- Filmoraってどう使えば良いの?
- Filmoraの機能って何があるの?
これから動画編集をしたいという初心者の方におすすめな『Filmora
私は、Filmoraを使ってYoutube向けに動画編集をしていますが、その経験から次の3つの視点で紹介します。
- 動画編集に必要な基本的な機能【6選】
- 使用頻度は少ないが覚えておいて損のない機能【6選】
- エンコード・出力に関する機能【2選】
また、Filmoraの動画編集画面についても簡単に解説していきます。
他にも動画編集の目安スペックやおすすめPC、"無料"で5つの結婚式エフェクトが付いてくる超お得な『Filmora Wedding』についても解説しています。
ケンさん
目次
Filmoraの画面の見方
Filmoraの動画編集画面は、大きく次の3つのエリアで構成されています。
- 動画素材やエフェクトなどを選択する画面(左上)
- 実際に動画を編集するためのタイムライン画面(下部)
- 編集状況を確認できるプレビュー画面(右上)
動画編集する上で、分かりやすく構成になっているので、初心者の方でも直感的に操作することができます。
また、
- 長期利用におすすめな買い切りタイプ(※)あり
- 動画一本仕上げるのに丁度良い機能数
ということで、これから動画編集を始めたい方におすすめの動画編集ソフトとなっています。
※Filmoraでは、買い切りタイプとサブスクリプションタイプがあります。
ケンさん
特に、機能数が少なすぎず多すぎずやから、初心者の方にやさしいで!
無料の動画編集ソフトだと機能が不足していて、複数の動画編集ソフトを使ってやっと1本仕上げることができるという感じになるので効率的とは言えません。
一方で、Adobe Premiere Proのようなプロ向けで機能が多いソフトだと、どの機能を使って良いのか分からなくなってしまうことがあります。
その点で、Filmora
私がYoutube向けに動画編集をする上で、たまに「Filmoraだとこれができないな…」ということもあるのですが、絶対にそれができないといけないわけでは無いので、今のところ困ったことはありませんね。
どの程度のことができるのか気になるという方は、機能や試用期間が無制限(※)の無料版もあるので、ぜひ試してみて下さい。
※機能や期限は無制限ですが、Filmoraのロゴやウォーターマークが表示されます。
≫ 関連記事:Filmoraのダウンロード・購入方法をたった3ステップで解説【画像付き】
Filmoraの基本的な機能の使い方
動画編集において、必須とも言える基本的な機能の使い方について解説します。
機能①:カット
カットは、動画素材の不要な部分をカットするための機能で、無音の間、話し間違い、準備風景など不要部分を削除するためのものです。
超基本の機能な上、1動画で何回も使うことになります。
タイムラインの赤い縦棒をカットしたい部分に合わせて、カットするだけです。
その後、不要な部分を削除すればOKです。
ケンさん
ショートカットキー(Ctrl + B)で効率的に作業できるからおすすめやで!
≫ 関連記事:Filmoraのカット作業について解説!直感的で簡単
機能②:テロップ・テキスト編集
テロップ・テキスト編集は、動画で話している内容やリアクションなどをより分かりやすく、動画上にテキストを表示する機能です。
メニューの[タイトル]タブから
- テロップ
- シンプルテキスト
を選びます。
あとは、テキストを入力するだけですが、フォントや色、サイズ、デザインなど基本的な編集も簡単です。
また、デザイン付きのテロップなどをテンプレート化して、別の場所や別の動画で使うこともできるので、かなり効率があがります。
≫ 関連記事:Filmoraのテロップ・テキストの編集方法【テンプレート化で効率化】
機能③:音量調整
音量調整は、素材の動画や音声の音量を調整する機能です。
撮影したものの編集しようとすると意外と音が小さかった…
などの場合に、音を上げたり、下げたりして調整することができます。
素材動画を右クリックして、[オーディオを調整する]から調整することができます。
≫ 関連記事:Filmoraの音量調整方法について
機能④:再生速度調整(スローモーション・倍速等)
再生速度の調整をすることで、スローモーションにしたり、早送りにしたりすることができます。
- ビックリした場面などをスローモーションにしたり
- 特に中身のない作業風景を早送りにしたり
と動画の編集スタイルにもよりますが、結構な頻度で使いますね。
