注目すべきポイントは今までにないデザイン性の高さで、高級感かつユニークなデザインをしています。
- アルミ製×トリニティ・ストライプのユニークなデザイン
- 幅広い用途で使える性能
- 14型で持ち運びにベストなサイズ
では、ドスパラで販売している『raytrek X4-T』の魅力やスペックを実機で徹底的にレビューしていきます。
ケンさん
raytrek X4-Tの注目ポイント
raytrek X4-Tの注目ポイントについて詳しく解説してきます。アルミ製×トリニティ・ストライプのユニークなデザイン
1枚のアルミのプレートに、3方向のヘアライン加工がされている「トリニティ・ストライプ」というユニークなデザインをしており、今までの同社のノートPCからは想像ができない、斬新なデザインとなっています。
デザイン性を追求したノートPCは数が少ないので、オシャレなPCが欲しい方に超おすすめな1台ですね。
詳しくは、外観で解説します。
幅広い用途で使える性能
性能は高めで、軽めの普段使いやビジネス用途から、重めの動画編集などのクリエイティブな用途まで幅広く使うことができます。
グラフィック性能は、CPU内蔵GPUの中でも性能が高めな「Intel Iris Xeグラフィックス」を搭載しています。
簡単な画像・動画編集なら十分ですし、ゲームに関しても、ブラウザゲーム、2Dゲーム、軽めの3Dゲームぐらいならプレイできます。
ゲーミングPCでは無く、グラフィックボードは非搭載なので、ガッツリするには不向きですが、普段使いなどの用途がメインであって、ちょっと息抜きがてらラフにゲームを楽しむ分には丁度良い性能です。
14型で持ち運びにベストなサイズ
毎日、1日おきといった高い頻度でノートPCを運ぶ方にとっておすすめなサイズ感です。
14型は、A4サイズと同じぐらいなのでカバンにも入れやすく持ち運び易いです。
また、作業しづらいと感じるほどディスプレイは小さく無いので、持ち運び易さと作業のし易さのバランスが取れたサイズです。
ケンさん
raytrek X4-Tのスペック
raytrek X4-Tのスペックは次の通りです。製品名 | raytrek X4-T |
---|---|
CPU | Intel Core i7-1165G7 |
メモリ | 16GB |
GPU | インテル Iris Xeグラフィックス |
ストレージ | 512GB |
サイズ | (横)323.5 x (縦)219.5 x (高さ)18.9 mm |
重量 | 本体:約1.5kg |
バッテリー | 約11時間 |
ディスプレイ | 14.0インチ フルHD 非光沢ワイド液晶 |
インターフェース | HDMI1.4a x1 USB Type-A 3.2 Gen2 x1 USB Type-C:Thunderbolt4 x2 (PD対応充電 / DisplayPort Alt Mode 映像出力) MicroSDカードリーダー マイク入力/ヘッドフォン出力 共用端子 x1 USB Type-A 2.0 x1 USB Type-A 3.2 Gen1 x1 セキュリティロック |
生体認証 | 指紋認証 |
価格 | 約11万~ |
※製品仕様や販売価格については、2022/01/27の執筆時点のもので、今後変更される可能性があります。
外観
天板が特徴的で、1枚のアルミのプレートに、3方向のヘアライン加工がされている「トリニティ・ストライプ」というユニークなデザインをしています。
ケンさん
また、カラーバリエーションも4色と多く、好きな色を選べるのも所有欲を掻き立てられるポイントですね。
左から
- ブラック
- サクラ
- ローズゴールド
- ラピスブルー
ブラックとローズゴールドがクリエイティブ向けブランド「raytrek」、サクラとラピスブルーがスタンダードPC「THIRDWAVE」です。
今回紹介するモデルは、ローズゴールドとなっています。
上の画像を見ると、ローズゴールドは黄色っぽく見えますが、現物を見てみると思いのほかピンクっぽい印象ですね。
とは言え、ゴールド感もあるので、サクラとローズゴールドの中間ぐらいな気がしています。
ケンさん
キーボード側は、キーとタッチパネルがブラックで、それ以外がローズゴールド。
角の取れたダイヤモンドエッジ加工がされており、滑らかな手触りです。
反射具合で所々が光って見えるので、上質感のあるデザインになっています。
天板は180度まで開きます。
天板には、ブランドの「raytrek」のロゴが刻印されています。
ファンの吸気口・排気口
CPUを冷却するためのファンが1基搭載されています。
後の排気口は左側のみです。
後程、計測器を用いてファンの静音性を検証していきます。
使用用途別の快適度
使用用途 | 快適度 | コメント |
---|---|---|
普段使い (ウェブ, 動画視聴等) | ◎ | とても快適 |
