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CPUでコスパが良いのはどれかを調査してみた。【定期更新】

どうも、パソコンブロガーのケンさん(@pasolog_ken)です。

CPUの種類が色々あるけど、結局のところコストパフォーマンスが良いCPUはどれなんだ?

と気になる方向けに、ベンチマークの結果と日本での販売価格からコストパフォーマンスを算出してみました。

 

その結果を元に、パフォーマンス別におすすめのCPUを紹介します。

【CPUの価格最終更新日:2018/12/18】

 

CPUだけでなく、大抵のモノ・サービスは、パフォーマンスを追求すればするほど、費用が大幅に高くなりコスパが悪くなるということが多いと思います。

では、どのあたりの価格帯であれば、コスパが高くなるのかということも気になるところですよね。

 

 

コストパフォーマンスとは

コストパフォーマンス(コスパ)とは、あるものが持つコスト(費用)とパフォーマンス(効果)を対比させた度合いのことです。

 

ここではCPUの話なので、CPUの購入価格(コスト)に対して、どれだけの性能・生産性を発揮(パフォーマンス)してくれるのかと言ったところでしょう。

 

例えば、次の2つのようなCPUがあるとします。

①性能(パフォーマンス):10、価格(コスト):20万円

②性能(パフォーマンス):9 、価格(コスト):10万円

 

性能だけで言えば、①の方が少しだけ高いですが、②の方も負けず劣らずの性能です。

しかし、価格を見ると2倍も違います。

この場合、コストに対してパフォーマンスが良いと言えるのは、感覚的に②とわかるでしょう。

ここまで価格が極端な場合であれば、感覚的にこっちの方がコスパが良いというのは分かりますが、実際には難しいですよね。

 

ここでは感覚的にではなく、CPUのコストパフォーマンスを数値で算出して、どのCPUのコスパが高いかを調査していきます。

 

コスパの良いCPUを搭載したBTOパソコンが欲しいなー。と考えている方は、CPUパーツ単体のコスパより、パソコン全体のコスパを考慮に入れた方が良いので、「【最新版】おすすめのBTOパソコンを性能別、用途別に解説」をチェックしてみて下さい。

 

CPUのコスパの調査方法

では、コストパフォーマンスを計算していくにあたり、どういったものを参考にしていくか説明しておきます。

 

コストについて

CPUの価格については、価格.comの表示されている価格を参考にします。

表示されている価格は、最安値を表示されているようなので、実際に購入する場合は、数千円程度高くなるかと思います。

 

パフォーマンスについて

パフォーマンスの部分については、ベンチマークサイトの「PassMark」のスコアを参考にします。

 

コスパについて

コスパは、100円に対するスコア値とします。

つまり、CPUの100円分あたり、どのくらいのスコアを持ったCPUなのかということを示します。

この値が高ければ高いほど、コストに対してパフォーマンスが高くなるということになります。

 

 

PassMarkにも価格とスコアのデータを使ってグラフ化されており一目でコスパが分かるようになっているのですが、日本円ではないのでそのまま参考にするには厳しいです。そこで日本円でコスパを出したのがこの記事という感じです。

 

 

 

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CPUのコスパ計算結果

では、CPU毎のスコアと価格からコスパを算出します。

 

CPUは、価格が変動するので、定期的に更新していく予定です。

【CPUの価格最終更新日:2019/05/05】

 

カーソルを合わせると、価格、スコア、製品名、仕様を表示します。

横軸:価格

縦軸:スコア

価格が低くスコアが高ければ、コスパが良いということになるので、ざっくりとですが、左上に近ければ近いほど、コスパが良くなります。一方で、右下に近ければ近いほど、コスパが悪くなります。

 

ざっと見た感じ、AMDのCPUが全体的にコストパフォーマンスが良さそうですね。

しかし、AMDのハイパフォーマンスなCPUは、逆に悪くなってます。

 

グラフだけでは、具体的な数値が分かりにくいので、コスパの高い順に一覧にしておきます。

 

