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電源ユニットの計算方法と目安を解説

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自作パソコンでパーツを選定する際、CPU、メモリ、グラフィックボードなどの他のパーツは選んだものの電源ユニットに関しては、

何Wの電源を選べばいいか分からない

という方も多いのではないでしょうか。

 

この記事で分かること

・どのくらいの電源容量がベストなのか

・CPU、GPUのように正確な消費電力が分からないパーツの目安

・簡単に電源計算できるツール

 

ギリギリの電源を選んでしまうと安定した電力を供給できない場合があるので、

  • 動作が不安定になったり
  • 急にパソコンの電源か切れたり

という場合もありますので電源パーツの選択には注意が必要です。

 

ちなみに、私が自作PCをする時に使っているのは、玄人志向の電源で、おすすめしています。

後程詳しく解説しますが、結構酷使しても故障せずに動作してくれているので、信頼しているメーカーです。

 

 

この記事の著者

パソコンブロガー ケンさん

PC歴20年以上、40台以上の実機レビュー、様々な用途で使ってきた経験を元に、基礎知識や選び方、用途・価格別のおすすめPCなど、パソコン初心者の方向けに解説。
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電源の目安について

電源の目安としては、各パーツの電力総量 × 1.8倍 ~ 2倍程度です。

 

では、各パーツの電力総量と倍率について解説していきます。

 

各パーツの電力(W)の総量について

各パーツの電力についてですが、CPU, グラフィックボードについては、製品のスペック表にある必要電力を確認します。

 

しかし、メモリ、マザーボード、ストレージ(HDD / SSD)については、基本的に記載が無いので、一般的にこのくらい消費するだろうという値で計算します。

 

確認できない各パーツの電力の目安については、下の”各パーツの電力の目安”の項目で紹介します。

 

1.8 ~ 2倍の倍率について

この倍率にすることで、余裕を持って電力を共有できるようにしています。

 

このようにする理由は、具体的に次の3つです。

  1. 安定した電力を供給し、不安定な動作をしないようにするため。
  2. 省エネにするため。
  3. 電源内の部品の負荷を下げることで、劣化を最小限にするため。

 

①は、最初の説明で分かると思いますので、②、③について詳しく解説していきます。

 

②省エネにするため。

多くの電源が、出力が50%の時に最も電源効率が良くなるように設計されているためです。

つまり、総電力の2倍が電源にとって最も効率的に動作すると言えます。

 

これに対して、1.2, 1.5倍などにすると電源を数年使い続けた際に、経年劣化で電源の出力が低下することで余裕がなくなってくる場合があるので、不安定な動作に繋がります。

 

また、自作パソコンの場合はパーツの増設や変更をしたくなるものなので、今後の増設も考えている場合は、その分の余裕を持たせておくことをおすすめします。

 

③電源内の部品の負荷を下げることで、劣化を最小限にすることができる。

電力に余裕が無いと、電源は常にフルパワーで電力を供給する必要があります。

 

その際、電源内の各種部品には、高い負荷が常にかかっている状態になるので、発熱により部品の劣化が早まることになります。

 

結果として、電源が早く寿命を迎えることになります。

それを防ぐためにも余裕を持った電源が必要となります。

 

計算方法について

電源の目安が分かったので、あとは各パーツの電力を調べれば計算することができますが、1つ1つ調べて計算するのはかなりの手間になります。

そこで、各パーツを選択することで、自動で計算してくれるサイトを紹介します。

 

参考 電源容量計算BTOパソコンミニ館

 

ここでは、CPU、グラフィックボードについては型番を指定することができます。

その他のマザーボード、メモリ、ストレージ(HDD / SSD)、光学ドライブとは、一般的な数値で計算してくれます。

 

最近ではストレージを複数搭載することが多いですが、このサイトでは、HDDが最大2台、SSDが最大2台の計4台に対応しています。

 

また、キャプチャーボードや無線LANボードなどを追加した際には、その他機器として追加することもできるので、幅広い構成に対応しています。

 

各パーツの電力の目安

CPU、グラフィックボードについては、製品のスペック表を見れば消費電力が分かります。

しかし、それ以外のパーツの消費電力は、一般的にはメーカーが公表していないので、分からない場合が多いです。

 

とは言え、大体このくらいだろうという目安はあるので、それを元に大体で計算することができます。

 

【メモリ】

5W × 搭載枚数

 

【マザーボード】

30W~50W

 

【ストレージ】

HDD:30W × 搭載台数

SSD:5W × 搭載台数

SSD(M.2):25W × 搭載台数

 

【光学ドライブ】

30W × 搭載台数

使用頻度が少ない場合は、少なく見積もっても大丈夫だと思います。

 

【その他拡張カード】

20W × 搭載台数

※安全な電力を確保するために少し余裕のある値にしています。

 

まとめ:電力計算は一見面倒に思えるがツールを使えば簡単!

電力の目安と計算方法を紹介しましたが、再度簡単にまとめると

  • 電力は、各パーツの消費電力の総量 * 1.8 ~ 2倍
  • CPU, グラフィックボードは、製品仕様の消費量から計算
  • その他のパーツは一般的な消費量から計算
  • ツールで簡単に計算しよう!

 

参考 電源容量計算BTOパソコンミニ館

 

自作パソコンを初めてするという方は、“安全に”, “確実に”動作するパソコンを組み立てることが第一なので、必ず余裕を持たせた電源を選びをしましょう。

 

私が自作PCを組む時には、「玄人志向」の電源を使っています。

 

今まで2台使ってきましたが、不具合・故障なく動作しているので、信頼しているメーカーです。

 

私の使用用途は、サーバー的に使っているので、ほぼ24時間デスクトップパソコンをつけっぱなしという状態。

自作PC1台目が5年程度(最初の2年程度は1日6時間程度、それ以降は24時間)、2台目が2年程度使い続けていますが、今のところ不具合が一切ありません。

 

電源計算ツールで大体の電力を計算したら、玄人志向の電源を探してみてはいかがでしょう。

400W~1200Wと幅広い製品があるのでおすすめです。

 

また、「自作パソコンを考えていたけど、電源計算とか色々と面倒なんだな…」と感じた方は、BTOパソコンでの購入をおすすめします。

 

各パーツの電源容量を考慮した上で電源ユニットが選ばれているので、これらの面倒な計算は基本的に不要です。

 

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