
SSDとHDDってどう違うの?
SSDとHDDってどう使い分ければ良いの?
とパソコンを検討する中で、疑問に思う方は多いと思います。
そこで、SSDとHDDの違いを徹底比較した上で、ノートPCやデスクトップPCの最近の主流や使い分けまで解説していきます。
一概にどちらが良いとは言い切れず一長一短なので、用途に応じて決める必要があります。
基本的に最近の主流をベースにしつつ、不足分を使いするという形が良いでしょう。
・コスパ・信頼性重視「Crucial 内蔵SSD 1000GB CT1000MX500SSD1/JP
・コスパ・耐久性重視「Western Digital 内蔵HDD Red 3TB WD30EFRX
※解説やその他のおすすめPCパーツについて
SSDとHDDの比較
パソコンには、データを保存するためのストレージというパーツがあります。
このパーツは、写真や動画、仕事の資料、ゲームなど様々なデータを保存するため必須のパーツですね。
ストレージには大きく分けて、『SSD』と『HDD』の2種類があります。
さらに言うと、SSDは『SATA』と『NVMe』の2つの転送規格があります。
同じSSDでも、SATAとNVMeで特徴が結構違うので、ここでは分けて解説していきます。
まずは、SSD(SATA, NVMe)とHDDの違いの比較表を見ていきましょう。
SSDとHDDの比較表
SSD(NVMe) | SSD(SATA) | HDD(SATA) | |
---|---|---|---|
データ転送速度 | 超高速 | 高速 | 低速 |
容量 | 小容量 | 小容量 | 大容量 |
価格 | 高い | 高い | 安い |
OSの起動時間 | 10秒程度 | 15~30秒程度 | 40~60秒程度 |
耐衝撃性能 | 衝撃に強い | 衝撃に強い | 衝撃に弱い |
特徴をざっと簡単にまとめるとこのようになります。
SSDは、容量当たりの単価が高く(小容量)、データ転送速度が速い
HDDは、データ転送速度が遅く、容量当たりの単価が低い(大容量)
また、NVMe規格のSSDの場合は、より単価が高くデータ転送速度が速くなりますね。
上の比較表では、大体でまとめましたが、1項目ごとに具体的に解説していきます。
SSDとHDDのデータ転送速度の違い
まずは、SSDとHDDのデータ転送速度の違いについてですね。
具体的に、ストレージの読み込み速度、書き込み速度を『CrystalDiskMark』で計測して、違いを比較していきます。
ストレージのデータ転送速度の比較
1枚目から
- NVMeのSSD
- SATAのSSD
- HDD
の計測結果です。
まとめると次のような感じですね。
SSD(NVMe) | SSD(SATA) | HDD(SATA) | |
---|---|---|---|
理論値 | PCI Express 2.0 x4:2GB/s PCI Express 3.0 x4:4GB/s | 600MB/s | 600MB/s |
読み込み速度(実測値) | 約1640MB/s | 約560MB/s | 約150MB/s |
書き込み速度(実測値) | 約700MB/s | 約330MB/s | 約140MB/s |
NVMe規格のSSDの理論値は、接続するPCI Expressのバージョンによって理論値が変わります。
遅い方でも理論値での上限としては、毎秒2GBの速度が出るので結構速いですね。
実際に計測したところ、NVMe規格の読み込み速度が約1.6GBMB/sもあるので、非常に高速です。
最近では、NVMeのSSDをOSやシステム用のドライブとして使われることが多くなってきますね。
SATA規格は、理論値の上限が毎秒600MBとなります。
SATA規格のSSDの読み込み速度は、この上限ぐらいの約560MB/sまで出ていますね。
NVMe規格のSSDと比較すると、3分の1まで読み込み読度は落ちますが、それでもOSの起動速度やゲームのロードは、体感的にも速い方ですね。
SSDの2つは、読み込み速度・書き込み速度共に速いですが、HDDが一気に遅くなり、SATA規格のSSDからさらに4分の1程度遅くなります。
HDDは、読み込み速度・書き込み速度どちらも毎秒約150MB/s程度ですね。
