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デスクトップパソコンを廃棄する方法4選と注意点【下取りが一番お得】

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  • デスクトップパソコンて普通ゴミとして捨てて良いの?
  • 保存しているデータって残ったまま処分して良いの?
  • どういう廃棄方法があって、その中でどれが一番おすすめなのか?

新しいパソコンを検討する際に、古いデスクトップパソコンは使わなくなるので廃棄したいと考える方も多いと思いますが、廃棄する際の注意点や廃棄方法について解説していきます。

 

先に結論を述べると次の通りです。

・法律でメーカーによるパソコンやモニターの回収が必須で、普通ゴミとして出せない。
・パソコンを買い替えるなら下取りでお得に。
・買い替えではなく、ただ廃棄するだけならリサイクル業者

・個人情報などのデータは削除しておく。

PCメーカーによって異なりますが、下取り価格が1,000円ぐらいなので、少しお得になるので、新しくパソコンを買い替える方は下取りがおすすめです。

普通なら処分費用が掛かるところですが、逆に割引きになると考えれば、1,000円以上の価値はありますね。

 

もし、買い替えなどの予定もなく、ただデスクトップパソコンを廃棄したいだけなら、リサイクル業者がおすすめです。

おすすめな業者としては、リネットジャパンリサイクルで、国から認定を受けていたり、オプションにデータ削除もあったりするので、色々と便利ですね。

 

初心者の方向けにデスクトップパソコンに関する知識(性能/用途/価格/デザイン性など)も幅広く解説しているので参考にして下さい。

≫ 関連記事:デスクトップパソコンの選び方・よくある疑問を徹底解説

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年以上、40台以上の実機レビュー、様々な用途で使ってきた経験を元に、基礎知識や選び方、用途・価格別のおすすめPCなど、パソコン初心者の方向けに解説。
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デスクトップパソコンの廃棄について

デスクトップパソコンを廃棄する方法を解説する前に、廃棄する際の注意点について話しておきます。

主に、次の2通りです。

  • 普通ゴミで出すのは基本的にNG
  • 個人情報などのデータは削除する

 

普通ゴミで出すのは基本的にNG

デスクトップパソコンの廃棄は、資源有効利用促進法によって規制されているので、基本的に普通ゴミと同じようにゴミ袋に入れて出すことはできません。

また、資源有効利用促進法では、ノートパソコンやモニターも対象になっているので、同様に普通ゴミでは出せません。

 

経済産業省の資源有効利用促進法の説明によると、デスクトップパソコン、ノートパソコン、ディスプレイが対象となり、メーカーによる回収とリサイクルが義務づけられています。

使用済みのパソコンは、資源有効利用促進法により、メーカーによる回収とリサイクルが義務づけられています。
個人に利用されていたパソコン(家庭系パソコン)と、企業等により事業で利用されていたパソコン(事業系パソコン)のどちらについても、メーカーに回収・リサイクルしてもらうことができます。
回収されたパソコンは、再資源化施設においてデータ破壊や分解等の工程を経て再資源化され、樹脂や金属といった素材として再利用されます。
限られた資源を有効に活用し、ごみを減らすため、使用済みパソコンのリサイクルにご協力をお願いします。

そのため、ユーザーがパソコンを処分する際は、PCメーカーやリサイクル業者に引き取ってもらう必要があります。

デスクトップパソコンを普通ゴミとして捨てることは、資源有効利用促進法に違反することになるのでやめましょう。

 

個人情報などのデータは削除する

デスクトップパソコンを廃棄する際には、内部に保存されているデータを削除するようにしましょう。

特に、パスワード、ログイン・カウント情報、クッキー、個人情報が含まれた公的な書類、家族や友人と撮影した写真・動画などの個人情報に繋がる情報は、全て削除しましょう。

 

削除についてですが、普通に削除してゴミ箱の中身を空にしても、SSDやHDDなどのストレージの中には残っているので注意が必要です。

ゴミ箱から完全に削除するとWindows上ではデータが消えているように見えますが、ストレージには残っているので、復元ソフトを使うと復元することができます。

 

ストレージからも完全に削除するには、データ削除ソフトを使って、データを0や1のダミーデータで数回上書きすることで、復元ソフトでも復元できないように完全削除ができます。

最近では、SSDやHDDに穴をあけて物理的に破壊するサービスをPCメーカーが提供していたりするので、それでも大丈夫です。

 

デスクトップパソコンを引き取ってもらった後は、基本的には法律に従って、再資源化施設においてデータ破壊や分解等の工程を経て再資源化され、樹脂や金属といった素材として再利用されることになります。

しかし、一部の良くない業者によって、中古市場やジャンク品としてストレージが出回る可能性のゼロとは言えません。

そのため、自分の使っていたストレージが他の人に届いて、復元ソフトを使って何かデータが残っていないか覗かれることもあるかもしれないので、自衛のためにもきちんと削除しておいた方が良いでしょう。

 

 

デスクトップパソコンを廃棄する方法【4選】

デスクトップパソコンを廃棄する方法として、いくつか方法があるので紹介していきます。

  • PC購入時に下取りに出す【約1,000円お得 / 一番おすすめ】
  • リサイクル業者に回収を依頼する
  • 分解して普通ゴミとして出す
  • 自治体の回収ボックスを利用する

 

