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グレア液晶とアンチグレア液晶はどっちが良いか?違いを写真付きで比較

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  • ノートパソコンや外部ディスプレイを選ぶとき、グレア液晶とアンチグレア液晶どっちが良いの?
  • グレア液晶とアンチグレア液晶の違いって何?
  • パソコン詳しい人ならどっち選ぶの?

どっちが良いのか迷うと思いますが、グレア(光沢)液晶とアンチグレア(非光沢)液晶の特徴や違い、最近の主流やどっちが良いのかを写真付きで解説します。

 

ケンさん

PC歴約20年で、どっちも使ってきたから体験談も交えて解説するで!

 

先に結論から言うと、ノートパソコンや外部ディスプレイであれば、次の理由から”アンチグレア(非光沢)液晶“がおすすめです。

・グレア液晶の光の映り込みはかなり気が散るし、目が疲れる。

 

・グレア液晶は、照明や窓からの光を考慮してモニターを置こうとすると場所や方向がかなり限定される。

 

・映画やドラマを見ていて暗めの画面になった時に、グレア液晶だと自分の顔が映り込み、現実に引き戻される。

グレア液晶のデメリットをあげるような形ですが、私の結論としてはこれらの理由で圧倒的にアンチグレア液晶ですね。

ケンさん

パソコンで両方使ったから分かるけど、グレア液晶は光の反射がキツくて後悔するで!

 

パソコンを選ぶ際に必要な知識やモニターの選び方も解説しているので参考にしてみて下さい。

≫ 関連記事:購入前に知っておくべきパソコン基礎知識【初心者向け】

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この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年以上、40台以上の実機レビュー、様々な用途で使ってきた経験を元に、基礎知識や選び方、用途・価格別のおすすめPCなど、パソコン初心者の方向けに解説。
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アンチグレア液晶とグレア液晶の違いを比較

アンチグレア液晶とグレア液晶の違いについて、ざっと特徴を比較した後、映像の綺麗さ、モノや光の映り込み具合などについて深掘りしていきます。

アンチグレア(非光沢)液晶グレア(光沢)液晶
映像の綺麗さ普通綺麗
モノの映り込み少ない激しい
光の映り込み少ない激しい
構造の違いバックライトの光が
拡散して目に届く
バックライトの光が
拡散されずに目に届く
メリットモノや光の映り込みが少なく、
光が拡散して目に届くため、
目が疲れづらい、目に優しい
光が拡散されないのでクリアな映像で
色鮮やかな印象
向いている用途長時間使う場合
書類・レポート作成などの事務作業
映画・ドラマやゲーム
などの映像コンテンツ
最近の主流パソコン:ほとんどがアンチグレア液晶
スマホ・テレビ:グレア液晶

 

映像の綺麗さ

アンチグレア

グレア

(左:アンチグレア液晶、右:グレア液晶)

映像の綺麗さでは、グレア液晶ですが、個人的にはそこまで劇的に綺麗になるかと言われれば、そのようなことは無いように感じます。

少なくとも、モノや光の映り込みのデメリットを上回るだけの映像の綺麗さとは思わないので、アンチグレアがおすすめです。

 

また、Apple製品のような高級なグレア液晶のモニターであれば、映像の綺麗さが目に見えて分かるかもしれません。

しかし、10万前後のノートPCや1,2万程度の外部モニターでは、アンチグレア液晶でもグレア液晶でも映像の綺麗さは、さほど変わらないように感じます。

 

モノの映り込みの違い

グレア液晶とアンチグレア液晶では、モノの映り込み具合が異なりますが、具体的にどの程度違うかモニターの前にクマのぬいぐるみを置いて検証してみます。

特に気になるのは、暗めの画面になった時の映り込みですね。

 

暗めの画面の時

モノの映り込み_暗い画像

(左:アンチグレア液晶、右:グレア液晶)

アンチグレア液晶では全く気になりませんが、グレア液晶では、はっきりと映り込んでいます。

クマのぬいぐるみだけでなく、カメラや三脚、さらに後ろにある本棚まで映ります。

 

明るめの画面の時

光の映り込み_明るい画像

(左:アンチグレア液晶、右:グレア液晶)

