4,100の2倍以上という結果です。

実際操作してみても、カクつき、ストレスなく動作しました。

 

また、ビジネス系、クリエイティブ系に関しても、2倍とまではいかないですが推奨スコアを超えて快適です。

raytrek X4-TのPCMark10のベンチマーク結果

カテゴリ項目スコア
一般的なアプリアプリの起動11491
ビデオ会議8017
ウェブブラウジング8876
総合スコア
(推奨スコア:4100以上)
9351
ビジネス系アプリスプレッドシート作業5612
文書作成6980
総合スコア
(推奨スコア:4500以上)
6258
クリエイティブ系アプリ写真編集8808
動画編集4720
レンダリング2926
総合スコア
(推奨スコア:3450以上)
4954
総合スコア4745

 

カテゴリ別に推奨されるスコアは以下の通りです。

カテゴリ推奨スコア解説
一般的なアプリ4100以上一般的な用途で様々な簡単なタスクをする場合
ビジネス系アプリ4500以上事務作業と軽いメディアコンテンツ作業をする場合
クリエイティブ系アプリ3450以上写真/動画/その他コンテンツの編集をする場合

 

ストレージ性能

ストレージは、SSDの中でも高速なNVMe SSDが搭載されています。

 

実測値は、読み込み速度が毎秒約2.4GB, 書き込みが毎秒約1.9GBと高速で、OS, アプリなどの起動時間やゲームのロード時間などが短くなります。

 

HDDであれば体感的に遅さを感じるのですが、このSSDであればストレスになることは無いでしょう。

raytrek X4-TのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果

読み込み速度書き込み速度
シーケンシャル2398.6 MB/s1951.4 MB/s
ランダム971.5 MB/s508.3 MB/s
※ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」にて、計測しています。

 

CPU性能

CPUは『Intel Core i7-1165G7』を搭載しており、4コア/8スレッド、クロック周波数が2.8GHz(最大 4.7GHz)と仕様としては、ハイエンドCPUとなります。

 

ただ、GシリーズのCPUなので、同じノートPC向けのCore i7と比べて、4コア/8スレッドと少なくなっています。

それが影響して、ベンチマーク結果は1,840ポイントとそれほど高くありません。

 

とは言え、普段使いやビジネス用途などで使うアプリで、動作が遅いと感じることはないレベルです。

raytrek X4-TのCINEBENCH R20のベンチマーク結果

項目スコア
CPU1840
CPU(Single Core)432
※ベンチマークソフト「CINEBENCH R20」にて、計測しています。

 

CPUCINEBENCH R20
Core i9-14900HX
7927
Core i7-13700H
6095
Core i7-12700H
5618
Ryzen 7 4800H
4303
Ryzen 7 5800H
4056
Core i7-11800H
3806
Ryzen 5 4600H
3314
Core i7-10875H
3055
Core i7-10750H
2816
Core i5-11400H
2678
Core i7-9750H
2576
Ryzen 5 5500U
2327
Core i7-1165G7
1840
Ryzen 5 4500U
1748
Core i5-10300H
1721
Ryzen 5 3500U
1375
Core i5-10210U
1110
※スコアは当サイトが計測した平均値
※ノートPC向けのみを表示

 

GPU性能(ゲーム含む)

グラフィックボード非搭載で、CPU内蔵GPUを使っているので、ゲームをガッツリするには不十分ですね。

ケンさん

そもそもゲーム向けのシリーズではないから製品が悪いわけでは無いで!ゲームならGALLERIAシリーズや!

 

とは言え、CPU内蔵GPUの中でも性能が高めな「Intel Iris Xeグラフィックス」を搭載しているので、ブラウザゲーム、2Dゲーム、軽めの3Dゲームぐらいならプレイできます。

ゲームをガッツリするというより、普段使いなどの用途がメインであって、ちょっと息抜きがてらラフにゲームを楽しむのであればOKですね。

raytrek X4-Tの3DMarkのベンチマーク結果

項目スコア
グラフィックスコア1511
グラフィックテスト19.76 FPS
グラフィックテスト28.74 FPS
CPUスコア3923
CPUテスト13.18 FPS
総合スコア1664
※ベンチマークソフト「3DMARK」にて、計測しています。