素材動画を右クリックして、[スピードと再生時間]から調整することができます。
調整幅は、0.01倍~100倍と広いので、状況に応じて細かい調整が可能。
≫ 関連記事:Filmoraの倍速機能の使い方【超簡単】
機能⑤:写真や動画を重ねて表示
メインの動画上に補足説明などをしたい場合に、画像や動画を重ねて表示したい時があります。
タイムラインに、重ねて表示したい素材をドラッグ&ドロップするだけで、メインの動画とは別にレイヤーが追加され、表示することができます。
後は、良い感じにサイズ調整すればOKです。
≫ 関連記事:Filmoraで写真・動画を重ねて表示する方法
機能⑥:モザイク処理
モザイク処理は、個人情報(名前、住所等)、映るとまずいものを隠すための機能です。
モザイクは、[エフェクト]タブの[ユーティリティ]から選ぶことができます。
タイムライン上の素材動画に、ドラッグ&ドロップで適用します。
適用範囲は、素材動画単位なので、モザイクの適用時間を絞り込みたい場合は、カットを使って素材動画を区切った上で使いましょう。
その後、モザイクのタイプ、ぼかし具合、不透明度を調整します。
≫ 関連記事:Filmoraのモザイク機能について解説。できることできないこと。
≫ 関連記事:Filmoraのダウンロード・購入方法をたった3ステップで解説【画像付き】
Filmoraの覚えておいて損のない機能の使い方
次に、動画編集する上で使用頻度は高くないものの、動画の表現できる幅が広がるので、覚えておいて損のない機能を解説します。
機能①:分割表示(画面分割/ワイプ)
分割表示は、次の2種類があります。
- 2, 3画面を等間隔に分割して表示
- ワイプのように右下などに写真や動画を表示
複数のカメラで撮影して、同時に表示したい時やゲーム実況で自分の顔をワイプで表示させたりと動画の表現・演出の幅を広げることができます。
等間隔に分割する方法は、メニューの[分割表示]から選ぶことができます。
また、ワイプで表示する方法は、タイムラインのメインの動画素材の上に、ドラッグ&ドロップでワイプの動画を追加します。
そのままだとサイズが大きいと思うので、小さくサイズ調整すればOKです。
≫ 関連記事:Filmoraの分割表示やワイプ表示のやり方を徹底解説
機能②:録音・録画(ナレーションやPC画面上で解説など)
録音・録画機能は、PCマイクの録音、PC画面やカメラ映像の録画ができる機能です。
- 後付けでナレーションを付けたい時
- 会話で嚙み過ぎて編集ではカバーしきれない場合に、もう一度音声だけ撮り直したい時
- PC画面上で何か解説をしたい場合
このような時に重宝する機能ですね。
ケンさん
動画編集ソフト内でできるとデータの取り込みの手間とかが減るからありがたいで!
録音・録画機能は、[メディア]の[録画/録音]メニューから選択できます。
それぞれの細かい使い方や設定などについてはこちらを参考にして下さい。
≫ 関連記事:Filmoraの録画・録音機能【ナレーション・PC画面解説に最適】
機能③:ノイズ除去
ノイズ除去機能は、音声のノイズを除去、または、聞こえにくくする機能です。
新しい撮影機材や撮影場所によっては、音声にノイズが入ってしまうことがあります。
音声を撮り直しできる場合であれば、撮り直した方が良いのですが、一発撮りで撮り直すことができないということも多いです。
そんな時に、編集側のノイズ除去機能で、ある程度対応することができます。
ノイズ除去機能の使い方は、タイムラインの素材動画を右クリックして、[オーディオを調整する]を選択します。
オーディオ調整画面にて、「弱」「中」「強」の3段階で調整することができます。
≫ 関連記事:Filmoraのノイズ除去について解説
機能④:トリミング
トリミングは、動画や画像の不要な部分を除いて構図を整える機能です。
- 周囲に映った余計な部分を取り除く
- 画角を広く撮影したが、周囲に情報が無いので周囲を切り取りたい
という場合に使える機能で、Filmoraでは「クロップ」と言います。
素材動画を右クリックして、[クロップとズーム]を選択し、切り取りたい部分を指定すればOKです。
動画の時間経過と共に、切り取り場所やズームの倍率を変化させるという設定もできるので、編集の幅が広がります。
≫ 関連記事:Filmoraのトリミング(切り取り)の編集方法を解説
機能⑤:イコライザ
イコライザは、音源(音声・BGM・効果音等)を周波数ごとに音量を調整することができる機能です。