アンチグレア液晶では映り込みはありませんが、グレア液晶では少しだけ映り込みますが、暗い画面に比べれば、気になるほどではありません。

 

クマのぬいぐるみは全く映り込みは無いですが、右側のカーテン部分が少し映り込んでいるのが分かります。

モノや角度によっても変わってくるということですね。

 

グレア液晶では、特に暗い画面で映り込みが激しくなるので、映画やドラマ、ホラーゲームのような暗い画面が良く出てくるシーンで使う場合はおすすめできませんね。

実際のPCを使う場面では、目の前にクマのぬいぐるみは置かないわけですが、代わりに自分の顔が映り込むことになります。

ケンさん

映画やドラマ見てて暗めの画面になった時に、自分の顔が映り込むから現実に引き戻されるで!

 

映画やドラマ、ホラーゲームなど世界観に入り込むことで楽しめるコンテンツなのに、自分の顔が映ったらテンション下がるので、この点でもアンチグレア液晶の方が良いですね。

 

光の映り込みの違い

グレア液晶とアンチグレア液晶では、光の映り込み具合が異なりますが、具体的にどの程度違うか部屋の照明を使って検証してみます。

 

暗めの画面の時

光の映り込み_暗い画像

(左:アンチグレア液晶、右:グレア液晶)

グレア液晶ははっきりと映り込んでいるのに対して、アンチグレア液晶ではモザイクをかけたように、ぼんやりと広がった感じになっています。

全く映り込まないわけでは無いですが、グレア液晶の方が目に優しいですね。

明るめの画面の時

光の映り込み_明るい画像

(左:アンチグレア液晶、右:グレア液晶)

明るめの画面においてもグレア液晶ははっきり映り込んでいるのに対して、アンチグレア液晶ではほぼ分かりません。

見て分かる通り、光の映り込みによって、女の子の腕や帽子の一部が全く見えない状態です。

 

文字が書かれていても見えないので、自分が顔を移動して見る角度を変える必要があります。

これでは作業に集中できませんね。

 

私は昔、グレア液晶を使っていたのですが、この光の映り込みのせいで、画面に集中できなかったり、気が散ったり、目がすぐ疲れたりしました。

たぶん、目も悪くなっていると思います。

 

部屋の照明だけでなく、昼間であれば窓から差し込む光でも映り込みが発生して、かなり眩しいですね。

これが嫌で、照明や窓からの日光を考慮してモニターを置くように模様替えしたこともありますが、置き場所がかなり限定されますし、そもそもこんなことを考えたくないので、そんなことを考える必要のないアンチグレア液晶の方が圧倒的に良いですね。

 

構造の違いについて

アンチグレア_グレアの構造

アンチグレア液晶とグレア液晶とでは、表面の構造が違うのですが、その構造により光の映り込み具合が違います。

また、モニターのバックライトの光が、自分の目に入る光量が違ってくるので、光量が少なくなるアンチグレア液晶の方が目が疲れにくいという訳です。

 

グレア液晶では、つるつるとした表面になっており、バックライトの光量は軽減されず、映り込みの光もそのまま反射するため、目への負担は大きいです。

その代わり、光がぼやけることも無いので、発色が良く鮮やかで綺麗な映像になります。

 

一方で、アンチグレア液晶は、凸凹とした表面になっているので、バックライトや映り込みの光が各方面に分散され、目に届く光量が軽減されます。

その代わり、少しぼやけた映像になります。

 

最近の液晶の主流について

液晶を搭載している機器であるパソコン、スマホ、テレビの最近の主流について解説していきます。

 

パソコン:アンチグレア(昔はグレア)

ノートパソコンやデスクトップパソコンの外部モニターについては、最近の主流はアンチグレア液晶です。

やはり、仕事などで長時間、事務的な作業を使うことを想定されているので、いかに目が疲れにくく、目に優しいかはとても重要です。

そのため、光の反射や光を分散させる構造であるアンチグレアが向いているという訳です。

 

最近だと、9割、9.5割ぐらいはアンチグレアで、グレア液晶はあまり売られていないですね。

当ブログではメーカー様からPCを借りて、数十台ほど実機レビューをしてきましたが、ほぼ全てアンチグレア液晶です。

また、通販サイトなどで外部モニターをさがしても、アンチグレア液晶がほとんどです。

 