コスパ一覧

CPU名 世代 コア/スレッド クロック数 スコア 値段 コスパ
Ryzen 5 1600 Summit Ridge 6 (12) 3.2 12274 15,098 81.30
Ryzen 5 2600 Pinnacle Ridge 6 (12) 3.4 13530 17,658 76.62
Ryzen 3 2200G Raven Ridge 4 (8) 3.5 7307 9,990 73.14
Pentium G4560 第7世代 Kaby Lake 2 (4) 3.5 4866 6,980 69.71
Ryzen 5 2600X Pinnacle Ridge 6 (12) 3.6 14366 20,953 68.56
Ryzen 3 1200 Summit Ridge 4 (4) 3.1 6729 10,758 62.55
Ryzen 5 2400G Raven Ridge 4 (8) 3.6 9310 14,961 62.23
Core i5 9400F 第9世代 Coffee Lake Refresh 6 (6) 2.9 12197 19,970 61.08
Ryzen 3 1300X Summit Ridge 4 (4) 3.5 7501 12,352 60.73
Ryzen 7 2700 Pinnacle Ridge 8 (16) 3.2 15897 26,208 60.66
Ryzen 5 1400 Summit Ridge 4 (8) 3.2 8361 14,017 59.65
Ryzen 7 2700X Pinnacle Ridge 8 (16) 3.7 16985 29,733 57.13
Ryzen 7 1700X Summit Ridge 8 (16) 3.4 14689 26,603 55.22
Ryzen 7 1700 Summit Ridge 8 (16) 3 14171 25,800 54.93
Celeron G4900 第8世代 Coffee Lake 2 (2) 3.1 3270 5,970 54.77
Core i3 8100 第8世代 Coffee Lake 4 (4) 3.6 8042 15,120 53.19
Ryzen 7 1800X Summit Ridge 8 (16) 3.6 15413 29,800 51.72
Ryzen 5 1600X Summit Ridge 6 (12) 3.6 13234 26,415 50.10
RyzenThreadripper 1900X Summit Ridge 8 (16) 3.8 16131 32,229 50.05
Pentium Gold G5400 第8世代 Coffee Lake 2 (4) 3.7 5190 10,370 50.05
Ryzen 5 1500X Summit Ridge 4 (8) 3.5 10077 20,296 49.65
Core i5 8400 第8世代 Coffee Lake 6 (6) 2.8 11642 25,359 45.91
Core i5 9600K 第9世代 Coffee Lake Refresh 6 (6) 3.7 13500 30,514 44.24
Core i5 9600KF 第9世代 Coffee Lake Refresh 6 (6) 3.7 13921 31,480 44.22
RyzenThreadripper 1920X Summit Ridge 12 (24) 3.5 19572 44,736 43.75
Core i3 8350K 第8世代 Coffee Lake 4 (4) 4 9214 21,550 42.76
Core i3 8300 第8世代 Coffee Lake 4 (4) 3.7 8657 20,480 42.27
Pentium Gold G5500 第8世代 Coffee Lake 2 (4) 3.8 5224 12,780 40.88
Pentium Gold G5600 第8世代 Coffee Lake 2 (4) 3.9 5667 13,896 40.78
Core i7 8700 第8世代 Coffee Lake 6 (12) 3.2 15152 37,320 40.60
Core i5 8600K 第8世代 Coffee Lake 6 (6) 3.6 12769 31,978 39.93
Celeron G4920 第8世代 Coffee Lake 2 (2) 3.2 3150 7,950 39.62
Core i5 8500 第8世代 Coffee Lake 6 (6) 3 11919 30,980 38.47
Ryzen Threadripper 2920X Pinnacle Ridge 12 (24) 3.5 22089 59,525 37.11
Core i5 8600 第8世代 Coffee Lake 6 (6) 3.1 12629 34,580 36.52
Core i7 8700K 第8世代 Coffee Lake 6 (12) 3.7 15962 43,935 36.33
Core i7 9700KF 第9世代 Coffee Lake Refresh 8 (8) 3.6 17929 50,388 35.58
Core i9 9900KF 第9世代 Coffee Lake Refresh 8 (16) 3.6 22043 62,348 35.35
Core i7 9700K 第9世代 Coffee Lake Refresh 8 (8) 3.6 17239 50,398 34.21
Corei5 7400 第7世代 Kaby Lake 4(4) 3 7336 21,497 34.13
Corei5 7500 第7世代 Kaby Lake 4(4) 3.4 8020 24,200 33.14
Core i9 9900K 第9世代 Coffee Lake Refresh 8 (16) 3.6 20158 61,967 32.53
Core i3 7320 第7世代 Kaby Lake 2 (4) 4.1 6413 19,971 32.11
Corei5 7600 第7世代 Kaby Lake 4(4) 3.5 8731 29,619 29.48
Core i3 7100 第7世代 Kaby Lake 2 (4) 3.9 5783 20,980 27.56
Core i3 7300 第7世代 Kaby Lake 2 (4) 4 6372 23,866 26.70
Corei5 7600K 第7世代 Kaby Lake 4(4) 3.8 9120 34,163 26.70
Corei7 7700 第7世代 Kaby Lake 4(8) 3.6 10732 40,463 26.52
Ryzen Threadripper 2950X Pinnacle Ridge 16 (32) 3.5 25500 96,800 26.34
Corei7 7700K 第7世代 Kaby Lake 4(8) 4.2 12038 46,311 25.99
RyzenThreadripper 1950X Summit Ridge 16 (32) 3.4 21852 84,800 25.77
Pentium G4600 第7世代 Kaby Lake 2 (4) 3.6 5079 20,780 24.44
Pentium G4620 第7世代 Kaby Lake 2 (4) 3.7 5210 21,580 24.14
Ryzen Threadripper 2970WX Pinnacle Ridge 24 (48) 3 21875 116,300 18.81
Ryzen Threadripper 2990WX Pinnacle Ridge 32 (64) 3 23413 189,000 12.39
Core i5 9400 第9世代 Coffee Lake Refresh 6 (6) 2.9 11988
Core i3 9350KF 第9世代 Coffee Lake Refresh 4 (4) 4 22,649
Core i3 7350K 第7世代 Kaby Lake 2 (4) 4.2 6629
Celeron G3950 第7世代 Kaby Lake 2 (2) 3 3006
Celeron G3930 第7世代 Kaby Lake 2 (2) 2.9 3039
Ryzen 5 2500X Pinnacle Ridge 4 (8) 3.6 9663
Ryzen 3 2300X Pinnacle Ridge 4 (4) 3.5 8518

