ゲームに関しては、軽量級・中量級3Dゲームが80~170FPS、重量級の3Dゲームでも60~80FPSとほぼ全てのゲームで快適となるパフォーマンスです。
12つのゲームの計測結果で全て最高品質の結果なので、画質を落とせば120越えの高FPSも出ます。
- 重めの3Dゲームまで快適なゲームパフォーマンス
- 16型の大画面と占有率で圧巻の迫力・臨場感
では、ドスパラで販売している『GALLERIA XL7C-R36H』の魅力やスペックを実機で徹底的にレビューしていきます。
ケンさん
目次
GALLERIA XL7C-R36Hの注目ポイント
GALLERIA XL7C-R36Hの注目ポイントについて詳しく解説してきます。重めの3Dゲームまで快適なゲームパフォーマンス
軽めから超重めの12種類の3DゲームでFPS等をグラフィック設定別に計測したところ、最大画質設定で大体60~170FPSで遊ぶことができます。
1つ重いゲームに関しては35FPSでしたが、中間画質ぐらいに落とせば、60FPS以上で快適なラインを超えると思います。
普通のゲームなら60FPS、シューティングやレーシング系などの動きの激しいものなら60~120FPSであれば十分快適と言えるので、GALLERIA XL7C-R36Hであれば問題なしですね。
重めのゲームで最高画質設定だと60FPSを下回るものもでてきますが、標準設定などにしてFPSを優先すれば大丈夫です。
各種ゲームの詳しいベンチマークは、GPU性能(ゲーム含む)で解説していきます。
16型の大画面と占有率で圧巻の迫力・臨場感
GALLERIAシリーズのノートPCは、今まで15.6インチと標準的な画面サイズでしたが、今回は16インチと少し大きくなりました。
解像度は、1,920×1,080のFHDから1,920×1,200のWUXGAに変更で、以前のモデルより縦長になりました。
ひと目で分かるように、モニターしたのベゼルも極細になっており、画面占有率が向上しています。
画面が大きくなることで、ゲームの臨場感や迫力、没入感が増すので良いポイントですね。
GALLERIA XL7C-R36Hのスペック
GALLERIA XL7C-R36Hのスペックは次の通りです。製品名 | GALLERIA XL7C-R36H |
---|---|
CPU | Intel Core i7-12700H |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 6GB |
ストレージ | 512GB Gen4 NVMe SSD |
サイズ | (横)358 x (縦)247 x (高さ)20 mm |
重量 | 本体:約2.15kg |
バッテリー | 約7.1時間 |
ディスプレイ | 16インチ 狭額ベゼル リフレッシュレート165Hz 非光沢WUXGA液晶(1920×1200ドット表示) |
インターフェース | 3.2Gen1 Type-A x2 3.2Gen2 Type-C x1 (DP1.4対応 / PD対応* 100Wまで) Thunderbolt4 Type-C x1 (PD対応*100Wまで) マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子 x1 (3.5mm / CTIA) HDMI2.1 x1 SDカードリーダー (SDXC/SDHC対応) x1 *USB PD動作時はパフォーマンスに制限がかかります |
生体認証 | 顔認証 |
価格 | 約21万~ |
※製品仕様や販売価格については、2022/09/12の執筆時点のもので、今後変更される可能性があります。
他にも様々な構成があるので、ゲーミングノートPCのスペック一覧を確認したい方は、GALLERIAの4つのシリーズを参考にして下さい。
外観
ガンメタリックを基調としたカラーリング。
形状もシンプルで無骨な印象です。
耐久性の高いアルミボディで、エッジはダイヤモンドカットされています。
以前のモデルでは、このようなカットはなく、高級感が増しましたね。
(今回のモデル)
(以前のモデル)
以前のモデルの電源ボタンは、キーボードと独立した部分にありましたが、今回のモデルでは、キーボード内の右上に移動。
また、電源ボタンの横にあったモードチェンジのボタンは廃止したようです。
静かに作業したい時はパフォーマンスを下げることでファンの騒音も小さくして、ゲームなどの高負荷で作業したい時はパフォーマンスを上げるといったことがワンボタンで切り替えできたので、少し残念なポイント。
ファンの吸気口・排気口
ファンは左右に2基搭載されていて、排気口・吸気口は背面とリア部分にあります。
リア部分は閉じている時はほとんど見えないようになっています。
以前のモデルでは、サイドにも排気口が開いていてゴツゴツしている印象です。
それと比較すると今回のモデルは、かなりスマートになっていますね。
