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CPUクーラーの選び方を自作PC初心者に向けて解説

自作PCを初めてするけど、CPUクーラーってどう選べば良いの?
そもそもCPUに付属しているリテール品ではダメなの?
空冷式と水冷式ならどっち?
という方に向けてCPUの選び方を解説していきます。

 

CPUクーラーの選び方(重要ポイント:冷却方式・ファンサイズ)

CPUクーラーを選ぶ際に重要なポイントは、「冷却方式」と「ファンサイズ」です。

CPUクーラーの最大の役割はCPUの冷却ですが、この2点がその冷却性能を大きく左右します。

 

選ぶ際の重要ポイント①:冷却方式

まずは、冷却方式についてです。

冷却方式には、「空冷式」と「水冷式」があります。

 

空冷式のCPUクーラー

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空冷式は、CPUからの発熱をCPUクーラーのヒートシンク(金属部分)に伝えた後、搭載しているファンによって冷却します。

ヒートシンクの隙間に比較的冷たい空気を流すことで冷却します。

 

水冷式のCPUクーラー

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水冷式は、水をパイプを通して循環させることで冷却します。

CPUからの発熱を水冷ヘッドに伝え、温まった水をパイプを通してラジエーターに流します。

ラジエーターとファンによって、温まった水を冷却し、再度CPUの方に送られるという仕組みです。

 

冷却性能については水冷式CPUクーラーの方が高いです。

また、冷却できる上限についても水冷式の方がファンの搭載数が多くなるということもあり、水冷式の方が高いです。

しかし、空冷式でも十分に冷却することができるので、無理に水冷式にする必要は全くありません。

 

私は、Intel Core i7 7700KのCPUを空冷式のCPUクーラーで運用しています。

データ分析という特殊な用途でしようしているので、CPU使用率が1日中100%近くになることがありますが、不具合や強制終了などは発生したことがありません。

ファンの回転数が上がるので、少々心配というのはありますが。。。

 

そのため、高負荷な処理をし続ける、オーバークロックをする、Core i9のようなハイパフォーマンスCPUを使うというようなことが無ければ、冷却性能は空冷式のCPUクーラーでも問題ありません。

 

 

選ぶ際の重要ポイント②:ファンサイズ

ファンサイズも冷却性能に大きく関わっています。

サイズが大きければ大きいほど、送ることができる風量が多いので、結果として冷却性能が高いと言えます。

 

また、ファンのサイズが大きい方が静音性にも優れています。

サイズが大きいものと小さいものを比較した際に、同じ風量を送ろうとするとサイズの大きい方が回転数が少なくて済みます。

そのため、ファンの音の原因となるモーター音が小さくなるので静音化に繋がります。

 

これらのことからファンサイズはできるだけ大きいものを搭載できるCPUクーラーがおすすめです。

しかし、ファンを大きくするとCPUクーラー全体が大きくなってくるので、ケースに収まらないという場合もあるので注意が必要です。

 

 

CPU付属のリテールクーラーと社外品CPUクーラーについて

上でCPUクーラーの性能について解説しましたが、CPUクーラーは、CPUに付属しているもの(リテールクーラー)もあります。

一方で、ハイエンドなCPUの場合は、リテールクーラーの冷却性能では不十分なため、もともと付属していないことが多いのでCPUクーラーを別途用意する必要があります。

 

そのため、CPUにリテールクーラーが付いている場合はそれを使っても良いですし、付属していても冷却性能や静音性に不満がある場合には、別途購入しても構いません。

 

 

CPUのリテールクーラーの付属有無の見分け方について

CPUクーラーが付属しているかどうかについては、CPUがハイエンドなものかどうかで決まります。

 

プロセッサ名が次のようになっている場合、CPUクーラーが付属していないので、別途CPUクーラーを購入する必要があります。

Intel:末尾「K」「X」

AMD:末尾「X」

例)インテル Core i9 9900”K”、AMD Ryzen 5 2600”X” など。

 

高性能なCPUの場合は発熱量も増えるので、それに伴って高い冷却性能も必要になってきます。

しかし、リテールクーラーでは、高い冷却性能を出せないので、CPUクーラーを用意してくださいということです。

 

