自作PCを始めようかどうか悩んでいるけど、失敗したらどうしよう…と不安で一歩踏み出せないという方向けの記事になります。
PCやパーツの知識をきちんと勉強して、パーツを選ぶときにポイントを押さえておけば、意外と簡単に組み立てることができます。
PCは頻繁に買い替えるものではないので、ちょうど買い替えようかな。と考えているのであれば、思い切って自作PCに挑戦することをおすすめします。
この記事では、私が自作PCをしたきっかけなどを伝えることで、何かしらの後押しになればなと思います。
目次
結論:自作PCをやって良かったか。悪かったか。
まず、結論として自作PC をやって、良かったと思っています。
良かった点をいくつか書いておきます。
・故障しても自分で直せる。
・友達のパソコン購入時にアドバイスできる。
・使用用途がプログラミングやデータ分析だとパーツの細かい性能まで関わってくる場合があるのですが、その時に気軽にパーツを変えて調整ができる。
・パーツ毎にメーカーまでこだわることができる。(BTOパソコンの場合、そこまで指定することができない。)
自作PCを始めようと思ったきっかけ
具体的に、きっかけとなったのが次の三つの理由です。
パソコンが壊れたときの修理費が高く自作PCを決意
自作PC を始める前、まだ高校生だった私は NEC 製のスリムパソコンを使用していました。
しかし、3年半経ったところで、ある日突然パソコンが起動しなくなっていました。
NEC に修理の依頼と見積もりを取ってもらったところ、要点をまとめると次のような回答でした。
・原因:ハードディスクが壊れているので、 OS が起動できずパソコンがつかないとのこと。
・見積もり:修理費用が約55000円
ハードディスクが壊れていて起動できないという故障の原因が知れて良かったですが、修理費用が約55000円というのは、当時ハードディスクのパーツ代などを知らなかった私ですが、とても高いと感じました。
パソコンの購入価格がだいたい10万円ぐらいだったのに対して、だいたい半分の修理費用と考えると高いですよね。(笑)
3年前のパソコンなので、これなら少しお金を出して新しいパソコンを買った方がスペックが上がるので良いのではないかという感じもしました。
しかし、その時は、確かハードディスクの修理をしてもらいました。
今考えると、約55000円は、パーツ代だけでなく、人件費、技術料などのことを考えれば、そのくらいが妥当だろうな。という感じはします。
しかし、自分で知識をつけて修理すれば、ハードディスクのパーツ代だけで済むんじゃないかと思い自作PCに興味を持ち始めました。
その後、 自分で組み立てるというのは不安があったので、なかなか自作PCに手は出さなかったのですが、使っていたパソコン(修理して直したパソコン)のスペックが年月が経つにつれ、限界だと感じ始めたので、パソコンを買い換えようとしていました。
せっかく買い替えるのであれば、自作PC をやろうと思い、パーツなどの知識を勉強して組み立てたという感じです。
パソコンの仕組みや構造を知りたかった。
私が小さい頃から小さめの機械(目覚まし時計、プリンター、ゲーム機とか)を分解して中身がどうなっているのか見るのが好きでした。
ネジが付いているものは、色々分解していった覚えがあります。
とは言っても、高校や大学で電子工作的なことをやっていたわけでもなく、当然小さい頃も同じくそういった勉強はしていないです。
なので分解しても、「へー、基盤が並んでいて、こうなっているのかー。(何もわかっていない)」という感じです。(笑)
パソコンも同じく、ネジがついていたので分解してみたくなりました。
最初は、眺めているだけでしたが、普段よく使っている機械だったので、色々と気になったのがきっかけです。
・どういうパーツで構成されているのか。
・どこのパーツがどういう役割をしているのか。
・なぜ動いているのか。
などなど知りたくなったのです。
勉強していくうちに自分でも組み立てることができるということを知り、自作PCに手を出しました。
自分が組み立てたものが動くというロマン。
普段よく使っているパソコンを自分の手で組み立てて、その動いたパソコンでゲームをしたり、プログラミング、画像編集や3Dモデリングなどの作業ができるということに、すごくロマンを感じていました。
始めて組んだ自作PCが上手く動作した時は、感動したものです。
まとめ
悩んでいる人は、思い切って自作PCにチャレンジしよう!