
自作PCを初めてするけど、パーツの構成が合っているか不安だ。
パーツ購入時に何をチェックしておけば良いのか分からない。
という方向けに、パーツを選択するだけで、半自動でパーツ構成をチェックしてくれるツールを紹介します。
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コスパ(スコア対価格)の高さ、高性能さの観点からおすすめなCPU/GPUをデータと共に解説
・コスパ・信頼性などの観点からおすすめPCパーツも紹介しています。
目次
自作PCパーツ構成チェックツールについて
みなさん、自作PCを組む際、どのくらいのスペックにするか、どのくらいの予算にするかなど考えてパーツを選ぶのは楽しいですが、選んだパーツで問題なく組み立てられるか、動作するかなどをチェックするは面倒だと思いませんか?
例えば、
・インテル Core i9 9900Kを載せる場合、CPUソケットはLGA1151だから、マザーボードのCPUソケットがLGA1151かな。
・マザーボードの規格がATXだけど、PCケースに対応しているかな。
と確認しなければいけないことが多々あると思います。
このチェックって面倒な上に、項目が多いので忘れてしまうということもあると思います。
また、自作PCを初めてするという方は、そもそも何をチェックすれば良いのか分からず、合っているのか不安ということがあると思います。
私も初めて自作PCをする時はそうでした。
そこで、パーツを選択するだけで、”ある程度”自動でパーツ構成をチェックしてくれるツールを作りました。
先に言っておきます。
“ある程度”です。(笑)
自作PCパーツ構成 まとめてチェックツール(β)
URL:https://pc-bto-advisor.net/
ひとまず、最低限やりたかったパーツ構成チェックの機能が完成したので、β版として公開しようと思います。
まだまだ粗いところが多々あるので、期待せずに使ってください。(笑)
他にも、自動でチェックできる項目を増やしたり、価格を表示したりと色々な機能を付けたいところなのですが、思いのほか作るのに時間がかかったので、いったん打ち切って公開します。
自作PCパーツ構成チェックツールの使い方について
簡単にツールの使い方について紹介しておきます。
大きく分けて、次の3つの手順です。
- 各パーツの選択
- [チェック]ボタンをクリック
- [パーツ構成チェック]で問題の無い構成かを確認。(問題がある場合は、もう一度パーツを選択しなおします。)
1.各パーツの選択
まずは、組み立てようと思っているパーツを選択していきます。
パーツ選択部分
パーツ毎の選択画面
オレンジのパーツ名をクリックすると[パーツ毎の選択画面]のように各パーツを選択することができます。
キーワードやメーカー、その他パーツ毎の性能等で絞り込むことができます。
2.[チェック]ボタンをクリック
パーツを一通り選び終えたら、[パーツ選択部分]の[チェック]ボタンをクリックします。
3.[パーツ構成チェック]で問題の無い構成かを確認。
パーツ構成のチェック結果
クリックすると、パーツ構成チェックの欄に、確認結果が表示されます。
表示されるステータスは、「問題なし」「確認不要」「問題あり」「要確認」の4種類があります。
「問題なし」「確認不要」は、グリーンで表示され、チェック項目に対して現状の構成で問題ないことを表しています。
「確認不要」については、例えば、簡易水冷式のCPUクーラーを選択する際、PCケースが対応しているかどうかを確認しておく必要がありますが、そもそも簡易水冷式のCPUクーラーが選択されていない場合は、確認が不要となります。
「問題あり」は、レッドで表示され、チェック項目に対して何かしら問題がある場合です。
このままのパーツ構成では組み立てられないことを表していますので、選択したパーツを見直す必要があります。
ある程度、状況に応じて問題がある理由を記載しているので、それを参考に変更してみて下さい。
「要確認」は、グレーで表示され、ユーザー自身で確認する必要があることを表しています。
パーツのデータ不足により自動でチェックできない項目や選択されたパーツによってチェックできない状況があるため、そういった場合には、ユーザーがメーカーの製品ページなどから情報を得て、構成の問題ないかをチェックする必要があります。
最終的には、「問題あり」が無く、「要確認」の項目をユーザーが確認して問題が無ければ、組み立てることができます。
初心者向けに、最低限のチェック項目
初心者向けに、最低限組み立てて動作することができることを目指しています。
そのためチェックに対応していないパーツ構成やチェックしていない項目があります。
対応していないパーツ構成とは、マルチCPU(2つ以上のCPUを搭載)、複数のグラフィックボードを搭載する構成などの比較的上級者がするような構成です。
また、チェックしていない項目とは、具体的に次にような場合です。
例えば、メモリの動作クロック数とマザーボードの対応クロック数を見た時に、メモリの方が高ければ、マザーボードの最大クロック数に落として動作するので、メモリのパフォーマンスを最大限発揮できないということになります。
しかし、パソコンが起動できないということは無く、最低限、PCを組み立てて動作させることができるため、チェックはしていません。
自作PCパーツ構成チェックツールを作った理由
自作PCパーツ構成チェックツールを作った理由は、主に2つあります。
2つとも私が自作PCをする際に感じたことで、実体験に基づいています。
一.初めて自作PCをした時に、何をチェックすれば良いのか分からなかった。
CPUとマザーボードのソケット数や、ストレージの搭載数とPCケースのベイ数については、自作PCをするために少し知識を付ければ分かってくると思います。
ですが、他には何があるのかと調べていったときにバラバラに集めた情報だと、どれだけ調べても「他に何かあるのでは?」という不安になります。
そのため、これだけチェックしておけば、最低限組み立てることができて、動作させることができるチェックリストのようなものが欲しかったのです。
二.慣れてきても時々チェックすべき項目を忘れてしまうので、漏れが無いようにしたかった。
自作PCにも慣れてきて、3台目ぐらいのときにCPUクーラーのソケット形状の確認を忘れるという結構致命的なミスをしてしまいました。
ソケット形状が合わなければ、当然マザーボードに搭載することができないので、買い直しとなります。
私はその時、別の自作PCのCPUクーラーと交換することで、たまたま両方の自作PCに搭載することができたので、買い直すということは起きませんでしたが、チェック漏れと言うのは怖いな。と感じた瞬間でした。
きっと、同じように思っている人がいると思ったので、少しでもそう思っている人たちの手助けになればと思い作成しました。
不具合発生時や機能追加要望などについて
ある程度はパーツ構成のテストはしたのですが、全部の構成を試すのは到底無理なので、「この組み合わせは組み立てられないよ!」という構成が出てくるかもしれません。
また、私の知識不足で、「この場合はこういう構成ではダメだよ!」ということもあるかもしれません。
その際は、この記事のコメント欄で教えて頂けると幸いです。
あまりに不具合が多く、自作PC初心者の方々を逆に混乱させてしまうようであれば、いったん非公開にしてどうするか考えます。
また、「こういった機能が欲しい!」「これができればもっと便利になるんじゃない?」などあれば、同じく教えた頂きたいです。
どうも、ケンさん(



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