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【ドスパラ GALLERIA RL5R-G50T レビュー】約11万円のライトゲーマー向けのゲーミングノートPC

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

GALLERIA RL5R-G50Tは、ミドルレンジのCPU, GPUを搭載したゲーミングノートPCで、幅広いの3Dゲームを楽しむことができます。

 

重めの3Dゲームは、ゲームの種類やグラフィック設定によって快適かどうか分かれてきますが、軽め、普通ぐらいの3Dゲームまでなら快適でした。

 

約11万円とゲーミングPCの中では安い部類となりますが、価格の割に幅広いゲームを楽しむことができるので全体的にコストパフォーマンスは高く、ライトゲーマー向けのモデルと言えるでしょう。

 

無料でMinecraft同梱版(Minecraft本体やその他特典付き)のモデルもあるので、Minecraftをプレイしてみたい方には特におすすめ。

 

先に、良い点・悪い点をまとめておきます。

良い点
悪い点

では、ドスパラの『GALLERIA RL5R-G50T』の魅力やスペックを実機で徹底的にレビューしていきます。

 

また、ドスパラがどんなメーカーなのか知りたい方は、メーカーの解説記事も参考にしてみて下さい。

≫ 関連記事:ドスパラの特徴・評判を解説

 

ケンさん

10種類ぐらいゲームのベンチマーク取ってるから、参考にしてな!

 

 

MEMO
本製品は、メーカー様より貸与して頂き作成しています。

 

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年以上、40台以上の実機レビュー、様々な用途で使ってきた経験を元に、基礎知識や選び方、用途・価格別のおすすめPCなど、パソコン初心者の方向けに解説。
詳細プロフィール

GALLERIA RL5R-G50Tのスペック

GALLERIA RL5R-G50Tの正面

GALLERIA RL5R-G50Tのスペックは次の通りです。

製品名GALLERIA RL5R-G50T
CPUAMD Ryzen 5 4600H
(6コア/12スレッド, 3.0GHz Max 4.0GHz)
メモリ16GB
GPUNVIDIA GeForce GTX 1650 Ti GDDR 4GB
ストレージ512GB NVMe SSD
サイズ(横)359.8 x (縦)243 x (高さ)20.5 mm
重量本体:約1.9kg
バッテリー約7.5時間
ディスプレイ120Hz 薄型狭額ベゼル 15.6インチ フルHD液晶(1920×1080ドット表示)
インターフェースUSB3.2 Gen2 Type-C x1
USB3.2 Gen1 Type-A ×2
USB2.0 Type-A×1
マイク入力 x1
ヘッドフォン出力 x1
HDMI2.0 x1
miniDP1.2/1.4 x1
SDカードリーダー (SDXC対応) x1
生体認証×
価格約11万~

※製品仕様や販売価格については、2021/09/03の執筆時点のもので、今後変更される可能性があります。

MEMO
本記事では、AMD Ryzen 5 / 16GB / NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti / 512GB (SSD)の構成(GALLERIA RL5R-G50T)でレビューしています。

 

外観

GALLERIA RL5R-G50Tのデザイン1

ガンメタリックをベースとしたシンプルな配色で、天板にはロゴ。

余計な装飾はなく、全体的にシンプルでカッコいいデザインとなっています。

 

GALLERIA RL5R-G50Tのデザイン2

後程詳しく解説しますが、広いタッチパッドに独立したキータイプで操作性は良かったですね。

キーボードもゲーミングPCらしくLED対応です。

 

GALLERIA RL5R-G50Tのデザイン3

表面を細かく見るとザラザラとした感じはありますが、表面処理がされており、つるつるとした肌触りになっています。

全体的に光沢感のあり、カッコいい仕上がりになっています。

 

ヒンジ部分

GALLERIA RL5R-G50Tのヒンジ1
GALLERIA RL5R-G50Tのヒンジ2

ヒンジは両端に2か所、短めな形状をしていたので少し不安に思ったのですが、開閉した感じ結構頑丈ですね。

 

片手で開閉できる固さなので、使い勝手も良し。

固すぎると両手を使って下側を抑えつつ開く必要がありますし、軽すぎるとディスプレイがグラグラしそうな感じなので、それらが無く丁度良い固さになっています。

 

