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【ドスパラ GALLERIA XA7C-G60S レビュー】約13万円で高性能CPU, ミドルGPU(GTX 1660 SUPER)を搭載したゲーミングPC

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

GALLERIA XA7C-G60Sは、約13万円でIntel Core i7, GeForce GTX 1660 SUPERを搭載したミドルレンジゲーミングPCとなっています。

 

ミドルレンジながら、軽めから重めの3Dゲームまで幅広いゲームを楽しめます。

 

注目ポイント
  • 価格抑え目な割に幅広いゲームが楽しめる!
  • 高性能CPU/16GBメモリ搭載で動画編集も快適!(ゲーム実況もOK)
  • スタイリッシュなガンメタリックと控えめなLEDライティングにより高級感のあるデザイン
良い点
  • 軽量級/中量級3Dゲームなら高画質でも快適
  • 重量級もゲームによっては快適
  • 高負荷時でも 36dBAという高い静音性
悪い点
  • 付属マウス・キーボードはなくオプション購入(新規購入者には少しだけネック)
  • サイドはクリアパネルだが、LED点灯がなく少し寂しい

 

では、ドスパラの『GALLERIA XA7C-G60S』の魅力やスペックを実機で徹底的にレビューしていきます。

 

また、ドスパラがどんなメーカーなのか知りたい方は、メーカーの解説記事も参考にしてみて下さい。

≫ 関連記事:ドスパラの特徴・評判を解説

 

ケンさん

価格を抑えつつも幅広いゲームしたい方におすすめやな!

 

MEMO
本製品は、メーカー様より貸与して頂き作成しています。

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年以上、40台以上の実機レビュー、様々な用途で使ってきた経験を元に、基礎知識や選び方、用途・価格別のおすすめPCなど、パソコン初心者の方向けに解説。
詳細プロフィール

GALLERIA XA7C-G60Sの注目ポイント

GALLERIA XA7C-G60Sの注目ポイントについて詳しく解説してきます。

価格抑え目な割に幅広いゲームが楽しめる!

GPUは、GeForce GTX 1660 SUPERということで、ミドルレンジのコストパフォーマンスの高いものが搭載されています。

ミドルレンジと言いつつも、軽めから重めまで幅広い3Dゲームを快適に楽しむことができます。

 

軽量級・中量級のゲームであれば、FHD・高画質設定にしても80~100FPS程度で動作します。

重量級のゲームをする場合に、快適かそうでないかがゲームによって分かれてくるという感じのグラフィック性能です。

 

後程、グラフィック性能、各種ゲーム性能をベンチマーク結果を掲載しています。

 

ハイエンドCPU/GPU搭載PCであれば 20万~25万円ぐらいが相場ですが、正直、4Kや重いゲームで高画質設定でもしない限り、その性能は活かしきることはできません。

そのため、「FHDで普通の画質設定で良いから、幅広いゲームをプレイできてその中でも安いやつ!」という方には、約13万のこのゲーミングPCは選択肢に入ってくるかなと思います。

 

高性能CPU/16GBメモリ搭載で動画編集も快適!(ゲーム実況もOK)

GALLERIA XA7C-G60Sは、Intel Core i7と高性能なCPUが搭載されています。

ゲームはもちろんのこと、それ以外に普段使いや表計算などの事務的な用途、クリエイティブな用途と幅広い分野で高いパフォーマンスを発揮してくれます。

 

ケンさん

クリエイティブな用途は、高負荷な処理になることが多いから、CPU性能が高いのはありがたいな!

 

例えば、ゲームの実況動画をYoutubeに上げたいという方にもおすすめですね。

ゲームの実況動画となれば、動画編集をする必要が出てくるので、このスペックであれば、Youtube向けに20~30分のFHD動画の編集も難なくできます。

 

 

GALLERIA XA7C-G60Sのスペック

GALLERIA XA7C-G60Sのデザイン1

GALLERIA XA7C-G60Sのスペックは次の通りです。

製品名GALLERIA XA7C-G60S
CPUIntel Core i7-10700
(8コア/16スレッド, 2.9GHz Max 4.8GHz)
メモリ16GB
GPUNVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6
ストレージ512GB NVMe SSD
サイズ(横)220 x (縦)480 x (厚さ)440 mm
重量本体:約14kg
インターフェース【前面】
USB 3.2 Gen1 Type-A x4
イヤホン/マイク x1
【背面】
USB2.0 x4
USB 3.2 Gen1 Type-A x2
USB 3.2 Gen2 ×2(Type-A×1+Type-C×1)
ギガビットLANポート x1
HDMI x1
DisplayPort x1
HDMI x1 (GPU)
DisplayPort x1 (GPU)
DIV (GPU)
イヤホン/マイク x1
価格約13万~

