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バックアップの適切な保存先とは?絶対にやってはいけない保存先を解説

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バックアップってどこに保存すれば良いの?

どこでもいいの?

と疑問に思っている方に向けて、バックアップの適切な保存場所について解説します。

 

バックアップの保存先をミスるとバックアップの意味が全くなくなってしまうんやで!

先生

 

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年以上、40台以上の実機レビュー、様々な用途で使ってきた経験を元に、基礎知識や選び方、用途・価格別のおすすめPCなど、パソコン初心者の方向けに解説。
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バックアップの適切な保存先とは?

バックアップには、適切な保存場所があります。

適切な保存場所と言うより、絶対にやってはいけない保存先ですね。

 

もし、やってはいけない保存先にバックアップをしているのであれば、すぐに見直すことをおすすめします。

 

【必須】物理的に違うストレージに行う

まずは、物理的に違うストレージにバックアップを行う必要があるということです。

絶対にやってはいけない保存先というのが、物理的に同じストレージにバックアップすることです。

 

バックアップの目的は、ストレージが故障してデータが消えた際でも、バックアップから復元してデータを元通りにすることです。

 

そのため、同じストレージにバックアップをしても、ストレージが故障すれば、バックアップ元のデータもバックアップ先のデータもすべて消えてしまいます。

※ユーザーの操作ミスによりファイルを消してしまった場合に復元するという役割もあり、その観点から言えば、同じストレージでも構いませんが、どうせバックアップするならストレージ故障にも対応できるようにしておくべきです。

 

これではバックアップの意味がありませんね。

そのため、必ず、バックアップ元とバックアップ先は、物理的に違うストレージに行うようにしましょう。

 

ここで注意しなければいけないのが、ストレージには、物理ディスク論理ディスクがあります。

 

物理ディスクとは、物理的なHDD, SSD, USBメモリといったストレージを指します。

 

論理ディスクとは、Cドライブ、DドライブのようにOSが便宜上区分けしたディスクを指します。

 

そのため、仮にCドライブとDドライブに分かれていたとしても、それが物理的に違うストレージとは限らないので注意が必要です。

 

CドライブとDドライブがあっても物理的に1つのSSDをパーティションで区切って、CドライブとDドライブにしているかもしれないので、ドライブだけで判断するのはやめておきましょう。

 

物理ディスク、論理ディスクって少し難しいから詳しく解説するで!

先生

 

では、どのように物理ディスクか論理ディスクかを見極めるかについてですが、Windowsに標準で付いている「ディスクの管理」で確認できます。

Windows 10の場合、左下のWindowsマークを右クリックして、「ディスクの管理」を選択します。

 

ディスクの管理

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青枠が物理ディスクで、赤枠が論理ディスクです。

 

この画像の場合は、ディスク0とディスク1の2つがあります。

※ディスク0は、モバイルPCに搭載されているSSD、ディスク1は、microSDカードです。

 

さらに、ディスク0は、CドライブとDドライブの2つの論理ドライブに分かれていることが分かります。

その他に数百MBで3つほど区切られていますが、ここはWindowsがシステムの都合上必要な領域で、ユーザーがフォルダー等からアクセスできる領域では無いので、無視して大丈夫です。

 

ディスク0は、論理的にCドライブとDドライブに分かれているものの、実際には、物理的な約240GBの1つのSSDにすぎません。

そのため、Cドライブのデータを同じCドライブやDドライブにデータをバックアップするというのは不適切という訳です。

 

ストレージが故障する際は、物理ディスク単位で壊れるので、CドライブもDドライブも一緒に壊れます。

この場合は、ディスク1をバックアップ先として選ぶのが適切と言えるでしょう。

 

ディスク0が故障したとしても、ディスク1からデータを復元することができますからね。

 

バックアップ先を選択する時は、この物理ディスクと論理ディスクを意識しましょう。

 

バックアップする時は、ここだけは守ってな!

先生

 

 

容量に余裕のあるストレージにする

バックアップに必要な容量は、基本的にバックアップ元と同じデータサイズとなります。

※バックアップソフトによって、圧縮等の処理がされる場合は、もう少し小さくなります。

 

同じ容量だからと言って、バックアップ先のストレージもその容量にするのはやめておきましょう。

 

バックアップは、ファイルが更新されれば、その直後にとは言いませんが、いずれどこかのタイミングでバックアップする必要があります。

ファイルが古いままではバックアップする意味がありませんからね。

 

そのためバックアップは、1週間周期、1ヵ月周期、半年周期など一定間隔で継続的に行う必要があります。

 

データ容量は新しく追加したファイル分だけのデータサイズが増えていくことになるので、それ合わせてバックアップ先のストレージ容量を決める必要があります。

 

バックアップ元のデータサイズと今後の増え具合を考慮して、容量に余裕のあるストレージを用意しておきましょう。

 

おすすめのストレージについては、バックアップに必要なもので紹介しています。

外付けHDD、ポータブルHDD、内蔵HDD、USBメモリなど色々ありますが、特徴も含めて解説しています。

 

 

クラウドバックアップが最も安全

バックアップ先は、何も自分で用意したストレージだけではありません。

最近のバックアップソフトでは、クラウドストレージ(Google Drive, Drop Boxなど)をバックアップ先に選択することができます。

 

クラウドストレージに保存する場合は、自分で用意したストレージに保存するより圧倒的に安全です。

クラウドストレージに格納したファイルは、ストレージ故障によるデータ損失の対策はもちろんのこと、耐震性、停電時の電源供給設備、防火設備、施設の強固なセキュリティなど様々な観点から、厳重にデータを守ってくれるデータセンターで管理されるので、個人で用意したストレージより安全と言えます。

 

個人のストレージでもバックアップを取った時点で、両方同時に故障する確率はかなり低くなっているので、安全と言えば安全です。

しかし、災害などで少なからず、両方のストレージが同時に故障する可能性も残っているので、このデータだけは絶対に消したくないという場合に、オンラインストレージを活用すると良いかもしれません。

 

クラウドストレージをバックアップ先に選べるバックアップソフト「EaseUS Todo Backup Home」のレビュー記事でより詳しく解説しています。

 

無料で使えるオンラインストレージの場合、容量が数GB~数十GBと限られているので、動画などの大きなデータサイズのものは適しませんが、写真や仕事で作った資料など小さめのファイルを保存しておくには丁度良いと思います。

 

クラウドストレージへのバックアップはおすすめやな!

先生

 

 

まとめ:バックアップ元と先は必ず違うストレージに!

バックアップ元とバックアップ先は、必ず”物理的に”違うストレージを選択する必要があります。

ここだけは、必ず守るようにしましょう。

 

とは言え、バックアップするためには、ストレージを用意したり、バックアップソフトを選んだりする必要があります。

そこで、バックアップに必要なものにまとめているので、ここを参考に揃えると良いでしょう。




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