ファンの吸気口・排気口

GALLERIA RL5R-G50Tの背面のファン
GALLERIA RL5R-G50Tの吸気口・排気口

ファンは、裏面の左右1箇所ずつ、合計2つ搭載されています。

軽めの作業であればファンは回転しないのですが、ゲームなどの高負荷な状況だとファンが回転し始めます。

 

ファンが全開で回っている時は、少しうるさめですが、元々入っている『Gaming Center』からファン回転数を調整することもできるので、うるさい場合は、その辺りを調整すると良いですね。

 

後程、計測器を用いて静音性もチェックしていきます。

 

使用用途別の快適度

GALLERIA RL5R-G50Tの使用用途別の快適度

使用用途別の動作の快適度は、次の通りです。

MEMO
快適度は、AMD Ryzen 5 / 16GB / NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti / 512GB (SSD)の構成(GALLERIA RL5R-G50T)で確認しています。
使用用途快適度コメント
普段使い
(ウェブ, 動画視聴等)
とても快適
ビジネス用途
(Office, メーラー等)
とても快適
ブログ執筆とても快適
ゲーム軽め~普通ぐらいの3Dゲームはとても快適に動作。
重めの3Dゲームはグラフィック設定によって普通~快適となる
画像編集とても快適
動画編集Youtube向けのFHD動画で10分程度の編集は快適。
おそらく1時間程度の動画であれば快適。
※4K動画編集は未検証。
プログラミングVisual Studioはとても快適に動作します。
トレード
(株/FX/仮想通貨)
とても快適
データ分析・AI学習勉強用レベルであれば快適
大量のデータを処理するのであれば性能不足
※使用用途毎の目安スペックやPCパーツの役割などについては、それぞれのリンク内で解説しています。

 

本体サイズ・重量

GALLERIA RL5R-G50Tの本体サイズと重量について解説します。

 

本体サイズについて

GALLERIA RL5R-G50Tの天板
GALLERIA RL5R-G50Tの真横
実測値公称値
358 mm359.8 mm
243 mm243 mm
高さ25 mm20.5 mm
※高さは、一番高い部分で計測しています。

 

縦横は公式通りですね。

高さに関しては、一番高い部分で計測しているので、少し違います。

 

GALLERIA RL5R-G50TのサイズをA4クリアファイルと比較
GALLERIA RL5R-G50Tの高さを本と比較
A4サイズのクリアファイルや書籍と比較すると感じです。

 

グラフィックボード搭載の15.6インチのノートPCであれば標準的なサイズ感ですね。

 

A4クリアファイルの一回り大きいぐらいです。

大きめのバッグなら持ち運びOKですね。

 

重量について

GALLERIA RL5R-G50Tの本体の重量
GALLERIA RL5R-G50Tの充電器の重量
実測値公称値
本体約1.9kg約1.9kg
充電器約568g
合計約2.47kg

本体が約1.9kgで、15.6インチのゲーミングPCであればこのぐらいの重量になりますが、他のモデルより気持ち軽いですね。

 

荷物がパソコンと充電器だけで、他に小物が少しであれば、全然持ち運びOKです。

ただ、他にも荷物をたくさんある中で、パソコンと充電器を持っていくのは、ちょっと辛いと思います。

 

ディスプレイ

GALLERIA RL5R-G50Tのディスプレイは、15.6インチの-を搭載しています。

GALLERIA RL5R-G50Tのデスクトップ画像
GALLERIA RL5R-G50Tの自然画像
GALLERIA RL5R-G50Tの明るい画像
GALLERIA RL5R-G50Tの暗い画像
ディスプレイ120Hz 薄型狭額ベゼル 15.6インチ フルHD液晶(1920×1080ドット表示)
画面サイズ15.6インチ
解像度1,920×1,080
縦横比16:9
リフレッシュレート120Hz
光沢非光沢
タッチパネル×

基本的にはゲーミングPCの標準的なディスプレイ仕様ですね。

リフレッシュレートが120Hzなので、軽めのゲームであればヌルヌルで快適になります。

 

光沢について

GALLERIA RL5R-G50Tの映り込み1
GALLERIA RL5R-G50Tの映り込み2

ディスプレイは、非光沢(アンチグレア)タイプで、光を反射しにくい仕様となっています。

暗い画面での映り込みについては、気になるほどではありませんね。

 

強い光の反射については、晴天時の窓からの光を当ててみましたが斜めから見ると反射しています。

しかし、真正面から見てみると画像ほど激しくは無いので、画面が見づらいということはありませんでした。

 

ベゼル(枠)について

GALLERIA RL5R-G50Tのベゼルの横の長さ
GALLERIA RL5R-G50Tのベゼルの縦の長さ
(横)7 x (縦)6 mm

ディスプレイ仕様に「狭額ベゼル」とあるように、ベゼル枠は狭めですね。

 

このモデルは、カメラが下側に付いているので、その分上側のベゼルが狭くなっています。

 

ケンさん

ベゼルが狭いとスッキリした印象があるな!

