また、布地を採用した天板で、今までにない斬新なデザインです。
斬新ではあるものの質感が高く、他の材質と調和がとれており、個人的にはめちゃくちゃ好きですね。
パフォーマンスとデザイン、バッテリー駆動時間を考えると、8万円台~買えるのはとてもコスパが高いです。
- 普段使い、ビジネス用途としてコスパの高いモバイルノートPC
- 長時間駆動バッテリー搭載
- コンバーチブル型で柔軟な使い方ができる
- 布地のカバーで斬新なデザイン
では、レノボで販売している『Lenovo Yoga 650』の魅力やスペックを実機で徹底的にレビューしていきます。
ケンさん
Lenovo Yoga 650の注目ポイント
Lenovo Yoga 650の注目ポイントについて詳しく解説してきます。
普段使い、ビジネス用途としてコスパの高いモバイルノートPC
性能面では、ネットサーフィンや動画視聴の普段使い、文書・表計算・資料作成やメーラー、ビデオ会議などのビジネス用途として使う分には十分なパフォーマンスです。
また、軽めの3Dゲームや軽い動画編集でも使うことができます。
とは言え、GPUは搭載していないので、日常的にガッツリと3Dゲーム、動画編集をするのであれば、ゲーミングPCやクリエイティブPCを検討しましょう。
13.3型のコンパクト・軽量なモバイルノートPCなので持ち運びがし易く、自宅だけでなく、外出先でも使い勝手が良いですね。
CPUやGPU性能については、ベンチマークで計測しているので、そちらを参考にして下さい。
長時間駆動バッテリー搭載
13.3型のモバイルノートPCにしては大容量のバッテリーが搭載されており、ローカルの動画再生時間で9時間弱持ちます。
ネットで調べ物したり、書類を作ったりする分には、十分なバッテリー駆動時間です。
バッテリー容量が60,000mWhなのですが、私が今までレビューしてきた14型以下のモバイルノートPCの中では、一番バッテリー容量が大きいですね。
他のノートPCだと45,000 mWhが一般的なので、13.3型に60,000 mWhも詰め込んだのは素晴らしいです。
バッテリー容量や駆動時間の検証については、バッテリー容量・駆動時間を参考にして下さい。
コンバーチブル型で柔軟な使い方ができる
(ラップトップモード)
(フラットモード)
(テントモード)
(タブレットモード)
コンバーチブル型のノートPCなので、普通に開くだけのノートPCと違い、色々な使い方ができます。
360度ヒンジなので、キーボードをディスプレイの後ろ側に持っていって、テントモードで立てることもできますし、タブレットとして使うこともできます。
加速度センサーが付いているので、テントモードやタブレットモードを逆さにすると画面もそれに合わせて逆さになります。
テントモードでは、ご飯を食べながら映像を楽しんだり、自分の使い勝手の良いキーボードを使ったりする際に役立ちます。
ご飯を食べるとなると、相当広いデスクでない限り、キーボード部分が邪魔になりがちですが、テントモードであれば邪魔になりません。
また、タブレットとしては少々重いので、ソファーでくつろぎながら、膝の上に載せて映像や電子書籍などを読むのに良さそうです。
布地のカバーで斬新なデザイン
ノートPCの天板は、ファブリックカバーとなっています。
PCに布地素材が使われることは、とても珍しく、斬新なデザインですね。
ケンさん
拡大するとこんな感じ。
個人的には、めちゃくちゃ気に入ってます。
手触りも優しい感じで良いですし、オシャレですね。
最近は、シルバーやブラックが多い中で、こういった斬新なデザインのものが欲しい方におすすめですね。
Lenovo Yoga 650のスペック
Lenovo Yoga 650のスペックは次の通りです。製品名 | Lenovo Yoga 650 |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 5 5500U AMD Ryzen 7 4700U AMD Ryzen 7 5700U |
メモリ | 8GB / 16GB |
GPU | AMD Radeon グラフィックス |
ストレージ | 256GB / 512GB |
サイズ | (横)308 x (縦)206.5 x (高さ)17 mm |
重量 | 本体:約1.32kg |
バッテリー | 約19.8時間 |
ディスプレイ | 13.3型 FHD IPS液晶 |
インターフェース | USB 3.0 Type-C ×1 (PD, DisplayPort出力, DC-in機能) USB 3.0 Type-C ×1 (DisplayPort出力) USB 3.0 Type-A ×2 ヘッドホン ×1 |