ここまでくるとOSの起動速度やあらゆるデータのやり取りで、体感的に「遅いな…」と感じることが多くなります。
個人的には、OS、システム用、ゲームやソフトウェアを入れておくドライブは、最低でも、SATA規格のSSDは欲しいところですね。
後で詳しく解説しますが、現在の主流としては、SATA規格のSSD、NVMe規格のSSDが多いです。
SSDとHDDの容量の違い
次は、SSDとHDDの容量の違いについてですね。
ストレージの容量の比較
SSD(NVMe) | SSD(SATA) | HDD(SATA) | |
---|---|---|---|
容量 | 240GB~1TB | 240GB~1TB | 2TB~4TB |
もちろん、製品によって容量は異なるのですが、それでも大体一般的によく使われる範囲は、表のようになりますね。
SSDとHDDでは、容量当たりの価格が大きく違います。
SSDの方が高くなるので、その分どうしても容量の少ないモデルが主流となってきます。
少ないといっても、240GB~512GBであれば手を出しやすいので、OSやシステム用のドライブとして活用されることが多いですね。
512GBもあれば、多くの用途で十分事足りる容量では無いかなと思います。
パソコンを検討する際は、基本的にSSDを前提にしておいて、使用用途的に容量が足りないかなという場合には、もう1つオプションでHDDを追加するという感じが良いかなと思います。
※ノートPCで複数のストレージを搭載できない場合は、外付けのHDDなどで運用するとか考える必要がありますね。
HDDが必要な使用用途としては、次のようなケースですね。
- 写真・動画撮影や鑑賞が主な用途で、大量に保存する
- 毎日とか結構な頻度で動画編集をする
- バックアップ用
メジャーな用途としては、このくらいでしょうか。
特に、動画データを多く扱う用途の方は、HDDも検討した方が良いですね。
とは言え、数カ月に1回行く旅行の写真・動画を撮影する、月に1本ぐらいしか動画編集しないというような頻度の少ない場合は、SSDの容量でも大丈夫だと思います。
毎日とか仕事レベルでするような方向けであれば、データ数も多くなってきますので、それに似合った容量を用意しておく必要があります。
SSDとHDDの価格の違い
次は、SSDとHDDの価格の違いについてですね。
ストレージの容量の価格
SSD(NVMe) | SSD(SATA) | HDD(SATA) | |
---|---|---|---|
価格 | 約3,000~14,000円 | 約3,000~12,000円 | 約6,000~8,000円 |
※2020/8/1執筆時点
ストレージの価格(特にSSD)の価格は、時期によって結構価格が動きます。
そのため、上の表は 2020/8/1の執筆時点のデータとなります。
SSDは価格の幅が結構大きく、下は 128GBの約3,000円から、上は 1TBの約14,000円となっています。
1TBともなれば結構な価格になってきますが、それでもここ数年で価格が下がってきているので、手の出しやすい価格と言えます。
SSDは、2008年頃に一般向けに販売開始され始めました。
私が、2013年に自作PCを組んだ時、2015年に友人にマウスコンピューターのPCを勧めた時は、HDDを搭載したパソコンだったので、この時はSSDは普及され始めたが、価格が高くて手の出しづらかった時代だったと記憶しています。
ここ数年で、OSやシステム用のドライブとして、SSDが主流に置き換わってきているので、いかに手の出しやすい価格まで下がってきたかということが分かります。
一方HDDは、下は 2TBの約6,000円から、上は 4TBの約8,000円となっています。
2TBも増えているにもかかわらず、たった2,000円しか変わりません。
HDDで容量を増やすということがいかに安いかということが分かりますね。
低価格ながらにして、この大容量ということで、上でも述べたように大容量のデータを扱う用途の時に活躍します。
ですが、HDDはデータ転送速度が遅いので、安易に安くて容量が多いからという理由で、選んではいけません。
読み込み、書き込み速度が遅いせいで、
- ゲームのロード時間が増えたり
- 動画編集の素材の読み込みが遅くなったり
- OSの起動速度が遅くなったり