 

キーボード・タッチパッド

次は、パソコンの操作性に大きく関わってくる

  • キーボード
  • タッチパッド

について解説します。

 

キーボードについて

GALLERIA RL5R-G50Tのキーボードとタッチパッド

キー配列日本語配列
テンキー
アイソレーション設計
バックライト
RGBライト

キーは独立したアイソレーションタイプとなっており、とても打ちやすかったです。

 

キー配列も特に癖はなくスタンダードなので、目立った打ち間違いもありません。

 

少し前までは結構癖のあるキー配列だったので、スタンダードなものに慣れている方だと打ちづらかったのですが、改善されてて良いですね。

 

GALLERIA RL5R-G50Tのキーボードのホームポジション

指をホームポジションに置くとこんな感じ。

 

キーピッチ・キーストロークについて
GALLERIA RL5R-G50Tのキーピッチ
GALLERIA RL5R-G50Tのキーボードのキーストローク
実測値標準サイズ
キーピッチ19.07mm19mm
キーストローク1.41mm2~3mm

キーピッチは標準的ですが、キーストロークが浅めですね。

とは言え、これによって打ちづらいということは全くなかったです。

 

キーボードのバックライトについて

キーにはバックライトが搭載されているので、暗い場所での作業でもしっかりとキーを確認しつつ、文字入力をすることができます。

GALLERIA RL5R-G50TのキーボードのLED OFF時
GALLERIA RL5R-G50TのキーボードのLED ON時

一定時間キー入力が無いとLEDはOFFになります。

 

キーボードからもON/OFFの切り替え、明るさ調整が可能です。

また、独自の管理ソフトウェア『GamingCenter』を使うことで、LEDの色や光り方のパターンなどを設定することができます。

 

デフォルトでは、ドスパラカラーである青色ですね。

 

タッチパッドについて

GALLERIA RL5R-G50Tのタッチパッドの横の長さ
GALLERIA RL5R-G50Tのタッチパッドの縦の長さ
タッチパッド:(横)11.5 x (縦)7.4 cm

最近のノートPCであればこのくらいのサイズが標準的で、十分な広さですね。

 

マウスカーソルを左右、上下の端から端まで移動するのに、何回も指を置き直す必要もなく操作性も良いです。

 

インターフェース

インターフェース周りは次のようになっています。

 

左側

GALLERIA RL5R-G50Tのインターフェースの左側

USB2.0 Type-A×1
マイク入力 x1
ヘッドフォン出力 x1
LANポート x1
セキュリティスロット x1

 

右側

GALLERIA RL5R-G50Tのインターフェースの右側

USB3.2 Gen1 Type-A ×2
SDカードリーダー (SDXC対応) x1

 

後側

GALLERIA RL5R-G50Tのインターフェースの後側

mini Display Port 1.2 x1
mini Display Port 1.4 x1
HDMI2.0 x1
USB3.2 Gen2 Type-C x1
電源コネクタ x1

全体的な印象としては「めちゃくちゃ充実している!」です。

 

ノートPCの場合は、意外と「USBポートが足りない…」ということがありますが、Type-A x3, Type-C x1で合計4つもあるので、そんな心配はなさそうです。

 

また、映像出力ポートも計3つあるので、デュアルだけでなく、それ以上も可能。

出先などではノートPCのモニター1つで作業して、自宅などではデュアルモニタにして作業するといった使い方が良いですね。

 

他にも、SDカードリーダー、LANコネクタ、セキュリティスロットと豊富に揃っていますね。

 

カメラ

GALLERIA RL5R-G50Tのフロントカメラ

カメラ画素数プライバシー
シャッター
フロントカメラ約100万×
リアカメラ

カメラは、フロントカメラがモニターの下側に付いています。

 

プライバシーシャッター等はなく、ゲーミングPCであれば標準的なカメラ性能ですね。

 

生体認証

GALLERIA RL5R-G50Tの生体認証

GALLERIA RL5R-G50Tでは、指紋認証、顔認証などの生体認証は付いていません。

 