生体認証 | 指紋認証 |
価格 | 8万円台~ |
※製品仕様や販売価格については、2021/12/10の執筆時点のもので、今後変更される可能性があります。
外観
アビスブルーと天板のファブリックカバーが特徴的なデザイン。
布地を使ったノートPCは他に見たことがないので、かなり斬新な印象を受けましたが、質感が高く個人的には気に入ってます。
デザイン、パフォーマンスなど全体的にとても気に入っているのですが、開閉部分が少し開きづらいのが不満ですね。
他のノートPCだと窪みがあって開きやすいのですが、Yoga 650には窪みがない上、天板が布地なので指が滑ってしまい、少し開きづらいです。
ケンさん
ファンの吸気口・排気口
ファンは、CPU冷却用に1基搭載されており、吸気口・排気口は、底面と後側にあります。
後程、計測器を用いてファンの静音性を検証していきます。
使用用途別の快適度
使用用途 | 快適度 | コメント |
---|---|---|
普段使い (ウェブ, 動画視聴等) | ◎ | とても快適 |
ビジネス用途 (Office, メーラー等) | ◎ | とても快適 |
ブログ執筆 | ◎ | とても快適 |
ゲーム | △ | GPU非搭載のため、ブラウザゲーム・2Dゲーム・軽めの3Dゲームができる程度 |
画像編集 | ◎ | とても快適 |
動画編集 | ○ | Youtube向けのFHD動画で10分程度の編集であれば快適。 ただ、エンコード時間が少し長く、15分程度になるとメモリ不足によりカクつく。 本格的に動画編集するならメモリ16GBが良い ※4K動画編集は未検証 |
プログラミング | ◎ | Visual Studioはとても快適に動作します。 |
トレード (株/FX/仮想通貨) | ◎ | とても快適 |
データ分析・AI学習 | ○ | これから勉強し始める方、検証用であればOK |
本体サイズ・重量
実測値 | 公称値 | |
---|---|---|
横 | 307 mm | 308 mm |
縦 | 205 mm | 206.5 mm |
高さ | 20 mm | 17 mm |
サイズは公称通りで、A4のクリアファイルとほとんど同じなので、持ち運びもし易いですね。
重量について
実測値 | 公称値 | |
---|---|---|
本体 | 約1.3kg | 約1.32kg |
充電器 | 約297g | – |
合計 | 約1.621kg | – |
充電器を含めても、約1.62kgなので、長時間の持ち運びや他の荷物と良い所でも、それほど負担にはならない重量感です。
ディスプレイ
ディスプレイ | 13.3型 FHD IPS液晶 |
---|---|
画面サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1,920×1,080 |
縦横比 | 16:9 |
リフレッシュレート | – |
光沢 | 光沢 |
タッチパネル | 10点マルチタッチ |
ベゼル (枠) | (横)5 x (縦)9mm |
タッチパネル式で、レノボのタッチペンも付いてきます。
ディスプレイは、グレア(光沢)液晶なので、映り込みや光の反射は強めです。
くっきりと綺麗な映像になるのが特徴で、ドラマや映画などのコンテンツをよく見る方にはメリットが大きいです。
しかし、暗い画面だと自分の顔が映ってしまったり、自分の後ろに照明や窓があると光が映り込んだりするので、その点は注意です。
気になるようでしたら、アンチグレア(非光沢)の保護フィルムを貼ると映り込みは防げます。
キーボード・タッチパッド
キー配列 | 日本語配列 |
---|---|
テンキー | × |
バックライト | × |
RGBライト | × |
タッチパッド | (横)10.5 x (縦)6.4cm |
キーピッチ | 18.9mm (標準:19mm) |
キーストローク | 1.22mm (標準:2~3mm) |
キーの間隔(キーピッチ)は標準的で、キーを押し込んだ時の深さ(キーストローク)は浅め。
キーストロークが浅すぎると、キーを押した感触が弱く、操作感が悪くなる場合もあるのですが、このキーボードは、そのようなことはありませんでした。
キー配列については、私の場合は以下のポイントをチェックしています。
- Ctrlが左下に無い(ショートカットキーが使いづらい)
- Enterが1マス分(押し間違い)
- Shiftキーが小さい(押し間違い)
- DelとBackSpaceがEnterの上に無く変な場所にある
- 記号キーや矢印キーが変な場所にあったり、小さかったり