 

 

CPUのコスパ計算結果の分析

このグラフや一覧からいくつか読み取れることがあるので、解説していきたいと思います。

  

Ryzen Threadripperシリーズは、スコアを見る限り約15,000 ~ 25,000とハイパフォーマンスCPUだが、価格が高すぎるのでコスパとしては低めになっていますね。

 

Ryzen 3, 5, 7 については、一覧の上位をほぼ占める結果となり、全体的にコスパが高いことが分かります。

スコアで言うと約7,000 ~ 15,000あたりと幅広いパフォーマンスを占めているので、ミドル~ハイエンドなPCが欲しいという方は、Ryzenを選ぶのか良さそうですね。

 

Intel CPUでは、Pentium Gold, Celeronが比較的上位にきており、スコアで言うと約3,000 ~ 5,000の低パフォーマンスの部類ですね。

このあたりの性能で十分という方は、Pentium Gold, Celeronあたりがコスパ的に良さそうということになりますね。

 

Intelのi3, i5, i7のCore i シリーズについてですが、ほとんどの製品でコスパ的に下の方になっており、Ryzenには及ばないという結果でした。

しかし、最近発売されたIntel Core i5 9400Fは、結構上位に食い込んでいるので、高性能で低価格と言うコストパフォーマンスを備えたCPUということが分かります。