静音性については、ファンの静音性で計測器を用いて検証していきます。
使用用途別の快適度
使用用途 | 快適度 | コメント |
---|---|---|
普段使い (ウェブ, 動画視聴等) | ◎ | とても快適 |
ビジネス用途 (Office, メーラー等) | ◎ | とても快適 |
ブログ執筆 | ◎ | とても快適 |
ゲーム | ◎ | 軽量級・中量級の3Dゲームが80~170FPS、重量級のゲームでも 60~80FPS程度出てとても快適なので、幅広いゲームのプレイが可能。 ただ一部の超重いものだと35FPS程度になるが、 画質設定を下げれば60FPSはでそうなので、 プレイに支障をきたすレベルでは無い。 |
画像編集 | ◎ | とても快適 |
動画編集 | ◎ | Youtube向けのFHD動画であれば快適に編集・エンコードができます。 ※4K動画編集は未検証。 |
プログラミング | ◎ | とても快適 |
トレード (株/FX/仮想通貨) | ◎ | とても快適 |
データ分析・AI学習 | ○ | これから勉強し始める方、検証用であればOK ※本番環境用としては、ノートPCだと長時間利用は厳しい |
本体サイズ・重量
実測値 | 公称値 | |
---|---|---|
横 | 355 mm | 358 mm |
縦 | 245 mm | 247 mm |
高さ | 22 mm | 20 mm |
A4より1回りほど大きいサイズ感で、大きめのリュックであれば問題なく持ち運べますね。
今回のモデル | 以前のモデル (GALLERIA UL7C-R36) | より以前のモデル (GALLERIA RL5C-R35T) | |
---|---|---|---|
横 | 355 mm | 355 mm | 360 mm |
縦 | 245 mm | 230 mm | 245 mm |
高さ | 22 mm | 26 mm | 25 mm |
横と縦に関しては、”より以前のモデル”と”以前のモデル”を比較するとコンパクトになっています。
これに対して、”以前のモデル”と”今回のモデル”を比較すると横幅は同じですが、縦幅は長くなっており、”より以前のモデル”と同じになっています。
ですが、画面サイズが15.6インチから16インチになっていることを考えれば納得です。
“より以前のモデル”だとモニター下のベゼルが分厚くなっていますが、”今回のモデル”では極細です。
また、高さに関しては、26, 25mm程度から22mmとさらに薄くなっています。
3,4mmじゃ大して変わらないんじゃないかと思われるかもしれませんが、箱から開封して持った瞬間「あ、薄くなってるな!」と分かるほどです。
重量について
実測値 | 公称値 | |
---|---|---|
本体 | 約2.1kg | 約2.15kg |
充電器 | 約482g | – |
合計 | 約2.6kg | – |
重さはほぼ公称値通りで、本体と充電器で約2.6kgなので、パソコンと充電器だけを持ち運ぶ分には全然負担になりませんね。
しかし、大学生で本など他の荷物と一緒に運ぶとなると少し重いかなという印象です。
充電器は、ゲーム用途で電力が結構必要なので、重量・サイズが大きめになりがちですが、ゲーミングPCであれば大体このくらいのサイズ感になります。
以前のモデルと比較すると重量が約1.9kgだったので、15.6インチから16インチに変わった影響で少し重くなっていますね。
ただ、バッテリーに関しては、5,600g台だったものを400g台まで落としているので、かなりコンパクトになっています。
見で分かる通り、以前のモデルは充電器本体部分が重量計からはみ出ていますが、今回のモデルでは収まっています。
本体重量は増えましたが、充電器の重量は減ったので、合計で言えばそれほど変わっていません。
ディスプレイ
ディスプレイ | 16インチ 狭額ベゼル リフレッシュレート165Hz 非光沢WUXGA液晶(1920×1200ドット表示) |
---|---|
画面サイズ | 16インチ |
解像度 | 1920×1200 |
縦横比 | 8:5 |
リフレッシュレート | 165Hz |
光沢 | 非光沢(アンチグレア) |
タッチパネル | × |
ベゼル (枠) | (横)0.6 x (縦)0.9mm |
リフレッシュレートが165Hzで、ゲーミング仕様の高リフレッシュモニターを搭載しています。
以前から、GALLERIAシリーズは60Hzから120Hz, 144Hzと徐々に高いものに変更されてきましたが、165Hzと割と高めなモニターですね。
過去に240Hzモニター搭載のモデルもありましたが、今回はそこまでは不要と判断したのか165Hzですね。
後程、ゲームのベンチマークもしていきますが、最高画質で軽量級・中量級の3Dゲームが80~170FPSなので無駄のない仕様と言えるでしょう。