 

また、3DMarkで算出される各種ゲームのFPSは次の通りです。

ゲーム設定FPS
Battlefield V1440p UltraLess than 30 FPS
1080p Ultra35+ FPS
Apex Legends1440p Ultra30+ FPS
1080p Ultra35+ FPS
GTA V1440p UltraLess than 20 FPS
1080p UltraLess than 30 FPS
Fortnite1440p UltraLess than 30 FPS
1080p UltraLess than 30 FPS
Red Dead Redemption 21440p UltraLess than 20 FPS
1080p UltraLess than 20 FPS
※FPSは平均値で、3DMarkスコアとゲームテストに基づいた見積もりです。
※Ultraはゲームのグラフィック設定が最大を意味します。
※レイトレーシング機能はオフ。
GPU3DMark
RTX 4070 Laptop GPU
12253
RTX 4050 Laptop GPU
8584
RTX 4060 Laptop GPU
8387
RTX 3060 Laptop GPU
7868
RTX 3070 Ti Laptop GPU
7637
GTX 1660 Ti
6360
GTX 1660
5444
RTX 3050 Ti Laptop GPU
5241
Intel Arc A550M
4352
GTX 1650 Ti
3577
GTX 1650
3291
Intel Iris Xe (CPU内臓)
1511
AMD Radeon (CPU内臓)
605
Radeon Vega 8 (CPU内臓)
601
Intel UHD (CPU内臓)
338
※スコアは当サイトが計測した平均値
※ノートPC向けのみを表示

この辺りのゲームは、重めの3Dゲームなのでプレイは厳しいですね。

 

その他、ゲームのベンチマークでグラフィック性能を確認してみましょう。

 

軽量な3Dゲーム:ドラゴンクエストX

raytrek X4-TのDQXのゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア平均FPS評価
最高品質10236100.1 FPSすごく快適
標準品質11029103.1 FPSすごく快適
低品質12139111.7 FPSすごく快適
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

普通の3Dゲーム:FF14

raytrek X4-TのFF14のゲームベンチマーク結果

設定スコア平均FPS最低FPSロード時間
(合計)
評価
最高品質351024.3 FPS11 FPS25.5 秒設定変更を推奨
高品質471232.9 FPS18 FPS23.2 秒普通
標準品質586541.7 FPS19 FPS22.5 秒普通
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

重めな3Dゲーム:FF15

raytrek X4-TのFF15のゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア平均FPS評価
高品質154116.9 FPS動作困難
標準品質217024.2 FPS重い
軽量品質273830.4 FPSやや重い
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

60FPSを一つの基準と考えると軽めの3Dゲームであればできますね。

そのため、それより軽いブラウザゲームや2Dゲームもほとんどプレイできそうです。

 

FF14の標準品質で評価が「普通」となっていますが、平均FPSは41程度です。

紙芝居みたいにカクついたり、ストレスになるほどではないですが、最低が20FPSなので戦闘などの重いシーンではちょっとカクカク感はあると思います。

 

繰り返しですが、ゲーム向けのノートPCではないので、ガッツリゲームをしたい場合は、GALLERIAシリーズを検討しましょう。

ケンさん

息抜きがてらに軽めのゲームをラフに楽しむ分にはOKやな!

 

VR:VRMark

VRゲームのパフォーマンスを計測する『VRMark』のベンチマーク結果です。

PCの映像をVR機器に出力した際のFPS値が分かるので、VRでゲームをプレイしたい方は参考になると思います。

raytrek X4-TのVRMarkのベンチマーク結果

VRMark Orange Room
スコア2351
平均FPS51.3 FPS
推奨構成FPS109 FPS
最低構成FPS81 FPS

 

動画編集のエンコード性能

Adobe Premiere Proで、YouTube向けを想定した動画編集でハードウェアエンコードをした場合の時間を計測します。

 