末尾に「F」が付いているのでグラフィックボード必須のCPUですが、ゲーミングPCなどの元々グラフィックボードの搭載を考えている方にはおすすめです。

私の自作PCは、Core i7 7700Kを使っていますが、これもかなり下の方ですね。ショックです。(笑)

 

では、Core i シリーズは悪いのか?という話になってきますが、確かに今回計算したコスパの結果を見れば、良くありませんでした。

しかし、今回計算したコスパは、単純にベンチマークサイトのスコアと価格のみを考慮したものです。

実際には、Intelのみが持っているCPU内臓のグラフィック機能であったり、消費電力、発熱の低さ、動作の安定性などを考慮に入れるとまた変わってくると思います。

 

ですが、このあたりの項目については、数値化してコスパとして計算するということはなかなか難しいです。

消費電力や発熱の低さをどの程度重視するかによっても異なってくる上に、この部分については人それぞれの価値観によって左右されるので、数値化してコスパとして表すことはできないでしょう。

 

 

コスパから見るパフォーマンス別おすすめCPU

では上記のコスパ結果を元に、用途別におすすめのCPUを紹介します。

 

 

いくらコストパフォーマンスが良いからと言って、無駄にパフォーマンスが高いものを買っても、活かしきれなければ意味がありません。

パソコンの使用用途によって、必要なパフォーマンスが変わってくるので、まずは、使用用途ごとにどの程度のパフォーマンスが必要が知る必要があります。

 

 

動画編集の場合

動画編集を考えている場合、エンコード時間に関わってくるため、CPU性能が高いほうが快適に動画編集をすることができます。

そのため、高めのパフォーマンスを持ったCPUが良いでしょう。

 

高いパフォーマンスの中でコスパが良いCPUは、スコアが12,000以上あるAMDのRyzen 5 あたりが良いでしょう。

軽めの動画編集であれば、スコアが8,000程度あれば問題なく動作します。

しかし、エンコード時間が(設定にもよりますが)動画時間の2倍程度となるので、動画編集を本格的にしたいという方にはちょっと厳しいという印象。

 

Surface Pro 6(CPU:Core i5-8250U、スコア:8845)で動画編集、エンコード時間がどの程度かについては、こちらの記事を参考にしてください。

関連記事:Surface Pro 6で動画編集してみた。感想やエンコード時間を計測

 

3Dゲーム、3DCG、Officeソフトなどのビジネス用途の場合

3Dゲームや3DCGは、グラフィックボードを搭載している場合、CPU性能はそこまで必要ではありません。

また、ビジネス用途であれば高いパフォーマンスは必要ないですが、かと言って低パフォーマンスすぎて動作が重ければストレスになります。

 

そのため、最低でもスコアが約6,000 ~ 8,000程度あるRyzen 3 あたりが良いでしょう。

 

ネットサーフィン、Youtubeなどの動画視聴の場合

これらの使用用途の場合、CPU性能はそれほど必要ないので低パフォーマンスクラスで十分だと思います。

低パフォーマンスの中でコスパが良いのは、IntelのPentium Gold, Celeronあたりです。

スコアで言うと約3,000 ~ 5,000の部類で、価格が1万円を切っているのでリーズナブルですね。

 

 

まとめ

いかかでしょうか?

ぜひ、CPUを購入する際の参考にしてみてください。

 

あくまで、”価格”と”ベンチマークサイトのスコア”から出したコスパとおすすめCPUなので、それぞれのCPUの機能や消費電力、発熱などによって、また、それらの項目をどれだけ重視するかによって変わってくるかと思います。

 

消費電力の低いパソコンを自作するんだ!という場合には、多少コスパが低くなっても、消費電力の低いCPUを選択することに価値があるでしょう。

つまり、ある程度はコスパが参考になりますが、最終的には目的にあったCPUを選択することが最も良いと思うので、必要以上にコスパに囚われすぎないようにしましょう。(笑)



どうも、ケンさん(@pasolog_ken)でした。

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