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HDDのプラッタとは?枚数が多いほど故障率が高い?

HDDのプラッタって何?
と疑問に思っている方に向けて、プラッタについて詳しく解説します。

 

プラッタとは?

プラッタとは、ハードディスク(HDD)や今では珍しいフロッピーディスクなどの磁気ディスク装置の円盤状の記憶装置のことを言います。

ここでは、HDDのプラッタを中心に解説していきます。

 

HDDはデータを記憶するための装置ということは知っているかと思いますが、その内部構造や実際に内部を見たことがあるという方は少ないと思うので、円盤状の磁気ディスクと言われてもイメージしにくいかと思います。

 

実際にHDDの内部を写した画像を使って解説していきます。

 

HDDのプラッタ

HDD_プラッタ - 1

HDDは画像のように様々な部品から成り立っています。

その内、赤枠の銀色の円盤を「プラッタ」と言います。

 

実際に見ると自分の顔がはっきり映るほどの鏡面になっていて、鏡を見ているような感じです。

 

データは、このプラッタに書き込まれ、ユーザーが要求した際に、ここからデータを読み込むという仕組みとなっています。

データの読み書きは、画像のプラッタ部分に被って、三角形のような形状をした部品(ヘッダー)がありますが、この部品が行います。

 

ヘッダーの先端が実際にデータを読み書きするための部分で、データの位置に合わせてヘッダーが左右に移動します。

しかし、プラッタの全ての箇所に移動して読み書きできるわけでは無いので、プラッタを高速回転させることで、プラッタ全域にヘッダーがアクセスできるようになっています。

 

基本的に最近のHDDでは、このプラッタの両面にデータを記憶できる仕組みになっています。

 

プラッタの枚数や容量について

では次に、プラッタについてもう少し深掘りして、「プラッタ枚数」、「プラッタ容量」について解説します。

 

プラッタ枚数について

実は、プラッタは1枚だけではありません。(※HDDによります。)

上の画像では分かりませんが、横からプラッタを見るとプラッタが複数枚搭載されていることが分かります。

 

HDDのプラッタ(横から)

HDD_プラッタ - 2

画像のHDDでは、4枚のプラッタが搭載されています。

プラッタ毎にヘッダーが備わっていることも分かるかと思います。

 

技術の向上に伴って、データあたりの保存領域の密度を向上させることで容量を増やしたりしましたが、プラッタの大きさは決まっているので、これ以上の容量増加には別の手段も必要になってきます。

 

その手段としてプラッタ枚数を増やすということです。

画像のようにプラッタを増やすことで、さらにデータ容量を向上させました。

 

その結果、2019年3月時点で、コンシューマー向けに販売されているHDDで最も容量が大きいのは14TBです。

SEAGATE、東芝、WESTERN DIGITALの3社から販売されています。

 

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プラッタ容量について

プラッタ容量は、1枚あたりのプラッタ容量のことです。

例えば、2TBのHDDでプラッタ枚数が4枚あったとします。

 

その場合は、2000GB / 4 で1枚あたりのプラッタ容量は、500GBとなります。

 

プラッタの枚数が多いほど故障率が高い?

HDDのプラッタ枚数と故障率って関係しているの?という話です。

正直、統計的なデータを持っているわけでは無いので、HDDの故障の原因から考えて、故障率が高くなるんじゃないの?という予想程度の話となります。

 

HDDの故障の原因について

では、HDDの故障の原因について考えてみましょう。

故障の原因は、駆動部分が多いことにより各部に負荷が掛かるためと言われています。

 

先ほど説明したヘッダーはモーターによって左右に動き、プラッタに関しては7200rpmで回転するものが一般的なので、1秒で120回転という高速回転をしています。

 

つまり、プラッタ枚数が増えることで、駆動するパーツ(ヘッダー、プラッタ)も増えるので、故障しやすいというわけです。

 

一方で同じストレージであるSSDは、HDDと比較して駆動部分が無いため、長持ちすると言われています。

実際今まで故障したHDDとSSDの数を振り返るとHDDの方が2,3倍多いです。

HDDの方を多く使っているということもあるかと思いますが、その数を調整してもHDDの方が壊れやすいです。

 

ただ、HDDに関しては故障率の個体差も大きいパーツでして、通常、寿命が3年程度と言われています。

しかし、運が悪ければ1年で故障しますし、逆に5年、7年使っても故障しないという場合もあります。

 

そのため、「プラッタ枚数が少ない方が故障率が低いからそっちを選ぼう!」とまでは意識しなくていいと思っています。

正直、壊れる時は壊れますし、壊れない時は壊れない(長持ちするという意味)です。(笑)

 

自作PCをする人でも、あまりプラッタ容量を意識することは無いと思います。

少なくとも私はしたことがありません。

 

故障率が変わってくるのに、購入時に意識しなくていい理由

プラッタ枚数は、意識しなくて良いと述べましたが、故障率が変わってくるのなら枚数が少ないものを選ぶべきでは?

という疑問があるかと思います。

 

たしかに、意識するに越したことはありませんが、プラッタ枚数を重要視しすぎて容量が少ないHDDを選んだり、価格が高いものを選んだりするのは間違っていると思っています。

 

そもそもですが、HDDは3年程度で故障する消耗品と考えるべきです。

重要なデータは、定期的にバックアップを取ることで、いつ故障しても良いように備えておくことが”とてもとても重要”です。

 

実際に故障した際には、新しいHDDに買い替えて、バックアップからデータを復元して今まで通りに作業しましょう。

 

 

まとめ:プラッタ枚数を増やすことで大容量HDDが実現した。

HDDのプラッタについて、そのプラッタの枚数や容量について解説しました。

年々HDDの容量が増えつつありますが、そこには様々な技術を駆使してデータの密度を増やしたり、保存できる場所を増やしたりしています。

 

ただHDDのサイズは規格で決まっており限界があります。

さらにデータの密度の向上やプラッタ枚数を増やすという部分についても物理的な限界があります。

 

時々HDDの容量増加は、もう限界だという話を聞きますが、なんだかんだ増加しているので、今後も新たな技術や仕組みによって増え続けるのかなと思います。

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