外出時に一緒に持っていくというような使い方であれば、セキュリティの観点から何かしらの認証設定は必須ですね。

 

そのため、そのような使い方を考えている方は、生体認証と比べ少し時間は掛かってしまいますが、パスワード入力による認証になってしまいますね。

 

ビジネス向けのPCであれば、生体認証を搭載していることは多いですが、ゲーミングPCだと稀に付いているモデルがあるかなという感じです。

 

 

 

GALLERIA RL5R-G50TのCPU・GPU・SSDのベンチマーク

GALLERIA RL5R-G50Tの各種ベンチマーク

GALLERIA RL5R-G50Tのベンチマークを計測していきます。
計測内容は次の通りです。

  • アプリ実行の総合的パフォーマンス(PCMark10)
  • ストレージ性能(CrystalDiskMark)
  • CPU性能(CINEBENCH R20)
  • GPU性能(3DMARKスコアと各種ゲームFPS値)
  • ゲーム性能(DQX、FF14、FF15、VRMark)
  • バッテリー容量・駆動時間
  • ファンの静音性
MEMO
本記事では、AMD Ryzen 5 / 16GB / NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti / 512GB (SSD)の構成(GALLERIA RL5R-G50T)でレビューしています。

 

アプリ実行の総合的パフォーマンス

アプリケーションの実行における総合的なパフォーマンスを計測する『PCMark10』のベンチマーク結果です。

ビデオ会議やウェブブラウジングなどの一般的なアプリ、スプレッドシート作業や文書作成などのビジネス向けアプリ、写真・動画編集アプリなどのクリエイティブアプリのパフォーマンスを総合的に測定します。

GALLERIA RL5R-G50TのPCMark10のベンチマーク結果

カテゴリ項目スコア
一般的なアプリアプリの起動10310
ビデオ会議7435
ウェブブラウジング8194
総合スコア
(推奨スコア:4100以上)
8564
ビジネス系アプリスプレッドシート作業8142
文書作成6188
総合スコア
(推奨スコア:4500以上)
7098
クリエイティブ系アプリ写真編集8131
動画編集4260
レンダリング7377
総合スコア
(推奨スコア:3450以上)
6345
総合スコア5219

 

カテゴリ別に推奨されるスコアは以下の通りです。

カテゴリ推奨スコア解説
一般的なアプリ4100以上一般的な用途で様々な簡単なタスクをする場合
ビジネス系アプリ4500以上事務作業と軽いメディアコンテンツ作業をする場合
クリエイティブ系アプリ3450以上写真/動画/その他コンテンツの編集をする場合

(参考:PC Mark10 公式サイト (英語))

 

各カテゴリの総合スコアを比較すると、大体1.5~2倍程度あるので、十分快適に作業することができます。

実際に、ブラウザやテキストエディタなどの一般的によく使うアプリを使ってみましたが十分快適でした。

 

ストレージ性能

GALLERIA RL5R-G50Tでは、NVMeの512 SSDを搭載しています。

GALLERIA RL5R-G50TのCrystalDiskMarkのベンチマーク結果

読み込み速度書き込み速度
シーケンシャル2483.8 MB/s1728.2 MB/s
ランダム750.3 MB/s991.8 MB/s
※ベンチマークソフト「CrystalDiskMark」にて、計測しています。

 

ストレージの速度が速いことで、

  • OS・アプリケーションの起動時間
  • ゲームのローディング時間

などの短縮が見込めます。

 

NVMe SSDということで、データの読み込み速度が毎秒約2.5GBと速いですね。

速い部類ではあるものの約3GB越えのモデルもあるので、それと比べるとやや低め。

 

とは言え、正直なところ、SATA SSDの毎秒約500MBでも体感では十分速いので、毎秒約2.5GBもあれば十分ですね。

 

毎秒約150MBのHDDとSATA SSDの体感での違いは大きいですが、SATA SSDからNVMe SSDの体感での違いはあまり変わらないです。

そのため、速ければ速いほど良いというより、遅いものを選ばなければOKです。

 

CPU性能

CPUは『AMD Ryzen 5』を搭載しており、基本性能とベンチマーク結果は、次の通りです。

AMD Ryzen 5の基本性能
コア・スレッド6コア / 12スレッド
クロック周波数3GHz(最大 4GHz)
CPU内蔵グラフィックス
TDP45W

GALLERIA RL5R-G50TのCINEBENCH R20のベンチマーク結果

項目スコア
CPU3314
CPU(Single Core)449
※ベンチマークソフト「CINEBENCH R20」にて、計測しています。

 