ケンさん
この基準で言うと右のShiftキーが若干小さめではありますが、配置が良いので押し間違いは少なかったのでOK。
それ以外は問題なく、特に癖のあるキーも無いので、実際に文字入力しても間違えることはほぼ無かったですね。
ケンさん
また、キーボードの右あたりに、指紋認証リーダーが付いています。
毎回パスワード入力するのが面倒という方には便利な機能ですね。
ケンさん
インターフェース
インターフェース周りは次のようになっています。
左側
USB 3.0 Type-A ×1
ヘッドホン ×1
右側
USB 3.0 Type-C ×1 (DisplayPort出力)
13.3型で物理的に小さいこともあり、ポート数も少なめ。
とは言え、Type-Aが2つ、Type-Cが2つなので十分ですね。
Type-Cが少しややこしいですが、1つは電源コネクタ替わりになっていて、もう1つはDisplayPort出力に対応しているので、ディアルディスプレイも可能です。
足りない場合は、周辺機器のドッキングステーションで追加するのが良いでしょう。
カメラ
カメラ | 画素数 | プライバシー シャッター |
---|---|---|
フロントカメラ | 約100万画素 | ○ |
カメラはプライバシーシャッター付きで、物理的にカメラにカバーができます。
そのため、Web会議などで不意にカメラをONにしてしまった時などもバッチリ防ぐことができます。
Lenovo Yoga 650のベンチマーク
検証機のスペック
製品名 | Lenovo Yoga 650 |
---|---|
CPU | AMD Ryzen 5 4500U (6コア/6スレッド, 2.3GHz Max 4GHz) |
メモリ | 8GB |
GPU | AMD Radeon Graphics |
ストレージ | 256GB |
アプリ実行の総合的パフォーマンス
アプリケーションの実行における総合的なパフォーマンスを計測する『PCMark10』のベンチマーク結果です。
一般的なアプリの総合スコアが、公称の推奨スコアの2倍程度。
ビジネス系、クリエイティブ系も推奨スコアを超えています。
実際に、ベンチマーク以外にも色々と作業しましたが、快適に動作して、カクつきでストレスになることはありませんでした。
カテゴリ | 項目 | スコア |
---|---|---|
一般的なアプリ | アプリの起動 | 9578 |
ビデオ会議 | 7483 | |
ウェブブラウジング | 7752 | |
総合スコア (推奨スコア:4100以上) | 8220 | |
ビジネス系アプリ | スプレッドシート作業 | 8999 |
文書作成 | 6031 | |
総合スコア (推奨スコア:4500以上) | 7367 | |
クリエイティブ系アプリ | 写真編集 | 6416 |
動画編集 | 3322 | |
レンダリング | 3377 | |
総合スコア (推奨スコア:3450以上) | 4159 | |
総合スコア | 4527 |
カテゴリ別に推奨されるスコアは以下の通りです。
カテゴリ | 推奨スコア | 解説 |
---|---|---|
一般的なアプリ | 4100以上 | 一般的な用途で様々な簡単なタスクをする場合 |
ビジネス系アプリ | 4500以上 | 事務作業と軽いメディアコンテンツ作業をする場合 |
クリエイティブ系アプリ | 3450以上 | 写真/動画/その他コンテンツの編集をする場合 |
ストレージ性能
ストレージは、データ転送速度が速いNVMe SSDが搭載されています。
読み込み速度が毎秒2GB以上あるので、普段使い、ビジネス用途であれば、十分なデータ転送速度です。
読み込み速度 | 書き込み速度 | |
---|---|---|
シーケンシャル | 2163.4 MB/s | 962.2 MB/s |
ランダム | 589.1 MB/s | 330 MB/s |
CPU性能
CPUは『AMD Ryzen 5 4500U』を搭載しており、6コア/6スレッド、クロック周波数が2.3GHz(最大 4GHz)と仕様としては、ミドルレンジCPUとなります。
このCPUは末尾が”U”なので、ノートPCの標準的な消費電力のモデルで、それもあってか同じRyzen 5シリーズの中ではスコアそれほど伸びませんでした。
ちなみに、末尾が”H”は、消費電力を高めて”U”より高性能にしたモデルです。
スコアが伸びなかったと言っても、普段使いやビジネス用途であれば問題ない性能です。
むしろ、省電力な分、バッテリー駆動時間が長いですね。
ケンさん
項目 | スコア |
---|---|
CPU | 1748 |