10分の動画を半分以下の約4分で処理できているので、中々いい結果ですね。

CPUのコア数や内臓GPUなので結構時間が掛かると思ったのですが、意外と短くて驚きです。

raytrek X4-TのAdobe Premiere Proのエンコード結果

エンコード時間:00:03:53
※約10分のFHD/30p動画をH.264形式、[YouTube 1080p フル HD]プリセット、ハードウェアエンコードで書き出した時間
※動画は過去にYouTubeに公開したもので、カット、テロップ、BGMなど一般的な解説動画向けの編集をしています。

 

バッテリー容量・駆動時間

raytrek X4-Tのバッテリーベンチマーク結果

バッテリー容量:55,005 mWh

このクラスのノートPCだと45,000 mWhが一般的なので、1万ほど容量アップしています。

 

15.6インチでも45,000がベースになっているので、14型でこの容量は結構頑張っていると思います。

 

各作業のバッテリー時間

作業計測時の
バッテリー残量
駆動時間駆動時間
(100%換算時)
高負荷 (Cinebench/CPU100%)100~80%00:17:2801:27:18
ローカル動画再生80~60%00:43:4603:38:48
普段使い作業 (PCMark10)60~40%00:24:2302:01:54
アイドル状態40~20%00:13:4601:08:51
合計01:39:2202:04:13
※一般的な利用シーンを想定して、BluetoothやWi-Fiを切ったり、画面の明るさを暗くしたりなどせず計測
※高負荷については、Cinebench R20を繰り返し実行し、CPUが100%の状態

 

バッテリー容量は多かったのですが、思いのほか駆動時間は伸びませんでした。

ゲーミングPCだと電力が必要なGPUを搭載しているので、このくらいの時間になるのですが、そうでなければもうちょっと持って欲しかったですね。

 

普段使いの作業でも2時間程度という結果になったので、外出先で使う時は、充電器も一緒に持っていた方が安心でしょう。

 

ファンの静音性

ファンは、CPUの冷却用に1基搭載されていますが、CPU100%の高負荷な状況でも、38dBAでとても静かでした。

普段の作業であれば、33dBAぐらいなので、ほぼ気にならないレベルです。

raytrek X4-Tのファン静音性のベンチマーク結果(普段使い時)

普段使い時

raytrek X4-Tのファン静音性のベンチマーク結果(ゲーム時)

ゲーム時

raytrek X4-Tのファン静音性のベンチマーク結果(CPU高負荷時)

CPU高負荷時

騒音レベル
アイドル時0 dBA
普段使い時 (PCMark10)32.8 dBA
ゲーム時 (FF15)37.5 dBA
CPU高負荷時 (Cinebench/CPU100%)38.4 dBA

 

騒音レベルの目安

デシベル(dBA)目安①目安②具体例
70うるさいかなりうるさい、かなり大きな声を出さないと会話ができない・騒々しい街頭
・セミの鳴き声 (2m)
60非常に大きく聞こえうるさい、声を大きくすれば会話ができる・普通の会話
・洗濯機、掃除機、テレビ
50普通大きく聞こえる、通常の会話は可能・家庭用クーラー (室外機)
・換気扇 (1m)
40聞こえる会話には支障なし・静かな住宅地
・図書館
30静か非常に小さく聞こえる・郊外の深夜
・ささやき声
20ほとんど聞こえない・ささやき
・木の葉のふれあう音

 

 

raytrek X4-Tの実機レビューまとめ

ドスパラの『raytrek X4-T』を実機レビューしました。

 

注目ポイント!
  • アルミ製×トリニティ・ストライプのユニークなデザイン
  • 幅広い用途で使える性能
  • 14型で持ち運びにベストなサイズ

何と言っても一番驚いたのは、デザイン性ですね。

もう、性能は当たり前に良いという前提で、次にデザイン性を追求する方向性になったのでしょうか。

 

これまでも他社メーカーで、デザイン性の高いノートPCは一部ありましたが、全体で見ると選択肢はまだまだ少ないです。

 

ノートPCは、ブラックやシルバーなどの無難なデザインが一般的で、それはそれで悪くはないですが、ちょっと物足りない感はありましたね。

そこを、今回のraytrek X4-Tシリーズによって「打ち破ってきたな!」と思わせてくれるデザインで、すごく良かったです。

 

ケンさん

ノートPCのデザイン性も欲しいユーザーは、絶対に候補に入れるべき一台やで!

 

 




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