ビジネス用途 (Office, メーラー等) | ◎ | とても快適 |
ブログ執筆 | ◎ | とても快適 |
ゲーム | △ | Intel Iris Xe グラフィックで内蔵GPUとしては性能が高めだが、 GPU非搭載のためブラウザゲーム・2Dゲーム・軽めの3Dゲームができる程度 |
画像編集 | ◎ | とても快適 |
動画編集 | ◎ | Youtube向けのFHD動画であれば快適に編集・エンコードができます。 ※4K動画編集は未検証。 |
プログラミング | ◎ | Visual Studioはとても快適に動作します。 |
トレード (株/FX/仮想通貨) | ◎ | とても快適 |
データ分析・AI学習 | ○ | これから勉強し始める方であればOK |
本体サイズ・重量
実測値 | 公称値 | |
---|---|---|
横 | 320 mm | 323.5 mm |
縦 | 220 mm | 219.5 mm |
高さ | 23 mm | 18.9 mm |
サイズは丁度A4のクリアファイルぐらいで、持ち運びに適した大きさです。
書類やプリントと同サイズなので、大学生やビジネスマンであれば、カバンにも入れやすいですね。
ディスプレイが14インチなのでモバイルノートPCの部類となります。
基本的に、持ち運び易さと作業のし易さはトレードオフの関係ですが、この両方を兼ね備えたバランスの良いサイズとなっています。
重量について
実測値 | 公称値 | |
---|---|---|
本体 | 約1.5kg | 約1.5kg |
充電器 | 約223g | – |
合計 | 約1.7kg | – |
重量は約1.5kgで、充電器を含めても2kgいかないので、ストレスなく持っていけますね。
ディスプレイ
ディスプレイ | 14.0インチ フルHD 非光沢ワイド液晶 |
---|---|
画面サイズ | 14インチ |
解像度 | 1920×1080 |
縦横比 | 16:9 |
リフレッシュレート | 60Hz |
光沢 | 非光沢 |
タッチパネル | × |
ベゼル (枠) | (横)5 x (縦)6mm |
非光沢(アンチグレア)液晶なので、光の反射や映り込みは少なく、目に優しいです。
ケンさん
キーボード・タッチパッド
キー配列 | 日本語配列 |
---|---|
テンキー | × |
バックライト | × |
RGBライト | × |
タッチパッド | (横)11.4 x (縦)7.4cm |
キーピッチ | 19.62mm (標準:19mm) |
キーストローク | 1.21mm (標準:2~3mm) |
キーボードの打鍵感は強めで打ちやすいです。
キー配列については、個人的に以下のポイントをチェックしています。
- Ctrlが左下に無い(ショートカットキーが使いづらい)
- Enterが1マス分(押し間違い)
- Shiftキーが小さい(押し間違い)
- DelとBackSpaceがEnterの上に無く変な場所にある
- 記号キーや矢印キーが変な場所にあったり、小さかったり
ケンさん
特に該当するキー配列はなく、馴染みやすいキー配列となっています。
打ち間違いとかは特になく良かったです。
タッチパッドは広々しているので、画面の端から端まで移動できるので、何回も指を置き直さないといけないことはありません。
クリックは、カチッ、カチッとハッキリとした押し心地ですね。
左上には指紋認証センサーが搭載されています。
文字入力のパスワードだと入力に時間が掛かりますが、指紋認証であれば一瞬です。
外で使う場合は、セキュリティ設定は必須なので、ログインを早くできるのはありがたいです。
ケンさん
インターフェース
インターフェース周りは次のようになっています。
左側
USB Type-A 3.2 Gen2 x1
USB Type-C:Thunderbolt4 x2
(PD対応充電 / DisplayPort Alt Mode 映像出力)
カメラON/OFFスイッチ
右側
マイク入力/ヘッドフォン出力 共用端子 x1
USB Type-A 2.0 x1
USB Type-A 3.2 Gen1 x1
セキュリティロック
USBポートが4つ、映像出力はHDMI, USB Type-CコネクタのThunderbolt4で2つ、microSDもOKなので充実していますね。
また、raytrek X4-Tでは充電もType-Cでできます。
Thunderbolt4 1つでデータ転送、充電、映像出力の3役で機能が集約されているので、14インチでコンパクトPCな中かなり頑張っていますね。
たぶんないと思いますが、これでも足りなければ周辺機器のドッキングステーションなどで追加するのも良いでしょう。
カメラ
カメラ | 画素数 | プライバシー シャッター |
---|---|---|
フロントカメラ | 約100万画素 | ○ |