CPU(Single Core) | 384 |
CPU | CINEBENCH R20 |
---|---|
Core i9-14900HX | |
Core i7-13700H | |
Core i7-12700H | |
Ryzen 7 4800H | |
Ryzen 7 5800H | |
Core i7-11800H | |
Ryzen 5 4600H | |
Core i7-10875H | |
Core i7-10750H | |
Core i5-11400H | |
Core i7-9750H | |
Ryzen 5 5500U | |
Core i7-1165G7 | |
Ryzen 5 4500U | |
Core i5-10300H | |
Ryzen 5 3500U | |
Core i5-10210U |
※ノートPC向けのみを表示
GPU性能(ゲーム含む)
グラフィックボードを搭載しておらず、そもそもゲーム向けのPCではないので、ガッツリやるに不十分ですね。
ケンさん
軽めの3DゲームであるDQXの標準画質で、平均77FPSでとても快適です。
しかし、普通の3Dゲームになってくると平均20FPSを下回り、一気に快適とは言えないレベルになります。
そのため、ブラウザゲーム、2Dゲーム、DQXやMinecratのバニラなどの軽めの3DゲームならOKです。
別にメインの用途があって、たまに暇つぶし程度にできる範囲でゲームができればいいか…と考えている方なら良いかなというラインです。
項目 | スコア |
---|---|
グラフィックスコア | 753 |
グラフィックテスト1 | 5.03 FPS |
グラフィックテスト2 | 4.23 FPS |
CPUスコア | 3047 |
CPUテスト | 10.24 FPS |
総合スコア | 848 |
また、3DMarkで算出される各種ゲームのFPSは次の通りです。
ゲーム | 設定 | FPS |
---|---|---|
Battlefield V | 1440p Ultra | Less than 20 FPS |
1080p Ultra | Less than 30 FPS | |
Apex Legends | 1440p Ultra | Less than 30 FPS |
1080p Ultra | Less than 30 FPS | |
GTA V | 1440p Ultra | Less than 20 FPS |
1080p Ultra | Less than 30 FPS | |
Fortnite | 1440p Ultra | Less than 20 FPS |
1080p Ultra | Less than 20 FPS | |
Red Dead Redemption 2 | 1440p Ultra | Sorry, no data available. |
1080p Ultra | Sorry, no data available. |
※Ultraはゲームのグラフィック設定が最大を意味します。
※レイトレーシング機能はオフ。
GPU | 3DMark |
---|---|
RTX 4070 Laptop GPU | |
RTX 4050 Laptop GPU | |
RTX 4060 Laptop GPU | |
RTX 3060 Laptop GPU | |
RTX 3070 Ti Laptop GPU | |
GTX 1660 Ti | |
GTX 1660 | |
RTX 3050 Ti Laptop GPU | |
Intel Arc A550M | |
GTX 1650 Ti | |
GTX 1650 | |
Intel Iris Xe (CPU内臓) | |
AMD Radeon (CPU内臓) | |
Radeon Vega 8 (CPU内臓) | |
Intel UHD (CPU内臓) |
※ノートPC向けのみを表示
軽量な3Dゲーム:ドラゴンクエストX
グラフィック設定 | スコア | 平均FPS | 評価 |
---|---|---|---|
最高品質 | 6531 | 67.1 FPS | 快適 |
標準品質 | 7875 | 77 FPS | とても快適 |
低品質 | 8585 | 82.9 FPS | とても快適 |
普通の3Dゲーム:FF14
設定 | スコア | 平均FPS | 最低FPS | ロード時間 (合計) | 評価 |
---|---|---|---|---|---|
最高品質 | 1988 | 13.3 FPS | 8 FPS | 35.5 秒 | 設定変更が必要 |