- 大容量のデータ移動に時間がかかったり
とちょっとしたことで、ストレスに繋がったり、快適性が落ちたりするので、それを踏まえた上で考える必要がありますね。
SSDとHDDのOSの起動時間の違い
次は、SSDとHDDのOSの起動時間の違いについてですね。
ストレージのOSの起動時間
SSD(NVMe) | SSD(SATA) | HDD(SATA) | |
---|---|---|---|
OS起動時間 | 10秒程度 | 15~30秒程度 | 40~60秒程度 |
OSの起動時間については、OSの起動に必要なデータをSSDやHDDなどのストレージから読み込む必要があるので、上で解説したデータ転送速度の読み込み速度が大きく関わってきます。
読み込み速度では早い順に
- SSD(NVMe)
- SSD(SATA)
- HDD
となっていましたが、OSの起動時間についても同じ順番ですね。
SSDであれば、遅くでも30秒ぐらいなので、ここまでであれば割と早い、普通ぐらいといった感じで起動できます。
しかし、HDDの40秒~となれば、遅いなと感じるようになると思います。
体感的な速度としては、
SSD(NVMe)
SSD(SATA)
HDD
という感じですね。
最近始めてパソコンを購入するという方は、SSDが標準なので何とも思わないかもしれません。
しかし、HDDを体験したことがあると、SSDがとても速いと感じますね。
SSDとHDDの耐衝撃性能の違い
次は、SSDとHDDのOSの耐衝撃性能の違いについてですね。
ストレージのOSの耐衝撃性能の違い
SSD(NVMe) | SSD(SATA) | HDD(SATA) | |
---|---|---|---|
耐衝撃性能 | 衝撃に強い | 衝撃に強い | 衝撃に弱い |
SSDは衝撃に強く、HDDは衝撃に弱いです。
この理由として、それぞれの構造によるところが一番大きいです。
HDDにはモーターなどの駆動部分が多く、SSDには駆動部分が全くないという構造上の違いがあります。
HDDの内部構造は次のようになっています。
主に、ヘッダー(データを読み取る部分)を移動させるためのモーター部分、ヘッダー部分、プラッタ(円盤)の回転と駆動部分が多い構造となっています。
このように、駆動部分が多いと衝撃が加わることによって、
- ヘッダーがプラッタに接触して傷になったり
- モーターが正常に動作しなくなったり
することで故障に繋がりやすくなります。
HDDのヘッダーとプラッタの間には、わずか10ナノメートルという隙間があります。
ヘッダー・プラッター間 | 0.00001mm(10ナノメートル) |
---|---|
髪の毛の太さ | 0.08mm |
ホコリの大きさ | 0.01~0.02mm |
ほんとにごくわずかな隙間で、髪の毛やホコリの方が大きいほどです。
さらに、HDDによりますが、プラッタは毎分7,200回転と高速で動作しています。
その高速回転している円盤の上を10ナノメールというごくわずかな隙間を保って、データを読み書きしているという構造です。
ここに外部から衝撃が加えられ、HDD内部に伝わり振動してしまったとすれば、高速回転しているプラッタにヘッダーが接触し、キズを付けてしまうということは容易に想像できるかと思います。
ノートPCを持ち運ぶ際に、手に持っている状態からデスクに置くときにもそのくらいの衝撃が加わっているんじゃないかなと思います。
1つキズが付いただけで、すぐにHDDが故障して使えなくなるということは無いと思いますが、良くないことは確実ですね。
一方で、SSDは駆動部分がなく、そういった故障の原因がそもそも少ない構造になっています。
ということで耐衝撃性能については、SSDの方が強いという訳ですね。
デスクトップPCであれば基本的に置きっぱなしなので、それほど衝撃が加わることは無いかと思います。
しかし、ノートPCであれば持ち運ぶ機会は多いと思うので、耐衝撃性能の強いSSDの方が安心できますね。
データ転送速度、容量、価格、OSの起動時間、耐衝撃性能の観点から、SSDとHDDの違いを解説しました。
SSDとHDDの使い分けや併用について
SSDとHDDの違いを知ってもらいましたが、その上で、
今の主流ってどういう感じなの?
どういった場合にどっちを選べば良い?
