【2019年版】おすすめのBTOパソコンを性能別、用途別に解説 ≫

PCケースのサイズってどういうものがあるか解説

PCケースのサイズには、コンパクトなミニサイズのものから大型のフルタワーまで様々あります。
他にどのようなサイズがあるのか、具体的にサイズはどのくらいなのかを解説します。

 

PCケースのサイズについて

PCケースのサイズには、様々なものがあり、ミドルタワー、フルタワーなどの名称が付いています。

 

まず先に、どういったサイズのケースがあるのか名称を確認しておきます。

  • ミニ
  • スリム型
  • ミドルタワー
  • フルタワー
  • キューブ型
  • 横置き型

 

分類すると6種類ぐらいですね。

 

色々な種類がありますが、感覚的には、

  • ライトユーザー ⇒ スリム型
  • ヘビーユーザー ⇒ ミドルタワー

が目安かなと思っています。

 

中には、おにぎりのような丸いの三角形やパーツなどがむき出しになるベンチ台という特殊なものもありますが、大体は上のものに分類できます。

基本的にBTOメーカーで扱っているのは、ミニ、スリム型、ミドルタワー、フルタワーぐらいまでが一般的ですね。

一部、キューブ型を取り扱っているメーカーもありますが。

 

ただ、このように一応分類はされているのですが、「ケースのサイズが、縦×横×奥行きそれぞれ何cm~何cmの間のものをミドルタワーと言う。」というように明確に定義されているわけではありません。

 

正直、ざっくりとした見た感じのサイズで大体分類しているということですね。(笑)

そのため、メーカーなどによっては、同じサイズ感でも違う分類がされていることもあります。

 

とは言え、これだけではサイズ感が掴みづらいと思うので、それぞれサンプル画像と合わせて解説していきます。

※サンプル画像の縮尺等がバラバラなので、ざっくりとしたサイズ感を掴む程度の参考としてください。

 

ケースサイズ別にスペックについても解説していますが、これは製品のよって異なるので、一概には言えません。

ケースが大きくなればなるほど大型(≒高性能)のパーツが搭載できるので、上限のパーツを搭載した場合を基準に解説しています。

 

【ミニ】手のひらサイズ感のケース

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1つ目の画像のケース

製品情報:パソコン工房 STYLE-IL11-i7S-HNicon

サイズ:約幅174mm×奥行182mm×高さ36mm ※最大突起物除く

重量:約1.3kg

 

2つ目の画像のケース

製品情報:ASUS Mini PC PN60

iconサイズ:115 mm×115 mm×49 mm

重量:約0.7 kg

 

かなりコンパクトなサイズ感ですね。

画像で分かるように、手のひらに乗せることのできるサイズ感となっています。

長い面でも10cm~20cm程度となっており、短い面では、5cm程度です。

サイズが小さい分、重量も1kg前後とノートパソコンと同じぐらいの重さですね。

 

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物によっては、モニターの裏面に固定して使用することもできます。

 

スペックについて

このサイズ感のパソコンの場合は、ケースの制約もあるため、スペックはあまり高くありません。

 

CPUについては、超省電力設計のものやモバイル向けの超低消費電力のものが搭載されていることがほとんどです。

サイズが小さいので、CPUの冷却に必要なCPUクーラーを搭載できなかったり、搭載できても冷却性能の低い小さいタイプが限度なので、あまり発熱すると冷却できずに安定的に動作できなくなってしまいます。

そのため、そもそもあまり発熱しない(=CPUの性能を抑えた)CPUを搭載する必要があるため、スペックはあまり高くないという訳です。

 

IntelのCPUの場合は、Core i7-7700T、Core i3-8130Uというように末尾に「T」「U」と付いていますが、「T」が超省電力版、「U」が超低消費電力版ということを示しています。

 

これが付いているタイプは、消費電力や発熱を抑えるために、クロック周波数が低く設計されているため、処理性能はあまり高くありません。

使用目的としては、ネットサーフィン、動画視聴、Ofiiceなど比較的低負荷な処理は可能ですが、動画編集などは難しいでしょう。

 