3,300ポイントを超えて、IntelのハイエンドCPU Core i7と同等レベルの結果となりました。

コア数も多く、一般的な用途であれば余裕で、ゲームや動画編集のエンコードなどの高負荷な用途でも十分対応できる性能です。

 

GPU性能(ゲーム含む)

GPUは『NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti』を搭載しており、基本性能とベンチマーク結果は、次の通りです。

NVIDIA GeForce GTX 1650 Tiの基本性能
コア数896コア
クロック周波数1410GHz
メモリ容量4GB
TDP75W

GALLERIA RL5R-G50Tの3DMARKのベンチマーク結果

項目スコア
グラフィックスコア3427
グラフィックテスト122.34 FPS
グラフィックテスト219.64 FPS
CPUスコア6741
CPUテスト22.65 FPS
総合スコア3699
※ベンチマークソフト「3DMARK」にて、計測しています。

 

また、3DMarkで算出される各種ゲームのFPSは次の通りです。

ゲーム設定FPS
Battlefield V1440p Ultra40+ FPS
1080p Ultra55+ FPS
Apex Legends1440p Ultra50+ FPS
1080p Ultra65+ FPS
GTA V1440p UltraLess than 30 FPS
1080p Ultra40+ FPS
Fortnite1440p Ultra40+ FPS
1080p Ultra50+ FPS
Red Dead Redemption 21440p UltraLess than 20 FPS
1080p UltraLess than 20 FPS
※FPSは平均値で、3DMarkスコアとゲームテストに基づいた見積もりです。
※Ultraはゲームのグラフィック設定が最大を意味します。
※レイトレーシング機能はオフ。

 

Red Dead Redemption 2は、結構重めの3Dゲームで、さすがにGeForce GTX 1650 Tiでは厳しそうですね。

 

他のゲームは、1,920×1,080のFHDで、40~65FPSなので、普通~快適と言ったところです。

とは言え、これらのベンチマークはグラフィックが最高に設定されているので、ここを調整すれば快適ぐらいでプレイできるかと思います。

 

軽量な3Dゲーム:ドラゴンクエストX

GALLERIA RL5R-G50TのDQXのゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア評価
最高品質11283すごく快適
標準品質11481すごく快適
低品質12503すごく快適
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

普通の3Dゲーム:FF14

GALLERIA RL5R-G50TのFF14のゲームベンチマーク結果

設定スコア平均FPS最低FPSロード時間
(合計)
評価
最高品質1001168.4 FPS25 FPS14.2 秒非常に快適
高品質1200688.4 FPS29 FPS13.9 秒非常に快適
標準品質13355108.2 FPS29 FPS13.5 秒非常に快適
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

重めな3Dゲーム:FF15

GALLERIA RL5R-G50TのFF15のゲームベンチマーク結果

グラフィック設定スコア評価
高品質4005普通
標準品質5600やや快適
軽量品質7350快適
【その他の設定】解像度:1920 × 1080, 表示方法:ウィンドウ

 

ドラクエX、FF14の軽量級、中量級の3Dゲームであれば、すべてのグラフィック設定で快適となっているので問題は無いです。

 

重めのFF15になって初めてグラフィック設定によって評価が分かれてくる感じですね。

とは言え、高品質設定で無ければ快適の部類にはなるので、グラフィックは普通ぐらいで十分と考えている方であれば、楽しめると思います。

 

 

VR:VRMark

VRゲームのパフォーマンスを計測する『VRMark』のベンチマーク結果です。

PCの映像をVR機器に出力した際のFPS値が分かるので、VRでゲームをプレイしたい方は参考になると思います。

GALLERIA RL5R-G50TのPCMark10のベンチマーク結果

VRMark Orange Room
スコア5178
平均FPS112.9
推奨構成FPS109
最低構成FPS81

平均112FPSなので、推奨構成FPSの109FPSと同等レベルですね。

 

推奨構成FPSは、HTCVive, OculusRiftのVR機器メーカーが推奨する構成のパソコンで映像出力した際の平均FPSが109です。

 

VRで60FPS以下ぐらいになってくると、カクつき感からVRへの没入感が下がってしまうのですが、112FPSもあれば十分ですね。

 

