レノボ公式サイトにて、AMD Ryzen 5 7520U搭載のノートPC『Lenovo IdeaPad Slim 170』が49,830円とお得な価格で販売されています。
セール期限は得になりですが、かなり安いのでお早めに。
最新のRyzen 5を搭載したモデルの平均価格は、7.7万円ぐらいなので、それと比べても2.7万円ぐらい安くなっていますね。
ミドルレンジCPUを搭載したスタンダードノートPCとしては、5万円を切るのはかなり安いのですが、CPUとメモリに少し難ありなのでその点は注意。
その辺りも含めて解説していきます。
スペック表
型番 | Lenovo IdeaPad Slim 170 - クラウドグレー |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | AMD Ryzen 5 7520U |
メモリ | 8GB (オンボード) |
GPU | AMD Radeon Graphics |
ストレージ | 512GB SSD, NVMe Gen4 |
ディスプレイ | 14インチ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 250 nit, LEDバックライト |
サイズ | – |
重量 | – |
保証 | 1 年間 引き取り修理 |
価格 | 49,830円 |
GPUは非搭載なので、ネット検索や動画視聴などの普段使い、オフィスソフト、メールなどのビジネス用途、プログラミング、画像編集などに使うことができます。
ただ、メモリが8GB(オンボード)が少し残念なところです。
軽めの用途で使うスタンダード向けのノートパソコンの標準的なメモリ容量は、8GBから16GBへと変わりつつあります。
最近では、メーカー側も8GBと16GBでモデル数が半々になってくるなど、16GBが当たり前になってきています。
ただ、8GBだと全く使えないのかと言われれば、決してそのようなことはなく、一度にたくさんのアプリを使わない方であれば、8GBでも十分です。
しかし、色々な作業をする中で、一度に15個以上のアプリを使うとなるとカクつきが感じられる場合があるので、そういった使い方をしたい方には不向きです。
メモリもオンボードで、基盤に直付けなので自分で増設も無理ですね。
CPUスコアの比較
CPU | スコア |
---|---|
Intel Core i7-13650HX | |
Intel Core i7-13700HX | |
Intel Core i7-12700H | |
AMD Ryzen 7 6800HS | |
Intel Core i5-12500H | |
AMD Ryzen 7 6800H | |
Intel Core i7-1360P | |
AMD Ryzen 7 6800U | |
Intel Core i5-1240P | |
Intel Core i5-1340P | |
Intel Core i7-1280P | |
Intel Core i5-12450H | |
AMD Ryzen 7 7730U | |
Intel Core i5-1335U | |
AMD Ryzen 7 5700U | |
Intel Core i7-1355U | |
Intel Core i7-1255U | |
Intel Core i3-1215U | |
Intel Core i7-1260P | |
Intel Core i7-1250U | |
Intel Core i5-1235U | |
AMD Ryzen 5 7520U |
表に記載のない型番はPassMarkをご参照ください。
また、CPUの型番の見方や末尾についても解説しています。
最低ラインとしては、ネット検索や動画視聴などの普段使い、Officeやメールなどのビジネス用途、プログラミングなどの軽い用途であれば、8,000ポイントです。
AMD Ryzen 5 7520Uは、9,700ポイントなので、最低ラインはクリアしているものの最新世代のミドルレンジCPUとしては非力な結果となっています。
「最低ラインのちょっと上ぐらいだけど大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、軽い用途であれば大丈夫です。
一応私が普段使っているSurface Pro 6のCPUスコアが、6,000弱で、普段使い、ビジネス、プログラミング、ブログ作成などの用途で使っていますが、基本的には快適です。
たまに、CPUに負荷がかかりすぎて動作が重くなることもありますが、同時に色々実行したりしているのが原因です。
これを基準に、最低ラインを8,000ポイントと多少余裕を持ったものにしていますし、普段使いなどのライトユーザーであれば問題ありませんね。
正直、最近のパソコン事情から見ると、積極的に選びに行くようなスコアではないものの、その上で、価格との相談という感じになりますね。
余計な装飾もなく全体的にシンプルで、落ち着いた印象のあるデザインです。
インターフェースは次の通りです。
- USB 2.0 Type-A
- USB 3.2 Gen1 Type-C
- USB 3.2 Gen1 Type-A
- 4-in-1メディアカードリーダー
- HDMI
- 電源ジャック
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
USBも3つありますし、映像出力もあるのでマルチモニター環境もできるので、不便は感じないと思います。