また、FPSゲームなど1フレーム単位で勝敗を分けるような場合は、高リフレッシュレートモニターの方が状況判断や行動を早く出せるので有利と言われているので、そういう面でもメリットがありますね。
非光沢液晶なので暗い画面でも映り込みはほとんどないですね。
ケンさん
キーボード・タッチパッド
キー配列 | 日本語配列 |
---|---|
テンキー | ○ |
バックライト | ○ |
RGBライト | × |
タッチパッド | (横)13.5 x (縦)8.6cm |
キーピッチ | 459.8mm (標準:19mm) |
キーストローク | 1.19mm (標準:2~3mm) |
キーが独立したアイソレーションタイプで、打鍵感もしっかりとしていて打ちやすかったですね。
キー配列については、個人的に以下のポイントをチェックしています。
- Ctrlが左下か(無いとショートカットキーが使いづらい)
- Enterが縦2マスか(1マスだと押し間違い多発)
- Shiftキーが大きいか(小さいと押し間違い多発)
- DelとBackSpaceがEnterの上にあること(無いと文字削除しづらい)
- 記号・矢印キーが変な場所にないか
ケンさん
この辺りは全然大丈夫ですね。
かなり前のモデルでは、ちょっと納得いかないキー配列もあったのですが、ここは改善され続けてきたので問題なしです。
(今回のモデル)
(以前のモデル)
以前のモデルと比べるとテンキーが付いていることが分かりますね。
私の知る限り過去のモデルも含めるとテンキーの有無は、あり⇒なし⇒ありと変わってきています。
私としては、テンキーはたまに使うことがあるので有った方が良いかなと思っています。
テンキーがないと横に並んでいる数字キーを使わないといけないので、これだと正直打ちづらいです。
とは言え、テンキーがなかったらなかったで、別途テンキーを買っても良いかなと思っているので、必ずしもテンキーが付いていた方が良いとまではいかないですね。
また、タッチパッドのサイズもかなり大きくなっています。
以前のモデルだと(横)11.6 x (縦)7.2cmで、これは今までほとんど変更はありませんでした。
しかし、今回のモデルは(横)13.5 x (縦)8.6cmと1~2cmの大幅アップで、操作性も格段にアップしました。
画面の端から端に移動しても、タッチパッドのスペースに十分余裕があるので、カーソルを移動するのに何回も指を置き直さないということは全くありません。
キーボードのバックライトについて
キーにはバックライトが搭載されているので、暗い場所での作業でもしっかりとキーを確認しつつ、文字入力をすることができます。
RGB制御はできなくなっています。
インターフェース
インターフェース周りは次のようになっています。
左側
USB 3.2Gen2 Type-C x1 (DP1.4対応 / PD対応* 100Wまで)
USB 3.2Gen1 Type-A x1
SDカードリーダー (SDXC/SDHC対応) x1
マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子 x1 (3.5mm / CTIA)
*USB PD動作時はパフォーマンスに制限がかかります
右側
USB 3.2Gen1 Type-A x1
HDMI2.1 x1
充電コネクタ x1
(今回のモデル)
(以前のモデル)
ポートの豊富さにも驚きますが、何と言っても以前のモデルと比較するとかなりスタイリッシュになってることに驚きました。
排気口もなくなり、ポートのみとなっており、さらに本体が薄くなっているのでめちゃくちゃ良い感じですね。
以前のモデルをレビューしている時は、特にゴツゴツしているといった印象はなかったのですが、今回のモデルと並べて比較するとこんなにゴツゴツしてて大きかったのかと違った印象を受けてしまいました。
カメラ
カメラ | 画素数 | プライバシー シャッター |
---|---|---|
フロントカメラ | 約100万画素 | × |
カメラはモニターの上部に付いていて、画質・画素数は良くもなく悪くもなく、いたって標準的なカメラです。
ゲーミングPCであれば標準的な仕様ですね。
カメラが下側に付いているPCもありますが、本モデルのように、上に付いている方がZOOM会議などで顔を出す際に、映りがマシになるのでおすすめ。
また、IR専用カメラも搭載しているので、Windows Helloの顔認証も使うことができます。
面倒なパスワード入力を省くことができます。
GALLERIA XL7C-R36Hのベンチマーク
検証機のスペック
製品名 | GALLERIA XL7C-R36H |
---|---|
CPU | Intel Core i7-12700H (14コア/20スレッド, 2.3GHz Max 4.7GHz) |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