など疑問だと思うので、このあたりを深掘りしていきます。
主に、最近の主流や使用用途毎について解説していきます。
- 最近のデスクトップPCの主流について
- 最近のノートPCの主流について
- ゲームにおけるSSDとHDDについて
- 動画編集におけるSSDとHDDについて
- 普段使い、ビジネス、プログラミングにおけるSSDとHDDについて
最近のデスクトップPCの主流について【SSD(+HDD)】
最近のデスクトップPCであれば、次の2パターンのストレージ構成が多いですね。
・SSD ×1
・SSD ×1 + HDD ×1
2番目は、SSDにOS、ソフトウェアやゲームなどを入れて、速いデータ読み込み速度を活かして、OSやソフトウェアの起動時間を短縮したり、ゲームのロード時間を短縮したりします。
さらに、HDDには、資料など自分で作成したデータや写真、動画などのデータサイズの容量が大きく、あまり読み込み速度が遅くても影響の少ないものをHDDに保存しておくという使い方ですね。
最近の主流のストレージ構成を2パターンあげましたが、選ぶ基準としては、「どの程度のデータ容量が必要か」ですね。
SSDのみで十分容量が足りそうな場合であれば、SSDだけでOKです。
また、SSDだけの容量では足りないと感じる場合には、SSD + HDDですね。
パソコンの買い替えで検討している方であれば、今持っているパソコンで使用している全容量を調べてれば、次のパソコンでも「大体このくらいの容量を使うな…」ということが分かるので、参考になると思います。
パソコン内の全容量の調べ方
パソコン内の全容量については、フォルダを適当に開いて、左の「PC」をクリックすれば、ドライブごとの容量が分かるので、ここから計算します。
私の場合は、256GBのSSDに対して、190GB程度使っていることが分かります。
結構いっぱいになってきたので次パソコンを買い替えるとしたら、ちょっと余裕をもって最低でも512GB欲しいところですね。
また、動画編集用途であれば、編集する上で読み込み速度が速い方が快適に編集作業を行えるので、読み込み速度も必要という方は、SSD + SSD でも良いと思います。
1つ目はOSやソフトウェア、2つ目は動画素材や編集後の動画などを保存しておくという感じですね。
(※SSD + SSDのストレージ構成が標準のパソコンは見かけないので、SSDを1つ搭載したパソコンに対して、カスタマイズ画面からSSDをもう1つ追加する形になります。)
とは言え、容量当たりの価格も高くなるので、この辺りは予算と容量との相談になってきますね。
最近のノートPCの主流について【SSD】
最近のノートPCであれば、次のパターンのストレージ構成が多いですね。
・SSD ×1
SATAのSSD、NVMeのSSD両方使われますが、最近は、より小型なNVMeのSSDが使われることが多いですね。
また、ノートPCでも一部のモデルで、もう1つSSDを搭載することが可能です。
ですが、SSD ×1というストレージ構成がスタンダードですね。
一方で、HDDはもうほとんど使われませんね。
HDDが使われない理由としては、大体次のような感じだと思います。
- NVMe規格のSSDが小型で、ノートPC全体の小型化に繋がる
- HDDが耐衝撃性能に弱く、故障率が高まる
- SSDの方が省電力のため、バッテリー駆動時間が上がる
どこでも持ち運び出来て作業ができるということが最大のメリットであるノートPCは、小型化、故障率の低さ、バッテリー駆動時間の長さは、作業の快適さに直結する部分ですね。
ということで、ノートPCの場合は、SSD ×1が最近の主流ですね。
ゲームにおけるSSDとHDDについて
ゲーム用途の場合は、データ転送速度の速いSSDの方が良いですね。
SSDにすることで、
- ゲームの起動、ロード時間の短縮
- OSの起動時間の短縮
が期待できます。
SSDの容量では収まりきらないぐらい色々なゲームをインストールするということをしないのであれば、SSD一択ですね。
容量の大きいゲームだと数十GBなので、SSDの容量にもよりますが、5~10タイトルで結構いっぱいになると思います。
これ以上に、色々なゲームをプレイするという方は、
- ゲームのロード時間を犠牲にするか
- プレイ頻度の低いゲームは削除して、SSDの容量内でやりくりするか
のどちらかになってくると思います。
ゲーミングPCに必要な目安スペックやゲーミングPCにおける各PCパーツの役割なども解説しているので、参考にしてみて下さい。