また、ケースのサイズ的にグラフィックボードの搭載はできないので、3Dゲームのような高負荷なものは難しいでしょう。

ブラウザゲームなどの比較的軽めのものであれば動作すると思います。

 

お勧めのユーザー

このタイプのケースは、次のようなユーザーに適しています。

  • 使用用途的にあまりスペックの必要ない。(ちょっとネット検索したり、Youtubeなどで動画視聴したり)
  • スペックよりサイズ感を重視したい。(部屋に大きなパソコンを置きたくない、置けるスペースに限りがある。)

 

一方で次のようなユーザーには適していません。

  • 動画編集などの処理性能が必要なクリエイティブな作業をする場合
  • 3Dゲームなどのグラフィック性能が必要な場合

 

【スリム型】小型の縦長ケース

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画像のケース

製品情報:マウスコンピューター スリム型 LUV MACHINES Slim シリーズicon

サイズ:100mm×393mm×367mm (突起部含む)

重量:約 6.9kg

 

会社などでよく見かけるサイズ感のパソコンでは無いでしょうか。

主にビジネス用途、事務処理用途に使用されることが多いかなと言うイメージです。

もちろん個人でも使えるので、勝手なイメージです。(笑)

 

縦と奥行きが40cm程度ありますが、横幅が10cm程度と細いです。

そのため、スリム型や省スペース型と呼ばれており、デスクの上に置いてもそれほど邪魔になることのないサイズ感ですね。

重量も普通ぐらい。

 

スペックについて

CPUは、性能が低いものから高いものまで幅広く搭載していることがほとんどです。

Celeron(低性能)~ Core i7(高性能)までパソコンによって大きく違うので、用途に合わせて性能が十分である事を仕様表等で確認する必要があります。

 

こちらの場合も、比較的サイズが小さい方なので、CPUクーラーもあまり大きなサイズを搭載することはできませんが、ケースファンなどによってエアフローが確保されており、熱を適切に外に逃がすことができるので、高性能なCPUも搭載することができます。

 

グラフィックボードは、サイズ的に厳しいので搭載していないことがほとんどです。

まれに、搭載しているものがありますが、ケースに合わせてコンパクトなサイズ感のグラフィックボードしか搭載できないので、サイズの小ささに伴って、低めの性能のものが搭載されています。

 

お勧めのユーザー

このタイプのケースは、次のようなユーザーに適しています。

  • がっつり事務処理を行う。(officeなどの表計算などで多くのデータを扱う場合)
  • たくさんのアプリケーションを立ち上げる。(メーラー、ブラウザ、Office、その他作業に必要なアプリなど)
  • 動画編集などの”グラフィック性能”があまり高くなくても良いクリエイティブな作業

 

一方で次のようなユーザーには適していません。

  • 3Dゲームなどのグラフィック性能が必要な場合
  • 3Dモデリングや3Dゲームの作成などのグラフィック性能が必要なクリエイティブな作業

スリム型PCケースを探す

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【ミドルタワー】一般的なサイズ感のケース

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画像のケース

製品情報:マウスコンピューター LUV MACHINES シリーズicon

サイズ:170mm×403mm×360mm

重量:約 7.2kg

 

縦と奥行きは、スリム型と同じぐらいのサイズ感です。

目に見えて変わったと言えるのは、横幅でしょう。

スリム型の場合は10cm程度でしたが、ミドルタワーは17cmです。

 

1.7倍なので、スリム型を見た後では、かなり太いなという印象があるのではないでしょうか。

しかし、横幅が1.7倍になることによって、大きめのCPUクーラーや大きめのグラフィックボードを搭載できるようになります。

そのため、より性能の良いCPUやグラフィックボードを搭載できます。

 

置き場所としては、デスクの上に余裕があればデスクの上、邪魔だなーと思う場合は、デスクの下などのスペースに置くことが一般的ですね。

 