カメラはモニターの上部に付いていて、画質・画素数は標準的です。
カメラが下側に付いているPCもありますが、raytrek X4-Tのように上に付いている方がZOOM会議などで顔を出す際に、映りがマシになるのでおすすめ。
左側に、カメラのON・OFFができる物理スイッチが付いているので、もし映したくないのにカメラが起動してしまった時でも安心です。
物理スイッチがない場合、間違って慌てている状態で、カメラの設定を変えたり、アプリケーションを閉じたりしないといけないので、どうしても少しの時間映ってしまいます。
ケンさん
raytrek X4-Tのベンチマーク
検証機のスペック
製品名 | raytrek X4-T |
---|---|
CPU | Intel Core i7-1165G7 (4コア/8スレッド, 2.8GHz Max 4.7GHz) |
メモリ | 16GB |
GPU | Intel Iris Xe Graphics |
ストレージ | 512GB |
電源モードは「最適なパフォーマンス」で、最も性能が出る設定でベンチマークを実施しました。
アプリ実行の総合的パフォーマンス
アプリケーションの実行における総合的なパフォーマンスを計測する『PCMark10』のベンチマーク結果です。
一般的なアプリのスコアは、9,000以上で公式が推奨している4,100の2倍以上という結果です。
実際操作してみても、カクつき、ストレスなく動作しました。
また、ビジネス系、クリエイティブ系に関しても、2倍とまではいかないですが推奨スコアを超えて快適です。
カテゴリ | 項目 | スコア |
---|---|---|
一般的なアプリ | アプリの起動 | 11491 |
ビデオ会議 | 8017 | |
ウェブブラウジング | 8876 | |
総合スコア (推奨スコア:4100以上) | 9351 | |
ビジネス系アプリ | スプレッドシート作業 | 5612 |
文書作成 | 6980 | |
総合スコア (推奨スコア:4500以上) | 6258 | |
クリエイティブ系アプリ | 写真編集 | 8808 |
動画編集 | 4720 | |
レンダリング | 2926 | |
総合スコア (推奨スコア:3450以上) | 4954 | |
総合スコア | 4745 |
カテゴリ別に推奨されるスコアは以下の通りです。
カテゴリ | 推奨スコア | 解説 |
---|---|---|
一般的なアプリ | 4100以上 | 一般的な用途で様々な簡単なタスクをする場合 |
ビジネス系アプリ | 4500以上 | 事務作業と軽いメディアコンテンツ作業をする場合 |
クリエイティブ系アプリ | 3450以上 | 写真/動画/その他コンテンツの編集をする場合 |
ストレージ性能
ストレージは、SSDの中でも高速なNVMe SSDが搭載されています。
実測値は、読み込み速度が毎秒約2.4GB, 書き込みが毎秒約1.9GBと高速で、OS, アプリなどの起動時間やゲームのロード時間などが短くなります。
HDDであれば体感的に遅さを感じるのですが、このSSDであればストレスになることは無いでしょう。
読み込み速度 | 書き込み速度 | |
---|---|---|
シーケンシャル | 2398.6 MB/s | 1951.4 MB/s |
ランダム | 971.5 MB/s | 508.3 MB/s |
CPU性能
CPUは『Intel Core i7-1165G7』を搭載しており、4コア/8スレッド、クロック周波数が2.8GHz(最大 4.7GHz)と仕様としては、ハイエンドCPUとなります。
ただ、GシリーズのCPUなので、同じノートPC向けのCore i7と比べて、4コア/8スレッドと少なくなっています。
それが影響して、ベンチマーク結果は1,840ポイントとそれほど高くありません。
とは言え、普段使いやビジネス用途などで使うアプリで、動作が遅いと感じることはないレベルです。
項目 | スコア |
---|---|
CPU | 1840 |
CPU(Single Core) | 432 |
CPU | CINEBENCH R20 |
---|---|
Core i9-14900HX | |
Core i7-13700H | |
Core i7-12700H | |
Ryzen 7 4800H | |
Ryzen 7 5800H | |
Core i7-11800H | |
Ryzen 5 4600H | |
Core i7-10875H | |
Core i7-10750H | |
Core i5-11400H | |
Core i7-9750H | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i7-1165G7 | |
Ryzen 5 4500U | |
Core i5-10300H | |
Ryzen 5 3500U | |
