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【初心者向け】プログラミング書籍学習について選び方解説

プログラミング 英語

  • 本でプログラミングを勉強するメリット・デメリットって何?
  • プログラミング初心者が本を選ぶポイントって何?
  • 書籍でどのレベルまで勉強できるものなの?

これから書籍を使ってプログラミングを勉強する方にとって、分からないことが多いと思います。

不安や疑問のある中、勉強を進めるのは結構難しいので、できるだけ不安や疑問を解消した上で勉強し始める方が良いです。

 

書籍で勉強すると言っても、色々な書籍がある中でどれを選べば良いか迷うと思います。

何を開発したいのか(Web制作、スマホアプリなど)、今のプログラミングレベルによって選ぶべき書籍が全然違います。

 

そこで、全くプログラミングをしたことが無い方が本で勉強しようとした時に、どういう基準で選べば良いかなどを解説していきます。

 

私は、IT企業にも勤め、プログラミング歴は10年以上ですが、今まで色々と遠回りで勉強してきました。

そんな遠回りしてきた経験から、どういう風に勉強をしていけば良いか解説します。

 

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年以上、40台以上の実機レビュー、様々な用途で使ってきた経験を元に、基礎知識や選び方、用途・価格別のおすすめPCなど、パソコン初心者の方向けに解説。
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プログラミングを書籍で学習する方法について

プログラミングの学習は、主に、書籍・Web学習サイト、プログラミングスクールの3つがあります。

それらと比較して、書籍の場合にはどういう特徴、メリット・デメリットがあるのか解説してきます。

 

主に次の4つです。

  • 【メリット】スクールと比べ費用が抑えられる。
  • 【メリット】体系的に基本的なことが学べる。
  • 【メリット】時間・場所問わず自分のペースで勉強できる。
  • 【デメリット】質問できる環境が少ないため挫折に繋がりやすい。

 

スクールと比べ費用が抑えられる。

プログラミング関連の書籍は、1冊あたり1,000~5,000円程度です。

数冊使って勉強しても1万円程度でしょう。

 

本にしては数千円と高いかもしれませんが、専門書であればどの分野でもこの程度の価格はします。

しかし、知識・スキルを身に付ける価格にしては比較的安価です。

 

Web学習サイトも同じぐらいの価格です。

スクールに関しては、約10~50万円程度するので、それと比較するとだいぶ安いですね。

 

金銭的なコストを抑えることができるので、まだ比較的勉強に時間を割ける学生などにおすすめな勉強方法です。

ケンさん

俺も書籍メインで勉強してたで!というかWeb学習サイトやスクールは無かった…

 

体系的に基本的なことが学べる。

書籍では、選んだプログラミング言語の基本的な知識が網羅されているので、体系的に学習を進めることができる点が良いです。

 

Web学習サイトやプログラミングスクールも体系的に学ぶことができるので、この点については同じです。

 

一方で、ネットで検索すれば、コードベースのプログラミングの情報が色々出てきて、コードを書く際の助けになりますが、書籍を使わずに最初からこの方法だけで勉強することはおすすめできません。

 

私がプログラミングを勉強し始めた時は高校生で、本を買うお金もケチっていたのでネットの情報だけ勉強していました。

しかし、この方法だと網羅的に勉強するのが難しく断片的な知識になってしまいます。

 

また、検索すると似たような記事が複数出てきたものの違うやり方が紹介されていることも多く混乱してしまいます。

記事を書く人やその人のプログラミングスキルによって、コードの書き方や説明が全然違います。

 

この辺りを初心者の方が判別して、使いこなすには少し難しいですし、挫折にも繋がります。

 

分からないことを検索する力は、プログラミングを勉強する上で必須なのですが、最初から検索するのはおすすめな勉強法とは言えません。

 

本などで一通り勉強して初歩的なところをおさえて土台をしっかり固めてから、色々な情報に触れる方が良いですね。

 

時間・場所問わず自分のペースで勉強できる。

書籍での勉強は、1人で黙々と自分のペースで勉強することができます。

勉強スタイルに関しても、好きな場所、好きな時間に自分のペースで学習することができます。

 

とは言え、Web学習サイトもスクールも同じです。

 

プログラミングスクールの場合は、スクールやコースによってはオンライン上で学習でき場所や時間は自由です。

ただし、プログラミングスクールでは、期限内に課題を終わらせる必要があるので、最終的な期限に合わせてペース配分する必要があります。

 

質問できる環境が少ないため挫折に繋がりやすい。

プログラミングは挫折率の高い分野で、9割以上の方が挫折すると言われています。

 

挫折する原因は色々ありますが、一番多いのは、エラーや不具合が起きた時に行き詰ってしまうことです。

エラーや不具合は、基本的にネットで検索して解決策を探しますが、それでも見つからない時は、仕事なら周囲に聞けますし、スクールなら講師に聞くことができます。

 

