
Dirac Black Line 300Bは、デザインがシンプルでビジネス向けのスリム型ケースです。
デザインと仕様、特徴、BTOパソコンの有無などについて解説していきます。
このケースは、BTOメーカー「サイコム」のビジネス向けPC「Radiant SBX2750B360」での取り扱いがあります。
目次
Dirac Black Line 300Bの外観
まずは、Dirac Black Line 300Bの外観を簡単にチェックしていきます。
(By Dirac)
ケースは、ブラックを基調としたシンプルなデザインとなっています。
スリム型なので見た感じ小さめのケースで、サイズとしては、180mm x (H) 470mm x (D) 430mm。
高さ、奥行きはコンパクトケース、ミドルタワーケースクラスと同程度ですが、横幅が20cm未満となっており、ほっそりとしたフォルムとなっています。
スリム型ということで、サイズ感的に搭載できるグラフィックボードは制限されてくるので、3Dゲームやクリエイティブ用途は厳しい感じ。
また正直、デザイン性はあまりないので、Officeツール、メールといったビジネス向けが最適と言えるでしょう。
(By Dirac)
フロントパネルには、USB, オーディオ、5,25インチドライブベイの他に、microSD/SDカードリーダーが搭載されています。
最近では、光学ドライブやSDカードはあまり使われないので、プライベートで使う分には、不要かなという感じです。
しかし、このケースは、ビジネス向けのパソコンとなるので、多様な使い方ができるのは、強みの1つですね。
(By Dirac)
ケースの内部はこのような感じで、結構複雑です。
スリム型ケースにありがちですが、省スペースということで、この中に色々なパーツを詰め込まないといけないので、結構特殊で複雑な構造となっています。
このケースには、300Wの電源(Bronze)が付属しています。
スリム型ということで、サイズがシビアなので、わざわざ電源ユニットのサイズを確認して、購入する必要が無いので良いですね。
(By Dirac)
カラーバリエーションは、ブラックとレッドの2色。
フロントパネルとサイドパネルのつなぎ目部分の縁の色が変わっていますね。
ワンポイントだけなので、レッドにしても派手な仕上がりではなく、ビジネスシーンでも問題ない色合いですね。
Dirac Black Line 300Bの仕様
では、細かいケースの仕様について解説します。
ケース仕様
項目 | スペック |
製品名 | Dirac Black Line 300B |
カラー | ブラック、レッド |
材質 | スチール、プラスチック |
対応マザーボード | Micro-ATX、Mini-ITX |
ドライブベイ – 5.25 | 1 |
ドライブベイ – 3.5/2.5 | 1 |
ドライブベイ – 2.5 | 1 |
拡張スロット | 4 |
サイズ | (W) 180mm x (H) 470mm x (D) 430mm |
重量 | 5kg |
I/Oポート | USB3.0 ×1, USB2.0 ×2, Audio, Mic, カードリーダー(SD/MicroSD:最大SDXC64GB) |
ファン | フロント:90mm x1(標準搭載) トップ:なし リア:なし ボトム:なし |
ラジエーター | なし |
CPUクーラー | 最大65mm |
グラフィックスカード | 最大190mm |
電源ユニット | 300W電源搭載(80PLUS BRONZE) |
Dirac Black Line 300Bの特徴
Dirac Black Line 300Bの特徴について解説していきます。
このケースの大きな特徴としては、次の通りです。
- ビジネスに特化した仕様とデザイン性
- スリム型で縦置き、横置き対応で置きやすい
- スリム型ケースなので、組み立てが難しい
では、1つ1つ詳しく解説していきます。
ビジネスに特化した仕様とデザイン性
(By Dirac)
このケースは、ビジネスに特化した仕様、デザインとなっています。
ケースの幅は10cm未満なので、高性能(≒大型)なグラフィックボードは搭載できませんね。
グラフィックボードは、小型で低性能なものであれば搭載できますが、3DCAD, 3DCGと言ったクリエイティブな用途には向かないと考えた方が良いです。
また、動画編集のエンコードをグラフィックボードを使って行いたい場合も、あまりおすすめはできませんね。
拡張性に関しては、Micro ATX/Mini-ITX対応、ケースのサイズから言って、ほとんどありませんね。
デザインに関しても、かっこ良さ、オシャレさという観点でのデザイン性は皆無なので、完全に、Office, 資料作成、メールと言ったビジネス向け用途に特化したケースと言えます。
スリム型で縦置き、横置き対応で置きやすい
通常、多くのケースが縦置きのみですが、スリム型ケースの場合は、横置きにも対応している場合が多いです。
このケースも同様で、縦置き、横置きの両方に対応しているので、よりフレキシブルな設置が可能となっています。
そのため、ケースを横置きにして、その上にディスプレイを置くという使い方もできますね。
こうすることで、デスクのスペースを有効に使える場合があるので、状況に応じて色々変えることができるというのは、ありがたいです。
(By Dirac)
また、スタンドも付属しているので、縦置きする場合にはより安定させることができますね。
スリム型ケースなので、組み立てが難しい
このケースは、横幅は20cm未満とかなりのスリム型。
上でも述べたように、ケースの内部は結構複雑です。
スリム型ケースにありがちですが、色々なパーツを詰め込まないといけないので、特殊で複雑な構造となっているので、初めて自作PCをするという方には、難易度が高いと思います。
以前持っていたビジネス向けのスリム型PCを分解したことがありますが、ケースの開け方やHDD、PCIスロットの拡張カードなどの搭載方法がひと手間ふた手間ぐらい多く苦戦した覚えがあります。
Dirac Black Line 300Bを扱っているBTOメーカー「サイコム」
このケースは、BTOメーカー「サイコム」のビジネス向けPC「Radiant SBX2750B360」での取り扱いがあります。
そのため、自作er以外の方でも、このケースのパソコンを手に入れることができます。
サイコムは、LEDライティングに特化したパソコン、CPUとGPUを水冷化したデュアル水冷パソコンなどテーマ性のあるBTOパソコンを取り扱っている面白いメーカーですね。
パーツの選択肢が多くカスタマイズ性が高く、パーツのメーカーや仕様、画像も掲載されているのでカスタマイズのし易さが特徴ですね。
まとめ:Officeなどのビジネス用途に最適!
PCケース「Dirac Black Line 300B」を紹介しました。
ビジネス向けのスリム型ケースで、Office, メール、資料作成などに最適なケースです。
横置き・縦置きとフレキシブルな設置に対応しているので、デスクのスペースに合わせて色々な置き方ができます。
完全にビジネス向け用途で、ケースにかっこ良さなどのデザイン性は求めないという方には良いですね。
BTOパソコンを少しでも安く探したい方向けに、期間限定の最新セール情報をBTOパソコンのキャンペーン&割引情報【定期更新】でまとめているので、是非チェックを!!
どうも、ケンさん(



コメントを残す