Core i5-10210U |
※ノートPC向けのみを表示
GPU性能(ゲーム含む)
グラフィックボード非搭載で、CPU内蔵GPUを使っているので、ゲームをガッツリするには不十分ですね。
ケンさん
とは言え、CPU内蔵GPUの中でも性能が高めな「Intel Iris Xeグラフィックス」を搭載しているので、ブラウザゲーム、2Dゲーム、軽めの3Dゲームぐらいならプレイできます。
ゲームをガッツリするというより、普段使いなどの用途がメインであって、ちょっと息抜きがてらラフにゲームを楽しむのであればOKですね。
項目 | スコア |
---|---|
グラフィックスコア | 1511 |
グラフィックテスト1 | 9.76 FPS |
グラフィックテスト2 | 8.74 FPS |
CPUスコア | 3923 |
CPUテスト | 13.18 FPS |
総合スコア | 1664 |
また、3DMarkで算出される各種ゲームのFPSは次の通りです。
ゲーム | 設定 | FPS |
---|---|---|
Battlefield V | 1440p Ultra | Less than 30 FPS |
1080p Ultra | 35+ FPS | |
Apex Legends | 1440p Ultra | 30+ FPS |
1080p Ultra | 35+ FPS | |
GTA V | 1440p Ultra | Less than 20 FPS |
1080p Ultra | Less than 30 FPS | |
Fortnite | 1440p Ultra | Less than 30 FPS |
1080p Ultra | Less than 30 FPS | |
Red Dead Redemption 2 | 1440p Ultra | Less than 20 FPS |
1080p Ultra | Less than 20 FPS |
※Ultraはゲームのグラフィック設定が最大を意味します。
※レイトレーシング機能はオフ。
GPU | 3DMark |
---|---|
RTX 4070 Laptop GPU | |
RTX 4050 Laptop GPU | |
RTX 4060 Laptop GPU | |
RTX 3060 Laptop GPU | |
RTX 3070 Ti Laptop GPU | |
GTX 1660 Ti | |
GTX 1660 | |
RTX 3050 Ti Laptop GPU | |
Intel Arc A550M | |
GTX 1650 Ti | |
GTX 1650 | |
Intel Iris Xe (CPU内臓) | |
AMD Radeon (CPU内臓) | |
Radeon Vega 8 (CPU内臓) | |
Intel UHD (CPU内臓) |
※ノートPC向けのみを表示
この辺りのゲームは、重めの3Dゲームなのでプレイは厳しいですね。
その他、ゲームのベンチマークでグラフィック性能を確認してみましょう。
軽量な3Dゲーム:ドラゴンクエストX
グラフィック設定 | スコア | 平均FPS | 評価 |
---|---|---|---|
最高品質 | 10236 | 100.1 FPS | すごく快適 |
標準品質 | 11029 | 103.1 FPS | すごく快適 |
低品質 | 12139 | 111.7 FPS | すごく快適 |
普通の3Dゲーム:FF14
設定 | スコア | 平均FPS | 最低FPS | ロード時間 (合計) | 評価 |
---|---|---|---|---|---|
最高品質 | 3510 | 24.3 FPS | 11 FPS | 25.5 秒 | 設定変更を推奨 |
高品質 | 4712 | 32.9 FPS | 18 FPS | 23.2 秒 | 普通 |
標準品質 | 5865 | 41.7 FPS | 19 FPS | 22.5 秒 | 普通 |
重めな3Dゲーム:FF15
グラフィック設定 | スコア | 平均FPS | 評価 |
---|---|---|---|
高品質 | 1541 | 16.9 FPS | 動作困難 |
標準品質 | 2170 | 24.2 FPS | 重い |
軽量品質 | 2738 | 30.4 FPS | やや重い |
60FPSを一つの基準と考えると軽めの3Dゲームであればできますね。
そのため、それより軽いブラウザゲームや2Dゲームもほとんどプレイできそうです。
FF14の標準品質で評価が「普通」となっていますが、平均FPSは41程度です。
紙芝居みたいにカクついたり、ストレスになるほどではないですが、最低が20FPSなので戦闘などの重いシーンではちょっとカクカク感はあると思います。
繰り返しですが、ゲーム向けのノートPCではないので、ガッツリゲームをしたい場合は、GALLERIAシリーズを検討しましょう。