※製品仕様や販売価格については、2021/02/09の執筆時点のもので、今後変更される可能性があります。

MEMO
本記事では、Intel Core i7-10700F / 16GB / NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER / 512GB (SSD)の構成(GALLERIA XA7C-G60S)でレビューしています。

※現在販売中のモデルはCPUが無印で、レビューでは「F」付きCPUで行っていますが、性能差はそれほど変わらないと思って頂いて大丈夫です。

 

外観

ガンメタリックを基調として、ドスパラのイメージカラーである青のLEDをワンポイントで入っているというデザインになっています。

LEDで激しく主張するというより、控えめにアクセントで入っているので、上品な仕上がりになっていると思います。

 

ケンさん

吸気口・排気口もセンス良いよな!

 

ドスパラのゲーミングブランドで有名な『GALLERIA』シリーズですが、実は2020年の7月ぐらいに、約7年ぶりにデザインが刷新されています。

(引用:【写真で魅せる】GALLERIAが7年ぶりにデザインを刷新! – 新旧を徹底比較

左が旧デザインと比較するとシンプル、かつ、スタイリッシュになった印象がありますね。

 

GALLERIA XA7C-G60Sのロゴ

ロゴも英字で「GALLERIA」だけではなく、カッコいいマークも入っています。

ケンさん

ロゴの反射具合好きやわ!

 

ファン・エアフロー

ケースファンとエアフローについて解説します。

 

GALLERIA XA7C-G60Sでは、14cmの静音ファンを3基も搭載しており、CPUもリテールではなく社外品が使われているので、静音性がかなり高いです。

 

後程詳しく解説しますが、高負荷時でも36dBA前後とかなり静かになっています。

 

フロントファン

GALLERIA XA7C-G60Sの前面ファン(外観)
GALLERIA XA7C-G60Sの前面ファン(内部)

両サイドの青い部分が吸気口になっていて、内部にはファンが1つ搭載されています

 

トップファン

GALLERIA XA7C-G60Sの天板ファン(外観)
GALLERIA XA7C-G60Sの天板ファン(内部)

トップは、後方あたりにファンが搭載されており、CPUやGPUの熱を排出してくれます。

 

リアファン

GALLERIA XA7C-G60Sの背面ファン(外観)
GALLERIA XA7C-G60Sの背面ファン(内部)

リアにもファンが、1つ搭載されています。

熱源となるCPU, GPU周りに排熱用ファンが2つあるので、十分ですね。

 

全体としては、フロントから吸気して、トップやリアから熱を排出するという流れですね。

 

アイドル時、高負荷時のファンの静音性が気になるところですが、ベンチマークの静音性チェックのところで計測器を用いてチェックしていきます。

 

LEDライティング

GALLERIA XA7C-G60SのLEDライティング(デフォルト)

フロントパネルの縁には、ブルーのLEDライトが埋め込まれています。

明るく光りまくるライティングとは異なり、控えめな光量、配置でケース全体を上品に仕上げていますね。

 

LEDのカラーや光り方、ON/OFFについては、専用のソフトをインストールする必要があります。

詳しい手順に関しては、公式ページの『LEDライティング』の項目を参考にして下さい。

 

使用用途別の快適度

GALLERIA XA7C-G60Sの使用用途別の快適度

使用用途別の動作の快適度は、次の通りです。

MEMO
快適度は、Intel Core i7-10700F / 16GB / NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER / 512GB (SSD)の構成(GALLERIA XA7C-G60S)で確認しています。
使用用途快適度コメント
普段使い
(ウェブ, 動画視聴等)
とても快適
ビジネス用途
(Office, メーラー等)
とても快適
ブログ執筆とても快適
ゲーム軽量級・中量級の3Dゲームは、高画質設定でも
80~100FPSでるので、とても快適。
重量級は、3Dゲームによって快適かそうでないか分かれてくる。
画像編集とても快適
動画編集Youtube向けのFHD動画で10分程度の編集は快適。
おそらく1時間程度であれば快適。
※4K動画編集は未検証。
プログラミングVisual Studioはとても快適に動作。
個人の規模感で開発する分には十分な性能
トレード
(株/FX/仮想通貨)
とても快適
データ分析・AI学習勉強・検証用レベルであれば十分快適
※本番環境用にも視野に入るが実装方法による

