
SilverStone SST SG12Bは、デスクトップ向けCPU, GPUを搭載できるケースの中では比較的小さめのケースで、フロントのアルミ素材と水色のハンドルが特徴的。
デザインと仕様、特徴、BTOパソコンの有無などについて解説していきます。
以前、VSPECが取り扱っていましたが、現在は取り扱い無し。
目次
SilverStone SST SG12Bの外観
まずは、SilverStone SST SG12Bの外観を簡単にチェックしていきます。
(By SilverStone)
フロントパネルはアルミニウム素材でできており、中央にある水色のロゴの入ったハンドルが特徴的と言えます。
水色部分はデザインだけでなく、パソコン本体を持ち運ぶ際のハンドルとして利用することができます。
持ち運ぶシーンはかなり限られてくると思いますが、一般的なケースより運搬しやすいケースとなっています。
(By SilverStone)
外枠のパネルを外すと画像のような感じになります。
フロント側にHDDを搭載するためのラックがあり、その手前側がグラフィックボードを搭載するためのスペースとなっています。
コンパクトなケースですが、グラフィックボードは最大368mmまで対応しているので、大きくなりがちなハイエンドなものも搭載できますね。
しかし、幅が最大113mmと制限があるので、こちらに引っかかる可能性が大きいと思います。
検討時には、グラフィックボードのサイズに要確認ですね。
SilverStone SST SG12Bの仕様
では、細かいケースの仕様について解説します。
ケース仕様
項目 | スペック |
製品名 | SST-SG12B |
カラー | ブラック |
材質 | 本体:スチール フロント:アルミニウム |
対応マザーボード | Micro-ATX, Mini-DTX, Mini-ITX |
ドライブベイ – 5.25 | 1 |
ドライブベイ – 3.5/2.5 | 3 |
ドライブベイ – 2.5 | 9 |
拡張スロット | 4 |
サイズ | 266 mm (W) x 210 mm (H) x 412 mm (D) |
重量 | 5kg |
I/Oポート | USB 3.0 Type A x1, USB 3.1 Type C x1, Audio x1, MIC x1 |
ファン | フロント:なし トップ:80mm x1 リア:80mm x1 ボトム:なし サイド:120mm x1(標準搭載) |
ラジエーター | なし |
CPUクーラー | 最大82mm |
グラフィックスカード | 最大368mm(幅:113mm) |
SilverStone SST SG12Bの特徴
SilverStone SST SG12Bの特徴について解説していきます。
このケースの大きな特徴としては、次の2つかなと思ってます。
- デスクトップ向けCPU, GPUを搭載可なコンパクトなケース
- ドライブベイ数は多め
では、1つ1つ詳しく解説していきます。
デスクトップ向けCPU, GPUを搭載可なコンパクトなケース
デスクトップパソコンに性能とコンパクトさを求めるのであれば、ピッタリのケースと言えるでしょう。
これ以上コンパクトとなると、スペースの関係からCPU, GPUパーツが省電力、低発熱設計のモバイル向けとなるので性能が下がってしまうということが多いです。
それでもよければ、もっと省スペースのパソコンはありますが、最低でもデスクトップパソコン向けのパーツ内で、ある程度高性能を維持しつつ、コンパクトさが欲しいという場合には、このぐらいのケースサイズになっているかと思います。
サイズは、仕様にも記載しましたが、266 mm (W) x 210 mm (H) x 412 mm (D)となっています。
ミドルタワーケースぐらいになると、1辺400~500mmぐらいになってくるので、デスクトップパソコンの中ではコンパクトな方かなと思います。
ドライブベイ数は多め
このケースのドライブベイ数は、次の通りです。
5.25インチベイ ⇒ 1
3.5/2.5インチベイ ⇒ 3
2.5インチベイ ⇒ 9
場所を取りがちな5.25インチベイとストレージを合計11個搭載できます。
このコンパクトさで、なんとストレージを11個も搭載できるようです。
そこらのミドルタワーケースと同程度がそれ以上搭載できる感じですね。
まとめ:コンパクトなデスクトップパソコンを組みたい方向け
PCケース「SilverStone SST SG12B」を紹介しました。
デスクトップ向けのCPU, GPUを搭載できるPCケースの中では、コンパクトな方だと思います。
コンパクトさと性能を両立させたい!という方には、おすすめのケースですね。
どうも、ケンさん(



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