そのため、周波数の低い部分(低音)の音量を上げて強調するようにしたり、周波数の高い部分(高音)の音量を下げて弱めたりすることができます。
イコライザの使い方は、タイムラインの素材動画を右クリックして、[オーディオを調整する]を選択して、[イコライザ]欄で設定を変更します。
元々用意されているプリセットを使っても良いですし、自分でカスタマイズすることもできます。
≫ 関連記事:Filmoraでイコライザーをカスタマイズする方法
機能⑥:キーフレーム編集
キーフレーム編集は、動画のフレーム単位に、スケール(拡大縮小)、位置、透明度、回転を簡単に設定することができる機能です。
ポイントを2か所設定することで、その間のフレームで設定内容を流れるように反映してくれます。
この機能を使って、動きのある被写体を追従するような編集を手軽にできます。
キーフレーム機能の使い方は、次の通りです。
- タイムラインの動画をダブルクリック
- タブの[アニメーション] -> [カスタマイズ]
- [追加]ボタンでポイントを追加
- ポイント時点でのスケール、位置、透明度、回転を設定
≫ 関連記事:Filmoraのキーフレーム機能で動く被写体をカメラが追従する映像に編集する方法【新機能】
≫ 関連記事:Filmoraのダウンロード・購入方法をたった3ステップで解説【画像付き】
Filmoraのエンコード・動画出力機能の使い方
最終的には、編集した動画をエンコードすることで、一本の動画へと変換する必要があります。
その際に役立つFilmoraの機能を解説します。
機能①:GPUアクセラレーション(エンコード速度向上)
Filmoraでは、エンコード処理をGPU(グラフィックボード)で行うことができ、エンコード時間を短縮することができます。
通常、エンコードはCPUで行いますが、これを演算能力の高いGPUで行うことで、エンコード時間を短縮するというものです。
この機能を使うには、パソコンにNVIDIAやAMDのグラフィックボードが必要です。
使い方は、エンコード設定画面で出てくる[GPUアクセラレーションを有効にする]のチェックをONにします。
チェック後、一度Filmoraを再起動しないと設定が反映されないようです。
≫ 関連記事:FilmoraのGPUアクセラレーションを解説!エンコード速度比較
機能②:動画出力(Youtubeへアップロード可)
Filmoraでは、数多くの出力形式に対応しています。
出力形式は、単純にMP4などの拡張子で指定できるほか、iPhoneなどのスマホ、ゲーム機器に適した形式、DVDに適した形式なども用意されています。
ワンタッチで選ぶだけなので非常に簡単ですね。
また、Youtubeのアカウントと紐づけておくことで、エンコードした動画をそのままアップロードしてくれる機能(※)もあるので、Youtubeをしている方におすすめです。
※公開状況や概要欄、タグなどの設定はできますが、サムネイルなど無理なものもあるので、Youtubeの管理画面での設定は必要になります。
ケンさん
エンコード後に勝手にアップロードしてくれるのはひと手間が減るからありがたいで!
≫ 関連記事:Filmoraの出力方法と出力形式・設定について徹底解説
≫ 関連記事:FilmoraでYoutubeに動画をアップロードする機能を試す。
≫ 関連記事:Filmoraのダウンロード・購入方法をたった3ステップで解説【画像付き】
まとめ:基本機能が使い易くまとまった動画編集ソフト
動画編集ソフト『Filmora
- 直感的で分かりやすい操作性
- 長期利用におすすめな買い切りタイプ(※)あり
- 動画一本仕上げるのに丁度良い機能数
ということで、これから動画編集を始めたい方におすすめの動画編集ソフトとなっています。
※Filmoraでは、買い切りタイプとサブスクリプションタイプがあります。
他にも色々な機能がありますが、実際に動画編集する中で徐々に覚えていけば良いので、気になった方は無料版で、
- どんなことができるのか
- 操作性はどのような感じか
などを試してみてください。
≫ 関連記事:Filmoraのダウンロード・購入方法をたった3ステップで解説【画像付き】
≫ 関連記事:Filmoraの特徴や機能、ライセンスなどをまとめて解説
他にも動画編集の目安スペックやおすすめPC、"無料"で5つの結婚式エフェクトが付いてくる超お得な『Filmora Wedding』についても解説しています。
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