ストレージ | 512GB |
電源モードは、一番パフォーマンスができるようにするため、”最適なパフォーマンス“で検証していきます。
また、ネットは有線接続です。
アプリ実行の総合的パフォーマンス
アプリケーションの実行における総合的なパフォーマンスを計測する『PCMark10』のベンチマーク結果です。
それぞれの項目の総合スコアにおいて、公式の推奨スコアの約2倍前後の性能がありますね。
実際に、ベンチマーク以外にも色々と作業してみましたが、快適に動作しており、カクつきでストレスになることはありませんでした。
カテゴリ | 項目 | スコア |
---|---|---|
一般的なアプリ | アプリの起動 | 13152 |
ビデオ会議 | 7480 | |
ウェブブラウジング | 9969 | |
総合スコア (推奨スコア:4100以上) | 9935 | |
ビジネス系アプリ | スプレッドシート作業 | 11493 |
文書作成 | 6996 | |
総合スコア (推奨スコア:4500以上) | 8966 | |
クリエイティブ系アプリ | 写真編集 | 12668 |
動画編集 | 6210 | |
レンダリング | 12862 | |
総合スコア (推奨スコア:3450以上) | 10039 | |
総合スコア | 6907 |
カテゴリ別に推奨されるスコアは以下の通りです。
カテゴリ | 推奨スコア | 解説 |
---|---|---|
一般的なアプリ | 4100以上 | 一般的な用途で様々な簡単なタスクをする場合 |
ビジネス系アプリ | 4500以上 | 事務作業と軽いメディアコンテンツ作業をする場合 |
クリエイティブ系アプリ | 3450以上 | 写真/動画/その他コンテンツの編集をする場合 |
ストレージ性能
ストレージは、SSDの中でも高速なPCI Express 4.0対応のNVMe SSDが搭載されており、理論上の読み込み速度が最大で7GB/sと高速です。
実測値は、読み込み速度が毎秒約6.7GB, 書き込みが毎秒約4.8GBと高速です。
読み込み速度 | 書き込み速度 | |
---|---|---|
シーケンシャル | 6742.4 MB/s | 4817.4 MB/s |
ランダム | 933 MB/s | 370.6 MB/s |
ちなみに、以前のモデル、より以前のモデルは次の通りです。
(以前のモデル)
(より以前のモデル)
読み込み速度が2.5GB、そして、PCI Express 4.0対応となり、約5GBまで到達しましたが、今回は6.7GBとさらに大幅に上回ってきました。
ほぼほぼ理論値ですね。
また、書き込み速度も2倍以上と大幅アップです。
CPU性能
CPUは『Intel Core i7-12700H』を搭載しており、14コア/20スレッド、クロック周波数が2.3GHz(最大 4.7GHz)と仕様としては、ハイエンドCPUとなります。
ノートPCの中で、今までレビューした中で最も性能が高いですね。
実際に使ってみた感じで言うと、軽めの作業は全然余裕で、クリエイティブ用途などの重めの作業でも大丈夫です。
特に言うことは無いほど、十分な性能です。
項目 | スコア |
---|---|
CPU | 5474 |
CPU(Single Core) | 687 |
CPU | CINEBENCH R20 |
---|---|
Core i9-14900HX | |
Core i7-13700H | |
Core i7-12700H | |
Ryzen 7 4800H | |
Ryzen 7 5800H | |
Core i7-11800H | |
Ryzen 5 4600H | |
Core i7-10875H | |
Core i7-10750H | |
Core i5-11400H | |
Core i7-9750H | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i7-1165G7 | |
Ryzen 5 4500U | |
Core i5-10300H | |
Ryzen 5 3500U | |
Core i5-10210U |
※ノートPC向けのみを表示
GPU性能(ゲーム含む)
ブラウザゲーム、2Dゲームから3Dゲームの中でもグラフィックが綺麗で重めなものまで楽しむことができます。
FPSは、全体的に60~170程度で快適に遊べます。
計測した中では、唯一、Red Dead Redemption 2が35FPSであまり出なかったのですが、最高画質設定でこの数値なので、設定を変えれば普通に60FPSで遊べると思います。
項目 | スコア |
---|---|
グラフィックスコア | 7544 |
グラフィックテスト1 | 50.04 FPS |
グラフィックテスト2 | 42.6 FPS |