バッテリー容量・駆動時間

GALLERIA RL5R-G50Tのバッテリーベンチマーク結果

バッテリーの容量と各種作業中のバッテリー駆動時間は次の通りです。

バッテリー容量:46,740 mWh

15.6インチのゲーミングノートやスタンダードなノートPCであれば、このぐらいのバッテリー容量が多いですね。

 

各作業のバッテリー時間

作業計測時の
バッテリー残量
駆動時間駆動時間
(100%換算時)
高負荷100~80%00:13:5301:09:24
Youtube再生80~60%00:29:5202:29:21
ローカル動画再生60~40%00:29:1902:26:35
アイドル状態40~20%00:34:1402:51:09
合計01:47:1802:14:07
※高負荷については、Cinebench R20を繰り返し実行し、CPUが100%の状態

 

公式の仕様では7.5時間なのでだいぶ違うのですが、この結果は実際のパソコンの使用状況に近い形で計測しているためです。

Wi-FiやBluetoothなど普段使う機能などもONにしたまま計測しているので、割と現実的なのではないかなと考えています。

 

他のミドルレンジのゲーミングノートPCと比べてみても、バッテリー駆動時間が少なすぎることも長すぎることもなく、普通ぐらいですね。

 

普段使いの用途であれば、大体3時間弱ぐらいの駆動時間になると思うので、外出先で長時間パソコンを使いたい時は、充電器も持っていった方が良いと思います。

 

ファンの静音性

GALLERIA RL5R-G50Tのファン静音性のベンチマーク結果(バッテリー接続時)
GALLERIA RL5R-G50Tのファン静音性のベンチマーク結果(バッテリー未接続時)
(左:バッテリー接続時、右:バッテリー未接続時)

騒音レベル
高負荷時
(バッテリー接続時)
43 dBA
高負荷時
(バッテリー未接続時)
34 dBA
アイドル時0 dBA

 

騒音レベルの目安

デシベル(dBA)目安①目安②具体例
70うるさいかなりうるさい、かなり大きな声を出さないと会話ができない・騒々しい街頭
・セミの鳴き声 (2m)
60非常に大きく聞こえうるさい、声を大きくすれば会話ができる・普通の会話
・洗濯機、掃除機、テレビ
50普通大きく聞こえる、通常の会話は可能・家庭用クーラー (室外機)
・換気扇 (1m)
40聞こえる会話には支障なし・静かな住宅地
・図書館
30静か非常に小さく聞こえる・郊外の深夜
・ささやき声
20ほとんど聞こえない・ささやき
・木の葉のふれあう音

バッテリー未接続時は電力が低くなるため、CPUクロックが下がり、ファンの回転数も低くなるので、34dBAに抑えられているという感じですね。

34dBAであればファンの音は聞こえますが、そこまで不快な音では無いです。

 

バッテリー接続して高負荷な状況(ファン全開)になると、43dBAになるのですが、ここまでくると結構うるさい印象です。

 

高負荷時を中心に解説していますが、他の作業の時はファンが回転せず無音か、回転したとしてもそれほど気になるレベルでは無いですね。

 

また『Gaming Center』という制御ソフトを使うことで、CPU温度に対して、ファンの回転数を設定することができるので、自分で調整することもできます。

MEMO

※ファン回転を落とすことは、冷却性能を落とすことになるので調整には注意が必要です。

 

 

GALLERIA RL5R-G50Tの実機レビューまとめ

手に持った時のGALLERIA RL5R-G50T

ドスパラの『GALLERIA RL5R-G50T』を実機レビューしました。

約11万円のエントリー向けのゲーミングノートPCで、価格の割に幅広いゲームが快適にできるスペックとなっています。

 

良い点
悪い点

ベンチマーク結果でも分かる通り、軽量級・中量級の3Dゲームは快適にプレイできます。

そのため、ブラウザゲームや2Dゲームも基本的に問題ないでしょう。

 

重量級のゲームでも、ゲームによって違ってきますが、グラフィック設定を気にしなければ、快適にプレイできるものもあるので、全体的に見れば幅広いゲームを楽しむことができそうです。

約11万円で色々なゲームができると考えるとコストパフォーマンスは高いですね。

 

また、無料でMinecraft同梱版(Minecraft本体やその他特典付き)のモデルもあるので、Minecraftをプレイしてみたい方には特におすすめ。

 




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