Intelのリテールクーラー

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リテールクーラーの場合、ファンのサイズが小さいので、高負荷時で回転数が上がった際は、ファン音が非常にうるさいです。

上の空冷式のCPUクーラーの画像と比較してもファンのサイズが小ささが分かると思います。

 

これが気になるという方は、ファンサイズの大きいCPUクーラーを購入することをおすすめします。

 

 

CPUクーラーを選ぶ際の注意点

CPUクーラーを選ぶ際の注意点について解説します。

 

ここでは実際に自作PCを組み立てる際に、これだけは最低限クリアしておかないとパーツの形状等が合わず、組み立てや動作させることができませんよ。という注意点について解説します。

 

もし間違えてしまうと、パーツを買いなおす必要が出てくるので、よく確認しましょう。

 

CPUクーラーの場合は、次の3点です。

  1. ハイエンドCPUの場合、別途CPUクーラーが必要
  2. 用意する場合、CPUクーラーとマザーボードのソケット型
  3. 水冷式の場合、PCケースに対応しているか。
  4. CPUクーラーがメモリに干渉しないか。

 

では、順に解説していきます。

 

 

ハイエンドCPUの場合、別途CPUクーラーが必要

これは、上でも述べましたが、ハイエンドなCPUの場合は、リテールクーラーが付属していないので、CPUクーラーを別途購入する必要があります。

見分け方については、上を参考にしてください。

 

CPUクーラーを用意する場合、CPUクーラーとマザーボードのソケット型

CPUクーラーの搭載可能なソケット型とマザーボードのソケット型を合わせる必要があります。

 

一般的に、CPUクーラーは複数のソケットに対応しています。

例えば、CPUをCore i7 7700Kにして、CPUクーラーを「虎徹 MarkⅡ」にしたい場合を考えてみます。

 

この時、CPUクーラーの対応ソケットは、次のようになります。

・Intelソケット:775 / 1150 / 1151 / 1155 / 1156 / 1366 / 2011 / 2011(V3)

・AMDソケット:AM2+ / AM3+ / FM1 / FM2+ / AM4」

 

一方で、マザーボードは、Core i7 7700K対応のLGA1151ソケットのものを選択しているはずなので、このCPUクーラーは対応しているということになります。

 

水冷式の場合、PCケースに対応しているか。

水冷式のCPUクーラーを搭載する場合は、冷却ユニット(ラジエーター + ファン部分)をPCケースに取り付ける必要があります。

しかし、全てのケースで取り付けることができるわけでは無いので、取り付け可能かどうかをPCケースの仕様を見て確認する必要があります。

 

また、ケースによって搭載できるラジエーターのサイズも変わってくるので、そのサイズに収まるものを用意しましょう。

 

CPUクーラーがメモリに干渉しないか。

場合によっては、CPUクーラーがメモリに干渉してパーツを接続できないということが起きます。

 

次のことを満たしていると干渉する場合があります。

・ヒートシンク付きのメモリ

・サイズの大きいCPUクーラー

 

左:ヒートシンク付きメモリ、右:大きいCPUクーラー

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マザーボードの画像

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マザーボードのCPUクーラーの設置場所とメモリスロットの位置が近いので、ヒートシンクにより背が高くなっているメモリとCPUクーラーのファン部分あたりが接触する場合があります。

 

ただ、製品の仕様に明確にサイズが記載されているわけでは無いので、購入前に調べるのは難しいかもしれません。

はっきり言って、それぞれのパーツを見て感覚で判断するという感じになります。(笑)

そのため、心配という方はヒートシンクの付いていないメモリをおすすめします。

 

まとめ:CPUクーラーの選び方で重要なのは、冷却方式とファンサイズ

CPUの性能を決める重要なポイントは、冷却方式とファンサイズという話をしました。

 

基本的に、ハイエンドなCPUや高負荷時が予想される使用用途以外は空冷式でも冷却性能は問題ありません。

正直、手を出しやすいのは空冷式なので、初めて自作PCをするという方は、空冷がおすすめです。

 

あとは、ファンサイズですね。

大きければ大きいほど風量が増すため、冷却性能が上がり、静音性が増すという解説をしました。

冷却性能だけでなく、騒音もちょっと気になるタイプという方は、リテールクーラーではなく社外品のCPUクーラーの方が良いと思います。

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