- 大学でネット環境はどう用意すればいいの?
- 大学のキャンパス内ってWi-Fiは用意してくれているの?
- 大学のWi-Fiは安全に使えるのか?
大学生になるにあたり、パソコンを準備していると思いますが、大学のキャンパス内ではどうやってネットに繋げばいいのかと疑問に思っているのではないでしょうか。
大学生にとって、インターネットは学業の助けとなる重要なツールです。
そのため、大学側がキャンパス内にWi-Fiを飛ばしていることが多いので、それでネットに接続することができますが、Wi-Fiがなかったり、Wi-Fiが不調な時だったり、キャンパス以外でパソコンを使いたい場合もあると思います。
そこで、大学のWi-Fi以外にもネットワークを用意する方法がいくつかありますので、その辺りを解説していきます。
また、セキュリティ的にダメなネットワーク環境もあるので、この記事を読むことで、そういった知識も身に付けた上で、安全、かつ、快適なネット環境で大学生活を送ることができるようになります。
大学生が知っておくべきパソコンの選び方やOfficeを無料で使う方法、周辺機器などをまとめて解説しています。
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目次
大学での大学生パソコンのネット環境
大学のキャンパス内でのネット環境は、以下のようないくつかの選択肢があります。
- 大学でのネット環境①:学内のWi-Fiによる接続
- 大学でのネット環境②:テザリングによる接続
- 大学でのネット環境③:LTE対応PCにSIMカードを入れて接続
また、よくないネット環境もあるので、それも含めて解説していきます。
大学でのネット環境①:学内のWi-Fiによる接続
ほとんどの大学では、学生がインターネットを利用できるように、キャンパス内にWi-Fi環境を整備しています。
大学が提供しているので、その大学の学生であれば無料で使うことができますし、セキュリティも安全で安定した接続が可能です。
教室、図書館、食堂などキャンパス内の多くの場所で利用することができます。
しかし、敷地の広い大学であれば、端の方は電波が弱かったり、電波が届いていなかったりするので、次の「テザリングによる接続」もできるようにしておいた方がいいですね。
『○○大学 Wi-Fi』という感じで検索すれば、キャンパス内で大学が用意したWi-Fiを利用できるのか、その他にも、接続方法や必要な情報なども確認することができます。
多くの大学では、ユーザー認証を行う仕様になっているため、ユーザーIDやパスワードが必要になることがありますが、詳細は各大学のWi-Fiに関する情報を調べてみて下さい。
大学でのネット環境②:テザリングによる接続
テザリングによる接続とは、スマートフォンのデータ通信を利用して、パソコンをインターネットに接続する方法です。
電波の通じるスマホがあれば、どこでも接続することができるので、Wi-Fiがない場所でもネット環境を用意することができます。
これにより、スマホの通信圏内であれば、パソコンをインターネットに接続することができるので、事実上どこでもネットにアクセスできるといっても良いでしょう。
ただし、月々のデータ通信量が少ない方は、通信量に注意が必要ですね。
ケンさん
また、スマホのテザリング機能を使うには、加入プランでテザリングを使えるかどうかを確認しておきましょう。
無料で使えることが多いですが、有料のパターンもあるので、よく見ておきましょう。
パソコン側の設定は通常のWi-Fi接続と同様ですが、スマホ側の設定も必要なので、詳しくはノートPCのテザリング設定や手順を参考にして下さい。
ケンさん
事前に設定さえしておけば、スマホ側のテザリングをON・OFFするだけで接続できるようになります。
ただ、使い終わった後は、テザリング機能をOFFにしないとスマホがWi-Fi接続してくれないので、その状態でYouTubeとか見たら、すぐにデータ通信量の制限がかかってしまうので注意です。
大学でのネット環境③:LTE対応PCにSIMカードを入れて接続
LTE対応のノートパソコンであれば、SIMカードを入れることで、スマホと同じようにインターネットに接続することができます。
スマホと同様に、SIMカードスロットが付いています。
テザリングによる接続とは違い、設定済みのWi-Fiの圏内であれば自動的にWi-Fiに接続し、Wi-Fiがない場合は、LTEによるネット接続となります。
ただし、LTE対応のパソコンはSIMカードが必要なので、データ通信用のSIMカードを別途契約しておく必要があります。
格安SIMでデータ通信のみのプランにしたとしても、データ容量が5~10GBで、月々1,000~1,500円ほどになるので、この点がデメリットですね。
LTE対応のノートパソコンも機種が限られてきますし、月々にSIM代もかかってくるので、個人的にはテザリングによる接続で必要十分かなと考えています。
NGなネット環境:大学提供ではないフリーWi-Fi
ネットワークには、大学提供のWi-Fi、他の施設のWi-Fi、テザリングによる接続で誰かが出しているものなど色々あります。
通常は、どれもパスワードが設定され、セキュリティが確保されているので安全に利用することができます。
しかし、次の様なWi-Fiは、セキュリティに不安があるので接続してはいけません。
- 出所が分からない無料のWi-Fi
- パスワードや認証なく接続できるWi-Fi
急いでネットに接続する必要があるからと言って、安易に接続しないようにしましょう。
もし接続してしまうと、最悪の場合、アカウント情報、名前・住所、クレジットカードの入力情報などが見られてしまうリスクがあります。
悪い人が、施設が用意しているかのようなWi-Fi名にした上でテザリングをして、フリーWi-Fiと勘違いした人が接続することで、情報を盗むというパターンもあり得ます。