≫ 関連記事:ゲーミングPCに必要な目安スペックを徹底解説!他の用途でも使えるかも解説
動画編集におけるSSDとHDDについて
動画編集の場合は、
- データ転送速度の速さ
- 容量
の両方が必要になってきます。
動画編集では、データ容量の大きなファイルを扱うので、容量の大きいものが必要になってきます。
容量が大きいとなるとHDDになるかと思いますが、動画編集時の動画素材の読み込みなどで、読み込み速度も速い方が快適となるので、大容量なSSDを搭載するのがベストですね。
とは言え、
- 動画1本の素材動画のデータ容量
- 動画制作する頻度
によって必要な容量が変わってくるので、そこは自分との相談ですね。
一応、以前HDDでも快適に動画編集できるか検証したところ、素材の読み込み時、エンコードの書き込み時の両方で、HDDの読み書き速度(毎秒150MB/s程度)の上限には到達しておらず、余裕があったのでHDDでも行けるような気はしています。
※検証自体はSSDで行っていますが、データ転送速度を見る限りHDDでも大丈夫だろうという判断です。
しかし、素材データの多さや4K動画といったさらに容量の大きいデータを扱う場合など編集する環境によっても異なってくるので、予算に余裕がある方や仕事で動画編集するという方であれば、大容量のSSDの方が安心ですね。
動画編集に必要な目安スペックや動画編集における各PCパーツの役割なども解説しているので、参考にしてみて下さい。
≫ 関連記事:動画編集パソコンに必要な目安スペックを徹底解説!
普段使い、ビジネス、プログラミングにおけるSSDとHDDについて
その他に、普段使い、ビジネス、プログラミングといった用途の場合については、SSDで十分だと考えています。
どれもデータ容量の必要な用途では無いので、基本的にはSSDの容量で事足りるケースが多いかなと思います。
私は、256GBのSSDを搭載したSurface Pro 6で、動画やネットサーフィンなどの普段使い、Officeやメールなどのビジネス用途、プログラミング、ブログ執筆といった用途で使用しています。
約2年使って、256GBのSSDの容量が結構いっぱいになってきた感じなので、256GB, 512GBの容量があれば十分ですね。
この容量であれば、容量当たりの価格が高いSSDでも、比較的手の出しやすい価格なので、おすすめです。
これらの用途に必要な目安スペックや動画編集における各PCパーツの役割なども解説しているので、参考にしてみて下さい。
≫ 関連記事:ビジネス用途のパソコンに必要な目安スペックを徹底解説!個人事業主の私が解説
≫ 関連記事:プログラミングに必要な目安スペックを徹底解説!プログラミング歴約10年の私が解説
まとめ:基本はSSDにして、必要に応じてHDDやSSDを追加しよう!
SSDとHDDの違い、最近主流のストレージ構成、使用用途毎のストレージについて解説しました。
簡単にまとめると、SSDとHDDの違いは次のような感じになります。
SSDとHDDの比較表
SSD(NVMe) | SSD(SATA) | HDD(SATA) | |
---|---|---|---|
データ転送速度 | 超高速 | 高速 | 低速 |
容量 | 小容量 | 小容量 | 大容量 |
価格 | 高い | 高い | 安い |
OSの起動時間 | 10秒程度 | 15~30秒程度 | 40~60秒程度 |
耐衝撃性能 | 衝撃に強い | 衝撃に強い | 衝撃に弱い |
最近主流のストレージ構成について
デスクトップPCの場合は次の通りです。
・SSD ×1
・SSD ×1 + HDD ×1
ノートPCの場合は次の通りです。
・SSD ×1
最近の主流は、SSDが基本となります。
使用用途的に、SSD1つで収まりそうであれば、SSD1つ。
写真や動画など容量の大きいデータを扱うという場合には、必要に応じてHDDやSSDを追加するというのが一般的です。
ぜひ、パソコンの検討時に参考にしてみて下さいね。
どうも、ケンさん(



・コスパ・信頼性重視「Crucial 内蔵SSD 1000GB CT1000MX500SSD1/JP
・コスパ・耐久性重視「Western Digital 内蔵HDD Red 3TB WD30EFRX
・次、自作PCをするなら使ってみたいパーツ
を中心にまとめています。
自作PCが始めてで、どのメーカーが良いのか、どのPCパーツが良いのか迷っている方の参考になるかと思います。
コメントを残す