スペックについて

CPUは、スリム型同様に、性能が低いものから高いものまで幅広く搭載していることがほとんどです。

Celeron(低性能)~ Core i9(高性能)までパソコンによって大きく異なってきますので、よく確認しておきましょう。

 

スリム型ではCore i7まででしたが、ミドルタワーの場合は、Core i9まで搭載できるものが多いです。

より高性能なCore i9だと冷却性能も必要になってくるので、大型(=冷却性能の高い)のCPUクーラーを搭載できるミドルタワー以上でないと厳しいのでしょう。

とは言え、普通の事務的な作業や動画編集などの用途であれば、Core i7でも十分な性能なので、Core i9まで必要かと言われれば、必要ないかなという感じです。

 

グラフィックボードは、比較的大型のものも搭載することができるので、グラフィック性能を必要とした用途の場合は、最低でもこのミドルタワーは欲しいところですね。

BTOメーカーのゲーミングPCを見てみると大体このサイズ感になっているかと思います。

しかし、搭載していないものもあるので、仕様表やカスタマイズで搭載できるかなどは確認しておきましょう。

 

また、ストレージを搭載するためのベイも増えることが多いので、スリム型と比較して、より多くのストレージを搭載できます。

起動用にSSD、データ保存用にHDDと言ったように2つ搭載することも可能です。

 

お勧めのユーザー

このタイプのケースは、次のようなユーザーに適しています。

  • パソコンを置くスペースより、性能を重視したい。
  • 今後、色々な作業をするかもしれないので性能が不足しないように高性能なものを積んでおきたい。
  • たくさんのアプリケーションを立ち上げる。(メーラー、ブラウザ、Office、その他作業に必要なアプリなど)
  • 動画編集などの高負荷な処理もしたい。
  • 動画編集などの”グラフィック性能”があまり高くなくても良いクリエイティブな作業
  • 3Dモデリングや3Dゲームの作成などのグラフィック性能が必要なクリエイティブな作業

 

一方で次のようなユーザーには適していません。

  • 特になし。

 

※これは、ケースサイズに合わせて大きくて高性能なパーツを搭載した場合の話なので、選択するスペックによっては性能が低くなることは頭に入れておいてください。

ミドルタワ-型PCケースを探す

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【フルタワー】大型で拡張性に優れたケース

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1つ目の画像のケース

製品情報:Corsair Graphite 780T(SEVENの製品でカスタマイズ可能なケース)

サイズ:601mm×262mm×638mm

重量:約11.3kg

 

2つ目の画像のケース

製品情報:CoolerMaster COSMOS C700M(SEVENの製品でカスタマイズ可能なケース)

サイズ:651mm×306mm×650mm

重量:約 23.8kg

 

一番大きいサイズに分類されるフルタワーですが、ミドルタワーのさらに20~30cmほど大きいケースとなっています。

横幅もかなりのサイズアップですね。

BTOメーカーでもこのサイズのケースを取り扱っているところは少ないです。

 

ここまで順番に読んできた方だと、「ミドルタワーでも用途的に十分に高負荷なことができるのに、これ以上サイズの大きいケースって何ができるの?」と疑問に思うことでしょう。

 

これに関しては、「拡張性高い」というのが一番の特徴で、より多くのパーツを搭載したいという場合に必要となってきます。

  • メモリを搭載するためのスロットの数が多いので、より多くのメモリを積みたい。
  • ストレージを5個以上搭載したい。
  • 拡張スロット数(背面のスロット)が多いので、グラフィックボードを複数枚搭載したり、インターフェースカードを複数枚搭載したい。

 

拡張スロット

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背面のこの部分を拡張スロットと言い、グラフィックボードやインターフェースカードの接続端子などがここに出てきます。

 

さらに特殊な例として

  • CPUを2つ搭載してマルチCPUにする。
  • システムを2つ搭載する。(ケース1つで2つのパソコンが入っているようなイメージ)