一部例外として、タッチパネル機能付きのノートPC、2in1タブレットPCに関してはグレア液晶でした。

タッチパネル機能がついていたら、アンチグレア液晶にできない理由があるのかは分かりませんが、今のところレビューしてきた中ではそうなっています。

 

ただ、パソコンで映像コンテンツを見たり、グラフィックの綺麗なゲームをしたりする方向けに、グレア液晶もあってもいいんじゃないかと思われるのですが、こういった用途のゲーミングノートPCやゲーミングモニターもアンチグレアが多いですね。

私が見た感じでは、アンチグレアでも十分映像は綺麗だと思うので、グレアにすることで映像のクオリティを上げるより、目が疲れたり、光の反射がウザかったりというデメリットの方が大きいので、アンチグレアが多いのかなと思います。

 

ちなみに、10~15年ほど前はグレア液晶が主流でしたが、光の映り込みが原因かどうかは分かりませんが、いつの間にかアンチグレア液晶に置き換わっていましたね。

途中で主流が変わってきた関係で、私はグレアもアンチグレアも両方経験してきましたが、グレアの場合は、部屋の照明や窓からの光の反射がつらく、気が散りますし、目も疲れます。

光の反射がない場所にパソコンやモニターを置くことで回避はできますが、そもそも、その場所を考えたり、場所を限定されたりするのが嫌なんですよね。

 

最近は、ずっとアンチグレアを使っていますが、パソコンはやっぱりアンチグレアが良いですね。

現状、よっぽど映像にこだわりがある方でないとグレアは割りに合わず、普段使いで動画を見たり、ちょっとゲームするぐらいならアンチグレアにすべきと考えています。

 

スマホ・テレビ:グレア

スマートフォンやテレビは、グレア液晶が主流です。

映像の鮮やかさ、綺麗さで言うとグレア液晶の方が良いので、映像を楽しむ機会の多いデバイスでは、グレア液晶の方が合っているのでしょう。

 

スマホなら持っていると思うので、照明が映るようにスマホを見てみれば、実際の反射具合が分かります。

ケンさん

結構、気が散ると思うで!

スマホであれば画面も小さいですし、位置も簡単に変えれるので、それほど影響はありません。

しかし、パソコンはそうはいかないので、パソコンを選ぶ際にどっちの液晶がいいか迷ってる方は、スマホで試してみると良いと思います。

 

ケンさん

一般的にグレア液晶の方が綺麗って言われてるけど、よっぽどいい液晶でもない限り、どっちもあんまり変わらん気がするで!

 

パソコンにおいては、アンチグレア(非光沢)の方がおすすめ!

アンチグレア液晶とグレア液晶の違いを解説しましたが、結論をまとめると次のようになります。

・グレア液晶の光の映り込みはかなり気が散るし、目が疲れる。

 

・グレア液晶は、照明や窓からの光を考慮してモニターを置こうとすると場所や方向がかなり限定される。

 

・映画やドラマを見ていて暗めの画面になった時に、グレア液晶だと自分の顔が映り込み、現実に引き戻される。

最近の主流でもパソコンにおいては、アンチグレア液晶が主流なので、それに合わせる形で問題ないですね。

パソコンの場合、仕事などで長時間使う方も多いと思うので、目の疲れを抑えたい、目に優しい液晶にしたい方は、アンチグレアがおすすめですね。

 

タッチパネル機能付きのノートパソコンは、グレア液晶のことがほとんどですが、どうしてもその機種が良い場合は、アンチグレアにできる保護フィルムを貼ることも検討した方が良いでしょう。

ケンさん

事前にその機種のアンチグレアタイプの保護フィルムがあるか調べておいてくださいね。

 

私は、Surface Pro 6のタッチパネル機能付き、グレア液晶のパソコンを使っていますが、アンチグレアにする保護フィルムを貼っています。

フィルムの製品によって違うと思いますが、多少光の映り込みはあるものの気が散ったり、目が疲れたりするほどではありません。

 

パソコンを選ぶ際に必要な知識やモニターの選び方も解説しているので参考にしてみて下さい。

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