※使用用途毎の目安スペックやPCパーツの役割などについては、それぞれのリンク内で解説しています。

 

本体サイズ

GALLERIA XA7C-G60Sの正面
GALLERIA XA7C-G60Sの真横
GALLERIA XA7C-G60Sの天板
GALLERIA XA7C-G60Sの背面
実測値公称値
221 mm220 mm
479 mm480 mm
奥行447 mm440 mm

ケースの大きさとしてはミドルタワ―ケースなので、大きめな部類だと思います。

そのため、事前に配置する場所の寸法を測った上で購入検討するのが良いでしょう。

 

GALLERIAのゲーミングデスクトップシリーズは、2種類のサイズで展開しているので、「このモデルが大きすぎる…」という方は、もう少しコンパクトな方がおすすめですね。

(左:本モデル、右:もう少しコンパクトなモデル)

本モデルもう少しコンパクトなモデル
GALLERIA RM5R-G60S
222 mm222 mm
478 mm425 mm
奥行451 mm443 mm

画像では撮影位置が違うので少し見づらいですが、ロゴから下の長さが短く、全体的に背が短いことが分かると思います。

 

実測値でも高さが約5cmほど短いことが分かります。

また、奥行きも少しだけ短いですね。

 

サイズ感がネックという方は、コンパクトなモデルも検討してみてはいかがでしょうか。

 

インターフェース

インターフェース周りは次のようになっています。

フロント

GALLERIA XA7C-G60Sのインターフェースの前側

USB 3.2 Gen1 Type-A x4
イヤホン/マイク x1

 

リア

GALLERIA XA7C-G60Sのインターフェースの後側

USB2.0 x4
USB 3.2 Gen1 Type-A x2
USB 3.2 Gen2 ×2(Type-A×1+Type-C×1)
ギガビットLANポート x1
HDMI x1
DisplayPort x1
HDMI x1 (GPU)
DisplayPort x1 (GPU)
DIV (GPU)
イヤホン/マイク x1

USBポートは、8ポートと十分な数ですね。

フロントと合わせるとUSBは計12ポートなので、これで不足することは無いでしょう。

 

また、USB2.0, 3.0、Type-Aだけでなく、Type-Cと様々なものがあるので、使い勝手は良いですね。

 

映像出力端子に関しては、HDMI、DisplayPortなどいくつか付いていますが、基本的に、画像の下部分の端子3つが横並びになっているグラフィックボードの端子に接続するので、HDMI x1, DisplayPort x1, DVI x1ですね。

注意
マザーボード側の映像出力でディスプレイに接続するとグラフィックボードの性能を活かせません。

 

内観・拡張性

将来的に、メモリやストレージの増設も考えている方は、どれだけ空きスロットがあるか確認しておきましょう。

GALLERIA XA7C-G60Sの内観全体(パーツ側)
GALLERIA XA7C-G60Sの内観全体(裏配線側)
(左:主要パーツ側、右:裏配線側)

配線が綺麗にまとまっており、スッキリしていますね。

 

では、各パーツを細かく見ていきます。

 

メモリ

GALLERIA XA7C-G60Sのメモリスロット

メモリスロットは4スロットあり、その内、8GBメモリが2枚使われている状態ですね。

 

メモリ増設する場合は、一番左のスロットがCPUクーラーの黒いファンとギリギリ干渉します。

高さ的にもファンがギリギリ当たるので、一番左のスロットを使う場合はそのままでは難しいです。

 

1スロット目にメモリを挿す場合、CPUクーラーの黒いファンを後ろ側に移動させることで解消できます。

後側に付けるとリアのファンとかなり近い形になってしまうので、少し気持ち悪さが残りますが、そこは仕方ないですね。

 

HDD・SSDスロット

GALLERIA XA7C-G60SのHDD・SSDスロット1

搭載できるストレージは次の通りですね。

  • M.2 x2(1つは標準搭載のSSD占有)
  • 3.5インチHDD x2
  • 2.5インチSSD x4(内2つは、3.5インチと共有)

 

標準搭載のSSDは、ヒートシンクが付いているので、発熱量のあるM.2でも高温にならずに安定したパフォーマンスを発揮してくれます。

 

また、壁掛けのような形で、2.5インチSSD用のスロットが2つ、その下に3.5インチHDD用のスロットが2つあります。

3.5インチシャドウベイの方は、2.5インチSSDも搭載できる仕様となっています。

 