高品質 | 2757 | 18.8 FPS | 11 FPS | 32.8 秒 | 設定変更を推奨 |
標準品質 | 3750 | 26 FPS | 11 FPS | 31 秒 | 設定変更を推奨 |
重めな3Dゲーム:FF15
グラフィック設定 | スコア | 平均FPS | 評価 |
---|---|---|---|
高品質 | 781 | 9.5 FPS | 動作困難 |
標準品質 | 1172 | 15 FPS | 動作困難 |
軽量品質 | 1508 | 18.5 FPS | 動作困難 |
動画編集のエンコード性能
エンコード時間は、FHD動画10分に対して7分なので、我慢できないほど遅いことはありません。
とは言え、早いことも無いので軽く動画編集する方向けですね。
また、メモリが8GBなので、編集後の動画時間が15分ぐらいになるとメモリ不足で、カクつき始めると思います。
そのため、Youtubeなど日常的にガッツリ編集していくことを考えているのであれば、クリエイティブ向けPCを検討しましょう。
※動画は過去にYouTubeに公開したもので、カット、テロップ、BGMなど一般的な解説動画向けの編集をしています。
バッテリー容量・駆動時間
私が今までレビューしてきた14型以下のモバイルノートPCの中では、一番バッテリー容量が大きいですね。
他のノートPCだと45,000 mWhが一般的なので、13.3型に60,000 mWhも詰め込んだのは素晴らしいと思います。
各作業のバッテリー時間
作業 | 計測時の バッテリー残量 | 駆動時間 | 駆動時間 (100%換算時) |
---|---|---|---|
高負荷 | 100~80% | 00:34:55 | 02:54:37 |
ローカル動画再生 | 80~60% | 01:45:04 | 08:45:18 |
アイドル状態 | 60~40% | 02:39:45 | 13:18:47 |
合計 | 04:59:44 | 06:14:41 |
※高負荷については、Cinebench R20を繰り返し実行し、CPUが100%の状態
バッテリーを20%毎に区切り、様々な作業をした時の駆動時間とそれを100%に換算した時の駆動時間の推定値を出しました。
ケンさん
動画再生で9時間弱ぐらい駆動するので、普段使いやビジネス用途の作業であれば、8~9時間ぐらいは使えると思います。
CPUのベンチマークでも解説しましたが、末尾が”U”で性能が抑えめの比較的省電力抑えめのモデルなので、それもバッテリー駆動時間を延ばす要因になっていますね。
他のノートPCだと、100%換算時の動画再生で5時間程度なので、それと比べても3,4時間程度長いです。
そのため、大学やカフェなど充電器を使いづらい場所でも、長時間の作業をしたい方向けにはおすすめ。
ファンの静音性
ファンは、CPUの冷却用に1基搭載されていますが、CPU100%の高負荷な状況でも、35dBAでとても静かでした。
普段の作業であれば、ファンは回らないか少し回る程度なので、ほぼ気にならないと思います。
騒音レベル | |
---|---|
高負荷時 | 34.8 dBA |
アイドル時 | 0 dBA |
騒音レベルの目安
デシベル(dBA) | 目安① | 目安② | 具体例 |
---|---|---|---|
70 | うるさい | かなりうるさい、かなり大きな声を出さないと会話ができない | ・騒々しい街頭 ・セミの鳴き声 (2m) |
60 | 非常に大きく聞こえうるさい、声を大きくすれば会話ができる | ・普通の会話 ・洗濯機、掃除機、テレビ | |
50 | 普通 | 大きく聞こえる、通常の会話は可能 | ・家庭用クーラー (室外機) ・換気扇 (1m) |
40 | 聞こえる会話には支障なし | ・静かな住宅地 ・図書館 | |
30 | 静か | 非常に小さく聞こえる | ・郊外の深夜 ・ささやき声 |
20 | ほとんど聞こえない | ・ささやき ・木の葉のふれあう音 |
Lenovo Yoga 650の実機レビューまとめ
レノボの『Lenovo Yoga 650』を実機レビューしました。
- 普段使い、ビジネス用途としてコスパの高いモバイルノートPC
- 長時間駆動バッテリー搭載
- コンバーチブル型で柔軟な使い方ができる
- 布地のカバーで斬新なデザイン
普段使い、ビジネス用途であれば十分なパフォーマンスであるにもかかわらず、デザイン性が高く、バッテリー駆動時間も長いので、かなり完成度の高い1台ですね。
本格的にするにはちょっと不向きですが、軽めの3Dゲーム、軽めの動画編集もOKなので、この価格にしては幅広い用途で使えるかなと思います。