PC購入時に下取りに出す【約1,000円お得 / 一番おすすめ】

新しいパソコンを購入する際に、古いデスクトップパソコンを下取りに出す方法です。

下取りに対応しているPCメーカーであれば、オプションに下取りの項目があるので、チェックしておきましょう。

PCメーカーによって価格は違いますが、下取りで新しいパソコンが1,000円ぐらい割引されるので、少しだけお得になります。

 

基本的に他の処分方法は、こちら側がお金を払わないといけないので、その点を考えれば結構お得だと思います。

 

また、PCメーカーで下取りをすると、返送用の段ボールや手順書などが貰えるので、その指示に従うだけでOKなのでかなり楽です。

 

下取りに対応しているPCメーカーや下取り価格、具体的な流れを解説しているので参考にして下さい。

≫ 関連記事:BTOパソコンの下取りサービスを比較!下取りの流れも画像付きで解説

 

リサイクル業者に回収を依頼する

自宅から宅配便による配送で、デスクトップパソコンを回収してくれる業者に依頼する方法です。

業者によってサービスは様々ですが、基本的には、ネットから申し込みをして回収日までに段ボールで梱包して発送するという流れです。

申し込む際には、回収対象のデスクトップパソコンの台数や回収日時の指定、回収先の情報(住所, 氏名, 連絡先など)を入力します。

 

梱包用の段ボールが無い場合は、事前配送もしてくれるようですね。

 

色々と回収してくれる業者やサービスを比較するとリネットジャパンリサイクルが有名どころかなと思います。

元々、自治体単位で粗大ごみとしてパソコンの回収をしていたようですが、資源有効利用促進法によりメーカー回収が義務付けられたため、データ削除やその他利便性の高いリネットジャパンリサイクルと連携した背景があるようです。

その関係からか国から認定も受けており、数多くの自治体と連携しているので安心して利用できると思います。

ケンさん

連携していない自治体でも使えるみたいやから安心してな!

 

また、有料オプションには、政府機関等も使用している方法でデータを完全に削除してくれる”おまかせ安全消去サービス”もあります。

高いセキュリティレベルが必要な政府機関や大企業でも採用されている方法な上、色々な国の政府や公的機関からも認定されているようです。

また、削除した証明書も発行してくれるようですね。

 

先ほど述べたように、自分でデータを完全に削除するのは少し面倒なため、データ削除込みでデスクトップパソコンを回収してくれるのは良いですね。

3,000円程度のオプションなので、色々調べて、データを削除するソフトを用意して、数時間のデータ削除を待つことを考えれば、良心的な価格と思います。

 

分解して普通ゴミとして出す

デスクトップパソコンは、資源有効利用促進法により普通ゴミとして出すことはできないと解説しました。

しかし、PCパーツ単位であれば、この法律の対象にはならないので、デスクトップパソコンをPCパーツ単位に分解すれば、一応普通ゴミとして出すことができます。

 

ただ、資源を有効活用するという目的で法律ができているので、その目的を考えると個人的にはおすすめできない方法ですね。

 

自治体の回収ボックスを利用する

自治体が設置している回収ボックスを利用する方法で、小型家電やその付属品が回収対象です。

回収対象は決められているので、あらかじめ回収ボックスの表記や自治体のホームページを確認してください。

 

だたし、回収可能なサイズに制限があり、15cm×30cmの投入口に入るサイズまでです。

そのため、一般的なデスクトップパソコンを入れることはできず、小型PC・ミニPCがギリギリ入るかどうかです。

ケンさん

ノートパソコンやったら大体いけるで!

 

 

まとめ:PC買い替えなら下取り、ただ廃棄するだけならリサイクル業者がおすすめ!

デスクトップパソコンの廃棄についての注意点と廃棄方法をいくつか解説しました。

 

まとめると廃棄する際の注意点としては次の通りです。

  • 普通ゴミで出すのは基本的にNG
  • 個人情報などのデータは削除する

デスクトップパソコンは、資源有効利用促進法によりメーカー回収が義務付けられたため、普通の家庭ごみとして出すことはできません。

また、メーカーに渡した後、業者によっては、メンテナンスされて中古市場に出される可能性もゼロでは無いので、個人情報などのデータ削除はしておいた方が良いですね。

 

ただ、注意しておきたいのは、ファイルなどを削除した後、ゴミ箱から完全に削除してもWindows上からは認識されなくなるだけで、SSDやHDDには残っているので、復元ソフトなどで復元されるリスクがあります。

そのため、SDD, HDD内のすべてのデータをダミーデータに上書きして、データを削除するソフトを使って完全に削除するようにしましょう。

 

また、デスクトップパソコンを廃棄する方法としては、次の通りです。

  • PC購入時に下取りに出す【約1,000円お得 / 一番おすすめ】
  • リサイクル業者に回収を依頼する
  • 分解して普通ゴミとして出す
  • 自治体の回収ボックスを利用する

おすすめの廃棄方法は、PC買い替えなら下取り、ただ廃棄するだけならリサイクル業者ですね。

もし、新しくパソコンを購入するのであれば、オプションで下取りをしてもらうことで、パソコンの価格もお得になりますし、梱包用の段ボールや手順が付いてくるので、廃棄がかなり楽です。

また、買い替えではなく、ただ廃棄したい場合は、リサイクル業者に依頼するのが良いですね。

 

初心者の方向けにデスクトップパソコンに関する知識(性能/用途/価格/デザイン性など)も幅広く解説しているので参考にして下さい。

≫ 関連記事:デスクトップパソコンの選び方・よくある疑問を徹底解説




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