GALLERIA XA7C-G60SのHDD・SSDスロット2

GALLERIA XA7C-G60SのHDD・SSDスロット3

(※HDD・SSDは自前で用意したもので、初期構成には含まれていません。)

 

3.5インチシャドウベイはツールレスでアクセスが可能です。

HDDを搭載する場合は、左右の突起が挟み込むような形となるので、ネジは不要です。

SSDの場合は、裏からネジ留めする必要がありますね。

 

どちらも取り付けやすい構造でした。

 

PCI Express

GALLERIA XA7C-G60SのPCI Express1

PCI Expressは、次の計6つです。

  • PCI Express x16/x4 2つ(※)
  • PCI Express x1 3つ

 

※内1つは、形状はPCI Express x16ですが、実際はPCI Express x4となります。

 

光学ドライブ

GALLERIA XA7C-G60Sの光学ドライブ

5.25インチベイが1つあります。

初期の構成では、光学ドライブは搭載されていないので空いています。

 

オプションで追加することもできますし、自分で好きなものを追加することもできますね。

 

CPUクーラー

GALLERIA XA7C-G60SのCPUファン

CPUは、ハイエンドなIntel Core i7が搭載されており、発熱量が多いということで、社外品の冷却性能の高いCPUクーラーが搭載されています。

 

マウス・キーボード

GALLERIA XA7C-G60Sでは、初期の構成では付属しておらず、オプション(各2,000円程度)でマウスとキーボードを付けることができます。

 

マウスについて

GALLERIA XA7C-G60S付属のマウス
GALLERIA XA7C-G60S付属のマウス(サイド)

マウスは、進む・戻るのサイドボタンが付いているので、普段の作業も快適ですね。

 

通常、マウスのサイドボタンは左に付いていますが、このマウスには右側にも付いています。

左右対称なので、左利きの方でも使える仕様となっていますね。

 

キーボードについて

GALLERIA XA7C-G60S付属のキーボード

キーボードは、一般的なフルサイズのキーボードとなっています。

サイズ感やキーの配置も癖が無く、スタンダードなので打ちやすかったです。

 

マウス・キーボードのどちらも普通に使えますが、良くも悪くも一般的なものになるので、

  • ゲーム向けにファンクションキーが搭載されたマウスが欲しい!
  • 無線タイプ、Bluetoothタイプが良い!

という方には不向きですね。

 

最低限の機能があれば問題なし!という方にはおすすめですね。

ケンさん

使い勝手は正直に言って、可もなく不可もなくザ・スタンダードって感じやな!

 

 

GALLERIA XA7C-G60SのCPU・GPU・SSDのベンチマーク

GALLERIA XA7C-G60Sの各種ベンチマーク

GALLERIA XA7C-G60Sのベンチマークを計測していきます。
計測内容は次の通りです。

  • アプリ実行の総合的パフォーマンス(PCMark10)
  • ストレージ性能(CrystalDiskMark)
  • CPU性能(CINEBENCH R20)
  • GPU性能(3DMARKスコアと各種ゲームFPS値)
  • ゲーム性能(DQX、FF14、FF15、VRMark)
  • ファンの静音性
MEMO
本記事では、Intel Core i7-10700F / 16GB / NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER / 512GB (SSD)の構成(GALLERIA XA7C-G60S)でレビューしています。

※現在販売中のモデルはCPUが無印で、レビューでは「F」付きCPUで行っていますが、性能差はそれほど変わらないと思って頂いて大丈夫です。

 

アプリ実行の総合的パフォーマンス

アプリケーションの実行における総合的なパフォーマンスを計測する『PCMark10』のベンチマーク結果です。

 

ビデオ会議やウェブブラウジングなどの一般的なアプリ、スプレッドシート作業や文書作成などのビジネス向けアプリ、写真・動画編集アプリなどのクリエイティブアプリのパフォーマンスを総合的に測定します。

カテゴリ項目スコア
一般的なアプリアプリの起動14052
ビデオ会議7302
ウェブブラウジング9300
総合スコア
(推奨スコア:4100以上)
9845
ビジネス系アプリスプレッドシート作業9413
文書作成7181
総合スコア
(推奨スコア:4500以上)
8221
クリエイティブ系アプリ写真編集9603
動画編集5803
レンダリング11135
総合スコア
(推奨スコア:3450以上)
8529
総合スコア6336

 