という場合もあります。

 

このように、ケースの大きさを活かして、色々なパーツを増やすことができる拡張性を備えています。

しかし、ここまで大きいケースを余すことなく活かしきるためには、

  • それ相応の性能が必要な使用用途
  • それに合わせてパーツを組み替えることのできる技術

を持っている必要があるので、かなり限られてくると思います。

フルタワー型PCケースを探す

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【キューブ型】立方体のようなケース

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画像のケース

製品情報:パソコン工房 STYLE-CAB6-C-UCSicon

サイズ:約幅224mm×奥行357mm×高さ273mm ※最大突起物除く

重量:ー

 

比較的特殊なケースとして、キューブ型があります。

大体、30cm前後の立方体に近い形状をしています。

 

スペックについて

CPUは、スリム型同様に、性能が低いものから中くらいまでのものを搭載していることがほとんどです。

CPUクーラーは、中ぐらいのサイズまでしか搭載できないはずなので、それほど高性能なものは難しいという感じです。

 

グラフィックボードは、ケースによっては搭載することができます。

搭載できるのは、低性能なものから中程度の性能のものまで。

中程度といってもある程度の3Dゲームであれば、快適にプレイできる性能を持っています。

 

それ以上大型になってくると、グラフィックボードのサイズも大きくなってくるので、難しい場合が多いと思います。

 

お勧めのユーザー

このタイプのケースは、次のようなユーザーに適しています。

  • 性能的には、スリム型とミドルタワーの間ぐらいが上限
  • 性能だけでなくデザイン性も重視したい。
  • 動画編集や3Dゲームなど”ある程度”のところまではできるようにしたい。

 

一方で次のようなユーザーには適していません。

  • がっつり動画編集や3Dゲームなどをする場合。

 

※これは、ケースサイズに合わせて大きくて高性能なパーツを搭載した場合の話なので、選択するスペックによっては性能が低くなることは頭に入れておいてください。

キューブ型PCケースを探す

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【横置き型】寝かせて使う横置き型ケース

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画像のケース

製品情報:Fractal Design CS5266 FD-CA-NODE-202-BK

サイズ:

横置き時:377(W)×88(H)×332(D) mm
縦置き時:125(W)×385(H)×332(D) mm

重量:3.5kg

 

比較的特殊なケースとして、横置き型があります。

横に置いたパソコンの上にモニターを置くというのが、一般的な使い方かなと思っています。

 

実は、上で紹介したスリム型も横に置こうと思えば置けます。(笑)

IT企業の職場で、スリム型のパソコンを横置きして、その上にモニタを置いて作業する光景をよく目にしました。

 

形状や重量に関してもスリム型と似ていると思います。

※重量に関しては、スリム型で紹介した方はパーツ込みで、こちらはケースのみの重量となります。

 

スペックやおすすめユーザーに関しては、スリム型を参考にしてください。

 

まとめ:パソコンライトユーザーはスリム型、ヘビーユーザーはミドルタワーが目安

ケースのサイズを色々と紹介しましたが、結局のところ、スリム型、ミドルタワーあたりになるかなという感覚です。

 

特に、

  • ライトユーザー ⇒ スリム型
  • ヘビーユーザー ⇒ ミドルタワー

を目安にすべきかなと思います。

 

結構パソコンを使って作業するというヘビーユーザーの方がスリム型を選んでしまうと性能の上限が低いので、少し性能不足を感じるかもしれません。

逆に、ライトユーザーがミドルタワーを選んでも全然かまいません。

 

注意して欲しいのが、お勧めユーザーで述べたことは、ケースに入る限界サイズのパーツを搭載した場合の話です。

ケースが大きくなればなるほど大型(≒高性能)のパーツが搭載できると言う意味で、上限のパーツを搭載した場合を基準に解説しています。

 

そのため、製品によっては、低性能・低価格という場合も普通にあるので、仕様表やカスタマイズ画面で調整するようにしましょう。

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