CPUスコア | 8605 |
CPUテスト | 28.91 FPS |
総合スコア | 7686 |
また、3DMarkで算出される各種ゲームのFPSは次の通りです。
ゲーム | 設定 | FPS |
---|---|---|
Battlefield V | 1440p Ultra | 75+ FPS |
1080p Ultra | 95+ FPS | |
Apex Legends | 1440p Ultra | 85+ FPS |
1080p Ultra | 125+ FPS | |
GTA V | 1440p Ultra | 50+ FPS |
1080p Ultra | 75+ FPS | |
Fortnite | 1440p Ultra | 60+ FPS |
1080p Ultra | 95+ FPS | |
Red Dead Redemption 2 | 1440p Ultra | 30+ FPS |
1080p Ultra | 35+ FPS |
※Ultraはゲームのグラフィック設定が最大を意味します。
※レイトレーシング機能はオフ。
GPU | 3DMark |
---|---|
RTX 4070 Laptop GPU | |
RTX 4050 Laptop GPU | |
RTX 4060 Laptop GPU | |
RTX 3060 Laptop GPU | |
RTX 3070 Ti Laptop GPU | |
GTX 1660 Ti | |
GTX 1660 | |
RTX 3050 Ti Laptop GPU | |
Intel Arc A550M | |
GTX 1650 Ti | |
GTX 1650 | |
Intel Iris Xe (CPU内臓) | |
AMD Radeon (CPU内臓) | |
Radeon Vega 8 (CPU内臓) | |
Intel UHD (CPU内臓) |
※ノートPC向けのみを表示
その他、ゲームのベンチマークでグラフィック性能を確認してみましょう。
軽量な3Dゲーム:ドラゴンクエストX
グラフィック設定 | スコア | 平均FPS | 評価 |
---|---|---|---|
最高品質 | 17093 | 159.6 FPS | すごく快適 |
標準品質 | 17018 | 159.6 FPS | すごく快適 |
低品質 | 18042 | 167.4 FPS | すごく快適 |
普通の3Dゲーム:FF14
設定 | スコア | 平均FPS | 最低FPS | ロード時間 (合計) | 評価 |
---|---|---|---|---|---|
最高品質 | 16663 | 118.1 FPS | 62 FPS | 11.6 秒 | 非常に快適 |
高品質 | 18947 | 136.6 FPS | 64 FPS | 11.2 秒 | 非常に快適 |
標準品質 | 20525 | 148.4 FPS | 69 FPS | 10.5 秒 | 非常に快適 |
重めな3Dゲーム:FF15
グラフィック設定 | スコア | 平均FPS | 評価 |
---|---|---|---|
高品質 | 8065 | 84.8 FPS | 快適 |
標準品質 | 10523 | 109.4 FPS | とても快適 |
軽量品質 | 13081 | 134 FPS | 非常に快適 |
PSO2
グラフィック設定 | スコア | 平均FPS |
---|---|---|
ウルトラ | 12915 | 72.2 FPS |
中 | 34820 | 125.8 FPS |
最低 | 47513 | 171.6 FPS |
Far Cry 6
グラフィック設定 | 平均FPS | 最低FPS | 最高FPS |
---|---|---|---|
最高 | 78 FPS | 70 FPS | 89 FPS |
高 | 88 FPS | 77 FPS | 99 FPS |
中 | 99 FPS | 89 FPS | 111 FPS |
低 | 109 FPS | 98 FPS | 123 FPS |
Watch Dogs: Legion
グラフィック設定 | 平均FPS | 最低FPS | 最高FPS |
---|---|---|---|
最高 | 56.3 FPS | 96.3 FPS | 19.6 FPS |
とても高い | 73.1 FPS | 112.5 FPS | 26.1 FPS |
高 | 82.5 FPS | 115.2 FPS | 31.7 FPS |
中 | 93.1 FPS | 138.5 FPS | 29.8 FPS |
低 | 99.5 FPS | 147.2 FPS | 26.7 FPS |
VR:VRMark
VRゲームのパフォーマンスを計測する『VRMark』のベンチマーク結果です。