しかし、1人でプログラミングの勉強をする場合、周りに質問できる人がいません。

 

こういう時は、IT向けの質問掲示板を使います。

ただ、人に聞くより返答に時間が掛かりますし、解決しないときもありますし、どんなエラーが出ているか伝わるように質問するのは少し難しいです。

 

もっとスムーズに、効率よく学習を進めたい方は、スクールに入った方が気軽に質問できる環境が手に入るのでおすすめですね。

 

他の挫折の原因と対策については、こちらを参考にして下さい。

≫関連記事:【挫折率9割!?】プログラミングの挫折理由と失敗しない学習方法【独学歴約10年】

 

プログラミング学習のための書籍の選び方

プログラミングを勉強する際の、本の選び方について解説します。

決して、適当に買って良いわけではないので注意しましょう。

 

今回は、プログラミングを全くやったことない方が、初めて本を選ぶことを想定しています。

 

何を作りたいか(プログラミング言語)を決める

まずは本を選ぶ前に、何を作りたいのか、何をやりたいのかを決めましょう。

例えば、Web制作、スマホアプリ、Windowsアプリ、3Dゲーム、AI(人工知能)、データ分析などです。

 

なぜなら、何を作りたいか、何をやりたいのかでそれに適したプログラミング言語が変わってくるからです。

プログラミング言語が変わるということは、選ぶべき書籍も変わってきます。

 

基本的に書籍は、プログラミング言語毎に1冊の本になっているので、適当に買ってしまうと「自分の作りたかったものが作れないじゃないか…」となります。

 

そのため、書籍を選ぶ前に自分が何を作りたいのか、何をやりたいのかを明確にしておきましょう。

 

プログラミング言語の基礎的な知識が載っていること

まず選ぶ基準として大切なのは、プログラミング言語の初歩的、基本的な知識が載っていることです。

if(条件分岐)、for(繰り返し)などのプログラムの初歩的なこと、オブジェクト指向やポインターなどのプログラミング言語のことなどが書かれているものを選びましょう。

 

プログラミングの本は幅広く、基本的なことはできる前提で、画像処理に関するものであったり、Bluetoothに関するものであったりとより深い知識を説明する本もあります。

1冊目に、このような本を間違って買ってしまうと全く分からないので避けるようにしましょう。

 

本屋やAmazonなどでどの本にするか選ぶ際は、プログラミング言語と初心者を示すタイトルの本が選択肢に入ってきますね。

例えば、次のようなタイトルですね。

「ゼロからわかるC#超入門」

「Androidアプリ開発の教科書」

「やさしくわかるPythonの教室」

「Python ノート入門」

こういう本は、プログラミング初心者を前提に、図やイラスト、色分けなどの見易さも含め、とても分かりやすく解説してくれます。

 

ケンさん

より深い知識の本は、文字ばっかりで眠くなるで…

 

最初の方に開発環境の構築手順が載っていること

いきなり、プログラムの説明をする書籍では無く、まずは最初の数ページを使って開発環境の構築手順が載っている本を選びましょう。

 

プログラミング本を見ていると、いきなり、if(条件分岐)やfor(繰り返し)などがサンプルコードと共に解説されていることがあります。

 

しかし、プログラミングを始めてする方にとって、

そもそも、そのコードを打つ画面ってどうやって出すんだ!?

と思ってしまいます。

 

プログラムを書くには、開発するためのソフトやその他必要なもの(=開発環境)を揃える必要があります。

 

開発環境の構築は、プログラミング言語や何をやりたいかによって全然違い、ソフトをインストールするだけでプログラミングが始められる簡単なものもあれば、その他に込み入った設定をするものもあります。

 

難しいものであれば、環境構築の段階で挫折してしまうというケースもあります。

そのため、プログラミングについて説明を始める前に、最初の数ページを使って丁寧に開発環境の構築方法を解説している本がおすすめです。

 

例・サンプルコードが載っていること

次に大切なのは、サンプルコードが載っていることです。

とは言え、ほとんどの本には載っているので、あまり気にする必要はありません。

 

例えば、if(条件分岐)を解説するのであれば概要だけでなく、実際のコードと共に解説しているのが良いですね。

 

画像のコードは、80点以上なら合格、80点未満なら不合格とする条件分岐のコードとなります。

これを文章だけで解説されてもイメージが付きにくいですが、このように実際のコードを見れば、理解度はかなり高まると思います。

 

また、簡単なものであれば見ただけで理解できますし、もし必要であれば、自分でもコードを書いて試すこともできます。

 

出版日・発売日が5年以内であること

プログラミングの分野は、新しい技術やバージョンアップが頻繁に起きます。

そのため、出版日や発行日が長くても5年以内ぐらいにしておいた方が良いでしょう。

 

初版は古くても、その後に改定されており、改定後が5年以内であればOKです。

 

それ以前の本は、技術が古くもう使われていなかったり、バージョンアップで便利な機能が追加されたり、プログラムの書き方違っていたりするので避けるのが無難です。

 

とは言え、本屋で色々見てきたところ、常に新し目の本が揃っているので初心者向けの本で5年以上前のものは見かけなかったです。

また、Amazon等の通販でも同じでした。

 

ですので、基本的には新しいものが置かれているので大丈夫ですが、一応購入時には確認しておきましょう。

 

 

書籍1冊でプログラミングレベルがどこまで上がるのか?