カテゴリ別に推奨されるスコアは以下の通りです。

カテゴリ推奨スコア解説
一般的なアプリ4100以上一般的な用途で様々な簡単なタスクをする場合
ビジネス系アプリ4500以上事務作業と軽いメディアコンテンツ作業をする場合
クリエイティブ系アプリ3450以上写真/動画/その他コンテンツの編集をする場合

(参考:PC Mark10 公式サイト (英語))

 

それぞれの総合スコアが、公式が発表している推奨スコアの2倍前後あるので、素晴らしいパフォーマンスですね。

実際に色々と作業をしても、起動速度・動作の不安定さ・カクつき等は全く、非常に快適でした。

 

ストレージ性能

GALLERIA XA7C-G60Sでは、NVMeの512 SSDを搭載しています。

GALLERIA XA7C-G60SのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果

読み込み速度書き込み速度
シーケンシャル3352.2 MB/s2282.7 MB/s
ランダム1560.7 MB/s2277.8 MB/s

※ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」にて、計測しています。

 

NVMe SSD, SATA SSD, HDDとストレージの種類がありますが、その中でも一番読み書き速度の速いNVMe規格のSSDが搭載されています。

毎秒3GBの読み込み速度、毎秒2GBの書き込み速度ということで、かなり高速な部類ですね。

 

OSの起動時間やゲームのロード時間などで、この速さが活きてきますね。

 

CPU性能

CPUは『Intel Core i7-10700F』を搭載しており、基本性能とベンチマーク結果は、次の通りです。

Intel Core i7-10700Fの基本性能
コア・スレッド8コア / 16スレッド
クロック周波数2.9GHz(最大 4.8GHz)
CPU内蔵グラフィックス
TDP65W

GALLERIA XA7C-G60SのCINEBENCH R20のベンチマーク結果

項目スコア
CPU3604
CPU(Single Core)478

※ベンチマークソフト「CINEBENCH R20」にて、計測しています。

 

約3,600ポイントということで、重い処理にも耐えうるパフォーマンスですね。

普段使いはもちろんのこと、3Dゲームやクリエイティブな用途でも快適に作業することができるレベルですね。

 

GPU性能(ゲーム含む)

GPUは『NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER』を搭載しており、基本性能とベンチマーク結果は、次の通りです。

NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPERの基本性能
コア数1408コア
クロック周波数1530GHz
メモリ容量6GB
TDP450W

GALLERIA XA7C-G60Sの3DMARKのベンチマーク結果

項目スコア
グラフィックスコア5899
グラフィックテスト138.24 FPS
グラフィックテスト233.99 FPS
CPUスコア8959
CPUテスト30.1 FPS
総合スコア6217

※ベンチマークソフト「3DMARK」にて、計測しています。

 

また、3DMarkで算出される各種ゲームのFPSは次の通りです。

ゲーム設定FPS
Battlefield V1440p Ultra60+FPS
1080p Ultra80+FPS
Apex Legends1440p Ultra70+FPS
1080p Ultra100+FPS
GTA V1440p Ultra40+FPS
1080p Ultra60+FPS
Fortnite1440p Ultra65+FPS
1080p Ultra85+FPS
Red Dead Redemption 21440p UltraLess than 30 FPS
1080p UltraLess than 30 FPS
※FPSは平均値で、3DMarkスコアとゲームテストに基づいた見積もりです。
※Ultraはゲームのグラフィック設定が最大を意味します。
※レイトレーシング機能はオフ。

 

1080pのFHD設定で見るとほとんど60FPSは超えていますね。

それぞれ、画質設定を良いもので算出されているので、標準であればもう少し出ると思います。

 

唯一厳しいかなというのは、Red Dead Redemption 2で 30FPS以下となっています。

しかし、グラフィック設定が最高設定の話なので、標準設定にすれば 60FPS程度になります。

 

その他、ゲームのベンチマークでグラフィック性能を確認してみましょう。

 

軽量な3Dゲーム:ドラゴンクエストX

GALLERIA XA7C-G60SのDQXのゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア評価
最高品質23299すごく快適
標準品質23097すごく快適
低品質23323すごく快適
【その他の設定】
解像度 :1920 × 1080
表示方法:ウィンドウ

どの設定でも『すごく快適』なので問題なしですね。

 

普通の3Dゲーム:FF14

GALLERIA XA7C-G60SのFF14のゲームベンチマーク結果

設定スコア平均FPS最低FPSロード時間
(合計)
評価
最高品質15609106.1 FPS42 FPS11.6 秒非常に快適
高品質16871117 FPS43 FPS11.8 秒非常に快適
標準品質20899169.8 FPS55 FPS11.6 秒非常に快適
【その他の設定】
グラフィック設定:高品質
表示方法    :ウィンドウ

