
SilverStone Primera PM01は、フロントにある大型のメッシュ構造が大きな特徴のケースです。
デザインと仕様、特徴、BTOパソコンの有無などについて解説していきます。
目次
SilverStone Primera PM01の外観
まずは、SilverStone Primera PM01の外観を簡単にチェックしていきます。
(By SilverStone)
このケースを見た時に一番に目に入るのが、フロントパネルの大きなメッシュ構造部分とその奥にあるLEDファンだと思います。
フロントパネルは、スポーツカーのインテイクグリルをヒントにしているようです。
機能的にも優れており、140mmの大型のケースファンが3つ搭載することができるので、十分な風量を確保することができそうですね。
なお、このLEDのケースファン3つは標準搭載、加えて、リア用に140mmのケースファンが1つ標準搭載されています。
また、120mmのケースファンにも対応しているので、他にお気に入りのファンを持っている場合は、搭載できる可能性が広がりますね。
フロントパネルの大部分の領域をファンで使用しているので、5.25インチベイは無しです。
(By SilverStone)
トップ部分は、後ろに行くにつれ徐々に高くなっていることが分かります。
また、この画像の角度では分かりにくいですが、トップの中心ラインを境に、山なりのような形状をしています。
フロントパネルは、スポーツカーをヒントにしたとありましたが、トップ部分も似ている部分がありますね。
スポーツカーの場合は、デザインや空気抵抗を意識して、角ばったようなデザインであったり、空気を受け流すようなデザインであったりしますが、トップ部分もそれをヒントにしたような気がします。
内部構造は、全体的にスッキリとシンプルな作りになっていますね。
下側にストレージや電源ユニットを格納する部分をまとめて覆っているので、ごちゃごちゃしていなくて良いですね。
フロントパネルのケースファン上2つが上側のマザーボードやグラフィックボードを冷却するためのファン。
下1つがストレージや電源ユニット部分を冷却するためのファンのようですね。
(By SilverStone)
裏配線側ですが、中央部分にファンを最大10個繋げることができるようにハブが搭載されていますね。
このケース自体最大7個のケースファンを搭載できるので、7個+αという感じで、ちょっと余裕の持った数があるので色々と使えそうですね。
SilverStone Primera PM01の仕様
では、細かいケースの仕様について解説します。
ケース仕様
項目 | スペック |
製品名 | SST-PM01BR-W SST-PM01CR-W SST-PM01TR-W SST-PM01WA-W |
カラー | 本体:黒、ウィンドウ:赤色LED 本体:ツヤ消し黒、ウィンドウ:赤色LED 本体:チタン、ウィンドウ:赤色LED 本体:白、ウィンドウ:青色LED |
材質 | スチール、プラスチック、アクリル |
対応マザーボード | ATX, Micro-ATX |
ドライブベイ – 5.25 | 0 |
ドライブベイ – 3.5/2.5 | 4 |
ドライブベイ – 2.5 | 5 |
拡張スロット | 7 |
サイズ | 220mm (W) x 571mm (H) x 560mm (D) |
重量 | 9kg |
I/Oポート | USB 2.0 x2, USB 3.0 x2, マイク, オーディオ |
ファン | トップ:120 x3 / 140mm x2 フロント:120/140mm x3(140mm LEDファン3つ標準搭載) リア:120/140mm x1(140mmファン1つ標準搭載) ボトム:なし |
ラジエーター | トップ:120mm x2, 240/280/360mm x1 フロント:120mm x2, 240/280/360mm x1 リア:120/140mm x1 ボトム:なし |
CPUクーラー | 最大180mm |
グラフィックスカード | 最大419mm |
電源ユニット | 最大240mm |
SilverStone Primera PM01の特徴
SilverStone Primera PM01の特徴について解説していきます。
このケースの大きな特徴としては、次の2つかなと思ってます。
- フロントの全面メッシュ構造
- フロントに140mmケースファン最大3つ搭載可能
では、1つ1つ詳しく解説していきます。
フロントの全面メッシュ構造
上でも述べたように、フロント部分の大きなメッシュ構造と大きなケースファンが特徴ですね。
標準でフロントのケースファン3つとリアのケースファン1つを搭載しています。
フロント側の3つは、LED仕様ですね。
メッシュ構造になっているので、エアフローをしっかりと確保することができます。
加えて、フィルターを搭載しているので、内部にホコリを極力シャットアウトできる構造になっています。
フロントに140mmケースファン最大3つ搭載可能
フロントパネルには、大型の140mmケースファンを3つ搭載できるので、
- 高い冷却性能
- 高い静音性
を期待することができます。
そもそもファンの数が多く、また、ファンサイズが140mmと大きい部類なので、風量を確保できる分、冷却性能が高いと言えます。
静音性に関しては、ファンの数や大型なものを使用しているので、ファンの回転数を下げても、冷却するのに十分な風量を確保できます。
ファンの回転数が下げることができるということは、ファンの騒音も軽減できるので、高い静音性を期待できます。
とは言え、その場合はファンの回転数を制御する必要があるため、PWM制御が可能なケースファンが別途必要ですね。
SilverStone Primera PM01を扱っているBTOメーカー「VSPEC」
(By SilverStone)
このケースは、BTOメーカー「VSPEC」のゲーミングPC「VSPEC ゲームPC/Intel スタンダード」での取り扱いがあります。
※ホワイト、ブラックから選択できます。
そのため、自作er以外の方でも、このケースのパソコンを手に入れることができます。
ここは、PCケースやその他のパーツの種類が豊富なBTOメーカーです。
多くのBTOメーカーでは、BTOパソコンを選ぶ際に、CPUやグラフィックボードのスペックからベースモデルを選択することができますが、VSPECの場合は、これに加えて、ケースからベースモデルを選択することができます。
ケースの種類、ケースからの検索と言った特徴のあるBTOメーカーなので、PCケースにこだわりたい方におすすめですね。
まとめ:フロントのケースファンで冷却性、静音性が期待できる
PCケース「SilverStone Primera PM01」を紹介しました。
フロント部分がメッシュ構造になっていて、140mmのケースファンを3つ搭載できるケースは、そうそう多くないので、高い冷却性能や静音性を求める人には良いかもしれませんね。
どうも、ケンさん(



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