厳密には、HTTPS通信であったり、クレジットカード情報の入力時はセキュリティが高められていたりして、何重にも守られているのですが、初心者の方がそれを見分けるのは難しいですし、わざわざ、情報漏洩のリスクを高める必要はないので、そういったWi-Fiには接続しないようにしましょう。
自宅での大学生パソコンのネット環境
大学のキャンパス内のネット環境を中心に解説しましたが、自宅でのインターネット環境も大学生にとってはとても重要です。
家庭でインターネットを利用するためには、次の3つが必要です。
・回線の契約:インターネットに接続するための回線(光回線など)を提供している会社
・プロパイダの契約:プロバイダーとは、回線をインターネットと繋げるための接続事業者のこと
・ルーター:ネットワーク間の接続をおこなうための機器
最近は、回線とプロパイダが一括で契約できるサービス『光コラボ(光コラボレーションモデル)』もあるので、そういったサービスの方が支払いや手続き、管理などが一括になるのでおすすめですね。
人によっては、実家暮しで元々インターネット環境があるという方もいれば、1人暮らしをするからネット環境をどうすればいいかわからない方も多いと思います。
状況は様々なので、次のパターンに分けて解説していきます。
- 実家暮しの大学生
- 1人暮しの大学生:既にネット回線がある場合
- 1人暮しの大学生:ネット回線がない場合
実家暮しの大学生
実家暮しであれば、大体は親が契約していると思うので、何の問題もなくインターネットを利用することができると思います。
ルーターも、無線LANが付いていることが多いので、スマホなども自宅にいる間は、Wi-Fiを使っている方も多いのではないでしょうか。
ノートパソコンであればWi-Fiの設定をすればインターネットに接続することができますし、デスクトップパソコンであれば、基本的に有線になるので、ルーターとデスクトップパソコンの間をLANケーブルで繋げることで、インターネットに接続することができます。
そのため、実家暮しの大学生であれば、既に家に環境はあるはずなので、特に自分で何かを用意する必要もありませんね。
普段インターネットをあまり使ってないのであれば、そのネット環境がどういうものか、また、自宅にあるか分からないと思うので、その場合は親に聞いてみましょう。
1人暮しの大学生:既にネット回線がある場合
大学から1人暮らしする方もいると思いますが、その場合は、マンションやアパートがインターネットを提供しているかどうかを確認しましょう。
インターネットを提供しているということは、マンションやアパートで、回線とプロパイダーを契約していることになるので、自分で用意する必要があるのはルーターのみとなります。
マンションやアパート単位で契約しているネット環境の特徴としては、回線がマンションやアパート全体の共有の回線となるため、夜などの自宅でインターネットをよく使う時間帯は、ネット速度が遅くなる可能性もあります。
また、インターネットがある方が入居してもらえる可能性が上がるので、マンションやアパートの賃貸情報に「インターネットあり」と載せるために、とりあえず、安い回線を契約していて、ネット速度が遅いというパターンもあります。
基本的には、賃貸情報にはネットの有無の記載はありますが、速度まで書かれていることはないので、快適に使えるかどうかについては割と運な部分もあります。
既に、同じマンション・アパートに住んでいる人がいて、その人から聞けるような状況でないと、快適かどうかを知ることは難しいでしょう。
もし、回線の快適さを重視したいのであれば、最悪、マンション・アパートが提供しているインターネットとは別の回線を引くことも考えておきましょう。
その場合は、自分で回線やプロパイダに契約して、設置工事をしてもらう必要がありますが、事前に家主に確認しておく必要がありますね。
1人暮しの大学生:ネット回線がない場合
同じく1人暮らしの場合ですが、今度はマンションやアパートがネット回線を提供していない場合です。
この場合は、自分で回線・プロバイダと契約した上で、ルーターを用意する必要があります。
また、回線・プロバイダと契約するにあたり、回線の設置工事をする必要があるので、事前に、家主に工事していいか確認しておきましょう。
まとめ:大学提供のWi-Fiやテザリングが手軽でおすすめ!
大学生がノートパソコンを使う際に、大学のキャンパス内や自宅のインターネット環境をどう用意すればいいかを解説しました。
大きく分けて、大学のキャンパス内と自宅に分けて解説しましたが、特に気になったのは、大学のキャンパス内ではないでしょうか。
まとめると、次の3つの方法があります。
- 大学でのネット環境①:学内のWi-Fiによる接続
- 大学でのネット環境②:テザリングによる接続
- 大学でのネット環境③:LTE対応PCにSIMカードを入れて接続
この内、①は『○○大学 Wi-Fi』と自分の大学名で検索すれば、キャンパス内でWi-Fiが用意されているかすぐに分かると思います。
多くの大学でWi-Fiが用意されているので大丈夫だと思いますが、もしなかった時に備えて、②のテザリングもできるように設定しておくのがいいですね。
スマホのプランによっては有料になったり、できなかったりするので、プランをよく確認して設定してください。
基本的に、この2つで大学内ではインターネットには困ることはありませんね。
特にテザリングは、大学内だけではなく、スマホが電波圏内であれば、どこでもインターネットに接続することができるようになります。
そのため、外部の図書館、カフェ、バイト先の休憩スペース、旅行先などで、ネット接続が必要な作業をちょっとしたい時に、とても重宝します。
大学生が知っておくべきパソコンの選び方やOfficeを無料で使う方法、周辺機器などをまとめて解説しています。
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