ケンさん
VR:VRMark
VRゲームのパフォーマンスを計測する『VRMark』のベンチマーク結果です。
PCの映像をVR機器に出力した際のFPS値が分かるので、VRでゲームをプレイしたい方は参考になると思います。
VRMark Orange Room | |
---|---|
スコア | 2351 |
平均FPS | 51.3 FPS |
推奨構成FPS | 109 FPS |
最低構成FPS | 81 FPS |
動画編集のエンコード性能
Adobe Premiere Proで、YouTube向けを想定した動画編集でハードウェアエンコードをした場合の時間を計測します。
10分の動画を半分以下の約4分で処理できているので、中々いい結果ですね。
CPUのコア数や内臓GPUなので結構時間が掛かると思ったのですが、意外と短くて驚きです。
※動画は過去にYouTubeに公開したもので、カット、テロップ、BGMなど一般的な解説動画向けの編集をしています。
バッテリー容量・駆動時間
このクラスのノートPCだと45,000 mWhが一般的なので、1万ほど容量アップしています。
15.6インチでも45,000がベースになっているので、14型でこの容量は結構頑張っていると思います。
各作業のバッテリー時間
作業 | 計測時の バッテリー残量 | 駆動時間 | 駆動時間 (100%換算時) |
---|---|---|---|
高負荷 (Cinebench/CPU100%) | 100~80% | 00:17:28 | 01:27:18 |
ローカル動画再生 | 80~60% | 00:43:46 | 03:38:48 |
普段使い作業 (PCMark10) | 60~40% | 00:24:23 | 02:01:54 |
アイドル状態 | 40~20% | 00:13:46 | 01:08:51 |
合計 | 01:39:22 | 02:04:13 |
※高負荷については、Cinebench R20を繰り返し実行し、CPUが100%の状態
バッテリー容量は多かったのですが、思いのほか駆動時間は伸びませんでした。
ゲーミングPCだと電力が必要なGPUを搭載しているので、このくらいの時間になるのですが、そうでなければもうちょっと持って欲しかったですね。
普段使いの作業でも2時間程度という結果になったので、外出先で使う時は、充電器も一緒に持っていた方が安心でしょう。
ファンの静音性
ファンは、CPUの冷却用に1基搭載されていますが、CPU100%の高負荷な状況でも、38dBAでとても静かでした。
普段の作業であれば、33dBAぐらいなので、ほぼ気にならないレベルです。
騒音レベル | |
---|---|
アイドル時 | 0 dBA |
普段使い時 (PCMark10) | 32.8 dBA |
ゲーム時 (FF15) | 37.5 dBA |
CPU高負荷時 (Cinebench/CPU100%) | 38.4 dBA |
騒音レベルの目安
デシベル(dBA) | 目安① | 目安② | 具体例 |
---|---|---|---|
70 | うるさい | かなりうるさい、かなり大きな声を出さないと会話ができない | ・騒々しい街頭 ・セミの鳴き声 (2m) |
60 | 非常に大きく聞こえうるさい、声を大きくすれば会話ができる | ・普通の会話 ・洗濯機、掃除機、テレビ | |
50 | 普通 | 大きく聞こえる、通常の会話は可能 | ・家庭用クーラー (室外機) ・換気扇 (1m) |
40 | 聞こえる会話には支障なし | ・静かな住宅地 ・図書館 | |
30 | 静か | 非常に小さく聞こえる | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
20 | ほとんど聞こえない | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
raytrek X4-Tの実機レビューまとめ
ドスパラの『raytrek X4-T』を実機レビューしました。
- アルミ製×トリニティ・ストライプのユニークなデザイン
- 幅広い用途で使える性能
- 14型で持ち運びにベストなサイズ
何と言っても一番驚いたのは、デザイン性ですね。
もう、性能は当たり前に良いという前提で、次にデザイン性を追求する方向性になったのでしょうか。
これまでも他社メーカーで、デザイン性の高いノートPCは一部ありましたが、全体で見ると選択肢はまだまだ少ないです。
ノートPCは、ブラックやシルバーなどの無難なデザインが一般的で、それはそれで悪くはないですが、ちょっと物足りない感はありましたね。
そこを、今回のraytrek X4-Tシリーズによって「打ち破ってきたな!」と思わせてくれるデザインで、すごく良かったです。
ケンさん