こちらも全ての設定で『非常に快適』という結果になりました。

最高品質でも平均100FPSでているので、十分快適ですね。

 

ロード時間も高速なNVMe SSDということで、約12秒と速いです。

驚きなのが、他のNVMe SSD搭載のパソコンよりも2~3秒高速ということですね。

 

重めな3Dゲーム:FF15

GALLERIA XA7C-G60SのFF15のゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア評価
高品質6202快適
標準品質8513快適
軽量品質11236とても快適
【その他の設定】
解像度 :1920 × 1080
表示方法:ウィンドウ

重量級の3Dゲームでようやく評価が分かれてきます。

とは言え、基本的に『快適』の部類なので、普通に楽しむ分には問題なさそう。

 

4Kでプレイするとなると少し厳しくなってくるのかなという印象です。

 

VR:VRMark

VRゲームのパフォーマンスを計測する『VRMark』のベンチマーク結果です。

PCの映像をVR機器に出力した際のFPS値が分かるので、VRでゲームをプレイしたい方は参考になると思います。

VRMark Orange Room
スコア9356
平均FPS204
推奨構成FPS109
最低構成FPS81
※推奨構成FPS:HTCVive, OculusRiftの推奨スペックで出力した時の平均FPS値
※最低構成FPS:OculusRiftの最小動作スペックで出力した時の平均FPS値

 

平均204FPSなのでかなり良い値です。

HTCVive, OculusRiftが推奨する構成のパソコンで映像出力した際の平均FPSが109なので、大体2倍程度あるので、VRによるゲームも問題ないですね。

 

ファンの静音性

GALLERIA XA7C-G60Sのファン静音性のベンチマーク結果(高負荷時)
GALLERIA XA7C-G60Sのファン静音性のベンチマーク結果(アイドル時)
(左:高負荷時、右:アイドル時)

騒音レベル
高負荷時33.9 dBA
アイドル時35.4 dBA

 

騒音レベルの目安

デシベル(dBA)目安①目安②具体例
70うるさいかなりうるさい、かなり大きな声を出さないと会話ができない・騒々しい街頭
・セミの鳴き声 (2m)
60非常に大きく聞こえうるさい、声を大きくすれば会話ができる・普通の会話
・洗濯機、掃除機、テレビ
50普通大きく聞こえる、通常の会話は可能・家庭用クーラー (室外機)
・換気扇 (1m)
40聞こえる会話には支障なし・静かな住宅地
・図書館
30静か非常に小さく聞こえる・郊外の深夜
・ささやき声
20ほとんど聞こえない・ささやき
・木の葉のふれあう音

本体から30cmほどの距離で計測しましたが、アイドル時と高負荷時でほとんど変わらない結果となりました。

 

実際、高負荷時の音を聞いてみても全くうるさくありませんでした。

ケンさん

静かにファン回ってんねんなー…っていう印象やったで!

 

 

GALLERIA XA7C-G60Sの実機レビューまとめ

GALLERIA XA7C-G60Sの全体

(デスクトップPCの特徴)
ドスパラの『GALLERIA XA7C-G60S』を実機レビューしました。

 

注目ポイント
  • 価格抑え目な割に幅広いゲームが楽しめる!
  • 高性能CPU/16GBメモリ搭載で動画編集も快適!(ゲーム実況もOK)
  • スタイリッシュなガンメタリックと控えめなLEDライティングにより高級感のあるデザイン
良い点
  • 軽量級/中量級3Dゲームなら高画質でも快適
  • 重量級もゲームによっては快適
  • 高負荷時でも 36dBAという高い静音性
悪い点
  • 付属マウス・キーボードはなくオプション購入(新規購入者には少しだけネック)
  • サイドはクリアパネルだが、LED点灯がなく少し寂しい

約13万円で、ハイエンドCPU, ミドルレンジGPUを搭載ということで、幅広いゲームはもちろんのこと、高負荷になりがちなクリエイティブな用途でも活用することができます。

 

4Kで高いグラフィック設定で快適にプレイしたい!という方には向いていませんが、FHDの標準設定で良いから、幅広いゲームをお手頃価格で楽しみたい!という方におすすめなゲーミングPCですね。

クリエイティブもOKなので、Youtubeにゲーム実況動画をあげたいという方にもおすすめです。

 




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