PCの映像をVR機器に出力した際のFPS値が分かるので、VRでゲームをプレイしたい方は参考になると思います。
VRMark Orange Room | |
---|---|
スコア | 8653 |
平均FPS | 188.6 FPS |
推奨構成FPS | 109 FPS |
最低構成FPS | 81 FPS |
動画編集のエンコード性能
Adobe Premiere Proで、YouTube向けを想定した動画編集でハードウェアエンコードをした場合の時間を計測します。
※動画は過去にYouTubeに公開したもので、カット、テロップ、BGMなど一般的な解説動画向けの編集をしています。
10分の動画が3分半なので速いと言えば速いのですが、他のモデルが1分半とかなので比べると少し遅めですね。
バッテリー容量・駆動時間
GALLERIAの以前のモデルと比較すると、かなり容量アップしています。
今まで、46,740mWh、または、62,320mWhだったので、今回は1.3倍、1.75倍となっているので、より長時間の作業が可能となります。
各作業のバッテリー時間
作業 | 計測時の バッテリー残量 | 駆動時間 | 駆動時間 (100%換算時) |
---|---|---|---|
高負荷 (Cinebench/CPU100%) | 100~80% | 00:20:30 | 01:42:29 |
ローカル動画再生 | 80~60% | 00:46:01 | 03:50:05 |
普段使い作業 (PCMark10) | 60~40% | 00:18:47 | 01:33:56 |
アイドル状態 | 40~20% | 00:47:15 | 03:56:16 |
合計 | 02:12:33 | 02:45:41 |
※高負荷については、Cinebench R20を繰り返し実行し、CPUが100%の状態
以前のモデルだと、100%換算時の駆動時間の合計が1時間33分、2時間14分なので、それと比べるとかなり長くなっていますね。
バッテリーの容量も増えたことも大きいと思いますが、CPUやGPUの性能も上がり、消費電力も高くなっているはずですが、これらのパーツの消費電力とパフォーマンスの効率も良くなっていることも影響しているでしょう。
ファンの静音性
騒音レベル | |
---|---|
アイドル時 | 0 dBA |
普段使い時 (PCMark10) | 36.3 dBA |
ゲーム時 (FF15) | 52.6 dBA |
CPU高負荷時 (Cinebench/CPU100%) | 45.9 dBA |
アイドル時はファンは停止しているので無音です。
一番音が大きいのはゲーム時(FF15・最高品質)で52.6dBAほどで目安としては普通の範囲ですが、パソコンとしては少しうるさいですね。
実際に聞いてみても、あまり音を気にしない方であれば大丈夫だと思いますが、音が気になる方は厳しいでしょう。
そういう方は、GALLERIAシリーズのデスクトップPCだとゲーム時も40dBA以下で静かでおすすめです。
騒音レベルの目安
デシベル(dBA) | 目安① | 目安② | 具体例 |
---|---|---|---|
70 | うるさい | かなりうるさい、かなり大きな声を 出さないと会話ができない | ・騒々しい街頭 ・セミの鳴き声 (2m) |
60 | 非常に大きく聞こえうるさい、 声を大きくすれば会話ができる | ・普通の会話 ・洗濯機、掃除機、テレビ | |
50 | 普通 | 大きく聞こえる、通常の会話は可能 | ・家庭用クーラー (室外機) ・換気扇 (1m) |
40 | 聞こえる会話には支障なし | ・静かな住宅地 ・図書館 | |
30 | 静か | 非常に小さく聞こえる | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
20 | ほとんど聞こえない | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
GALLERIA XL7C-R36Hの実機レビューまとめ
ドスパラの『GALLERIA XL7C-R36H』を実機レビューしました。
- 重めの3Dゲームまで快適なゲームパフォーマンス
- 16型の大画面と占有率で圧巻の迫力・臨場感
今回は、主に外観のアップグレートが大きかったですね。
- ダイアモンドカットで高級感のあるデザイン
- サイドの排気口は無くなり、よりスタイリッシュに
- タッチパッドが大きくなり操作性向上
- 15.6インチから16インチに
ゲームに関しても、少なくとも私が計測した12のゲームでは快適に遊ぶことができるので、ゲーミングPCとしても申し分ない性能を持っていますね。
スペックは、Intel Core i7 12700H × GeForce RTX 3060でしたが、他にもラインナップがあるので確認したい方は、GALLERIAの4つのシリーズを参考にして下さい。