プログラミングの初心者向けの本を1冊一通り勉強すれば、どの程度のスキルが身に付くのか気になると思います。

 

1人で勉強すると、客観的に見て自分がどの程度のレベルなのか分かりづらいです。

趣味や仕事の事務作業をエクセルのVBAで効率化したいぐらいであれば問題ないのですが、SEやプログラマーを考えているのであれば、客観的にどのレベルにいるか把握しておくことは重要です。

ケンさん

面接でどの程度のレベルか見られるからな…

 

基本的なプログラミング知識は身に付く

プログラミング初心者の方が、本を1冊勉強し終えても、勉強したプログラミング言語の知識、基本的なコードの書き方あたりが学べるぐらいです。

そのため、自分で開発したいものが作れたり、仕事で使えるレベルではありません。

 

1冊終えた段階で、今まで学んだことを使って「自分の作りたいものができるのか?」と考えてみるとなかなか難しいと思います。

 

例えば、運転免許の講習で言うと、学校内を運転する第一段階と公道を運転する第二段階がありますが、第一段階終了と言ったところです。

また、ゲームで言うと、チュートリアルや最初の町ぐらいが完了した程度と考えてもらえると良いと思います。

 

趣味で何か自分の作りたいものを開発するとなっても、まだ不足している部分があります。

また、IT企業への就職・転職のためにプログラミングを勉強しているのであれば、正直言うと、まだまだ先は長いですね。

 

自分の開発したいもの・仕事レベルは身に付かない

初心者向けのプログラミングの本を1冊終えただけでは、自分の開発したいものやSE・プログラマーなど仕事で使えるレベルではありません。

 

少し厳しい方になりますが、初心者向けの本だけで仕事ができるようになるのであれば、誰でもSE・プログラマーになれますし、最近よく言われる技術者不足などにはなりません。

それなりに難しいからこそ、専門職として手に職を付けて仕事ができるわけです。

 

本1冊を終えた段階で、一度自分が作りたいものが今の自分の技術で作れるのかどうかを考えてみましょう。

 

必ず、色々と技術が足りないことに気づくと思います。

その足りないものを1つ1つネットで調べて身に付けたり、本を追加で買って勉強したりすることで、スキルを上げていくことになります。

 

そのため、作りたいものに対して、

  • どういう技術が必要になってくるのか
  • 今自分の技術が足りている部分、足りていない部分
  • 足りていない部分の勉強

を考える必要があります。

 

本を1冊終えたのであれば、何か自分の作りたいものを考えて、作ってみることをおすすめします。

 

1からプログラムを作ることは、プログラミングの技術だけでなく、

  • 不足している技術の把握
  • エラーや不具合の対処
  • 不足技術やエラー・不具合の検索方法

などのSE・プログラマーとして必要なスキルも身に付くので、かなりレベルアップすることができます。

 

私は文系大学から新卒でIT企業に就職しましたが、独学で勉強する方法やIT企業の就職に向けて大学生の内にやっておくべきことなどを解説してます。

≫ 関連記事:文系大学生がプログラミングを独学/IT企業に就職する方法【実体験】

 

 

まとめ:まずはプログラミング初心者を前提とした分かりやすい本で挑戦しよう!

プログラミングは決して簡単な分野ではありません。

挫折率の高さが9割以上ということからも分かる通りです。

 

その中で適当に勉強を進めても、効率的な勉強ができませんし、エラーや不具合に行き詰って挫折してしまい可能性が高いです。

 

いきなり難しいものに手を出しても、挫折率が上がるだけなので、まずはプログラミング初心者向けを対象にした書籍から始めるようにしましょう。

一通り終えたら、次に自分の作りたいものや開発したいものを考えて、取り組んでみましょう。

 

本の例・サンプルコードを書いてプログラミングをするのと、自分で1からプログラミングしていくのとでは全然違います。

 

必要な知識量、どのようにコードを書いていくか考えたり、エラーや不具合にどうアプローチしていけばいいのかなど圧倒的に難しいです。

ですが、その難しさの先に、自分が書いたプログラムが自分の思った通りに動くと感動します。

 

ぜひ、そのプログラミングの楽しさを感じつつ、IT企業の就職・転職などの自分の目標にチャレンジしてみて下さい。



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